平成28年第1回議会定例会 閉会あいさつ

本日(3月18日)、平成28年第1回議会定例会が閉会となりました。

 以下、閉会のごあいさつを掲載させていただきます。

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平成28年第1回議会定例会 閉会あいさつ>

 

 

 平成28年第1回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言あいさつを申し上げます。

  3月1日に開会されました本定例会は、本日までの18日間の長きにわたりご審議をいただきました。提案いたしました連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結、条例の新設、条例の一部改正、町道の認定、平成28年度の一般会計・特別会計予算、さらに、追加議案でお願いいたしました給与改定条例、27年度一般会計及び特別会計の補正予算など、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。>

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 去る11日、東日本大震災の発生から5年を迎えました。震災が起きた午後2時46分には、役場のサイレンに合わせ、亡くなられた方、未だに行方不明の方々に対して、議員の皆様とともに、「黙とう」を捧げました。>

併せて、役場の出先機関、社会福祉協議会や葛尾組合、各小中学校などでも、「黙とう」し、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしました。>

 震災から5年が経った現在も、多くの方々が避難生活を続けられております。復興が加速し、被災された方々が一日も早く普通の生活に戻られることを切に望むところであります。>

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さて、平成28年度は、まちづくりの基軸である「坂城町第5次長期総合計画」の後期5か年計画のスタートの年であります。>

また、町の将来展望として策定してまいりました「坂城町人口ビジョン」、「坂城町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく施策も本格的にスタートいたします。>

 今定例会において大勢の議員さんから御質問をいただきました、人口減少、少子高齢、産業構造の革新、環境問題、国際化、情報化への対応といった喫緊の課題に対し、これらの計画・展望を軸に、将来を見据えながら「人がともに輝くものづくりのまち」の実現を目指してまいります。>

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 新年度より、移住・定住を推進するため、空き家、農商業への新たな支援制度や子育て支援の拡充など、積極的な取り組みも展開してまいります。>

 特に、町からの防災情報、お知らせが円滑に町民の皆さんに伝わる「つながるあんしん坂城町」の構築を目指す「トータルメディアコミュニケーション」構想推進事業、6次産業化への展開を目指す「さかきワイナリー形成」推進事業、「坂城スマートタウン」構想推進事業については、町の重点プロジェクトと位置付け、取り組んでまいります。>

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さて、来週、21日から25日までの5日間の日程で、タイ国研修事業として、8名の町内在住の高校生が、「タイ」へ出発いたします。>

「タイ」の、アユタヤの工業団地に進出している、アルプスツール、水野製作所、宮後工業の町内企業3社及び在タイ日本大使館の見学のほか、「タイ」の歴史・文化に直接触れる異文化体験を行います。>

この研修を通じて、将来、坂城町を支える若者が、国際理解や国際感覚を養うとともに、将来展望を考える有意義な研修になればと期待しております。>

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この22日に坂城町消防団任命式が行われます。「自らの地域は自らが守る」との消防精神のもと、新たに任命される本部及び分団長等幹部になる皆さんと、その崇高な消防精神に献身する決意をいただいた、新入団員の皆さんに辞令が交付されます。>

新体制のもと、町民の安心・安全な生活を守るため、更なる活動をお願いいたします。>

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 3月26日(土)午前10時から南条小学校の竣工式が挙行されます。議員の皆様におかれましては、お忙しいところとは存じますが、ご臨席を賜りたいと思います。>

 また、午後3時からは、音楽堂において「竣工記念コンサート」を開催いたしますので、大勢の町民の皆さんにご来校いただきたいと思います。>

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また、今議会で可決されました、長野市との「連携中枢都市圏形成に係る連携協約」につきましては、3月29日、長野地域9市町村長が一堂に会し、長野市と連携協約の締結を行う、合同締結式が開催されます。>

この連携協約により、坂城町と長野市が相互に役割を分担し、連携・協力する中で、圏域全体の結び付きが強化され、町にとって移住・定住の促進、医療分野の拡充や就職機会の拡大に繋がることを期待いたします。>

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4月4日は、各保育園の入園式、5日には小中学校、6日には坂城高校の入学式、7日は坂城幼稚園の入園式が行われます。>

坂城町の未来を担う子供たちの晴れの姿をご覧いただくとともに、祝福をしていただければと思います。>

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さて、4月6日から15日までは、「春の全国交通安全運動」を行います。去る、2月24日には国道18号線中之条地籍におきまして、痛ましい交通事故が発生し、1名の方がお亡くなりになっております。町といたしましては、引き続き、交通事故防止の啓発に力を入れてまいりたいと考えております。>

