大関御嶽海誕生!

本日(1月26日)、大相撲春場所(3月13日初日)の番付編成会議と臨時理事会が開かれ、東関脇御嶽海(29)=木曽郡上松町出身=の大関昇進が正式に決まりました。

1795(寛政7)年の雷電=旧大石村・現東御市滋野乙出身=以来227年ぶりに信州出身の大関が誕生。

新型コロナ禍の暗いニュースばかりの中で、長野県民として本当にうれしいニュースです。

以下は、平成29年(2017年)当時の関脇御嶽海さんに、坂城町鉄の展示館で開催中の「大相撲と日本刀」展にあわせ、一日館長として就任していただき、握手会、トークショウ、さらには、同日に開催されていた、坂城町町民運動会に飛び入りで出場していただいた際の様子です。

町民運動会では、出羽海部屋チームとしてリレーに出場していただきましたが、すごいスピードで走り抜けられ観客は大喜びでした。

このイベントから約5年が経ちました。ようやく大関へと進まれ、あとは横綱です。

全員で応援します。 頑張って下さい。

大関昇進の伝達を受けられ、口上を述べられる御嶽海関(「信濃毎日新聞号外」より)他

坂城町長 山村ひろし

AREC・Fiiプラザ 令和4年新春特別講演会・次世代産業ビジネスフォーラム

先日(1月21日)、AREC・Fiiプラザで令和4年新春特別講演会・次世代産業ビジネスフォーラムが開催されました。(AREC:浅間リサーチエクステンションセンター、理事長:白井汪芳さん)

例年ですと、上田の玉姫殿で盛大に開催されるところですが、今年は新型コロナの影響で、ARE・FII プラザで人数を限定し開催されました。 当会場以外の方はリモートでの参加となりました。

講演会の講師は、セイコーエプソン株式会社取締役会長の碓井稔さんです。

「分断を乗り越え、多様性がつくる持続可能な社会へ」というテーマで約1時間半ご講演をいただきました。

碓井さんのお話を伺うのは初めてでしたが、しっかりとした企業理念、コンセプトをお持ちで、事業展開をされておられることに感銘を受けました。

経営の持論として以下を掲げておられます。

◆会社は社会の為、お客様の為に存在する。

◆経営者は全ての人を元気づける存在でなければばらばい。

・夢を力に、夢を共有化し、リードしフォローする。

・Reality&Dream

◆エンドのお客様起点でビジネスを考える

・お客様との強い接点作り、その拡大と持続化

・そのためのコアの能力(技術、商品など)の強化、DXは有効な手段

◆規律と躍動の組織づくり

・総合力の最大化(強いサッカーチームのように)

・一人一人が会社の代表者(ラストマン)である覚悟を持った組織

なにより、以上の持論を実戦されておられることに感服をいたしました。

▼左:碓井会長、二枚目は講演中の碓井会長で右下には、ARECの白井会長

坂城町長 山村ひろし

坂城町 GIGAスクール公開授業と各校の実践発表、講演会

昨日(1月20日)、坂城町の南条小学校でGIGAスクール公開授業と小学校、中学校の各先生方によるGIGAスクール実践発表会が行われました。

また、昨年よりご指導いただいている、信州大学佐藤和紀先生による講演も行われました。

メイン会場は南条小学校で行われ、私も学校へ行く予定にしておりましたが、新型コロナの影響から、リモートでその様子を拝見しました。

南条小学校で行われた公開授業は、2年生、4年生、5年生を対象にして行われました。

2年生の授業は「生活」の授業で、テーマは「大きくなった ぼく・わたし」で2年生になった「自分のせい長を見つけよう」というものでした。

全員がchromebookパソコンを使いこなし、事前に作ったスライドを使って自分の成長を伝えあうというものでした。

そのなかで、昨年の担任の先生とリモートでつなげて自分たちの成長ぶりを見てもらうというプログラムもあり、大変素晴らしいものでした。

そのほか、4年生では、「道徳」の授業で、「スーパーモンスターカード」アンケートによる結果をジャム・ボードを使って班の友達と考えを共有しディスかションを行っていました。

