坂城町 令和5年 「年末の交通安全運動」交通指導所開設 と「死亡事故0日」が2,000日を超えました。

 本日(12月15日)、令和5年 「年末の交通安全運動」の一環として、国道18号 田町交差点仮眠所近くで、交通指導所を開設しました。

 交通指導所の開設に当たっては、千曲警察署、坂城町交通指導員、千曲交通安全協会、坂城町交通指導員、ヤングドライバークラブの皆様さま約40名のご協力を得ました。

 交通事故の状況は、坂城町では、前年とほぼ同様の状況です。

1月から11月30日現在で、

件数では昨年同数の37件。

死亡事故は前年同様 0件。

傷者は前年比4名増の44人。

 これから年末年始の行楽のシーズン、交通事故にご注意願いたいと思います。

 なお、「死亡事故0日」の地区別状況は以下の通りです。

中之条地区 2,054日(平成30年5月2日~)

南条地区  3,336日(平成26年10月28日~)

坂城地区  4,833日(平成22年9月22日~)

村上地区  7,712日(平成14年11月4日~)

 坂城町として、「死亡事故0日」が2,000日を超えました。(10月22日)

 来年、1月10日には、2,000日達成の賞状の伝達をしていただくことになっています。 素晴らしいですね。

 今後とも皆様方のご協力を得て、交通の安全、安心を進めて行きたいと思っております。

 その後、坂城町広報車で、町内各小学校、中学校の近辺を巡回し子供たちに交通安全の注意をいたしました。

▼写真:一枚目は左から、山村、村澤千曲警察署長、小林博交通課長、丸山勝弘千曲交通安全協会坂城支部長

坂城町長 山村ひろし

ウクライナの小学校から感謝状とたくさんのプレゼントをいただきました。

 先日、ウクライナのテルノーピル州ガリーナ・ゴルダセヴィチ記念クレメネチ第一小学校ミロスラヴァ・ヘラシメンコ校長先生から以下の感謝状とたくさんのお菓子をいただきました。

 坂城町では、一昨年のロシアによるウクライナ侵略戦争に対して、ポーランド在住でワルシャワ日本語学校教頭の坂本龍太朗さん経由で支援を行っております。

 このたび、以下のような感謝状をいただきました。

 まだまだ続く長い戦いの中で大変お苦しみの学校関係の皆さんから感謝状をいただくなど誠に恐縮しております。

 一刻も早い戦争の終結を改めて祈念いたします。

 なお、感謝状の日本語訳は坂本さんのお力をいただきました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 第30回 ライフ・ステージエコー 開催されました

 先日(12月9日)、坂城テクノセンターで、第30回目となる、「ライフ・ステージエコー」コンサートが開催されました。(ライフ・ステージエコー代表:児玉正信さん)

 今回は第30回目ということで、大変張り切ったコンサートとなりました。

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・

 12月9日(土)、坂城テクノセンターで、第30回ライフ・ステージエコーが開催されました。「ライフ・ステージエコー」とは「生涯にこだまする」という意味で、生涯学習の一環として開催されています。 

 今年は、「管弦楽ファミリーコンサート~歌のおねえさんとメリークリスマス!~」と題して行われ、「NHK『おかあさんといっしょ』第14代うたのおねえさん」として活躍された しゅうさえこさん、井上かおりさん、平川めぐみさんと東京アーティスツ合奏団の皆さんによる温かみのある美しい歌声と音色が満員の会場に響き渡っていました。

 しっとり聞くクラッシック曲から幅広い世代に知られているアニメ曲まで、バラエティに富んだプログラムとなっており、観客の皆さんは一緒に歌ったり、手遊びしたり、掛け声をかけたりと会場が一体となって楽しんでいました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 (株)竹内製作所 竹内明雄会長がアメリカ業界団体の殿堂入りをされました

 素晴らしいですね。竹内製作所会長で創業者の竹内明雄さん(坂城町名誉町民)がアジア人として初めて米国の業界団体「米国機械製造業協会(AEM)」の殿堂入りをされました。

 先日(11月10日)には、竹内製作所創立60周年と竹内明雄会長の90歳のお祝いをしたばかりですが、11月30日に米国フロリダで開催されたAEMの年次総会で殿堂入りをされました。

