全国町村長大会

  本日(11月16日)、NHKホールで平成28年度全国町村長大会が開催されました。

全国から約900名の町村長が参加して国に対する決議事項、重点要望事項などを決議しました。

重点要望事項としては以下の10項目を決議しました。

 

一.東日本大震災及び平成28年熊本地震からの復興の加速化をはかるとともに、全国的な防災・減災対策を強力に推進すること。

一.一億総活躍社会の実現に向け、地方創生を推進すること。

一.地方分権改革を推進すること。

一.道州制は導入しないこと。

一.「まち・ひと・しごと創生事業費」を拡充するとともに、歳出特別枠を堅持し、地方交付税等の一般財源を確保すること。

一.ゴルフ場利用税を堅持するとともに、全国森林環境税を早期に導入すること。

一.農林漁業の振興による農山漁村の再生・活性化をはかること。

一.田園回帰の時代を拓き、都市と農山漁村の共生社会を実現すること。

一.農林漁業者が将来に希望をもてるよう、TPP対策に万全を期すこと。

一.領土・外交問題に毅然とした姿勢で臨むこと。

 

また、特別決議として、「参議院の合区の早期解消に関する特別決議」も決しました。

なお、本日の大会に来賓として、安倍総理大臣、衆参両議員議長、高市総務大臣、二階自由民主党幹事長等が来られました。

 

藤原全国町村町会長

 

安倍総理大臣

高市総務大臣

           

二階自由民主党幹事長

坂城町長 山村ひろし

平成28年度坂城町戦没者追悼式

昨日(11月15日)、坂城町文化センターで、平成28年度坂城町戦没者追悼式が開かれました。

先の大戦において犠牲となられた多くの町内の方々をしのび、御冥福をお祈りいたしました。

約70名のご遺族のほか多くのご来賓の皆さまにご出席いただきました。

式辞を拝読

 

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    

平成28年度坂城町戦没者追悼式

 

戦没者追悼式01

戦没者追悼式02  戦没者追悼式03

▲追悼のことば及び献花

 

11月15日(火)、文化センターで、先の大戦において犠牲となった多くの町内の方々をしのび、御冥福をお祈りする平成28年度坂城町戦没者追悼式が開かれ、ご遺族など約70名が出席されました。

戦争を体験された世代が少なくなるなか、今を生きる私たちが当たり前のように平和と繁栄を享受できるのは、先人の大きな犠牲のうえにあることを肝に銘じ、戦争による苦しみや悲しみを後世に語り継いでいくことが大切です。戦後一貫して平和国家の道を歩んできたわが国が、世界の恒久平和実現のためにも、平和への機運を一層高め、国内外に平和の大切さをアピールしなければなりません。 

町では、昭和60年9月27日に非核平和の町宣言をしました。町としても、不戦と平和への誓いを新たにし、町民の皆さんとともに安心して暮らせる坂城町を目指してまいります。

 

▼慰霊の朗詠(左)と舞(右)

戦没者追悼式04  戦没者追悼式05

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

坂城町長 山村ひろし

復旦大学 胡令遠先生、沈浩先生来訪

昨日(11月13日)、復旦大学日本研究センター所長の胡令遠教授と沈浩教授が坂城町役場にお出でになりました。

お二人は長年にわたり、復旦大学日本研究センターでご活躍され、坂城町と上海の橋渡しをしていただいております。

今回は、私も一昨日出席しましたが、長野大学の創立50周年式典にご参加のため訪日された機会に坂城町に寄られたものです。

また、役場へ来られる前に南条小学校にも寄られ、金管バンド「ハッピーブラス」の練習風景もご覧になったとのことです。

坂城町役場へお寄りいただいた後、びんぐし湯さん館でお風呂も楽しんでいただきました。

 

坂城町役場にて、左から:宮崎教育長、山村、胡令遠先生、沈浩先生、南条小学校南澤校長(南澤校長は今年の小学生の交流事業で団長として上海に行かれました。)

我が家にも寄っていただきました。

坂城町長 山村ひろし

169系電車撮影会

  本日(11月13日)、素晴らしい秋日和のなか、坂城駅前多目的広場の169系電車の前で、初めての「169系電車撮影会」が開催されました。

坂城町内外から多くの169ファンの皆様がおいでになりいろいろなイベントを楽しんでいただきました。

 

                                        

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・

169系電車撮影会 初開催!

