令和3年第3回坂城町議会定例会招集あいさつ(1)

本日(9月2日)、令和3年第3回坂城町議会例会が開会されました。

以下、招集あいさつを掲載させていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・

令和3年 第3回坂城町議会定例会 招集あいさつ

本日ここに、令和3年 第3回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様のご出席をいただき開会できますことを心から感謝申し上げます。

さて、未だ終息の気配を見せない新型コロナウイルスにつきましては、より感染力の強いウイルスへと変異をしながら全世界で猛威を振るい、人々の健康や日常の生活はもとより、社会・経済活動に甚大な影響を及ぼし続けています。

日本国内におきましても、令和2年1月に最初の感染が確認されて以来、流行の波を繰り返しながら、8月末現在の累計感染者数は150万人に迫り、亡くなられた方は約1万6千人となっております。

流行の第5波と言われる現在の感染状況は、本年5月をピークとする第4波を遥かに凌いでいます。より感染力の強いデルタ株への移行に加え、夏休みやお盆などで人流が増加したこともあり、全国の新規感染者は増加の一途を辿っており、東京都など21都道府県には緊急事態宣言が、また、富山、石川の他12県にはまん延防止等 重点措置が適用されています。

長野県はいずれの対象地域にも含まれないものの、今までにないスピードで感染が拡大しており、お盆明けには連日100人を超える(18日:152人、19日:158人)感染確認の発表があるなど、県独自の感染警戒レベルは全県で5に引き上げられ、併せて、「医療非常事態宣言」も発出されています。

長野圏域につきましても、8月16日に、当町を含む6市町村の 感染警戒レベルが5に引き上げられ、「新型コロナウイルス特別警報2」が発令され、町でも17日に対策本部会議を開催し対応を協議しました。

町内におきましても8月中旬以降、感染の確認が続き、周辺地域の状況からも厳重な警戒が必要であることから、町民及び事業者の皆様に改めて感染拡大防止の取り組みについて呼びかけを強化させていただいたところであります。

一方、県内の年代別の感染動向をみますと、ワクチン接種が進んだ高齢者の感染が大幅に減少しており、大きな効果を挙げていると考えております。

さて、当町のワクチン接種の状況につきましては、5月10日から開始した65歳以上の方へのワクチン接種がほぼ完了し、7月からは基礎疾患のある方や早期接種の必要がある教職員、保育士、介護サービス等従業者に加え、町商工会にもご協力いただき飲食業や小売業などに携わる方への接種を実施した後、対象年齢を順次拡大しながら町民の皆さんへの接種を進めております。

現在は、12歳以上の方全てを対象としており、8月26日現在で住民基本台帳に登録のある方に対する接種率は、65歳以上の方については、1回目の接種完了が94.2%、2回目の接種完了が93.5%となっております。また、12歳から64歳以下方については、1回目の接種完了が54.3%、2回目の接種完了が34.5%となっており、対象者全体では、1回目の接種完了が70.0%、2回目の接種完了が57.8%という状況でございます。

今後につきましては、ワクチンの供給量が減少しており、なかなか要望どおりに確保することが難しくなっている状況ですが、引き続き希望する方への接種が早期に終わるよう取り組んでまいりたいと考えております。

また、テクノハート坂城協同組合が主体となって行う「職域接種」につきましては、上田市の医療法人光仁会「川西医院」様にご協力をいただけることとなり、6月25日に厚生労働省に対し申請を行いました。

現在のところ、9月7日からワクチン接種が開始できる見込みで、10月末には2回目の接種が終わる計画とお聞きしております。

なお、職域接種に申し込まれた企業は36社、約1,500人で、各自治体での一般接種が進み、当初の予定より人数は減りましたが、各企業にも受付事務や駐車場整理など協力をいただき接種を進めるということであります。

この職域接種により、町内企業等への感染拡大の抑制や、当町エリア内の集団免疫が高まることを期待するところであります。

なお、ワクチン接種は着実に進んでおりますが、全国的な感染拡大の状況等を踏まえる中で、町民の皆様には、人と会う機会の低減と、基本的な感染防止対策を再度徹底していただくよう改めてお願いしたいと思います。

続いて、経済情勢でありますが、日本総研などによりますと、アメリカでは、ワクチンの普及などを背景に個人消費が増加し、4~6月の実質GDPは前期比年率プラス6.5%と前期から小幅に加速しております。ヨーロッパにおいても、活動制限の段階的な緩和を受けて、個人消費が持ち直し、ユーロ圏の4~6月の実質GDPは前期比年率プラス8.3%と3四半期ぶりのプラス成長となっております。

また、中国においても、人出の回復に支えられた個人消費とともに、企業の設備投資の拡大により、4~6月期の実質GDP成長率は前年同期比プラス5.3%と前期のプラス1.6%から加速し、景気の堅調な拡大が伺われるところであります。

次に国内の状況でありますが、内閣府による8月公表の4~6月期の実質GDPは、堅調な設備投資や、サービス消費の持ち直しなどにより、前期比年率プラス1.3%と2四半期ぶりのプラス成長となっておりますが、月例経済報告では、「景気は新型コロナウィルス感染症の影響により依然として厳しい状況にある中、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している。」との観測であり、楽観はできない状況としております。

長野県内の状況につきましては、日銀松本支店が7月に発表した「金融経済動向」におきまして、公共投資、住宅投資、設備投資、個人消費の個別観測から「長野県経済は、一部に弱い動きがあるものの、持ち直しの動きが続いている」としているところであります。