 まことに素晴らしく、坂城町としても誇らしく思います。

 詳細は以下の竹内製作所さんのニュースリリースをご覧ください。

 

坂城町長 山村ひろし

令和5年 第4回坂城町議会定例会 招集あいさつ

 本日(12月5日)、令和5年第4回坂城町議会定例会が招集されました。

 以下、招集のあいさつを掲載させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・

 本日ここに、令和5年 第4回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただきまして開会できますことを心から感謝申し上げます。

 まず、滝沢議長さんにおかれましては、公務に復帰されましたこと、本当におめでとうございます。今後におきましても、お身体をご慈愛されながらご活躍されますようご祈念いたします。

 また、これまでの間、中嶋副議長さんにおかれましては、第3回議会定例会における議事進行をはじめ、数多くの行事に議会を代表して出席され、大変ご苦労様でした。

 さて、岸田首相は、先月、「経済対策、先送りできない課題一つ一つに一意専心、取り組んでいく。それ以外のことは考えていない。」と述べ、物価高騰などへの対応に集中する考えを示しました。

 そうした中で、所得税と住民税の定額減税 及び 賃上げ、更なる低所得世帯への給付や、半導体生産支援等を打ち出し、経済再生に注力するとしておりますが、町としても遅滞なく対応すべく、引き続き、政局も含めた国政の状況につきまして注視していく必要があると考えております。

 一方で世界の経済情勢でありますが、日本総研などによりますと、アメリカでは、設備投資や純輸出は小幅に減少しましたが、個人消費や在庫投資が全体を押し上げ、7~9月期の実質GDP成長率は前期比年率プラス4.9%と、伸びが加速したところであります。しかしながら、今後は、リバウンド消費の一巡や過剰貯蓄の減少に加え、学生ローン返済の再開、また、金融引き締めによる財需要の低迷を反映し、新規受注が減少するなど製造業の不振もあり、先行きは減速する見通しとなっております。

 また、ヨーロッパにおきましては、ユーロ圏の7~9月期の実質GDPが前期比年率マイナス0.4%と3四半期ぶりのマイナス成長となっております。特にドイツにおいては、基幹産業である自動車産業が低迷しており、要因として、エネルギー高による需要減やサプライチェーンの混乱に加え、中国の電気自動車の競争力向上の影響が指摘されているところであります。

 加えて英国においては、飲食や娯楽などの消費者向けサービスの低調に加え、住宅金利ローンの上昇により住宅需要が減少し、低調な消費が景気の重石になっている状況がうかがえるところであります。

 一方、中国経済の動向につきましては、ゼロ・コロナ政策解除後のリバウンド需要が予想より早く終息し、春以降は減速していたものの、金融緩和などの政策効果やIT 関連を中心とした財需要が世界的に底打ちしていることを背景に、輸出も持ち直しの兆しがあることから、2023年通年の経済成長率はプラス5.3%と政府目標であるプラス5.0%をやや上回る見通しとなっております。

 次に国内の状況でありますが、内閣府による11月公表の月例経済報告では、「景気は、このところ一部足踏みもみられるが、緩やかに回復している。」とし、先行きについては、「雇用・所得環境が改善される下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。」とする一方で、「世界的な金融引き締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等に十分注意する必要がある。」とされております。

 また、長野県内の状況につきましては、住宅投資が弱含みながら、設備投資は増加、また個人消費も緩やかに増加し、雇用・所得も持ち直しているとし、日銀松本支店が11月に発表した「金融経済動向」では、「長野県経済は持ち直ししている。」との観測となっております。また、決算期が3月の県内上場企業27社の本年9月中間決算におきましては、自動車関連部品の回復や円安の追い風を背景に、7割強の20社が増収となっております。

 加えて日本政策金融公庫松本支店が県内中小企業を対象とした7~9月期の景況調査においても、前年同期と比べ、業況が「好転した」と回答した企業の割合から「悪化した」とした企業の割合を差し引いた業況判断DIにおいても、前期から4.4ポイント上昇して9.3ポイントとなっており、特に製造業においては、自動車関連を中心に受注が回復してきたことが要因とされております。