 

撮影会01

撮影会02  撮影会03

 

11月13日(日)、坂城駅前多目的広場にある169系電車で、町と169系電車ファンクラブによる撮影会が初めて開催されました。

本日は、青空が広がる絶好の撮影日和となり、電車を撮影しようと、朝から多くの鉄道ファンの皆さんが集まりました。電車の正面部分や全体など、それぞれが好きなアングルでシャッターを切り、ヘッドマークを交換して電車の表情を変えながら何枚もカメラにおさめていました。

 

撮影会04  撮影会05

撮影会06  撮影会07

撮影会08  撮影会09

撮影会10  撮影会12

 

また、ファンクラブの皆さんに自慢のコレクションを持ち寄っていただき、車内で行先表示板やNゲージ、制服、オレンジカード、切符、写真などの貴重なものを展示したほか、電車関係の映像も上映。外のテントでは、鉄道グッズやお弁当を販売し、鉄道ファンだけでなく、子どもからお年寄りまで多くの方が楽しんでいました。

 

ファンクラブ01  ファンクラブ02

ファンクラブ03  ファンクラブ04

ファンクラブ05  ファンクラブ06

ファンクラブ07  ファンクラブ08

・・・・・・・・・・・・・

坂城町長 山村ひろし

国道18号バイパス建設促進要望活動

先日(11月10日)、「新国道上田篠ノ井間建設促進期成同盟会」(長野市、千曲市、坂城町、上田市)ならびに「国道18号上田バイパス第二期工区建設促進期成同盟会」(上田市、東御市)合同で国土交通省、財務省、関連国会議員、関連省庁宛の要望活動を行ってまいりました。

3年前から、18号バイパスに関わる、二つの期成同盟会合同で要望活動を行っておりますが、今回も、各自治体の首長、議長、各自地区の代表者など約50名のメンバーで、埼玉にある国土交通省関東整備局、国土交通省道路局、国土交通大臣、財務大臣、自民党幹事長に対し各々要望を行いました。

朝9時過ぎから、午後4時まで国会内を歩きましたが、折りしも衆院議員ではTPP問題での議決がされる中、大変あわただしい要望活動でもありました。

国道18号バイパス建設の要望活動は40数年以上継続しておりますが、今後とも粘り強い活動が必要です。

坂城町地区(3.8キロ)については、現在、地元説明、用地買収の段階に入っており、皆様方とスクラムを組んで強力に推進してまいりたいと思っております。

 

 

左:国土交通省関東整備局への要望活動、右:木内均衆院議員への要望活動。木内先生には今回の要望活動の全体の調整をしていただきました。

       

 

肥立ち:二階自由民主党幹事長への要望活動、右:石川道路局長への要望活動

         

 

左:国土交通省三木政務官への要望活動、右:井出庸生衆議院議員への要望活動

                

杉尾秀哉参議院議員への要請活動

あと、お会いできなかった各議員の方々には秘書経由要望書をお渡ししました。

坂城町長 山村ひろし

ねずみだいこん祭り

本日(11月12日)、久しぶりの快晴にめぐまれ、大勢のお客様においでいただき、平成28年度「ねずみ大根祭り」が開催されました。

東京など遠方からのお客様も来られ賑やかに収穫をしていただきました。

                             

青空のもと、開会式にて。

左は「ねずみ大根振興協議会」小林会長

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・

ねずみ大根まつり

 