5年生は、「算数」の授業で「割合のグラフ~円グラフを使って~」というテーマで自分で集めた資料(データ)を、スプレッドシートに入力、グラフを作成し、完成したグラフを比較して、適したグラフを選ぶ、というものでこちらも子供たちが自由自在にパソコンを使いこなしている姿に感銘を受けました。

坂城町では学校教職員、子供たちが一緒になってGIGAスクールに向けた取組を行っています。

新型コロナ禍のなか、皆さん大変ですが、これを逆にチャンスとしてとらえ、「学校を止めない」、「授業を止めない」、「勉強を止めない」ことにチャレンジしています。 素晴らしいことです。

以下、その様子をご覧ください。写真はいずれも私のパソコンの画面から。

▼坂城町校長会会長 酒井賢一坂城中学校長、2枚目は、信州大学佐藤和紀先生

坂城町長 山村ひろし

坂城町の皆さまへご連絡とお願い(新型コロナウィルスについて)

 坂城町民の皆様へ

感染の拡大が続いている新型コロナウイルス感染症について、町内においても本日(1月16日)6例の感染が発表され、直近1週間の新規感染 は13例と、感染の拡大が懸念されます。

こうした状況から、県では、坂城町について「感染が顕著に拡大している状態」であるとして、1 月16 日、独自に定める感染警戒レベルを5に引き上げ「新型コロナウイルス特別警報2」を発令しました。

町では、町内でのさらなる感染拡大を防ぐため、県と連携して対策を実施してまいります。

町民の皆様には、人と会う機会をできるだけ減らすとともに、普段会わない人との会食を控え、会食をする場合も少人数、短時間にしてください。

帰省や県外への訪問は控え、感染に不安のある方は県で実施している無料 検査等をご活用ください。

商業施設等では、密集が生じないよう必要に応じた入場制限の実施や、イベントについても慎重な検討をしてください。

事業者の皆様には、職場の感染対策を改めて点検・徹底し、可能な限りテレワークや在宅勤務の推進をお願いいたします。

町におきましても、学校や保育園での対策を強化するとともに、一部公 共施設の休止や利用の制限、行事等の見直しをすることとし、随時、町ホ ームページ等でお知らせをいたしますのでご理解をお願いいたします。

少しでも体調に異変を感じた場合は、外出をせず、速やかに医療機関にご相談ください。

一人ひとりが感染防止のための最善の行動をとっていただきますようお願いしますとともに、感染された方やご家族などの関係者、医療従事者 等への不当な差別や偏見が起こることのないよう併せてご理解とご協力をお願いいたします。

令和4年1月16日

坂城町新型コロナウイルス感染症対策本部

本部長(坂城町長)    山 村 弘

上田地域定住自立圏形成に関する変更協定締結合同調印式

昨日(1月12日)、上田市で上田地域定住自立圏の連絡協議会が開催され、来年度からの新たな5カ年の第3次ビジョンに向けた協定内容の変更についての調印を行いました。

この協定に参加しているのは、上田市、東御市、青木村、長和町、坂城町、立科町、群馬県嬬恋村の7市町村です。

また、この協定のなかで坂城町に関しての新規のテーマは、「脱炭素社会(ゼロカーボン)実現に向けた取組」、「ワ―ケーション・テレワークの推進に向けた取組」、「スマート社会の実現に向けた取組」、「相互連携による防災力強化に向けた取組」などです。 また、さらに発展させるテーマとしては、「周産期医療体制の確立」、「地域公共交通の利用率・利便性向上事業」などです。

坂城町では、今年度(令和3年度)から新たな、「坂城町第6次長期総合計画(10ヵ年)」など多くの計画がスタートしていますが、これらの計画の基本的なテーマは、「SDGsの達成」と「デジタル化の推進」ですので、今回の協定締結の趣旨と合致しています。

個別の自治体では対応できないテーマもありますので、地域連携での推進を図っていきます。

以下、調印式の様子です。

▼左から:山村、土屋上田市長

坂城町長 山村ひろし

坂城町 ライフ・ステージ・エコー新春演奏会

昨日(1月8日)、坂城町テクノセンターで、ライフ・ステージエコー2022コンサートが開催されました。(代表:児玉正信さん)