 当町におきましては、10月に実施いたしました町内の主な製造業20社の7~9月期の経営状況調査の結果では、生産量は3ヶ月前との比較でプラスとした企業は6社、マイナス7社、変わらないが6社となっているとともに売上げについてもほぼ同様であり、県内の状況と比較しますと緩やかな傾向となっております。

 なお、雇用については、7~9月の実績が、総計で6人の増ではありましたが、来年4月の雇用予定については、15社が増員、5社が減員分の補充を予定しており、全体では113人の増員と、更なる回復に向けた展望がうかがえる状況となっております。

 一方で、燃料をはじめとする物価高騰の傾向が続き、町民生活への影響が懸念されるところであり、国際情勢の安定と経済の更なる回復を願うところであります。

 続きまして、9月定例会以降の事業の状況等について申し上げます。

 まず、10月21日、22日には、「第51回文化祭」が開催されました。

 今年度は、文化センターの改修工事に伴い、南条小学校音楽堂を会場に開催しました芸能公演では、1日目を小学生のクラブ発表の場とし、村上小学校合唱クラブ、坂城小学校合唱クラブと、坂城ハッピーブラスの演奏を披露し、保護者や、来場された皆様に楽しんでいただきました。

 また2日目は、18団体、197名の皆さんが出演し、コーラスや楽器演奏、ダンスなどが披露され、ご来場いただけなかった皆様にもご覧いただけるよう、当日の様子は、後日、上田ケーブルビジョンで放映をいただいたところでもあります。

 加えて、武道館会場におきましては、書道や写真など27団体、553点の作品が展示され、436名の皆さんが鑑賞されたほか、文化の館においては、4年ぶりの開催となったお茶席にも、103名の皆さんにご来訪いただきました。

 また、文化祭の開祭式に先立ち、議員各位にもご列席いただく中で、「町表彰式」を挙行し、これまで、長年にわたり、各分野において地方自治の振興と町の発展にご尽力いただいた皆様を表彰し「功労表彰」を4名の方々に、「功績表彰」を8名の方々に贈呈させていただきました。

 併せて、ものづくりの分野における優秀な技能者、新技術を創出された方々を表彰する「坂城WAZAパワーアップ事業表彰」として、「優秀技能者表彰」、「新技術・発明表彰」をそれぞれ1名の方に贈呈させていただいたところであります。

 受章された皆様のこれまでのご尽力に改めて感謝申し上げますとともに、町発展に向けて、今後も一層のご指導とお力添えお願いするところであります。

 また、先月14日には、町内企業で30年以上にわたり業務に精励され、当町の産業と企業の発展にご尽力いただきました11社、41名の方に「永年勤続者表彰」を行い、その功績に感謝を表したところであります。

 さて、「町文化センター耐震補強及び大規模改修工事」の進捗状況につきましては、11月末現在、文化センター内部のトイレや宿直室、事務室などの解体工事が完了したところであります。

 今月からは外壁の解体や、屋根の防水加工などの改修工事に入り翌1月から、耐震補強工事や大規模改修工事に取り掛かる予定となっております。

 今まで、文化センターをご利用いただいておりました皆様には代替えの施設を利用していただくなど大変不便をお掛けしておりますが、リニューアルした施設が皆様にご利用いただけるようになるまでの間、引き続きご理解ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

 続きまして、新型コロナウィルス感染症の影響で、令和2年度以降、書面開催とされていた「東京坂城会総会」が、10月28日に、4年ぶりに東京で開催され、テクノハート坂城協同組合の佐藤理事長とともに、私も来賓として出席してまいりました。

 総会には、当町の名誉町民であります鈴木敏文さん、髙見澤正さんもご出席され、私からは最近の町の状況などをお話しさせていただいたところであります。

 坂城町を離れた後も故郷に思いを馳せ、応援してくださる皆様が大勢いらっしゃることを心強く思うとともに、会員の皆様がいつまでもご健康でご活躍されることをお祈り申し上げます。

