消防活動の表彰(小山政仁さんほか)

昨日は、埴科ポンプ操法大会での坂城町消防団の活躍を記述しましたが、本日は昨年の火災で消火活動をされた個人に対する表彰について記します。

昨年10月に四ツ屋で火災があり、残念ながら一人の方がお亡くなりになりましたが、その際、消防車が到着するまでの間、必死の思いで消火活動をされた小山政仁さんと村松育也さんが、坂城消防署長から感謝状を授与されました。

昨日(7月1日)、そのご報告に、代表して小山政仁さんが坂城町役場へお出でになりました。

小山牛肉店感謝状

左から:山村、小山政仁さん

小山さんは消防団活動のご経験はなかったとのことですが、自宅のすぐ側にあった消火栓を開け、ホースを繋ぎ、消防車の来る間、ホースを抱きかかえ、必死の思いで初期消火に務められました。

消火活動の経験が全くなかった小山さんにとってまさに命懸けの作業だったと思います。 その機敏な活動と勇気に敬意を表します。

坂城町長 山村ひろし           

坂城町「TPP学習会」

本日(7月1日)、長野県企画部企画課近藤浩係長をお招きして 「TPP学習会」 を開催しました。

昨年に続き、2回目の学習会です。

挨拶する山村

役場3階の講堂にほぼ満員の参加者

講師の長野県企画部企画課近藤浩係長            

坂城町は農業だけでなく工業生産額の多い町です。

「TPP」の与える影響について現時点で分かりうる情報を得ながら正しい判断をすることが必要です。

政府は7月23日にも交渉参加をすることを目標にしていますが、我々は何をなすべきか、坂城町にとってのメリット・デメリットをよく理解し、町の競争力を強化しなくてはなりません。

長野県では、さる5月20日に 「関税撤廃による長野県内への影響について」 発表しました。

本日お話をいただいた、近藤係長はまさにこの資料を纏められた方です。

大変タイムリーな多くの情報を得ることができました。

近藤係長には長野県議会中にもかかわらずお出でいただき誠にありがたく思っております。

これからもTPP交渉の状況を見つつこのような勉強会を開催していきます。

1.TPPについて 「 内閣府資料」

http://www.cas.go.jp/jp/tpp/pdf/2013/6/130617_tpp_setsumeikai_shiryou.pdf

2.関税撤廃による長野県への影響 「長野県資料」

http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kikaku/epa/130520/01_shiryo01.pdf

坂城町長 山村ひろし

埴科消防ポンプ操法大会で第10分団優勝

昨日(6月30日)、千曲市大西緑地公園で開催された、第54回埴科消防ポンプ操法大会及び第8回埴科消防ラッパ吹奏大会の小型ポンプ操法の部において坂城町の第10分団(上五明)が優勝しました。

第10分団の前回優勝は昭和52年とのことですので、何と36年ぶりの優勝です。

また、ポンプ車操法で惜しくも2位となった、第2分団(金井区)も誠に接戦でわずかに及ばずということでした。 来年に期待します。

ラッパ分団の技量は確実に向上しています。 指導していただいている伝田先生も   「継続は力なり」 とおっしゃっていました。 こちらも来年に向けて訓練を積み重ねていただきたい。

今回優勝された第10分団には8月4日(日)開催予定の長野県大会(飯綱高原)での大活躍を期待します。

大会終了後団員を激励

詳細は、以下、坂城町ホームページより

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6月30日(日)、埴科消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 第10分団が見事優勝!

H25埴科ポンプ操法大会01

▲小型ポンプ操法の部優勝 第10分団(上五明)

6月30日(日)、千曲市大西緑地公園で、埴科消防ポンプ操法大会及び埴科消防ラッパ吹奏大会が開催され、小型ポンプ操法の部において坂城町の第10分団(上五明)が見事優勝を果たしました!

