坂城町 令和7年度長野県千曲建設事務所さんとの意見交換会

 先日(6月26日)、坂城町役場講堂で、毎年恒例の長野県千曲建設事務所(所長:足立修さん)との意見交換会を行いました。

 千曲建設事務所さんからは、坂城インター線延伸事業、名沢川砂防事業、谷川砂防事業、入川砂防事業など各種事業のご説明と昨年に続いて実施いただける、「坂城ッズ防災わいわい塾」(今年は村上小学校)などの詳細なご説明をいただきました。

 また、坂城町からは、道路関連、橋梁関連など8か所の建設関連事業の説明と要望を行いました。

 坂城町での大型インフラ工事である、主要地方道坂城インター先線工事は、令和6年度の事業認可を受けての具体的なご説明をいただきました。

 坂城町の皆さんが待ち望んでいる、坂城インター線をさらに延長し、千曲川に橋梁を架け、国道18号バイパスと接続する工事についても、令和14年度までに完成という具体的なご説明をあらためていただきました。 素晴らしいですね。

 坂城町としても全力を挙げてフォローしていきたいと思います。

 最後に恒例となりました、千曲建設事務所さんに飾っていただけるように坂城のバラをプレゼントしました。

▼右端に、足立修千曲建設事務所長さん

坂城町長 山村ひろし

坂城町 親子で体験「川の学校」開講!

 6月21日(土)、22日(日)の2日間、さかきふれあい大学専門講座「川の学校」が開催され、小学生と保護者の28名が参加しました。
 本講座は、千曲川で生息している魚を間近で見て学ぶもので、つけば小屋「魚とし」の後藤敏一さんと後藤正一さんを講師に毎年開催しています。
 1日目は、川のごみ拾いから始まり、今回初めてとなる国土交通省千曲川河川事務所様と共催し、講座を行いました。また、ナマズのつかみ取り体験を挟みつつ、仕掛け作り、川への仕掛けの設置までを親子で協力し楽しく体験しました。
 2日目は、仕掛けの引き上げ体験、船に乗って中州上陸体験を行った後、川魚朝食体験をしました。
 仕掛けの引上げ成果は、スッポンやナマズが獲れ、獲れた瞬間には、大人も、子供たちも興奮していました。
 その後、後藤さんが用意していただいたナマズの味噌汁、アユの串焼き、ウグイの天ぷらを皆でいただき無事閉講いたしました。

 この2日間をとおして、梅雨の時期とは思えない厳しい暑さの中となりましたが、熱中症対策をしつつ、参加した子ども達は眺めているだけではわからない千曲川のことについて学び、普段経験できない体験ができ、終始笑顔で大満足の学校となりました。
 

坂城町長 山村ひろし

千曲坂城消防本部の隊員 消防救助技術で上位大会へ

 6月14日(土)に開催された第43回長野県消防救助技術大会において、千曲坂城消防本部が、陸上の部「ほふく救出」と水上の部「溺者搬送」で功績を残し、長野県代表として7月と8月に分かれた行われる上位大会へ出場することになりました。

 水上の部「溺者搬送」は、7月18日(金)神奈川県で開催される第53回消防救助技術関東地区指導会に出場します。(訓練内容:2人1組(要救助者を含む)で、救助者が「じゅんか飛び込み」で入水後、要救助者を注視しながら近づき、チンプールで確保した後、ヘアーキャリーにより救助する訓練)

 陸上の部「ほふく救出」は、8月30日(土)兵庫県で開催される第53回全国消防救助技術大会に出場します。(訓練内容:3人1組(要救助者を含む)で、1人が空気呼吸器を着装して長さ8mの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する訓練)

 上位大会は、真夏の暑い中での大会となりますが、長野県代表として頑張ってください!