昨年は新型コロナウィルスの関係で中止となりましたので、2年ぶりの開催です。

今回、新型コロナに配慮して約100人の人数限定での開催となりました。

本日の演奏は、久しぶりのフルバンドジャズ、大都(タイト)ジャズオーケストラ(リーダー:小倉大都さん)の演奏です。 

大都ジャズオーケストラは、小倉大都氏が自身の出身校である昭和音楽大学のOBを中心に結成し、王道のスウィングジャズから、コンテンポラリー・ジャズ、オリジナル曲まで幅広いレパートリーを持つオーケストラです。

現在は、当初のメンバーに加え、首都圏を中心に活躍する若手俊英ミュージシャンを起用し、都内を拠点としてライブ活動を積極的に行っています。

本日の演奏曲目は:

第1部:聖者の行進、In the Mood、Moonlight Serenade、Cute、Corner Pocket、Caravan

第2部:It Dont Mean a Thing、So What を題材としたアドリブの共演、信濃の国のJAZZ版、ラスソディー・イン・ブルー(復刻版 ガーシュウィン初演時の楽譜で。長野県では初演奏)

また、アンコールには、Sing Sing Sing という豊富なプログラムでした。ありがとうございました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町スポーツ推進委員の小林浩幸さんが全国表彰

坂城町スポーツ推進委員の小林浩幸さんが、11月18日(木)、公益社団法人 全国スポーツ推進委員連合より「令和3年度 30年勤続スポーツ推進委員表彰」を受賞されました。

 
小林さんは、平成2年から現在まで31年間にわたってスポーツ推進委員として町スポーツ行事の企画や運営に携わっていただき、また、その間には町スポーツ推進委員会の会長や副会長もお務めいただくなど、町のスポーツ振興に多大な貢献をしていただいています。


(左から)山村、小林浩幸さん、宮 副町長、清水教育長

坂城町長 山村ひろし

川西医院 訪問看護ステーション開設

昨年、新型コロナワクチンの職域接種で大変お世話になった、川西医院さんの「訪問看護ステーション」は昨日からオープンしましたが、それに続いて、本日(1月5日)、「運動特化型デイサービス」もスタートしました。

最新鋭の機器も多く導入され、ヨガもメニューに入れられました。

短い時間でしたが、私もいろいろ使わせていただきました。

場所は、坂城町中之条の中條神社の前です。

ご関心のある方は、是非、お立ち寄りください。

坂城町長 山村ひろし

令和4年坂城町 新年賀詞交歓会

本日(1月4日)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター(理事長:依田穂積さん)とテクノハート坂城協同組合(副理事長:佐藤洋子さん)主催による「2022年新春賀詞交歓会」が開催されました。

この賀詞交歓会は、町内外から企業・大学・各種団体の代表者・関係者の皆さんが一堂に会して新年を祝い、新年の挨拶を交わすもので、毎年1月4日に開かれています。

昨年は新型コロナ感染症の影響により中止となりましたが、今年は、コロナ対策として規模を縮小し、町内の企業および関係機関の皆さんの参加で、開催時間の短縮、会食中のソーシャルディスタンスの確保、定期的な換気を行うなどして開催されました。

さかきテクノセンター、テクノハート坂城協同組合のスタッフの皆さんはじめ、関係の方の大変なご尽力で開催することができました。 ありがとうございます。

まだまだ、地域活動や地域経済に新型コロナの影響が出ていますが、町では今年、新工業団地の造成が完了し分譲を開始、地域公共交通としてタクシー車両を利用したデマンド交通の実証実験の開始など、多くの事業が動き出します。

