坂城町食育・学校給食センターでの食育教育

本日(10月23日)、坂城町食育・学校給食センターで坂城小学校2年生を対象にした「食育教育」が行われました。

坂城町では平成22年3月に「坂城町食育・学校教育センター」を開設し単に学校給食を供給するだけでなく坂城の子どもたち、保護者の皆さんに対する食育活動を通じて町民の健康づくりを推進しています。

本日は坂城小学校の2年生にセンターの施設でどのように給食が作られるのかを見学してもらったあと、中野加代子先生のご指導で食育の勉強をしたあと小学校にもどりその給食を食べてもらいました。

中央:栄養教諭の中野加代子先生

中野先生によると、坂城町は他の地区に比べて「塩分過多」の料理が多く、気になっているとのことでした。

子どもも含めて塩っ辛い食事を好むようで、家庭の料理から改善しなくてはならないとのことです。

私も血圧を気にするような年齢になってきましたので食事には気を付けたいと、思いを新たにしました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町企業工場見学・就職情報交換会

本日(10月23日)、テクノハート坂城協同組合主催の「坂城町企業工場見学・就職情報交換会」が坂城町 テクノセンターで開催されました。

今年は県内外の大学関係から19の学部、企業側から12社のご担当の方々にお集まりいただきました。

午前中の工場見学を含み学校就職担当者と企業採用担当者の方々の熱心な情報交換会ならびに懇親会が開催されました。

企業を取り巻く状況、また、採用状況もますます厳しいものとなっているなかでこのような活発な活動がなされるところに坂城町のエネルギーを感じます。

毎年、このような活動を通じて20名以上の方の採用が決まっているそうです。

坂城町長 山村ひろし

JA坂城支所オープンと「四ツ屋曳き舞台」

本日(10月21日)、JAちくま坂城支所(正式オープンは29日)のオープンに備え内覧会がありましたがそれに合わせ、四ツ屋区の「曳き舞台」のお披露目がありました。

この曳き舞台は坂城の四ツ屋区に150年引き継がれている町の有形文化財ですが、すばらしい秋晴れの一日披露されました。

坂城には、新地地区にも曳き舞台がありますが、常設の格納庫などなく通常は倉庫に保管されています。

四ツ屋と新地の曳き舞台ならびに坂城各地の神楽の合同フェスティバルなど開催できれば素晴らしいですね。

坂城町長 山村ひろし

坂城の刀工 入賞

先日(10月19日)、全日本刀匠会主催の第7回お守り刀展覧会で入賞した宮入小左衛門行平一門の三人の刀工、河内一平さん、根津秀平さん、上山輝平さんが坂城町役場へ来られました。

 

平成24年9月8日~9月30日(熊本)

平成24年10月10日~12月2日(岡山・長船) で開催

宮入小左衛門行平一門受賞02

左から、上山輝平さん、根津秀平さん、河内一平さん、山村

授賞式は、10月10日(水)に岡山県瀬戸内市備前長船刀剣博物館で行われ、刀身の部において、河内さんは第三席 特賞 坂城町長賞、根津さんは第七席 全日本刀匠会賞、上山さんは佳作を受賞されました。また、埼玉県在住で、宮入小左衛門行平刀匠の一番弟子である川崎晶平さんが、刀身の部 第一席 特賞岡山県知事賞を受賞されました。
 河内さんは、「今回、一門全員が入賞できたことで、お世話になった親方や坂城町のみなさんに少しでも恩返しができたのではないかと思います。宮入一門として今後も精進していきたいです。」と話されました。

なお、師匠の宮入 恵(行平)さんは外装の部で第一席特賞熊本県賞を受賞されています。

刀身の部 第一席 特賞 岡山県知事賞 川崎仁史(晶平)さん 

刀身の部 第三席 特賞 坂城町町長賞 川内一平さん  

刀身の部 第7席 根津 啓(秀平)さん 

刀身の部 佳作 上山 陽三(輝平)さん 

外装の部 第一席 特賞 熊本県賞  宮入 恵(行平)さん

坂城町は日本文化の結晶と言える日本刀文化を大切にしています。

今後とも宮入刀匠を中心に世界に誇る文化遺産、伝統工芸の保持・育成・発展に努めてまいります。

坂城町長 山村ひろし              

秋晴れの一日、今日もいろいろと

今日(10月20日)は正に秋晴れの、雲一つない素晴らしい一日でした。

朝、10時から坂城町にある「ともいきライフ月影(宝池月影寮)」の「月影まつり」に参加。

この施設は、社会福祉法人 上田明照会さんの経営している障がい者支援施設です。

毎年この季節に地元のボランティアの方々、地元の保育園、幼稚園、小学校などの参加を得て盛大に開催されます。 今年も総勢300名程度の方が参加しました。

開会式でのご挨拶

第10回月影まつり01

月影寮 全員でダンス                     

その後、上田市で「テレコム・ユー」の臨時株主総会に出席した後、びんぐし湯さん館で「文化協会」さんと「坂城町猟友会」さんの両懇親会に出席。 猟友会さんから提供された「獅子鍋」に舌鼓を打ちました。

秋晴れの清々しい、坂城の一日でした。

坂城町長 山村ひろし

坂城の少年少女剣士大奮闘 !!