▼【左から】山村町長、砂川嶺さん、西村潤さん、丑丸俊輝さん、梅田凌空さん、田中消防長

千曲坂城消防本部表敬訪問
千曲坂城消防本部表敬訪問

坂城町長 山村ひろし

 

令和7年度 第1回坂城経営フォーラムが開催されました

 昨日(6月24日)、坂城テクノセンターで令和7年度第1回坂城経営フォーラムが開催されました。

 講師は「富士通Ontennaプロジェクトリーダー」の本多達也さんです。 約1年前に講演のお願いをしておりましたが、ようやく昨日の講演が実現しました。 素晴らしく若き、「ソーシャル・イントラプレナー」の登場です。 以下の坂城ニュースよりご覧ください。

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 6月24日(火)坂城テクノセンターで「令和7年度第1回坂城経営フォーラム」が開催され、富士通Ontennaプロジェクトリーダー 本多達也さんによる「世界中のろう者へOntenna(オンテナ)を届けるために~共創デザインと心の余白」を演題とする講演が行われました。

 講演では、最初に、振動と光によって音の特徴を感じることのできるアクセサリー型装置「オンテナ」を参加者に配布し、どのような装置であるか実際に触れつつ説明されていました。

 その後、学生時代にろう者と始めた研究を企業で製品化し、全国に普及させる「ソーシャル・イントラプレナー(社会課題を解決する社内企業家)」という働き方について講演をされていました。参加された方は、本多さんが実践されたことなどを聴きつつ、これから活動していくうえでのヒントを学んでいました。

「オンテナ」については以下をご参照ください。

https://ontenna.jp

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坂城町長 山村ひろし

令和7年 第2回坂城町議会定例会 閉会あいさつ

 本日(6月20日)、令和7年第2回坂城町議会定例会が閉会しました。 

 以下、閉会のあいさつを掲載させていただきます。

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 令和7年 第2回 坂城町議会定例会 の閉会にあたり、ひと言ごあいさつを申し上げます。

 6月9日に開会されました本定例会は、本日までの12日間にわたりご審議をいただきました。

 提案いたしました 人事案件、条例の制定、条例の一部改正、一般会計 補正予算(第一号)、並びに、追加議案として本日上程いたしました 一般会計 補正予算(第二号)も含め、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。

 さて、今年も梅雨入りし、今後 台風のシーズンを迎えるにあたり、改めて 防災意識の向上と、災害時における 命を守る行動 の周知徹底を図るとともに、自主防災活動の充実につなげていただけるよう、全区長さんを対象とした「防災説明会」を 7月1日に開催し、ハザードマップの見方や、避難情報のポイント、避難行動フローなどについて ご説明をさせていただく予定としております。

 また、8月31日には、四ツ屋・戌久保を除く坂城地区の皆さんを対象に、坂城小学校において 町総合防災訓練 を実施いたします。 今年度は、大型地震を想定しての各種訓練を計画しておりますので、こうした機会を通じ、町民の皆様にも、日頃から 災害への備えを進めていただく契機にしていただければと考えております。

 さて、鉄の展示館では、8月31日まで、「第15回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術 展覧会」を開催しております。本展覧会では総合的工芸品である日本刀の世界及び日本刀文化について 理解を深めていただくため、コンクールの受賞作品を一般に公開しておりますので、多くの皆様にご来館いただければと思っております。

 また、7月5日土曜日には、南条小学校の音楽堂におきまして「第47回納涼音楽会」を計画しております。

 納涼音楽会実行委員会では、町内音楽団体のほか、久しぶりに町内すべての小中学校も参加して、全10団体の皆さんが開催に向け、準備を進めておりますので、ご期待いただければと思います。

 また、7月12日には、地域の交流と文化活動の推進を目指して「隣保館ふれあい交流フェスティバル」を開催いたします。

 隣保館で活動するサークルの作品展示やダンスなどのグループ発表を同会場で行うとともに、中心市街地コミュニティセンターでは、フルート奏者の 斎藤 寛 さんらを お招きし、フルート、オーボエ、ファゴットの木管楽器三重奏による「ゆらぎの癒しコンサート」も開催いたしますので、大勢の皆様の ご来場をお待ちしております。

 続きまして、今年で48回目を迎える夏の風物詩「町民まつり 坂城どんどん」につきましては、企画委員会及び実行委員会において、8月2日土曜日に横町・立町通りで開催することに決定いたしました。

 今年は、特別ゲストとして、食器や空き缶、ペットボトルなど 身近なものを楽器に変えて演奏する日用品演奏ユニット「kajii(カジー)」さんをお招きします。当日は、子どもたちが手作り楽器を制作し、それを使って一緒に演奏する演出も計画しており、楽しいパフォーマンスと、ものづくりの楽しさを体験していただきたいと思っております。このほか、恒例のビアガーデン、子ども広場、おどり流しなども計画されており、大人も子供も 楽しめる催しとなるよう、準備を進めてまいります。