このポンプ操法大会には、6月16日(日)に坂城町で行われた消防ポンプ操法大会において、ポンプ車の部で優勝した第2分団と小型ポンプ操法の部で優勝した第10分団が、ラッパ吹奏大会にはラッパ分団が出場し、千曲市の消防団(千曲市大会上位チーム)と競技を行いました。坂城町の3分団とも日頃の訓練の成果を発揮し、小型ポンプ操法の部で第10分団が優勝、ポンプ車操法の部で第2分団(金井)が準優勝、ラッパ吹奏でラッパ分団が準優勝となりました。

また、それぞれの部の出場選手の中で、指揮者、番員ごとに最も優秀な成績を収めた者が個人表彰され、第10分団の滝沢敏之さん(指揮者)、師田洋一さん(1番員)、第2分団の山極卓弥さん(指揮者)、飯島健一さん(2番員)が選ばれました。

なお、第10分団は、8月4日(日)に開催される長野県消防ポンプ操法大会への切符も手に入れました。県大会でも好成績を収められるよう頑張ってください!

H25埴科ポンプ操法大会02

▲第10分団(上五明)

H25埴科ポンプ操法大会03

▲第2分団(金井)

H25埴科ポンプ操法大会04

▲ラッパ分団

H25埴科ポンプ操法大会05

▲個人表彰を受ける滝沢敏之さん(左)、師田洋一さん(右)

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坂城町長 山村ひろし

第4回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会

6月27日から28日まで、坂城町行政協力員会(区長会)の皆様と視察研修旅行で愛知県豊田市、犬山市への視察に参りました。

帰りの途上に、私だけ寄り道をさせていただいて、28日の夕方、ホテルオークラの隣にある大倉集古館で開催中の 「第4回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会」 を拝見してまいりました。

6月8日~7月28日まで開催

この展覧会は公益財団法人日本刀文化振興協会(会長:柳井俊二、専務理事:宮入恵)が、日本刀文化についての理解ならびに伝統技術の継承と発展を支援する目的で毎年開催されているものですが、今回の展示会で宮入恵さんの弟子4人が作刀部門で素晴らしい作品を出され、全員が入賞されました。

誠に素晴らしい快挙です。

まず、最高賞の経済産業大臣賞を受賞されたのが、川崎仁史(晶平)さん。

川崎さんは現在、埼玉県で自分の鍛刀道場を持たれ独立されています。

川崎仁史(晶平) 経済産業大臣賞

                   

次は、根津啓(秀平)さんで、金賞第二席を受賞されました。

根津啓(秀平) 金賞第二席

                           

さらに、上山陽三(輝平)さんは金賞第三席・新人賞を受賞されました。

上山陽三(輝平) 金賞第三席・新人賞

                             

また、河内一平さんは銀賞第一席を受賞されました。

河内一平 銀賞第一席

                              

川崎さんを除いた3人は坂城に住まれて宮入道場で師匠とともに作刀活動を活発に行われています。

皆さん方は、びんぐしの里公園で開催される 「こどもフェスティバル」 などで、毎回、「小刀」 つくりなどの体験学習を指導していただいています。

宮入刀匠の作品(審査員として)

坂城町における刀剣文化は特別な存在です。

宮入刀匠を中心とした若手の作刀家たちを町としても大いに育てバックアップしていきたいと考えています。

今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

(*以上、資料は同展覧会図集より引用させていただきました)

坂城町長 山村ひろし

坂城町 こども能楽教室

 先日(6月26日)、重要無形文化財総合指定保持者で観世流の能楽師である松木千俊先生と坂城松謳会によるこども能楽教室が坂城町の3小学校で開催されました。

各小学校の5、6年生が参加しましたが、当日は能面に実際に触れる機会もあり全員が興奮気味に授業に参加しておりました。

来年の8月31日(日)には、2年ぶりに、坂城びんぐしの里公園で 「薪能」 が開催されます。

前回と同様、松木先生のほか、野村萬斎さん他、錚々たる方々の出演が予定されています。

その時に備えて子どもたちも今から練習のスタートです。

私は南条小学校の授業に参加しました。

以下は、いずれも南条小学校の様子。

松木先生のお話し

能面に触れる

能面を付けて舞台に上がる

海野師範による発声練習

「猩々」を舞う三井梨央さん

他の小学校の様子など、詳細は以下の坂城町ホームページのサイトよりご覧ください。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/dekigoto/W034H0000047.html