先日(10月14日)、坂城中学校で開催された、第12回更埴地区少年剣道坂城大会で(主催:坂城町剣道連盟、坂城町剣道スポーツ少年団)、千曲市と坂城町の小中学生29団体150名が集まり、団体戦で競い合い、日頃の稽古の成果を発揮しました。

 坂城の子どもたち、大いに頑張り以下の成績を挙げました。
                      
                       
 
 
【中学生女子の部 優勝】
清水虹花さん、關彩香さん、箱山華花さん、常盤千乃さん、松澤みのりさん(全員坂城中学校)
【中学生男子の部 準優勝】
赤池俊輔さん、宮下大河さん、臼井悠真さん(全員坂城中学校)
 
【小学生低学年の部 準優勝】
柳澤奈津美さん(坂城小学校)
大石亜美さん(坂城小学校)
岩野伊里さん(坂城小学校)
宮下倭さん(南条小学校)
関海翔さん(坂城小学校)
                          
                                   
 
                         
 今年から武道が中学校の必修科目となっています。
 坂城町では剣道を必修科目としました。
 坂城町の伝統を引継ぎ、少年少女剣士たちの成長を祈ります。
                             
                         
                         
 坂城町長 山村ひろし
                                   

クラッシク室内楽コンサート(10月27日)

10月27日は坂城町文化祭が開催されますが、その日の午後2時から文化センター大会議室に於いて、チェロとピアノとヴァイオリンによるクラッシクコンサートが「さかきふれあい大学教養講座~坂城町文化祭記念コンサート~」として開催されます。

開催日まで一週間となりましたので、念のためご案内します。

出演者は、今最も注目を集めているチェリスト・海野幹雄さんとピアニスト・海野晴絵さん。そして、ヴァイオリニストは、最近若くして仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任したばかりの新進気鋭のヴァイオリニスト・西本幸弘さんです。

海野さんご夫妻は私が以前から懇意にさせていただいておりますが、今や日本を代表する名演奏家に成長されました。 それに西本幸弘さんを加えたトリオの演奏は滅多に聴かれるものではありません。

皆さまごぞってお出でください。

曲目は以下のとおりです。

〈演奏曲目〉

  • メンデルスゾーン作曲
    『ピアノ3重奏曲第1番ニ短調 作品49』
  • エルガー作曲
    『愛の挨拶』
  • シューベルト作曲
    『魔王』(海野幹雄:編)
  • 映画『おくりびと』のテーマなど

〈日時・場所〉

  • 10月27日(土) 開場 午後1時30分 開演 午後2時
  • 坂城町文化センター 大会議室

〈入場料〉

  • 無料

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坂城町長 山村ひろし

竹内希さんのレポート(第2号)

以前にも紹介しましたが、坂城町出身で、青年海外協力隊としてアフリカ南部に位置するザンビア共和国へ派遣された竹内希さんからレポート第2号が到着しました。

ザンビアの大地で着実に成果を出されている竹内さんに乾杯します。

以下、坂城町ホームページに掲載されたものをご覧ください。

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ザンビアだより~        平成24年10月  竹内希

  こんにちは。今まで、ちゃんとした自己紹介をしていなかったので、この場を借りてしたいと思います。

  はじめまして、私は青年海外協力隊24年度1次隊の竹内希と申します。私は高校までをこの坂城町で過ごしました。大学へ進学後は、1カ月間の教育実習を坂城中学校で受け、現在は広島大学の大学院に在籍中です。最近は、年に数回しか帰省できていませんでしたが、季節によって表情が変わる山々や、鮎が採れる千曲川、時たま降る夕立など、私は坂城の自然が大好きです。そんな坂城町に暮らすみなさんへ、今回もザンビアからお便りをお送りしたいと思います。

  私は、首都のルサカまで行くのに大型バスで約9時間かかる所に住んでいるのですが、驚いたことにこのバスに、子供連れの母親も同乗します。つい最近も利用したのですが、その時気づいた出来事をお話したいと思います。