 また、8月15日には、文化センターにおきまして、成人式から数えて70回目となる「二十歳のつどい」を開催いたします。

 現在10名の実行委員の皆さんを中心に準備が進められておりますが、議員の皆様にも式典のご案内を申し上げますので、是非 ご出席いただき、二十歳の皆様方をお祝いしていただきたいと存じます。

 また、8月23日には、「坂城・千曲 薪能」が 町体育館(文化センター体育館)を舞台に開催されます。

 今回は、坂城町と千曲市の能楽愛好団体が協力しての共同開催方式として、町の特命大使であり能楽師重要文化財総合指定保持者の 松木 千俊 師、狂言師の 野村 裕基 師をお招きし、日本屈指の演者による能楽が披露されます。伝統芸能である能楽を後世につなぐとともに、町の文化・芸術の振興、また伝統文化の継承のためにも、大勢の皆様にご来場いただき、夏の夜の幽玄の世界を堪能していただければと思います。

 さて、来月は、第27回参議院議員通常選挙が、現在の国会の会期でいきますと、7月3日公示、7月20日投開票の予定となっております。この予定で行きますと、公示日翌日の7月4日から役場1階で期日前投票が可能となりますので、町民の皆様には 棄権することなく投票をお願いいたします。

 さて、不安定な世界情勢などで、燃料価格をはじめ、諸物価の高騰が続いております。今議会で補正予算をお認めいただきました「定額減税 調整給付金 不足額給付」につきましては、対象となる皆様方に対し円滑に支給することができるよう準備を進めてまいります。また、「こども福祉医療費 窓口負担無償化に係る経費」及び「新型コロナウイルス 予防接種に係る経費」につきましても、実施に向けて遅延なく準備を進めてまいります。

 また、介護予防施設「ふれあいセンター」のボイラー設備故障に伴う補修工事につきましても、早期復旧に向けて取り組んでまいります。

 気象庁の長期予報によりますと、今年の夏も厳しい暑さになることが予想されております。町民の皆様におかれましては、こまめな水分補給や適切な冷房の使用など、屋外だけでなく屋内におきましても熱中症対策を取っていただくようお願いいたします。

 議員各位におかれましても、健康に十分留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

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坂城町長 山村ひろし

坂城町 町内3小学校で「能楽教室」 が行われました!

 6月16日、17日の2日間で、町内3小学校において重要無形文化財総合指定保持者で観世流能楽師である松木千俊先生による能楽の特別授業が行われました。

 子供たちは、松木先生に室町時代から続く日本の古典芸術である能楽についてわかりやすく教えていただくとともに、能で使う面(おもて)を実際にかけさせてもらう体験をさせていただきました。間近で見る般若などの面に少し怖がりつつも、興味深々に面をかけ、お友達と面を見せ合っていました。その後は、先生方がステージで仕舞が披露され、子供たちは、歴史と文化を感じるように鑑賞していました。

 8月23日(土)に、坂城町文化センター体育館で開催される『第5回坂城・千曲薪能(たきぎのう)』が予定されており、野村萬斎さんの長男である野村裕基さんによる狂言「茶壺」や、松木千俊さんによる能「船弁慶」が行われますので、ぜひこの機会に能と狂言をご覧ください。

坂城町長 山村ひろし

令和7年度 坂城町 松くい虫被害防除のための薬剤空中散布

 本日(6月19日)早朝、松くい虫による被害が拡大傾向にあることから、総合的な松くい虫防除対策の一環として、人の手による伐倒駆除や予防が困難な場所である自在山風致地区(上平)及び葛尾山風致地区(苅屋原)において、ヘリコプターによる空中散布を実施しました。

 また、葛尾山風致地区(苅屋原)の人家に近い箇所では、無人ヘリコプターによる薬剤の散布も行いました。

 何よりも安全性に配慮し、リスクコミュニケーションをしっかりと行い、薬剤の散布を行っております。

 本日のヘリコプターによる薬剤散布は、夜明けころから実施し、苅屋原地区で実施した無人ヘリコプターによる薬剤散布も、午前6半ころには終了しました。

 地元地区の皆様のご理解、ご協力ありがとうございました。

 なお、苅屋原地区での無人ヘリコプターによる薬剤の散布は7月7日にも行います。

▼以下の写真、上平地区での有人ヘリによる散布(2枚)、苅屋原地区での無人機による散布(2枚)