以下は番外編で、授業の後の会食のワンショット

授業終了後の会食で

左から:海野師範、松尾名誉師範、山村、松木先生、宮入刀匠

なお、以下のサイトは松木先生のブログより。素晴らしいコメントをいただいております。

http://www.matsunokai.com/private/3724/

http://www.matsunokai.com/private/3720/

坂城町長 山村ひろし

上田市上室賀と坂城町上五明の永遠の契約

入会権解消と地上権設定

先日(6月16日)、上田市上室賀自治会(自治会長:白鳥 公さん)と坂城町上五明区(区長:山城賢一さん)のみなさんと一緒に「つけば料理」(つけば小屋での川魚料理)をいただきました。

上室賀の皆さんをご招待しての食事会です。

上五明の皆さんは明治以来、長い間、上室賀地区の特別に認められた地区で秣(まぐさ)や薪などの伐採を許されていました。

その御礼として、長い間、つけば料理で上室賀の皆さんをご接待する慣習がありました。

前回、私も参加させていただいた折に、このような行事はいったい、いつから始まっているのかとお尋ねしたのですが、なかなか契約書などを拝見する機会がありませんでした。

先日のつけば会の際に、上室賀自治会長の白鳥さんが契約書のコピーなどをお持ちいただき内容が判明しました。

大正10年11月の入会権解消と地上権設定の協定書

この協定書によると、明治以来種々の紛争のあった隣接地域での入会権問題について円満に解決を行い、長期にわたる地上権設定を認めたものです。

上五明地区との協定の一部を以下示します。(抜粋)

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1、地上権設定区域の立木、竹そのほかの森林副産物は総て上五明区の所得とする

1、地上権設定期間は永代とし50年毎に継続更新するものとする

1、上五明区は地上権の地代として毎年11月20日を期して室賀村に対し玄米3石5斗9舛を支払うものとす

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以上にあるように、上室賀と上五明の間で 「永代」(無期限)の契約が結ばれたのです。

地代としての「玄米3石5斗9舛」について、現在では年間12万円をお支払いしているとのことです。

近隣地区とのトラブルをこのような形で解消し、「永代」にわたるお付き合いをされておられる知恵を学びました。

なお、上室賀自治会では秋には上五明区の皆さんをご招待して「松茸料理」でのおもてなしをされておられます。

坂城町長 山村ひろし

坂城の100人 第17回目は永井直治

 永井直治(ながい なおじ、1864年~1945年 旧姓 柳澤直治)は坂城町中之条出身の日本基督教会の牧師・聖書翻訳者として有名です。

 永井直治は柳澤与忽、しげ、の次男として元治元年(1864年)に中之条で生まれました。
 その後、塚田家の養子となり、塚田直治として明治23年(1890年)に明治学院神学部を卒業し東京浅草協会の牧師となりますが、明治24年(1891年)には柳澤家へ復籍し、柳澤直治を名乗ります。
 さらに2年後の明治26年(1896年)には埼玉県の永井家の養子となり、永井直治となり聖職者として活動します。
                  
永井直治の写真
(柳澤知夫さん提供、永井直治は柳澤知夫さんの大叔父にあたります)
                    
 
 聖書には多くの系統があります。
 明治になって、日本でもいくつかの系統の聖書が使われていたのですが、永井直治が翻訳をしたのは、エラスムス(1466年〜1536年 オランダの哲学者・宗教学者)が1516年に出版したと言われるギリシャ語本文で「正統派本文」と言われるものです。
              
 永井直治はこの原点と言われるギリシャ語本を翻訳し、昭和3年に自費出版をしました。
                           
「新契約聖書」の表紙
                     
                      
 この聖書は「永井訳新約聖書」と言われ、内村鑑三、尾島真治、中田重治などが推奨し、内村鑑三が「新契約聖書への序言」を書いています。
                                
                    
内村鑑三の「序言」    
                    
                                        
 また、中田重治は、これを一層普及させるためには、会社を作る必要があるとし信徒の有力者たちに呼びかけ、株主を募集し、日本聖書会社という株式会社を設立しました。
 そして、「新契約聖書」の一冊50銭の廉価版が出版されました。
                              
                 
 さらに、昨年、2012年には以下の新刊が再発行されました。
再刊された新契約聖書(2012年)
                                        