また、厳しい中でも常に新しい方策を模索して活躍されている町内企業や各種団体の皆さんとともに連携してこのコロナ禍を乗り切っていきたいと考えています。

新春賀詞交歓会まことにおめでとうございます。

坂城町長 山村ひろし

令和四年 壬寅 年頭のごあいさつ

戸倉の鍋太金物店さんご提供の「金の虎」

明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられましたこととお慶び申し上げます。

今年の干支は、壬寅(みずのえ とら・じんいん)、そして五黄の寅(ごおうのとら)でもあります。「壬」は、いろいろな問題を持たねばならないということを表し、「寅」は、志を同じくするものが助け合うことを表します。また「五黄の寅」とは、中国発祥の占いの一つ、九星気学において最も強い力を持つ「五黄土星」と、十二支のなかで困難を克服してゆく強い行動力を持つ「寅」の年が重なった、36年に一度の、まさに最強の年であり、コロナ禍のなか、課題をしっかりと把握し、問題解決に向け一致団結し、新たな時代を築いていくという気概が求められています。

さて、令和2年から引き続くコロナ禍において、当町においても感染症対策の最優先事項として進めてまいりましたワクチン接種につきましては、集団接種と個別接種、また町内企業の皆様の職域接種もあわせて実施され、比較的早期に、多くの方への接種を進めることができました。

今後行うこととされている3回目のワクチン接種につきましても、円滑に実施できるよう、現在準備を進めているほか、今後も、国や県と連携し、新型コロナウイルス感染症に影響を受けた町民の皆様の暮らしや地域経済に対し、きめ細やかな支援に取り組んでまいります。

昨年を振り返りますと、令和3年は、当町のまちづくりの指針となる「第6次長期総合計画」をはじめ、「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」「公共施設個別施設計画」など様々な重要計画がスタートする年でありました。

なかでも、町の最上位計画である第6次長期総合計画におきましては、10年後の町の将来像を「輝く未来を奏でるまち」と定めるなかで、令和12年度までの10年間と、その先の輝く未来につなげていくための、新たな坂城町を始動させたところであります。

この新たな流れから引き続く本年の大きな動きとしましては、町の基幹産業である工業のさらなる発展のために進めてまいりました新工業団地整備(テクノさかき工業団地の拡張)につきまして、本年に造成を完了し、分譲を開始するよう準備を進めているところであります。

この新工業団地整備と県道坂城インター線の延伸にあわせた町基幹道路の整備といたしまして、町道A09号線の整備を進めていくほか、南条地区の産業道路の拡幅や、今後村上地区で進められていく国道18号バイパス整備の進捗にあわせた町道整備など、将来を見据えた町民生活と企業活動の基盤となる町道の整備を進めてまいります。

また、新たな地域公共交通としてのタクシー車両を利用したデマンド交通導入の実証実験を令和4年度から開始いたします。現在ご利用いただいております町の循環バスとあわせて運用し、より利便性の高い交通網の整備を進めてまいります。

次に、生涯学習とスポーツ活動の拠点の整備といたしまして、坂城町体育館の耐震化を含めた大規模改修に本年着工するほか、文化センターにつきましても、令和5年度に改修を行えるよう、本年には設計に着手をする予定であります。

びんぐし湯さん館につきましては、本年、開館から20周年を迎えるなかで、老朽化した機械設備等の改修のほか、さらに多くの方から愛される施設としていくための、リニューアル工事を予定しているところであります。

そのほか、コロナ禍においても注目を集めるDX(デジタル変革)の取組みといたしまして、住民票や税関係の証明書のコンビニ交付サービスの導入や、電子申請の拡充など行政手続き関連のDXのほか、水門の電動・リモート化や、ICTを活用したスマート農業の研究、小・中学校に整備された1人1台端末を活用したICT教育(GIGAスクール構想)の推進など、様々な分野でのDXを進めてまいります。

新型コロナウイルス感染症の今後については、まだ不透明な状況ではありますが、これに屈することなく、ウィズコロナ・アフターコロナの社会にあってなお、将来に渡って持続可能な、誰一人取り残さない社会の実現を目指し、SDGsそして「輝く未来を奏でるまち」の達成に向け、皆様とともに前進してまいります。

町民の皆様におかれましも、本年が良き年になりますようお祈りし、新年のごあいさつとさせていただきます。

坂城町長 山村ひろし