坂城町長 山村ひろし

「ワン・コイン・コンサート in 坂城町」

 本日(6月18日)、坂城町文化センターで上田地域定住自立圏連携プログラムとして、サントミューゼ ワン・コイン・コンサート 「髙橋洋太 コントラバス・コンサート」が開催されました。
 髙橋洋太さんのコントラバス、高田有莉子さんのピアノです。

 コントラバスのソロのコンサートはあまり聴く機会がありません。 そのため、多くのお客さんが来られ、文化センターのホールが満席の状態でした。

 特に、コントラバスのための曲「マーティン作曲:テンパラメンタル」は初めて聴きましたが、大変ダイナミックな曲で、コントラバスの素晴らしさを堪能させていただきました。

 以下、演奏終了後のサイン会での写真です。

 曲目は添付のプログラムの通りですが、アンコールで2曲も演奏して頂きました。 

 素晴らしい演奏をありがとうございました。

坂城町長 山村ひろし

更埴防犯協会連合会女性部坂城地区が表彰されました

 先日(6月5日)、更埴防犯協会連合会女性部坂城地区の皆さんが表彰され、そのご報告に坂城町役場へお出でいただきました。 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 6月5日(木)地域安全活動をとおして安全で安心なまちづくり貢献されているとして「更埴防犯協会連合会女性部坂城地区」に、公益社団法人長野県防犯協会連合会及び長野県警察本部から表彰状が授与され、6月12日(木)山村町長を表敬訪問されました。

 同団体は、長野県防犯協会連合会の傘下団体であり、主に県や警察、市町村等の関係機関と連携し、詐欺に関するチラシの配布や出前講座の開催等を実施するなど、防犯啓発活動を行っています。また、非行防止活動にも取り組んでおり、少年刑務所への視察参加をとおして、対象少年とともに紙芝居制作などの立ち直り支援活動への協力も行っています。
 結成は、平成6年11月で、活動年数は30年と長きにわたり、その功績が評価され本表彰に至りました。

▼(左から) 塚田美知子さん、山村町長、宮嶋かつ美さん、藤森住子さん

坂城町長 山村ひろし

坂城町 第15回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会 授賞式

 先日(6月7日)、第15回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会 授賞式(主催:公益財団法人 日本刀文化振興協会、坂城町)が坂城町鉄の展示館で開催されました。(8月31日まで開催)

 今回で15回目ですが、このうち、連続して、11回を坂城町で開催していただいております。大変、名誉でもあり、素晴らしいことです。 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 6月7日(土)中心市街地コミュニティセンター(鉄の展示館ホール)で、公益財団法人日本刀文化振興協会と町の主催による「第15回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の授賞式が開催されました。
 本展は、作刀、研磨、外装という日本刀制作技術を一同に集め、技術の向上、人材育成を図るとともに、その成果を広く公開して、総合芸術である日本刀文化の理解を深めてもらうため、平成22年から開催されているもので、鉄の展示館で8月31日(日)まで開催されています。

 最高賞をとられたのは、岡山県在住の上山陽三さんで、「文部科学大臣賞」ならびに「経済産業大臣賞」をとられました。

 また、このほかにも、作刀、研磨、外装の各部門に優秀な作品が出品され、厳正な審査の結果、坂城町在住で宮入刀匠の一門である宮入 陽さんが作刀部門で『公益財団法人日本刀文化振興協会会長賞』を受賞されました。

 また、同時に行われた「第9回特別公開部門”Sword Oshigata Art”部門」では、下村容子さんが『優秀賞第二席』を受賞されました。

 本展開催期間中は、作刀部門、研磨部門でそれぞれ最高賞を獲得された「刀匠 上山陽三さん」と「研師 阿部聡一郎さん」によるギャラリーセッションやなかなか体験できない小柄小刀づくりまで、日本刀に関する多種多様なイベントも開催されますので、ぜひご来館ください。詳しくは、鉄の展示館ホームページをご覧ください。

▼1枚目の写真は上川陽三さん、2枚目は、左から 山村町長、宮入陽さん、柳井会長、下村容子さん 

坂城町長 山村ひろし