 
  以上、明治、大正、昭和と聖職者・研究者・翻訳者として活躍した坂城町中之条出身の永井直治のご紹介です。        
 
         
                       
                     
 坂城町長 山村ひろし

第17回機械要素技術展(東京ビッグサイト)

 昨日(6月20日)、東京ビッグサイトで開催されている、第17回機械要素技術展に行ってまいりました。

本展示会は一昨日から、本日(21日)まで開催されていますが、今年は前年よりもさらに多くの出展社が創意工夫をした展示を行っていました。(昨年は1800社程度でしたが今年は2000社程度が出展するアジア最大の展示会だそうです。)

坂城町のブースも大変洗練されたものになり、多くのお客さんが訪問されていました。

なお、今年の出展社は アルプスツール、 イケダ、(有)エフディ企画、 ケーエムケー、 長野大崎製作所、 ヤマザキアクティブの6社です。

一方、近くのブースで多くの客を集めていたのは、3Dプリンターを紹介しているコーナーです。

3Dプリンターの展示は昨年はありませんでしたので、今年になりこのような盛り上がりを見せています。

坂城町の企業の皆さんに是非とも注目願いたいところです。                       

米国ストラタシス社のブース

日本のキーエンスは2日前に発表した新製品(Agilista)を披露

とにかく、大変な人いきれで盛り上がっていました。(主催者ホームページより)

日本の工業を支える高度な機械要素技術を持たれている企業のすごい熱気を感じました。

坂城町長 山村ひろし

「第8回さかき千曲川ばら祭り」 閉会

6月1日(日)、から開催しておりました、「第8回さかき千曲川ばら祭り」 は昨日を持ちまして閉会しました。

16日の期間を通じて、約4万人弱の方々にお楽しみいただきました。

売店にも多くのお客さんがお見えになりました。

ばらのゲイトで記念撮影

「おいしい信州風土(フード)」宣伝隊の皆さんも来訪

                                                

今年は、寒さのため、スタート時点では小ぶりの状況でしたが、ここ一週間前から満開の素晴らしいばらの花を楽しむことができるようになりました。

薔薇人(バラード)の会の皆様を中心に多くのボランティアのご協力の賜物です。

あらためて御礼申し上げます。

「ばら祭り」は閉会しましたが、今月中はまだまだ満開のばらを楽しめます。

まだお出でになられていない方々のご来訪をぜひお願い申し上げます。

坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団ポンプ操法大会

昨日(6月16日)、平成25年度坂城町消防団ポンプ操法大会が開催されました。

挨拶する山村

朝8時から昼前までポンプ車操法に4つの分団、小型ポンプ操法に7つの分団が出場し、日頃磨いた技術、チームワークを競いました。

優勝は、ポンプ車操法の部が、第2分団(金井)、小型ポンプ操法の部が第10分団(上五明)でした。

今月30日に開催される、埴科ポンプ操法での健闘を期待します。

詳細は以下の坂城町ホームページをご覧ください。

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6月16日(日)坂城町消防団ポンプ操法大会

H25町ポンプ操法大会第2分団

▲ポンプ車操法の部優勝 第2分団

6月16日(日)、四ツ屋消防ポンプ操法訓練場で、町消防団ポンプ操法大会が開催されました。

この大会は、消防団が常時の訓練成果を発表するとともに、審査による不備欠陥を是正し、消防技術の向上発展と士気の高揚に資することを目的に行われます。大会は、ポンプ車の部(第2、4、7、9分団)と小型ポンプ操法の部(第1、3、5、6、8、10、11分団)の競技と、ラッパ分団によるラッパ吹奏が行われ、町内の各分団が日頃の訓練の成果を披露しました。

大会の結果(入賞)は以下のとおりです。

ポンプ車操法の部

  • 優 勝 第2分団
  • 準優勝 第9分団

小型ポンプ操法の部

  • 優 勝 第10分団
  • 準優勝 第11分団
  • 第3位 第3分団

▼小型ポンプ操法の部優勝 第10分団

H25町ポンプ操法大会第10分団

▼各分団

H25町ポンプ操法大会各分団

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坂城町長 山村ひろし