また、21日から30日には、犯罪防止に関する「春の地域安全運動」が実施されます。>

町民の皆さんにおかれましては、暖かな春を迎え、何かと外出する機会も多くなる時期でもあります。交通事故や犯罪に遭わない、また、巻き込まれないよう、より一層のご注意をいただきますようお願いいたします。>

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4月17日(日)には、17回目となる「千曲川クリーンキャンペーン」が行われます。町のシンボルである千曲川の自然環境を守るため、大勢の町民の皆さんのご参加をお願いいたします。>

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 春は、三寒四温と申しますが、今年は、その通りに寒い日と暖かい日が交互におとずれております。1日も早い本格的な春の日差しが待ち遠しく感じられます。>

議員の皆様におかれましても、健康にご留意され、新年度を迎えていただきたくお願い申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

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坂城町長 山村ひろし

スノーボード天才少年現る!

昨日(3月17日)、南条小学校を卒業したばかりの平林龍人さんが、3月3日(木)に群馬県のスノーパーク尾瀬戸倉で開催された「2016全日本ジュニアスキー選手権大会」のスノーボード アルペンGS 小学生男子の部に出場し、見事全国優勝を果たされ旨のご報告に来られました。

 

 

 素晴らしいですね。 坂城中学校へ進学されたあとも、次の目標を目指して頑張るとのことです。

以下、坂城町のニュースよりご覧ください。

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平林龍人さんがスノーボードのアルペンGSで全日本ジュニア選手権優勝!

 

平林龍人さん

▲左から、山村町長、平林龍人さん、お父さんの平林勇二さん

 

本日(3月17日)南条小学校を卒業した平林龍人さんが、3月3日(木)に群馬県のスノーパーク尾瀬戸倉で開催された「2016全日本ジュニアスキー選手権大会」のスノーボード アルペンGS 小学生男子の部に出場し、見事全国優勝を果たしました。

この競技は、急斜面に設置された旗門を交互に通過しながら滑り、2本の合計タイムを争うもので、龍人さんは、1本目で全体の2位につけ、2本目で最も速いタイムを記録し、合計タイムで優勝となりました。

今シーズンは、この大会に照準を合わせてトレーニングを積んできたとのことで、龍人さんは、「1本目で2位になったから、2本目で巻き返そうと思って気合を入れて滑ったら、1本目より良いラインで滑ることができました。結果表で1位になったのを見た瞬間は、達成感とうれしさ、今まで頑張ってきてよかったという思いが込み上げてきました。」と話されました。

 

お父さんの勇二さんの影響で、2歳からスノーボードを始めた龍人さん。競技には小学3年生のときから参加しており、冬は、週末にスキー場へ通い、夏は人工芝の斜面で練習するなど、年間を通してトレーニングに励み、シーズン中は10戦ほど大会に出場し腕を磨いているとのことです。

龍人さんに今後の目標を聞くと、「来シーズンは、中学生になるのでユースの部で優勝すること。将来は、オリンピックやワールドカップに出て世界で戦える選手になりたいです」と真っ直ぐな目で答えてくれました。

将来が楽しみな龍人さん。これからも努力を続けて、夢を叶えられるようがんばってください!

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坂城町長 山村ひろし

南条小学校 校庭はじまりの会

本日(3月15日)、坂城町立南条小学校の校庭が完成し、「南条小学校 校庭はじまりの会」 が行われました。

                        

 

 

施工業者さんから新校庭の引渡しを受け、早速子供たちに報告をしました。

校舎改築の検討から足掛け5年、子供たちには2年間の工事の間大変ご迷惑をおかけしましたが、おかげさまで立派な校舎と校庭が完成しました。

末永く大切にしたいと思います。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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南条小学校 校庭はじまりの会

 

校庭はじまりの会01

 

平成26年度から進めてきました南条小学校の改築工事のうち、校舎が昨年の8月に完成し、このほど、校庭の工事も完了しました。

本日(3月15日)は、校庭はじまりの会が行われ、山村町長や施工業者の皆さんが出席する中、児童代表が、広い校庭で学べることや思い切り遊べることへの喜びと感謝の気持ちを述べていました。

予定では、その後、新しい校庭で全校体育集会を行うことになっていましたが、昨日の雪の影響でそれは叶わず、お楽しみは明日への持ち越しとなりました。

 

校庭はじまりの会02

校庭はじまりの会03  校庭はじまりの会04                          

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新南条小学校鳥瞰図(右上が校庭)

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坂城町長 山村ひろし

坂城町文化協会第23回美術展

本日(3月12日)から明日まで、坂城町文化センター体育館で坂城町文化協会第23回美術展が開催されています。

今回は、昨年より30点多い180点の作品が展示されています。

長年にわたり、この展示会を開催されてこられた皆さんに敬意を表します。

是非、多くの方にご来場いただければと思います。

 