 翌日の29日には、坂城駅前多目的広場等において、169系電車の静態保存10周年の記念イベントを開催いたしました。今回のイベントは、「鉄道フェスタwithワイン&ふーど市」と銘打ち、当町も加入する「千曲川ワインバレー特区連絡協議会」とタイアップしたワインイベントと、町商工会による「ふーど市」も同時開催し、2,300名ほどの方にご来場いただいたところであります。

 当日は天候にも恵まれ、鉄道関係の催しのほか、各種ワインの提供や飲食物販に加え、坂城中学校吹奏楽部の演奏や当町出身の米澤愛子さんらによるコンサートで花を添えていただき、大勢の鉄道ファンや親子連れの方などが来場され、大盛況の一日となりました。

 また、人口減少 及び 少子高齢化対策の一環として、町社会福祉協議会や長野地域連携中枢都市圏 及び 上田地域定住自立圏などと連携し、スケールメリットを活かして取り組んでおります「結婚支援事業」が再開されてまいりました。出会いの機会を増やし、結婚に対する機運を高めるとともに、この地域の様々な資源などを知っていただくきっかけとなるイベントとして、先月11日には、町内で特産品であるぶどうの収穫体験と合わせた企画なども行われたところであります。本事業を契機に、当町をより知っていただき、町内への移住・定住につながる機会になればと期待しております。

 なお、鉄の展示館におきましては、鎌倉時代の古刀から現代刀まで、備前伝の刀剣を展示する企画展「魅惑の備前刀展」を来年2月4日まで開催しております。

 重要美術品や重要刀剣も複数展示いたしておりますので、多くの皆様にご来館いただくことをお願いしますとともに、今後もこうしたイベントや取り組みなど、様々な機会を通じ、町の魅力を町内外に発信してまいりたいと考えております。

 続いて、先月9日には、坂城テクノセンターで、「戦没者追悼式」を執り行い、先の大戦において、犠牲となられました多くの方々に対し、謹んで追悼の誠をささげるとともに、恒久平和を祈願いたしました。

 私たちは、戦没者の尊い犠牲の上に、今の平和と繁栄を享受しております。戦争から学んだ多くの教訓と平和の尊さを改めて認識したところであります。

 また、11日には、坂城テクノセンターにおいて、「女と男ふれあいさかき2023」が開催され、「すべての女と男が輝くまち」をテーマに、町内で男女共同参画社会の実現に向け活動されている、坂城男女共同みんなの会の活動について、会長の滝沢陽子さんからの発表と、映画監督でノンフィクション作家の信友直子さんを講師にお迎えし、「認知症が私たち家族にくれたギフト」と題しての講演会が行われました。

 信友さんの講演では、認知症の母を支える父の日常を描いた映画の裏話を交える中で、認知症と共に生きることの大変さや、家族の苦労、介護を通しての夫婦の絆など、男女共同参画の視点からも、大変有意義なお話をお聞かせいただきました。

 また、先週2日には、共に認め合い、共に支え合う社会を目指して「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会」を開催し、南条小学校の児童による人権の花づくりの取組みを通じての人権学習の発表に続き、2007年に闇サイト殺人事件により、突然大切な家族を亡くされた磯谷 富美子さんにご講演をいただきました。

 犯罪被害者の置かれた状況を正しく理解し、犯罪被害者や遺族の人権、司法のあり方について考える機会となり、人権意識の普及高揚につながるものと考えております。

 町が開催するイベントや行事につきましては、今後も、新型コロナウィルス等の感染状況を注視する中で、感染対策の徹底や開催方法を工夫しながら、開催してまいりたいと考えております。

 そうした中、「新型コロナウィルス ワクチン秋開始接種」につきましては、国からのワクチンの供給量や配送スケジュール等を考慮する中で、鹿教湯病院様のご協力のもと、10月28日から文化センター体育館において、集団接種を開始したところであります。当初はワクチンの供給が十分な量でなかったため、70歳以上の方への事前意向調査をもとに、「接種を希望する方」を対象といたしました。

 その後、12歳以上の方全員を対象とし、同病院に加えて、町内医療機関にもご協力いただき、先月23日から会場を保健センターに替え、集団接種を実施しているところであります。

