昨日(3月6日)夕方、坂城町役場講堂で婦人消防隊分団長会議が開催されました。
平成24年度、25年度の2年の任期を終えられ今までの活動を振り返り、皆さんに退任記念品をお渡ししました。
婦人消防隊の皆さんは常日頃の予防消火活動や独り暮らし高齢者の方々の家庭防火点検など坂城町の安心安全な町づくりに大変大きなご尽力をいただいております。
2年間の活動お疲れ様でした。
柳澤かおり 婦人消防隊長に退任記念品の授与
坂城町長 山村ひろし
坂城町 「輝く未来を奏でるまち」 Create the Bright Future !
昨日(3月6日)夕方、坂城町役場講堂で婦人消防隊分団長会議が開催されました。
平成24年度、25年度の2年の任期を終えられ今までの活動を振り返り、皆さんに退任記念品をお渡ししました。
婦人消防隊の皆さんは常日頃の予防消火活動や独り暮らし高齢者の方々の家庭防火点検など坂城町の安心安全な町づくりに大変大きなご尽力をいただいております。
2年間の活動お疲れ様でした。
柳澤かおり 婦人消防隊長に退任記念品の授与
坂城町長 山村ひろし
先日、ある方のご協力を得て、坂城町の戦前の絵葉書をさらに2枚入手しました。
戦前、昭和10年前後、坂城町では大量の絵葉書が作られたようです。
今回の2枚はいずれも稲玉徳兵衛に関するものです。
(稲玉徳兵衛については以下のサイトをご覧ください。)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=30219
1枚目は坂城町平沢にある昌言(まさのぶ)神社と肖像画ならびに開墾の碑を組み合わせた絵葉書です。
注には:「坂城平澤山鎮座生祠昌言神社全景と稲玉翁の肖像並に明治六年縣令楢崎寛直筆の開墾の碑」とあります。
2枚目の絵葉書の上部の写真は明治2年に明治天皇の命を受けて開墾地の内察があった際に仁和寺征討宮(小松宮彰仁親王)の印鑑を賜った時の「覚」の控えとされています。
これは、その当時、徳兵衛が明治新政府から高い評価を受けていることを示す史料になります。
明治11年(西南戦争の翌年)に明治天皇は東北信巡幸の過程で9月8日に坂木に立ち寄られています。(坂木内3カ所で休息をとられた。)
徳兵衛は明治5年に亡くなっていますが、おそらく明治天皇も開墾地をご覧になり、徳兵衛の逸話を聞かれたことだと思います。
上記絵葉書の下部は、徳兵衛が中之条の鈴木大太郎代官に提出しようとした開墾の願い書 「稲玉徳兵衛 嘉永7年4月 の願書」(「控」)となっていますが、実際には村民の反対があって代官が受け取らず「没」になったものです。(差し戻された)
また、坂城町の学芸員の意見によると、この写真の文章は坂城町誌に記録されている「控」の文章と若干異なるそうなので、これは「草案」の一つだと思われます。
徳兵衛が村内対立をクリアしていく中での史料となりますので、これはこれで重要な資料と言えそうです。
戦前、特に昭和10年前後の坂城町では種々の(何でもかんでも)絵葉書が発行されていたような感じがします。
今後も掘り出し物を入手しましたらご紹介します。
(以前ご紹介した坂城町の戦前絵葉書については以下のサイトをご覧ください)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=33112
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=33165
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=35283
坂城町長 山村ひろし
2月12日から、さかきテクノセンターで4回に分けて開催されました、「3Dプリンタ実践セミナー」(主催 坂城町中小企業能力開発学院、学長:山村弘)が本日終了しました。
本日は、さかきテクノセンターに、先月、導入された3Dプリンターの実機を使っていよいよ造形の実習です。 (3Dプリンターの機種はStratasys社製の ”FORTUS 360mc-S” です。)
中央:指導中の藤岡潤一さん
講師の藤岡潤一さん(トレソル社)の指導で参加者全員がそれぞれ、3DCADでデザインした作品を3Dプリンターを使って製作しました。
動作中のプリンターヘッド
作品の一部
さかきテクノセンターにようやく、3Dプリンターの高級機種が入りました。
坂城町のエンジニア達に存分に使いこなしていただければと思います。
坂城町長 山村ひろし
坂城町南条出身で現在、ザンビア共和国でJICA派遣の教員として活躍しておられる竹内希さんから、「ザンビア便り(12号)」が届けれられました。
以下、ご覧ください。
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Teacher’s Workshop