坂城町長 山村ひろし

パドル体操の皆さん

昨日(3月11日)、坂城町でパドル体操をされておられる皆さんが坂城町役場へお出でになりました。

「パドル」とは、台所にあるおしゃもじの形をした、心身をほぐすための運動(体操)補助具です。

重さは約200グラムで、柄の部分に適度な弾力があり持ちやすく操作性に優れているものです。

坂城町では、「ネズコン」、「アスナロ」、「パドル体操」の3チームが活動されています。

坂城町での活動は4年ほど前からですが、最近は会員数もずいぶん増えたとのことです。

今後とも坂城町の健康づくりに貢献していただくようお祈りします。

昨日はその代表の皆さんが来られました。

 

私の右側が、指導者の上原保子さん

手に持たれているのは特製の「ねずこん」仕様のパドルです。

(最近の皆さんの活動風景)

 

坂城町長 山村ひろし

第3回「坂城びんぐしの里薪能」 来年8月19日(土)

先日(3月5日)、坂城町子供能楽教室でご指導をいただいている、能楽師で重要無形文化財総合指定保持者の松木千俊先生と来年に迫った、「第3回坂城びんぐしの里薪能」の打ち合わせなどを行わせていただきました。

同席されたのは、松尾文子名誉師範、宮入小左衛門行平刀匠です。

次回、「薪能」 の日程は、平成29年8月19日(土) と決まっています。 来年に向けてしっかりと準備を進めたいと思います。

松木先生のブログにも書かれていますので、以下、ご紹介します。

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(松木千俊先生のブログ)

2016年3月7日 

坂城つづき

今年度の子供教室は今日で終わります。来月修了式です。

中学生や高校生になる子供たちの中には今回でやめられる人もいます。

六年以上頑張ってきました。よい思い出になると信じております。

5月からは継続されるお子さんのほかに、新規の募集をさせていただく予定です。来年の薪能出演にむかってまた頑張りたいと思います。

夜は久しぶりに山村町長様と宮入刀匠にお目にかかりました。

その席で町長様がワインを お持ちくださいました。

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ワインは町で力を入れている事業で、とても素晴らしいワインでした。

リンゴ、ブドウ、ネズミ大根につづく坂城の名物になると思います。魅力ある町作りのためにいろいろお考えになっておられる町長様のお話しに感動しました。

自然の宝庫、素晴らしい人たちがたくさんおられる坂城はとても素敵なところだと改めて感じました。

日曜は午前中は坂城、午後から長野のお稽古でした。つづく

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左から:宮入刀匠、松木先生、山村、松尾名誉師範

坂城町長 山村ひろし

平成27年度千曲川流域枯草焼却

 本日(3月6日)、坂城町消防団による、平成27年度千曲川流域枯草焼却活動が行われました。

 この活動は河川流域での予防消防の役割の他、千曲川周辺の景観改善にも大いに期待されるものです。

 午前8時半より全ての分団が参加し、地区別に役割分担をし午前中にはほぼ焼却活動は終了しました。

 今日は天候は良かったのですが、風が強く、早め早めに放水作業を行い、注意深く焼却活動を行いました。

 私も松本消防団長と各地区を視察しましたが、強い火勢の中、他の分団の協力を得ながら連携プレイで活動を行っておられました。

                  

 

昭和橋近辺での作業活動

大望橋近辺での作業状況

火勢が橋に影響しないように放水をしながらの活動です。

      

 

網掛地区の土手での作業

                         

 坂城町長 山村ひろし

農産物等地域ブランド化補助金 商品等お披露目会

昨日(3月2日)、「平成27年度農産物等地域ブランド化補助金お披露目会」 が開催され、応募いただいた5点について発表をしていただきました。

いずれも創意工夫をこらしたものばかりで、早期に商品化拡販をしていただければと思います。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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農産物等地域ブランド化補助金 商品等お披露目会

 

農産物ブランドお披露目会01  農産物ブランドお披露目会02

 

3月2日(水)、坂城町役場で、平成27年度農産物等地域ブランド化補助金お披露目会が行われました。

  この事業は、 坂城町の農産物などを活用して、町を広く内外にPRできる商品の開発、又はその販売の取組みを支援し、さかきブランドの創出を図るために行っているものです。27年度は、キタムラヴィンヤード様、紅谷和洋菓子舗様、味ロッジ(株)様、(有)横山アーク(コンフィチュール・ミミ・ジェラテリア)様の商品等開発が採択されました。

本日は、開発された商品等(下表参照)のお披露目、試食が行われ、試食した皆さんからは高評価をいただいていました。これらが「さかきブランド」として、広く定着していくことが期待されます。

 

平成27年度交付決定事業

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坂城町長 山村ひろし

平成28年第1回坂城町議会定例会(2)