ザンビアだより01

  このバスの中は暑く、大人でも9時間の移動は辛いものがあります。しかし、そのようなバスに1歳くらいの小さな子供も同乗していました。子供の席は母親の腿の上、全く寛げる環境ではありません。それにもかかわらず、一度も大きな声で泣くことはありませんでした。ふと周りを見渡すと、他にも何人か子供連れの母親が座っていました。中にはごねている子もいましたが、泣き叫ぶような子はいませんでした。日本では、たまに公共の場で泣き叫んでいる子を見かけます。(泣くという行為は元気な証拠でもありますが、ここでは、気が狂ったように泣くということを指したいと思います。)ザンビアで泣いている子を見かけるのは、日本よりも少ない気がします。ザンビアの方が子供の数が多いのに、この差はなんだろうと考えさせられました。

  私が1つ考えたのは、“おんぶ”です。ザンビアのお母さんは、伝統的な布であるチテンゲを使っておんぶや抱っこをします。おっぱいをあげる時も抱っこをしたまま、自由自在に子供を前後に移動させます。これによって、子供は人と触れあっている時間が日本よりも長いのです。そのため、母親とのコミュニケーションが良く取れ、劣悪な環境の中でも安心していられることができたのではないかと思いました。

  これは、あくまでも私個人の意見です。しかし、子供を育てる時に肌と肌で触れあう時間、人との時間が大切なのではないかと思います。私はまだ、出産も経験したことがない身ですが、おんぶ(=人との触れあい)についてもう一度考えてみたい、また、日本のお母さんにぜひ“おんぶ”をお薦めしたい!!と思いました。

ザンビアだより02

▲チテンゲで子どもを抱くお母さんたち

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坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第72章)

この章は 「愛己」 と題されることがありますが、まさに自己を愛する者は、己を知り、誇らず、謙虚でなければならないと説いています。

 民不畏威、大威至矣。 無狭其所居、無厭其所生。 夫唯不厭、是以不厭。 是以聖人、自知不自見、自愛不自貴。 故去彼取此。

                                 

 民、威(い)を畏(おそ)れざれば、大威(たいい)至らん。 其の居る所を狭しとする無く、その生くる所を厭(いと)ふこと無し。 夫れ唯(た)だ厭はず、是を以(も)って厭はれず。 是を以って聖人は、自ら知りて自ら見(あら)はさず、自ら愛して自ら貴(たっと)くせず。 故に彼(か)れを去りて此(こ)れを取る。

                           

 人々が天威を恐れず思い上がってしまうと、かならず大きな天罰が起きます。 人々が自分の住むところが狭い、などと我儘を言わず、自分の生き方を厭(いと)わなければ天から厭われることもありません。 聖人と言われる人は自らをよく知り、自らを見せびらかしたり威張ったりしません。 驕慢を去り、道にしたがって無為自然の生き方をするのです。

                            

 この章は短いですが、なかなか難解な箇所があり諸説の解釈があります。 私はごく自然に 「愛己」 とは何かという考えで訳しました。 本当の意味で「自分を愛する」 とは何かを考えると、己に対して正直に 「無為自然」 に生きることだと思います。

                                      

 坂城町長 山村ひろし                

 

第17回東京坂城会開催

先日(10月13日)、東京坂城会(会長:玉井修治氏、名誉会長:鈴木敏文氏)の第17回総会が開催されました。(於:東京田町近くの”牡丹”)

東京坂城会は坂城町出身の方々で東京で活躍されておられる皆さんの会です。

現在236名の会員がおられますが、当日は31名の会員が参加され盛大に開催されました。

坂城町からは私の他、鈴木秀典商工会長、宮後睦雄テクノハート坂城協同組合理事長、荒川企画政策課長の4名が出席しました。

総会では平成23年度の活動報告・決算報告がなされ、私からは最近の坂城町の状況についてお話をさせていただきました。

皆さん、懐かしいお話と最近の坂城町の状況について大いに話が盛り上がり、12時から午后2時半ころまで懇談の花が咲きました。

総会の様子

玉井修治会長のお話し

会計担当の中沢隆三さんから決算についての説明

なお、平成24年度からの新会長に中沢隆三さんが選出されました。

坂城町から参加した、左から:宮後睦雄テクノハート坂城共同組合理事長、山村、鈴木秀典商工会長

坂城町を出られ東京で活躍され、坂城町を愛し、応援していただいておられる皆様方の益々のご活躍をお祈りいたします。

坂城町長 山村ひろし