1月に私の学校で、ワークショップを開催しました。日本教員を私の学校へ招待し、日本教育に関するお話をして頂きました。普段、大変な環境で働いているザンビア教員の働くモチベーションを上げたいと思ったのが、このワークショップを企画したきっかけです。
ザンビアは、教員を雇用するお金が無い(確保しない~)ので、少ない教員が多くの生徒を抱えています。特に私の任地は、首都から遠く鉱山に近いため、学校環境がまだ整備されていなく、さらに人口流動で多くの生徒が1つの学校に押し寄せてきます。実際、初めてクラスを持った時に、教室に100人近い生徒がいました。30人に対する授業と100人に対する授業では教員の労力も大きく変わってきます。私はどちらも経験したので、大変さがとてもよく分かります。日本で働いている人にとっては、1日に6コマの授業を教えることは普通のことかもしれません。しかし、ザンビアでは生きることがまず精一杯なので、先進国とは違った困難さがあります。インフラの無い環境で体を酷使すると、病気になりがちです。病気になったら、こちらの病院では治せません。そのような中で、私の周りの先生たちは日々懸命に働いています。その先生たちに、共に頑張っていこうという気持ちを込めて日本教員と交流できる機会を設けました。
ザンビア教員には事前にアンケートをとり、どのような内容を日本教員から聞きたいのか尋ね、その結果になるべく沿うように、3人の日本で教員経験のある隊員に話をしてもらいました。
発表内容は「日本教育と宗教について」、「日本の学校現場の紹介」、「ザンビア教育に対する希望」です。発表後は、質疑応答を行い、色々な議論が交わされました。ザンビア教員にとっては、すんなり受け入れられる内容とそうでない内容があったように見えましたが、“教員の意味とはなんなのか~”“なぜ、私たちは教員として働くのか~”を考えるきっかけになったら嬉しいです。
私たちは、働く環境が違いますが同じ教員です。将来の子供たちのため、国のため、世界のために教育という仕事に携わっています。学校環境の問題、政府や両親からの大きなプレッシャーなど、日々辛いこともあるけれど、それに屈してはいけません。目の前には子供たちがいて、毎日彼らと接しているのは私達なのですから。子供たちが、多くのことを学校で吸収して、将来に羽ばたいてくれたら、それだけで私たちの仕事に意味があると思います。
残りの任期4カ月。私もザンビア教員として以前より板についてきました。生徒に大声で叱ることもしばしば(笑)。悪いことは悪い!!と体を張って伝えています。道徳って大切ですね。日本には道徳教育がありますが、ザンビアにはありません。聖書がそれにあたるのだと思いますが、盗みもカンニングも遅刻も、学校で沢山起こります。ザンビア教員が担っている役割は、本当に大きいのだと思います。彼らは気づいているのかな??(笑)私たちの将来のためにこれからも貢献していきたいですね。
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坂城町長 山村ひろし
一昨日(3月2日)、坂城ライオンズクラブの主催で「第28回障害者のサポートを考える」―お互いの立場を考える― が坂城町文化センターで開催されました。(共催:更埴ライオンズクラブ、戸倉上山田ライオンズクラブ)
寒い中でしたが大勢の参加者を得て開催されました。
この会は今回で28回目を数えますが、毎回毎回、新たなプログラムに取り組んでおられます。
今回は全員で「避難所運営ゲーム(HUG)」を行いました。
講師には長野県危機管理防災指導員の番場一雄さんにお出でいただきました。
坂城町でも毎年、防災訓練を行っておりますが、障害のある方、高齢の方などハンディキャップのある方をどのようにサポートするかという点ではまだまだ検討すべき点が多々あります。
その意味では、今回の避難所運営ゲーム(HUG)は大変参考になると思います。 (今回の参加者の中には聴覚障害の方、視覚障害の方も参加されておられました。その方々からも貴重なご意見を多数賜りました。)
講師の番場一雄さん
手話のサポートも行われました。
・・・・・・・・・余 談・・・・・・・・・・・・
会終了後、今回、ゲストとしてお見えになったライオンズクラブ地区ガバナーの甘利直和さんを葛尾霊園内の 「甘利社」 にご案内しました。
(「甘利社」については、以下のサイトをご覧下さい。)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=32313
左:ライオンズクラブ地区ガバナー 甘利直和さん
甘利さんは、この 「甘利社」 についてご存じなかったようで大変感激しておられました。
坂城町長 山村ひろし
坂城町「坂城古雛まつり実行委員会」主催の第9回古雛まつりが「坂木宿ふるさと歴史館」と「鉄の展示館」で開催中です。
今年も県内最大級の享保雛や創作雛人形など盛りだくさんの企画で目を楽しませていただいています。
実行委員会の皆さんの大変なご努力で今年も素晴らしい催しとなりました。
感謝、感謝です!