(以下、「平成28年第1回坂城町議会定例会(1)」に続きます。)

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 南条児童館建設事業につきましては、地域の皆さんを始め、学校、子育て支援関係者などで組織する建設委員会を設置し、施設の整備内容等についてご意見をいただく中で、基本設計、実施設計を進めてまいりたいと考えております。>

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また、グローバル化に対応した教育環境の整備にも引き続き取り組んでまいります。>

中国上海市嘉定区実験小学校との教育交流につきましては、28年度は、7月下旬に中国へ訪中団を派遣する教育・文化交流事業を計画してまいります。>

坂城町と中国の子どもたちの交流を通じ、一層の友好の輪が広がることを期待いたします。>

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また、坂城町の特色ある取り組みとして実施しております、子どもたちへの外国語教育につきましては、平成27年度、小学校に1名の外国語指導講師(ALT)を増員し、3名体制で小中学校に加え保育園でも、外国語教育の推進を図っております。>

28年度も引き続き3名体制により、外国語にふれ、学べる環境づくりの推進を図り、国際社会で生きていく子どもたちの育成に努めてまいります。>

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様々な障がいがある幼児、児童、生徒を支援するため、町では、平成25年度から就学相談委員会を町単独で設置し、「教育コーディネーター」を配置するとともに、各小中学校に「児童生徒支援員」を配置し、運営を行ってまいりました。>

27年度からは、臨床発達心理士の資格を持つ「教育・心理カウンセラー」を配置し、早期からの不登校対策等に取り組んでまいりました。>

28年度においては、4月から施行される「障害者差別解消法」に対応した、障がいのある子を含むすべての子どもたちに対して、ひとり一人の教育的ニーズにあった適切な教育支援を推進するとともに、カウンセラー、支援員等の一部勤務時間の増加を図り、これまで以上にきめ細やかなサポート体制の充実を図ってまいりたいと考えております。>

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続きまして、特徴的な施策について申し上げます。>

信州さかきふるさと寄付金につきましては、全国から寄付を受けやすい体制を整え、寄付者への利便性の向上を図るとともに、特産品振興や地域活性化につながる取り組みを進めてまいります。>

寄付をしていただいた方に、坂城町の魅力を感じていただき、また、来ていただく中で、坂城町の応援団となっていただけるような方策を考えてまいります。>

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さて、公共施設の更新、長寿命化が町にとって大きな課題となっております。>

そこで、公共施設全体の状況を把握し、長期的な視点で計画的に更新、長寿命化、統廃合を進めるべく、「公共施設等総合管理計画」を策定し、公共施設の最適化を図ってまいります。>

また、計画策定により受けることができる財政支援を活用し、公共施設の集約化や除却を進め、財政負担の軽減・平準化も図ってまいりたいと考えております。>

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鉄の展示館におきましては、4月9日から6月12日にかけて、「高倉健と宮入小左衛門行平の絆」展を開催いたします。>

高倉健さんのご遺族から町に寄贈いただいた、生前所蔵されていた日本刀を始め、高倉さんから宮入刀匠に贈られた書籍や、宮入刀匠との絆を示す写真パネルなどを展示いたします。>

「第11回ばら祭り」の開催期間とも重なりますので、ばら祭りに訪れた方や、高倉健さんのファンをはじめ、若者や、日本刀のファンにも満足していただける展示会といたしますので、大勢の皆さんにご来館いただきたいと考えております。>

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平成27年度より「公園長寿命化事業」として、屋外ステージの改修を進めております「びんぐしの里公園」の整備につきましては、28年度は、バックヤードトイレ及びステージの屋根を整備し、雨天でも安心してイベントが開催できるようにしてまいります。>

また、現在「びんぐし亭」が営業しております「公園管理センター」に新たにお客様用のトイレを新設し、利便性を図ることで多くのお客様にご来店いただきたいと考えております。>

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続きまして福祉・健康づくりの施策について申し上げます。>

 平成26年4月の消費税率の引き上げに伴う負担軽減のため、引き続き臨時福祉給付金が支給されます。>

28年度は6月頃までを目途に、27年度臨時福祉給付金の支給対象者のうち28年度中に65歳以上になる方を対象に3万円、また、秋には28年度の住民税非課税の方を対象に3千円、加えて、低所得の障害・遺族基礎年金受給者の方を対象に3万円を支給してまいります。>

 28年度も引き続き、きめ細かく給付のお知らせをする中で、大勢の方に申請いただくよう努めてまいりたいと考えております。>

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重度の身体障がい者の方と、その家族の負担軽減を図るため、移動入浴車を利用した訪問入浴支援サービスを新たに開始し、障がい者の福祉の向上に努めてまいります。>