 今後におきましても、接種を希望される方 及び 接種対象年齢である5歳から11歳の小児につきましても、保健センターにおいて引き続き集団接種を実施してまいりたいと考えているところであります。

 さて、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする不安定な世界情勢や円安など様々な要因により、エネルギーや食料品等の価格が 高騰し、町民生活に大きな影響を及ぼしております。

 特に、価格高騰の影響を大きく受ける低所得者世帯の経済的負担を軽減するため、住民税所得割非課税世帯を対象に、「価格高騰特別対策支援金」として10月末から一律2万円の支給を開始いたしました。

 また、この価格高騰特別対策支援金の給付対象となる世帯のうち、家庭の児童数に応じて支給する「子育て世帯生活支援特別給付金」につきましては、児童1人あたり3万円を今月中旬からの支給に向けて準備を進めております。

 次に、「国道18号バイパスの整備促進」についてでありますが、 10月11日に、「坂城町国道バイパス、県道整備促進期成同盟会」として、副会長である関戸商工会長、理事・監事である町議会 地域交通網対策特別委員会の朝倉委員長、宮入副委員長と竹内県議会議員とともに、国土交通省、財務省、県選出国会議員に対し、国道18号坂城更埴バイパスの早期完成 及び 主要地方道県道坂城インター線延伸に向けた整備促進等について要望してきたところであります。

 また、同月24日には、中嶋副議長とともに千曲市、長野市、上田市と合同で、「新国道上田篠ノ井間 建設促進期成同盟会」として国土交通省、財務省などに対し、上田篠ノ井バイパスの早期完成に向けた建設促進等を要望してきたところであります。

 今後も引き続き、地域住民の皆さんの思いを繋ぐ国道バイパスでありますので、坂城町区間の建設について、機会を捉えて整備促進に向けた要望活動を行ってまいりたいと考えております。

 なお、「主要地方道 県道坂城インター線 先線」についてでありますが、県が事業主体となって、国道18号からテクノさかき工業団地までの中之条工区、約400mの区間を平成27年度から事業着手し、今年度末の供用開始を目指し、現在、路盤工や側溝等の工事が実施されているところであります。

 また、中之条工区の終点から、千曲川を渡り事業が進む国道18号バイパス交差点までの約900mの区間につきましては、地権者の皆様への説明を行った基本計画案について、いただいたご意見等を反映させることで、概ねお認めいただきましたので、今後、事業主体である千曲建設事務所において、地元地区への説明会を開催する予定となっております。

 この区間につきましては、県議会6月定例会において、路線変更が可決されたところであり、当初の計画どおり、令和6年度に新規事業として採択いただけるよう準備を進めているとお聞きしているところであります。

 インター先線につきましては、将来的に国道18号バイパスへ接続することにより、坂城インターチェンジへのアクセス性が飛躍的に向上し、交通混雑の緩和や産業等の活性化とともに、有事の際には、一部区間の途絶による全体の機能不全につながらないよう、交通ネットワークの多重化といった効果も期待されることから、町といたしましても、国、県に対し、事業区間の早期供用開始と、未事業化区間の早期着手について、更なる要望をしてまいりたいと考えております。

 続きまして「昭和橋の修繕工事」につきましては、昨年に引き続き、10月18日から、国道側より1~3連目 及び 6~8連目の下流側アーチ部の修繕工事と照明設備の配線工事に着手しております。通行する皆様には長期間にわたり車両の交通規制により、ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

 また、国道と役場を結ぶ「64号橋道路改良工事」につきましては、まず国道との接続部の工事から着手し、国道交差点から役場入口手前の丁字交差点まで、今年度に予定していた舗装工事を完了させることができました。本工事は車両の通行に配慮する中で、夜間において、全面通行止めでの工事施工としました。通行する皆様 及び 近隣の皆様には大変ご不便をおかけしましたが、ご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。

 

 さて、この度、建設機械製造の株式会社竹内製作所様と町において「災害時における建設機械等の提供に関する協定」の締結を行いました。この協定は、各地で災害が多発する中で、地域貢献の一環として同社からの提案により締結に至ったものであり、災害が発生する恐れがある場合、また、災害が発生した際には、同社が保有する建設機械等の提供をしていただくこととなったものであります。