一昨日(3月2日)は「添釜席」も行われ、私もお茶をいただきました。
私の左は新田新吉さんご夫妻
以下は古雛祭案内(4月13日まで)
こちらをクリックでチラシ(PDF)を表示
坂城町長 山村ひろし
本日(3月3日)、平成26年第1回坂城町議会定例会が開催されました。 以下、招集の挨拶を掲載させていただきます。
本日(2月28日)、長野県厚生農業協同組合連合会佐久総合病院佐久医療センター施設等整備事業に関する覚書調印式が、上田地域広域連合ならびに関係市町村と長野県厚生農業協同組合連合会との間で執り行われました。
左から:山村、西藤長和町副町長、内堀長野厚生連代表、母袋上田市長、花岡東御市長、北村青木村長
坂城町は医療圏としては上田地域広域連合に属しておりませんが、坂城町住民の皆さま方の医療サービス強化のため本事業に参画いたします。
佐久医療センターについては先日記載しました。
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=34887
本日の調印は同医療センターの運営について関係各市町村の補助額、同意事項についてであります。
補助額については、平成25年度において、上田市、東御市、青木村、長和町、坂城町で総計3億4千240万円 (このうち坂城町分は240万円) を補助します。
また、同意事項としては以下の3項です。
(1)上小医療圏及び坂城町からの救急患者受入体制の確保
(2)上小医療圏及び坂城町の医療機関との連携体制の充実
(3)上小医療圏の医療機関への医師や医療従事者の派遣努力及び人材交流
坂城町内には総合病院、救急医療センターがありません。
いざというときには坂城町の属する長野医療圏のみならず、上小地区ならびに佐久医療センターも利用できるように今回の協定を締結いたしました。
今後とも、坂城の町民の皆さまが安心して医療機関をご利用できるよう検討してまいります。
坂城町長 山村ひろし
今日(2月25日)のニュースから。 2題ご覧ください。
いずれも、坂城町が取り組んでいる重要なテーマです。
以下、3Dプリンタ利用説明会と坂城町役場へのペレットボイラー導入について坂城町ホームページから。
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▲3Dプリンタ
2月25日(火)、坂城テクノセンターで、同施設に導入された3Dプリンタの利用説明会が開催されました。
公益財団法人さかきテクノセンターでは、「ものづくりのまち坂城」のさらなる発展のため、企業等の皆さんが利用できるよう高性能の3Dプリンタを導入しました。3Dプリンタとは、工法、大きさ、材料を問わず、デジタルデータから素材を積み上げて立体物を作る装置です。導入されたのは、細かい幅で積層し、造形スピードが早い高性能なものです。
町内のみならず、町外の企業等でもご利用いただけますので、ご希望の方は、さかきテクノセンターホームページから依頼書をダウンロードしてお申し込みください。
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▲木質ペレットボイラー
町では「坂城スマートタウン構想」を掲げ、地域全体の電力の有効利用や再生可能エネルギーの活用などを、複合的に組み合わせた地域をめざし、再生可能エネルギー等をネットワークで結び、エネルギーをコントロールできる仕組みの構築を進めています。
この一環として、役場庁舎においては、熱エネルギーの確保や循環型社会への対応を考慮し、今年度、「長野県グリーンニューディール基金事業補助金(公共施設再生可能エネルギー等導入推進事業)」により、バイオマスボイラー(ペレットボイラー)を導入し、本日(2月25日)竣工式が行われました。これにより、防災面、環境面、地域経済面において下記のような高い効果が見込まれます。
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坂城町長 山村ひろし
先日、葛尾城址に関する二枚の絵葉書を入手しました。
いずれも先日記述しました、昭和7年の村上義光公600年祭以降のものです。
(以下は600年祭時に発行された名勝絵葉書について)
http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=33165
上記には姫城址に作られた「姫城記念塔」の写真がありました。
姫城址の先端に灯台のような「姫城記念塔」が見えます。
私は、記念塔は姫城址のものだけかと思っておりましたら、今回、入手した絵葉書には何と葛尾城址にも記念塔が写っていました。
「葛尾城頭村上神社全景」と「エッフェル式記念塔」
「村上義清公城址」 左に(信州戸倉・上山田温泉と善光寺附近名勝)と記されています。
つまり、葛尾山には葛尾城址と姫城址に二つのタワーが聳えていたことになります。
以下は村上義光公600年祭の際に葛尾城址で撮影されたものですがこの写真はどうも「エッフェル式記念塔」の中段から撮られたもののようです。
村上義光公六百年祭(坂城町誌より)
あらためて、「坂城町誌の下巻歴史編(二)」を見ると、当時の坂城町史蹟勝地保存会の事業として、「葛尾城址記念塔建設(工費700円)」、「姫城址記念塔(工費150円)」の記述がありました。
ともすれば歴史の中に埋もれそうな素晴らしい事柄、物語がいっぱいあります。
これからもいろいろご紹介していきたいと思います。
坂城町長 山村ひろし