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また、認知症や障がい等により、日常生活の中で判断が十分にできない方などの財産や権利を守るため、成年後見支援センター業務を町社会福祉協議会に委託し、事業を一元化する中で、普及啓発などを進めてまいりたいと考えております。>

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 今年度、健康増進と介護・寝たきり予防を目的として「坂城町の歌」に合わせた、誰でも気軽にできるストレッチ体操を、町スポーツ推進委員が中心となり作成いたしました。>

 この体操を、広く町民の皆さんに親しんでいただくため「さかきのびのび体操」とし、現在、各地区で開催している健康づくり講座等で啓発を行っております。>

この体操を通じて、住民の皆さんの健康づくり及び健康意識の高揚を図り、健康寿命の延伸に努めてまいります。>

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続いて、産業振興施策について申し上げます。>

工業振興におきましては、28年度も引き続き坂城町出品者協会への支援を充実させ、町内企業の受注機会の拡大と販路開拓を図ってまいります。>

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また、平成24年度から実施いたしました「コトづくりイノベーション補助事業」については、予定の3年間が終了いたしましたが、年々申請件数が増加していることから、引き続き3年間実施いたします。>

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さらに、坂城町で培われてきた高度な技能や技術の継承と習得、新技術や新産業の創出など、「ものづくり」の気運を高めることを目的に実施している「坂城WAZAパワーアップ事業」の一環として、新たに、知的財産権の取得に対する表彰も行ってまいりたいと考えております。>

企業の意欲的な開発への取組みや新たな企業連携のきっかけづくりになればと期待しております。>

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商業振興につきましては、「坂城町商業店舗利活用補助金」制度を新設いたします。これは、空き家、空き店舗を活用して新たに事業を始めようとする方や既存の卸売業、サービス業、飲食業を含む小売事業者を対象として、店舗の改修及び改築に要する経費の2/3以内、50万円を上限として補助するものであり、商業の活力と賑わいが創出されることを期待いたします。>

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農業振興においての課題であります、耕作放棄地対策につきましては、28年度は、農業委員会で実施した農地所有者の意向調査結果をもとに、「人・農地プラン」に位置付けられた、新規就農者を始めとする担い手農家への農地集積を推進するとともに、農地中間管理機構を活用するなど、安定した農業経営の支援を行ってまいりたいと考えております。>

また、引き続き、地域で取り組む農業生産活動の支援や農地、水路、農道等の管理を地域で支える「中山間地域等直接支払事業」、「多面的機能支払事業」を推進してまいります。>

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有害鳥獣対策の侵入防止柵につきましては、上平地区全域に及ぶ延長6,900メートルの侵入防止柵が、平成25、26年度に上平区の皆さんにより設置され、大きな効果が実証されております。>

今回、小網地区において、侵入防止柵整備の要望があり、県の「鳥獣被害防止総合対策交付金」を活用し整備を進めてまいります。>

なお、他の地区においても、地域をあげて被害防止対策を実施する取り組みに対しまして、町として積極的に支援してまいりたいと考えております。>

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松くい虫防除対策につきましては、防災の面からも松林を守る必要性から、これまでも継続して実施しておりますが、28年度も引き続き、伐倒駆除を中心に、健康被害に配慮する中で、空中散布及び無人ヘリコプター散布による予防対策、枯損木処理、樹幹注入、松の植樹などの総合的な防除対策を進めてまいります。>

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平成28年度の坂城町植樹祭につきましては、52年ぶりに長野県で開催される「第67回全国植樹祭」の応援イベントと位置づけ、4月24日(日)、村上地区の「びんぐし山」を会場として開催いたします。>

町の植樹祭が全国植樹祭のホームページ、パンフレットなどでも紹介されますので、町内外の方々にも広く参加を呼びかけ、多くの皆さんに、お越しいただき、「びんぐし山」が、「びんぐしの里公園」や「湯さん館」とともに、森林浴を楽しみ、親しんでいただける里山になればと考えます。>

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続いて、生活基盤の向上のための施策につきまして申し上げます。>

町の主要幹線であります町道A01号線道路改良事業につきましては、地権者の皆さんのご理解とご協力をいただく中、酒玉工区の若草橋南側の住宅を移転するとともに一部仮設歩道を設置し、子どもたちの通学をはじめ歩行者の安全確保を図ってまいりました。>

28年度は、引き続き金井工区と酒玉工区の両工区ともに、建物を含めた用地交渉を進め早期完成を目指してまいります。>

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橋梁修繕事業につきましては、産経大橋の修繕工事に着手してまいります。>