 本協定の締結により、万が一 災害が発生した場合には、町民生活の早期安定を図ることが可能となります。町としましては、迅速かつ円滑な応急対応や復旧作業の力強い支えとして防災力の向上に大きく寄与するものと考えているところであり、引き続き防災・減災に努めてまいりたいと考えております。

 続きまして、今議会の上程する議案の主な内容について述べさせていただきます。

 まず、条例の一部改正につきましては、少子高齢化の進展や生産年齢人口の減少が進む中、国民健康保険において、子育て世帯の負担軽減、次世代育成支援等の観点から出産する被保険者にかかる産前産後の一定期間相当分の保険税を免除するための「坂城町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」のほか、修学意欲のある当町出身の学生の支援を拡充するため、「坂城町奨学基金の設置、管理 及び 処分 並びに 奨学金の給与に関する条例の一部を改正する条例」などについて、ご審議をいただく中で、所要の準備を進めてまいりたいと考えております。

 また、一般会計補正予算についてでありますが、歳入につきましては、今年度の地方創生臨時交付金の交付額がほぼ固まったことから本補正予算に計上するとともに、同交付金を財源の一部として、保育園・小中学校等の教育施設の光熱水費や燃料費などの上昇分や学校給食賄材料の高騰分に対する対応、中小企業対策として保証料補給 並びに 町温泉施設の燃料高騰に対する支援として指定管理者への負担金を計上したほか、昨年度の医療費負担金の確定を受けて、後期高齢者医療保険事業に係る療養給付費負担金などについて計上したあところであります。

 今議会に審議をお願いする案件は、専決処分事項の報告が1件、条例の一部改正が4件、公の施設の指定管理が1件、一般会計・特別会計補正予算が4件の計10件であります。

 よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のあいさつとさせていただきます。 

・・・・・・・・・・

坂城町長 山村ひろし

令和5年度 さかきブランド事業補助金 活用商品お披露目会 を開催しました

 12月4日(月)、役場で「 令和5年度 さかきブランド事業補助金お披露目会 」が行われました。

 町では、地場産業の振興と地域の活性化を図るため、「さかきブランド商品」として、町を広くPRできる商品の開発、またはその販売に取り組む個人や団体を支援しています。今年度は坂城葡萄酒醸造㈱の2事業が採択されました。

 お披露目会では、まず、今まで補助金を活用して作った商品に任意の方法で「さかきブランド事業活用商品」であることを表示していましたが、下記のロゴマーク表示に統一されたことが報告されました。

 坂城葡萄酒醸造㈱の代表の成澤さんからは、商品を作る際の苦労や今後の販売方針などの説明とともに新商品のお披露目がなされ、審査員の皆さんは直接手に取ったりしながら、新しく開発された商品を確認していました。 これらが「さかきブランド」として、広く定着していくことが期待されます。

 

 商品開発でこだわった部分について、「ワインについては、ねずこんが電車に乗っているラベルなので、そのイメージを壊さないように、さかきブランド事業ロゴマークに合わせた「坂城駅169系 10周年おめでとう」のリボンをつけたこと。Tシャツについては、継続販売でき、他商品にも展開できるデザインにしたところ、また、子どもも着用できるサイズをつくったところ。」と成澤さんはお話していました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~」 

 12月2日(土)、坂城テクノセンターで「人権を尊重し豊かな福祉を育む町民集会~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして~」を開催しました。
 この集会は、一人ひとりが、共に認め合い支え合う人権感覚を養うとともに、福祉への理解を深め明るく住みよい人権・共生のまちづくりの実現を目指して毎年開催されています。
 集会では、はじめに、南条小学校3年の小林善志朗さんと竹内そよ香さんから、3年生が行った人権の花運動についての発表が行われました。
 ポットで育て始めた花をプランターに移し替える時、小さな大切な命を恐々扱ったことや、咲き誇った花を多くの人に見てもらうために、花の優しさが伝わるようなポスターを工夫して作り校内中に貼ったことなどが紹介されました。そして最後に育てた花から採った新たな命である種を、「これからもこの花を通して優しさがみんなにつながっていってほしいという思いを込めてロビーに置いてあるのでご自由にお持ち帰りください。」と締めくくっていました。