ねずみ大根まつり01

ねずみ大根まつり02  ねずみ大根まつり03

▲ねずみ大根収穫体験

 

坂城町の特産「ねずみ大根」の収穫時期を迎え、11月12日(土)、澄み渡る秋晴れのもと、ねずみ大根まつりが開催されました。

大変多くのお客様が来場された、メイン会場のさかき地場産直売所「あいさい」では、特製手打ちおしぼりうどんの振る舞いに舌鼓を打ったり、ねずみ大根などの農産物・加工品を買い求めたりする姿が多く見られ、子どもたちはねずこんのお絵描きコーナーや記念撮影コーナーを楽しんでいました。

また、別会場では、恒例のねずみ大根収穫体験を開催。早朝から多くのねずみ大根ファンの皆さんが集まり、大根を袋いっぱいに詰めて、楽しみながら収穫していただけた様子でした。

なお、今年も(株)坂城町振興公社が、坂城産の巨峰で醸造した巨峰ロゼワインの発売を祭りに合わせて開始し、「あいさい」では、フルーティーでスッキリとした味わいのワインの試飲・販売が行われました。

 

▼さかき地場産直売所「あいさい」(メイン会場)

 

 

あいさい02  あいさい03

おしぼりうどん01  おしぼりうどん02

▲「あいさい」特製手打ちおしぼりうどんの振る舞い

ねずこん01  ねずこん02

▲(左)ねずこんと記念撮影会・(右)お絵描きコーナー

お楽しみ抽選会  巨峰ロゼワイン

▲(左)お楽しみ抽選会・(右)巨峰ロゼワインの販売

・・・・・・・・・・・・・

坂城町長 山村ひろし

南条小学校金管バンド「ありがとうコンサート」

先週(11月5日)、坂城町文化センター体育館で、南条小学校金管バンド「ハッピーブラス」のありがとうコンサートが開催されました。

「ハッピーブラス」は先日(10月16日)に長野市のビッグハットで開催された第20回東海小学校バンドフェスティバルで、見事金賞を受賞し、2年連続6回目となる全国大会(11月19日(土)に大阪城ホールで開催)へ出場することになりました。

今回は、全国大会出場の報告会をかね、「ありがとうコンサート」開催してくれました。

素晴らしいですね。

以下、いくつかの写真でその様子をご覧ください。

11月19日(土)大阪城ホールでの活躍をお祈りします。 「大坂秋の陣」出陣です。

 

指揮者は顧問の石坂一彦先生

 

        

南条金管バンド「ハッピーブラス」は現在34名ですが、そのうち17名(半分)が4年生です。

短い期間でよくこんな素晴らしい演奏が出来るなと感心しています。

全国大会で演奏する曲は、「Pops for Brass」(「ポップス・フォー・ブラス」 英国のゴフ・リチャーズの作曲)という曲で大変チャレンジングな曲です。

      

坂城町長 山村ひろし

平成28年度坂城町PTA連合会研究集会

 先日(11月5日)、坂城町の坂城幼稚園、小学校、中学校のPTAの皆さんの研究集会が開催されました。

         

 

開会あいさつ 左:笠井PTA連合会会長、右:山村

              

 坂城町の素晴らしいところは、町民運動会にしろ、文化祭にしろ、防災訓練にしろ坂城町の方々全員が参加され心を一つにして開催されることです。

 今回の 「坂城町PTA連合会研究集会」 でも坂城町の坂城幼稚園、小学校、中学校全部の先生方、PTAの皆さんが一堂に会して子どもの育成について研究討議されました。

 今回のテーマは 「子育て、家庭が原点―坂城の子どもたちの健やかな育成を願って―」 です。

 また、特別講演として、稲荷山養護学校の教育相談専任 万年康男先生から、「ひとりひとりにあった 子どもへの接し方 ―みんなちがって みんないい―」というテーマで、実践的なきめの細かいお話をしていただきました。