また、継続して実施している昭和橋の修繕工事につきましては、現在、国道側から7連目までの工事を行っており、3月末に完了の予定であります。>

残りの8連目、9連目の修繕工事と村上側のゲルバーガーター橋(青い鉄骨製の橋)の修繕工事につきましては、28年度実施いたします。>

この工事により、車道部分は完了となり、29年度以降につきましては、アーチ部分などの工事を実施してまいります。>

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 県道坂城インター先線事業につきましては、昨年6月に事業主体の県により、地元説明会が開催され、現在、路線測量と道路及び橋梁の詳細設計を実施しているところであります。>

今後につきましては、詳細設計に基づき、今後、再度地元説明会が開催され、詳細な路線計画が決定された後に用地買収等に着手していく予定となっております。>

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 公共下水道の整備につきましては、現在、金井の旧道と産業道路の間の工事を進めている状況であり、27年度末の全町における面的整備は、約8割の見込みとなります。>

28年度は、金井の産業道路の東側及びしなの鉄道と国道18号の間の工事を行い、32年度を目途に町全体の下水道整備完了を目指し、工事を進めてまいります。>

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最後に、生活環境施策について申し上げます。>

町では、平成30年度に長野広域連合が計画する「新ごみ焼却施設」が稼動するまで、葛尾組合焼却施設の延命化と新ごみ焼却施設に対する負担金の抑制のため、更なるごみの減量化・資源化の取り組みを進めてまいります。>

28年度につきましては、すべての自治区を対象に「ごみ減量化懇談会」を開催し、減量化と資源化の推進を目指してまいります。>

引き続き、町民の皆さんにおかれましても、一層のご協力をお願いいたします。>

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以上、平成28年度の主要施策について申し上げました。>

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今議会に審議をお願いする案件は、長野市及び坂城町における中枢都市圏連携形成に係る連携協約の締結、条例の新設が1件、条例の一部改正が8件、町道路線の認定、平成28年度の一般会計・特別会計予算が7件、計18件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のあいさつとさせていただきます。

             

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坂城町長 山村ひろし

平成28年第1回坂城町議会定例会(1)

本日(3月1日)、平成28年第1回坂城町議会定例会が開催されました。

以下、開会のあいさつ文を掲載させていただきます。

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平成28年第1回坂城町議会定例会招集あいさつ(1)>

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 本日ここに、平成28年 第1回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただき開会できますことを心から御礼申し上げます。>

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さて、平成26年8月から工事を進めてまいりました南条小学校が、今月26日に竣工式を挙行する運びとなりました。>

ここに至るまでの間、関係する大勢の皆様の多大なるご理解とご協力をいただき、改めて厚くお礼を申し上げます。>

なお、この竣工式に併せて、南条小学校の特徴である音楽堂において、午後3時から一般開放での記念コンサートの開催を計画しておりますので、大勢の町民の皆さんにご来校いただきたいと思います。>

 校舎の耐震化に伴う小学校の整備につきましては、27年度でハード面での一区切りを迎えましたが、引き続き「坂城の子どもは坂城で育てる」をモットーに、地域との連携を図り、地域に開かれた学校づくりに努めるとともに、子どもたちが豊かに成長していくための、教育環境の整備を図ってまいりたいと考えております。>

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 さて、日本を取り巻く世界情勢の中で、今年の関心時はなんと言っても、アメリカ大統領選挙です。11月の本選挙に向け、民主、共和両党の2大政党の候補者がしのぎを削っており、いずれの候補者が勝つかは予断を許さない状況であります。>

日本といたしましては、誰が次期大統領になっても困らないパイプづくりをする必要があると考えます。>

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経済動向につきましては、中国国家統計局が発表した2015年の実質国内総生産(GDP)成長率は、1990年以来の6.9%となり、天安門事件で、アメリカ、ヨーロッパの経済制裁の影響を受けた水準に減速いたしました。>

 この中国経済の減速を受けて、国際通貨基金(IMF)は、2016年の世界経済の見通しを下方修正し、成長率を3.4%としており、世界全体の貿易の減少と経済の停滞、そして我が国への影響が懸念されるところであります。>

 今後の中国経済を始めとする世界の経済動向につきましては、引き続き注視していく必要があると考えます。>

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国内の経済動向につきましては、内閣府による1月の月例経済報告によりますと、「景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。」とし、日本銀行松本支店発表の2月の長野県内の動向でも、「長野県経済は、生産に新興国経済の減速の影響などがみられるものの、緩やかに回復しつつある。」としております。

                 

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1月に実施いたしました町内の主な製造業20社の経営状況調査でも、生産量は、3ヶ月前比で増加した企業が増え、売り上げについても生産量とほぼ同様の傾向が見られます。

雇用についても、この4月から調査企業全体で約40人増員をよていしており、減員分の補充を予定している企業も10社となっていることから、引き続き改善の動きがみられます。