 来場された皆さんは、ロビーで行われていた町内福祉事務所による物販で、旬のリンゴや布小物などの自主製品、お弁当などの買い物とともに、花の種を持ち帰っていました。各家庭で人権の花が咲くといいですね!
 続いて行われた記念講演では、「闇サイト殺人事件の被害者遺族になって」と題して、被害者遺族である磯谷富美子さんに講演いただきました。
 磯谷さんは、金銭目的で闇サイトを通じて知り合った3人の男たちに、たまたま帰宅途中だった、大事な娘さんを残虐に殺されました。すぐには現実を受け入れられないような状況の中、被告の3人に極刑を求める署名活動を開始し、多くの人から励ましの署名をもらったこと、その一方で二次被害を受けて苦しんだり悲しんだりしたことを声を絞るようにお話くださいました。

 そして、かけがえのない大切な家族を急に失った悲しみは簡単には癒えることはない中で、このように娘さんの事件をお話するのは、「被害者遺族が二次被害にあわないような世の中、法制度をつくっていってほしいと願うからです」と聴衆に訴えていました。犯罪被害者のご遺族が抱える思いを理解し、制度や支援のあり方を改めて考える機会となりました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 今年も村上会の皆さんから図書のご寄付

 先日(12月1日)、村上会の皆さん(会長:大橋房夫さん)から、村上小学校の図書振興のため図書のご寄付をいただきました。

 村上会の皆さんからは、毎年毎年、地元の村上小学校の子供たちに図書のご寄付をいただいています。

 今年で33年目になります。

 長い間誠、誠にありがとうございます。

 村上会代表の大橋房夫さんから図書の目録をいただきました。

 大切に使わせていただきます。

▼写真左から:宮本隆校長、山村、大橋房夫村上会会長

坂城町長 山村ひろし

坂城町 「国際ソロプチミスト千曲様からご寄附いただきました」

 国際ソロプチミスト千曲の皆さんより、町内小中学校の図書振興のためご寄附をいただきました。

 11月20日(月)に国際ソロプチミスト千曲の皆さんが来庁され、林初代会長から目録をいただきました。

 国際ソロプチミスト千曲様からは、毎年、毎年、学校図書の振興のため継続的にご寄附をいただいています。 心より感謝申し上げます。

 今年度は、6月にも坂城中学校へ教育振興のためのご寄附をいただきました。引き続きのご寄附、ありがとうございます。大切に使わせていただきます。

▼左から二人目が林初代会長

坂城町長 山村ひろし

「ポーランド・シベリア孤児の日本からポーランドへの帰国100周年」ならびに「ポーランド・シベリア孤児記念小学校の命名5周年記念」セレモニー

 先日(11月21日)、ポーランド・ツェレスティヌフ郡で、「ポーランド・シベリア孤児の日本からポーランドへの帰国100周年」ならびに「ポーランド・シベリア孤児記念小学校の命名5周年記念」セレモニーが執り行われました。

 千曲市ご出身で、ワルシャワ日本語学校教頭の坂本龍太朗さんのご尽力もあり盛大に行われました。

 坂城町は坂本さんとのご縁で、ポーランド・ツェレスティヌフ郡から長年、ワルシャワ日本語学校の生徒さんたちを、夏季にワーキングホリデイやホームステイとして、受け入れさせていただきました。

 このたび、そのご縁もあり、今回のセレモニーにお祝いのメッセージを届けさせていただきました。

 また、同セレモニーの一環として、同郡内の幼稚園、小学校、森林教育センター、国立高圧物学研究所、中央公園、レシノ・イェジ・ストゥシャウコフスキ記念養護学校、オトフォツク市市民文化センターなどに20本の桜を植樹されたそうです。

 以下、坂本さんから送られた写真を掲載させていただきます。

なお、「ポーランド・シベリア孤児」ついては、わたくしの数年前のブログをご覧ください。 https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/archives/6782

 3枚目の写真はポーランド・シベリア孤児ご子息の皆さん。 中央は日本大使館の牧野書記官。

 

坂城町長 山村ひろし