 万年先生の全体講演会の後に、8つの分散会に分かれ各々テーマごとに熱心に議論をされていました。 素晴らしいですね。

            

講演される 万年康男先生

            

熱心にディスカッションされる参加者の皆さん

              

 坂城町長 山村ひろし

男谷燕斎の書 続き(西念寺 般若心経)

昨日(11月3日)、坂城町中之条の浄土宗 西念寺(若麻績実豊ご住職)で10回目となる「中之条だいこん祭り」が開催されました。

恒例のお茶、おしぼりだいこんのお振る舞いのほか、今回は、神田陽子、神田桜子さんによる講談を聞かせていただきました。

神田桜子さんは今年4月に陽子さんに弟子入りしたばかりの新人ですが、なかなかの才能をうかがわせるお話を聞かせていただきました。

神田陽子さんからは、「真田幸村 大坂出陣の巻」など大変迫力のある素晴らしい講談を演じていただきました。

そんな折に、若麻績住職にお願いし、かねてより拝見したかった、男谷燕斎の貴重な書を拝見させていただきました。

これは、文化11年 甲戌(1814年)に書かれたもので、男谷燕斎が中之条の陣屋に代官として赴任した年で、燕斎が西念寺さんに般若心経を奉納したものです。

男谷燕斎の書は今までにもいくつかご紹介してきましたが、このようにしっかりとした楷書で書かれているものも珍しく思います。 さすが、江戸幕府の正祐筆だなと感じました。

また、この書は、絹布に書かれており素晴らしい色彩でもあります。 

西念寺さんと男谷燕斎代官との関係の深さも感じられました。           

 

 

ご住職の若麻績実豊さん

 

坂城町長 山村ひろし

男谷燕斎の書

先日、私の友人から男谷燕斎の新たな書を二つ紹介されましたが、そのうちの一つに大変、趣のある書がありましたので以下、ご紹介します。

男谷思孝(燕斎)1777(安政6)年~1840(天保11)年、江戸後期、中之条代官をつとめた幕臣で能書家であり、名奉行といわれた人物です。(中之条代官の期間は1813年から1820年)

 今までにも何回かご紹介しましたので、ご興味があれば以下のサイトをご覧ください。

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=30345
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=40528
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=40433
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=40721

さて、今回ご紹介するのは、男谷燕斎が中之条の代官を勤めた後に越後国水原の代官を務め、江戸に戻り、丸御留守居役に就任した1823年以降に書かれたものと推定されるものです。

 

「人情大密反成疎」

人情は本来、大変こまやかなものであるが、気をつけねば疎(あらい)ものになってしまう。

 

箱書きに「鍋島閑叟公御師範 男谷燕斎孝筆行書」とあり、軸の上部裏面には「貞丸殿御師範 男谷氏筆」とあります。

  

 貞丸は鍋島直正(閑叟)の幼名で、男谷燕斎が江戸に戻った1823年は8歳です。(直正はその後17歳で藩主となります。)

 

http://www.nabeshima.or.jp/main/40.html

        

 従って、この書は男谷燕斎が1823年以降、貞丸(鍋島直正)に書の指導をした時期に書かれたものと思われます。

 久米邦武著『鍋島直正公伝』によれば、『直正は書を幕府右筆の男谷燕斎(おだにえんさい/1777~1840)に学び、「九歳の時の揮毫を見るに、殆ど成人の筆の如く」であった。』そうです。

  

http://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2010/12/000503.html

          

 従って、この書は男谷燕斎による書のなかで、年代が概ね想定できる貴重なものだと思います。

 如何でしょうか。

                

 ちなみに、1823年は男谷燕斎が46歳、婿養子で幕末の剣聖といわれた男谷信友(精一郎)が34歳、燕斎の弟の勝小吉が21歳、その息子の勝海舟が生まれた年です。

            

           

 坂城町長 山村ひろし