 中国経済の減速という懸念材料はあるものの、地域経済が更に活性化し、成長していくことを期待するものであります。 >

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さて、「坂城町第5次長期総合計画後期基本計画」と「坂城町人口ビジョン」及び「坂城町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定につきましては、先月15日に第3回目の「総合計画審議会」と「総合戦略策定懇話会」を開催し、答申をいただいたところであります。>

本計画をまちづくりの指針として、人口減少、少子高齢化、産業構造の革新、環境問題、国際化、情報化への対応など、「人がともに輝くものづくり」のまちを目指してまいります。>

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また、「総合戦略策定懇話会」でのご意見をお聞きする中で、当町の人口ビジョンの将来展望としては、「人口減少・人口構造の高齢化を抑制しながら、2040年に人口1万3千人、2060年においては、1万2千人の維持を目指す」ことといたしました。>

その実現に向けて、総合戦略では、まちの将来像として「地域の活力と暮らしの豊かさを創生する 坂城町」とし、

                

1.安定した雇用の確保と多様な就業機会を拡大する>

2.出産・子育て支援を充実して町内で生まれ育つ子どもたちを増やす>

3.町外への流出を抑制して新たな流入を増加する>

4.生涯にわたり安心して快適に暮らすことができる地域をつくる

                  

の4つの基本目標を掲げ、子育て支援などの自然増対策や産業支援からの社会増対策に取り組んでまいります。>

さらに、町の主な重点プロジェクトとして、

               

1.トータルメディアコミュニケーション「つながるあんしん坂城町」構想推進事業>

2.さかきワイナリー形成推進事業>

3.「坂城スマートタウン」構想推進事業の3つを掲げました。>

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 トータルメディアコミュニケーション「つながるあんしん坂城町」構想推進事業につきましては、行政情報や防災情報を町民の皆さんに効率的に伝達できる、安心・安全なまちづくりの観点から、災害にも強い「防災行政無線」の導入を第一段階として行う計画といたしました。>

 全戸に個別受信端末を設置し、町から行政・防災に関する情報を発信するとともに、地区別放送機能、聴覚障がい者の方には文字放送機能、加えて、屋外スピーカーからも放送ができるようにいたします。>

また、防災情報については、緊急時にはJアラート及び緊急速報メールとの連携、さらに、坂城町すぐメールなど、複数の手段で町民の皆さんに確実に伝達できるようにしてまいりたいと考えております。>

 平成28年度は、まず基本設計、続いて実施設計を行う中で、29年度の整備に向け事業を推進してまいります。>

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さかきワイナリー形成推進事業につきましては、今年度、試験圃場で収穫したワインぶどうを「サントリーワインインターナショナル」に委託して、試験的に醸造を行いました。>

先月25日には、ワイナリー形成事業の懇談会を開催し、併せて醸造されたワインの試飲会を行い、「サントリー」から坂城産のワインぶどうについての講評をいただきました。>

サントリーからは、高い評価をいただいたところであり、今後大いに期待するところであります。>

28年度は、栽培から4年目ということもあり、一定量の収穫が見込まれることから販売も視野に入れて事業を推進してまいりたいと考えております。>

 なお、さかきワイナリー形成推進事業につきましては、国の27年度補正予算によります「地方創生加速化交付金」の対象となるよう進めているところであります。>

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「坂城スマートタウン」構想推進事業につきましては、これまで産学官連携によるスマート工業団地構築に向けた調査・研究のほか、住宅用の太陽光発電システムや蓄電池システムなどのスマートエネルギーシステム導入に対する助成を行ってまいりました。>

今後はさらに、エネルギーの地産地消に向けた取組みや公共施設への再生可能エネルギーの導入、蓄電池システムによるエネルギーマネジメントなど、創るエネルギー、蓄えるエネルギー、省エネルギーへの取組みにより、町全体でエネルギーの最適利用ができる環境づくりを進めてまいります。>

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それでは、平成28年度の当初予算(案)について申し上げます。>

28年度におきましては、今後5か年のまちづくりの基軸となる「坂城町第5次長期総合計画後期基本計画」、及び「坂城町人口ビジョン」「坂城町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく施策の展開を念頭におき、限られた財源の中、諸課題の解決に向け積極的な取り組みを進めるべく、一般会計当初予算の編成をしたところであります。>

移住・定住を促進するための新規事業や子育て支援のさらなる充実、継続的・計画的に進めている基盤整備や橋梁・公園の長寿命化等々、予算の総額は、南条小学校建設事業が完了することで、27年度当初予算と比較し8億8千万円、率にして12.7%の減とはなりますが、60億3千万円といたしました。>

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まず、歳入といたしまして、町の財政の根幹を担う町税につきましては、町内企業の動向を精査する中で、法人町民税は27年度より1億4千万円、個人町民税についても1千万円の増を見込み、町民税で11億73,600千円を計上いたしました。>

また、固定資産税につきましては、地価の下落や企業の設備投資の鈍化傾向を勘案し、現年課税分を4千万円減となる12億2千万円とし、町税全体では、27年度対比4.7%、額にして約1億16,000千円の増となる25億64,198千円といたしました。>

地方交付税につきましては、税収の増加による減額を見込み、3千万円減の7億7千万円、普通交付税の振り替え分となる臨時財政対策債につきましても、国の28年度地方財政対策においてマイナス16.3%と大きな減額となっていることを受け、5千万円減の2億円を計上いたしました。>

また、南条小学校建設事業の完了により、国庫支出金は 約69,000千円減の5億65,827千円、繰入金についても文教施設等整備基金からの繰入が大幅に減額となることから、約7億円減となる4億36,185千円としたところでありますが、財政調整基金からの繰入金につきましては、必要施策への予算を確保するため27年度対比31.7%増の2億99,000千円を計上いたしました。>

次に歳出でありますが、町道A01号線道路改良事業や橋梁修繕事業をはじめとした投資的経費につきましては、4億53,020千円といたし、義務的経費については、人件費が11億89,470千円、障がい者の方への福祉サービス給付費や児童手当、福祉医療費などの扶助費は、6億81,971千円を計上いたしました。>

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続いて、平成28年度の主要施策について申し上げます。>

最初に、移住・定住・人口増の施策についてでありますが、空家活用事業として、27年4月から開始いたしました「坂城町空家情報バンク」については、これまでに12件の登録があり、その内3件について契約が成立し、町外から7名が移住されました。  >

28年度は、更に内容を充実した「坂城町空家情報バンク事業」の専用ホームページを開設いたします。>

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また、移住・定住の促進を図るため、空家情報バンクに登録されている空家の片付け、リフォームに要する経費の一部について最大10万円の補助を行うとともに、定住を目的として空家を購入された方がリフォーム工事を行う場合には、最大50万円の補助を行う「空家利用促進補助制度」を新設してまいります。>

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企業への人材確保事業として、「移住定住・就職支援事業」を展開してまいります。これは、首都圏等の大学生をターゲットに町内企業への就職情報の発信など、坂城町をPRし、町内企業における人材不足の解消及び優秀な人材の確保に結び付けるとともに、移住を希望する子育て世代からシニア層まで幅広い世代の方々の移住にも結び付けようとするものであります。>

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加えて、町内企業にお勤めしている独身の方を対象としたイベントを企画する中で、町内企業の活性化を図り、合わせて坂城町への移住・定住に繋げてまいりたいと考えております。>

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農業分野におきましても、Uターン・Iターンや定年を機に新規に町で農業を始める方を対象に「新規就農者支援補助事業」を新設してまいります。>

これは、経営開始から5年以内の新規就農者が円滑に就農できるよう、一般の賃貸住宅を借りる方には、5年間を限度に月額賃貸料の1/2、月額2万円以内を、空家情報バンク登録の賃貸物件に居住する場合も、5年間を限度に賃貸料の1/2、月額3万円以内を補助する「住居助成事業」と、20万円以上の農業機械やビニールハウス等の施設を購入する際、1回に限り購入費用の1/3以内で、上限20万円の購入助成を行う「農機具等購入助成事業」の2つの支援制度を実施するものであります。>

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 続きまして、子育て支援の施策について申し上げます。>

  子育て家庭の経済的負担を軽減し、より安心して子育てをしていただけるよう、現在、中学生までとしている子どもの福祉医療費について、28年度より支給範囲を18歳になる年度まで拡大してまいります。>

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 また、福祉医療費受給者の医療費を事前に貸付け、医療機関での窓口支払いの負担を軽減する「さかき福祉医療費サポート資金貸付制度」を創設し、医療機関への早期受診環境を整えるとともに家計への負担軽減を図ってまいります。>

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町内3保育園の第3子以降の保育料につきましては、28年度から無料といたします。>

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なお、坂城幼稚園に通うお子さんにつきましても、保育園と同様に第3子以降の保育料の無料化を図るため、「坂城幼稚園多子世帯補助事業」を新たに設け、国の補助対象とならない第3子以降の保育料等を実質無料とするための補助金を交付し、保護者の負担軽減を図ってまいります。>

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加えて、0歳児保育につきましては、現在、南条保育園において受け入れを行っておりますが、28年度からは村上保育園においても、3名1クラス分を開設いたします。>

今後も子育て世代の支援の充実に努めてまいります。

 

(以下、「平成28年第1回坂城町議会定例会(2)」へ)

 

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坂城町長 山村ひろし