当町におきましては、7月に実施いたしました町内の主な製造業 20社の4月~6月期 経営状況調査の結果では、生産量は3ヶ月前との比較でプラスとした企業は7社、マイナス7社、変わらない5社となっております。売上げについてもほぼ同様で、前回調査と 比べプラスと回答した企業は減っているものの、前年同期との比較では、ほとんどの企業がプラスと回答しており、持ち直しの動きが進んでいる状況が伺われます。

一方、雇用については、4月~6月の実績が、総計でプラス30人と、前回調査時に比べ減少しておりますが、来年4月の雇用予定は、全企業が増員又は減員分の補充を予定しており、全体では63人の増員予定で、雇用情勢も回復の傾向となっております。

今後、社会経済の動向が上向き、町内企業が益々回復することを期待するところであります。

さて、令和2年度の決算状況について申し上げます。

まず、歳入につきまして、「町税」のうち『町民税の個人分』については、令和元年度と比較いたしますと、プラス4.2%、約31,000千円の増収となっておりますが、『法人分』については、東日本台風災害や新型コロナウイルス感染症の影響による法人所得の減少、また、法人税割の税率改正等によりマイナス50.3%、約2億86,000千円の減、 『固定資産税』はプラス2.2%、約28,000千円の増で、町税全体では、前年度対比マイナス8.5%、約2億37,000千円の減収であります。

また、「地方交付税」につきましては、『特別交付税』において、令和元年度算定された東日本台風災害による費用分等が減額となりましたが、『普通交付税』において算定基礎となる、基準財政需要額に幼児教育・保育の無償化に要する費用等が追加されたことなどにより増額となったことから、「地方交付税全体」では、前年度対比プラス3.0%、約33,000千円の増額となっております。

令和2年度の「財政力指数」につきましては、3か年の平均値が 前年度と同じく0.704であり、県内における順位についても昨年同様、77市町村中6番目、町村の中では軽井沢町、南相木村に次いで第3位であります。

「地方特例交付金」につきましては、幼児教育・保育の無償化に 伴い令和元年度に交付された『こども・子育て支援臨時交付金』が、令和2年度から普通交付税への算入となったことにより、前年度 から約37,000千円の減額、あわせて「分担金及び負担金」においても、保育負担金の減収等により約19,000千円の減額となりました。

次に、「国庫支出金」につきましては、特別定額給付金給付事業や子育て世帯臨時特別給付金給付事業、地方創生臨時交付金等、新型コロナウイルス関連の補助金等が交付されたことにより、前年度と比較し、約18億56,000千円の大幅な増額となっております。

また、「寄附金」につきましては、ふるさと寄附金として多くの皆様からご寄附をいただいたことなどにより、前年度対比26.8%、約40,000千円の増額、町債につきましては、令和元年度からの繰越事業である災害復旧事業にかかる借入や臨時財政対策債発行額の増加などにより、プラス24.5%、約1億39,000千円の増額となっております。

以上、歳入全体の決算額は、前年度対比プラス29.4%となる 90億4,892千円であります。

一方、歳出につきましては、『普通建設事業費』において、町道A01号線道路改良事業及び橋梁修繕事業、移動系防災行政無線整備事業のほか、村上小学校蓄電池設備設置事業、第2分団詰所新築工事などを実施し、前年度対比プラス16.0%、約1億12,000千円  増額の約8億10,000千円となりました。

また、東日本台風により被災した上五明及び四ツ屋地区の農地 災害復旧事業や消防団ポンプ操法訓練場の移転復旧工事等の『災害復旧事業費』が約1億2,000千円、先程の『普通建設事業費』とあわせました「投資的経費」全体で、前年度対比プラス11.3%の約9億13,000千円でございます。

次に、「義務的経費」につきましては、会計年度任用職員制度の開始により『人件費』につきまして、前年度対比プラス13.1%、『扶助費』マイナス1.7%、『公債費』マイナス5.4%で、「義務的経費」全体では、前年対比プラス4.2%の約25億30,000千円でございます。

「その他の経費」につきましては、新型コロナウイルスに関連した支援として、1人10万円を支給した特別定額給付金給付事業などにより、『補助費等』で前年度より約18億42,000千円の増額、「物件費」では、GIGAスクール構想推進事業による児童生徒1人1台端末の整備のほか、感染症予防対策として、衛生用品の購入や パーテーション等の備品購入などにより、前年度より約45,000千円の増額となるなど、「その他の経費」全体としては、プラス54.1%、約19億28,000千円の増額であります。

以上、歳出全体の決算額は、前年度対比プラス31.2%となる 89億36,923千円の決算となっております。

なお、令和2年度決算を受けての財政健全化法による財政指標であります、「実質赤字比率」、「連結実質赤字比率」、「将来負担比率」につきましては、昨年度と同じくいずれもマイナスの数値となっております。また、起債発行時の制限の基準となります「実質公債費 比率」については3か年平均で、前年度からマイナス0.1ポイントの9.0%となっており、いずれの指標につきましても、早期健全化基準及び財政再生基準に比べ健全な状況で推移をしており、引き続き、将来にわたる負担の軽減、健全な財政運営に努めてまいります。

続いて、6月定例会以降の事業の状況並びに本議会に上程いたします主な内容について述べさせていただきます。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中、本年度の坂城どんどんにつきましては、実行委員会の皆さんのご意見等をいただく中で、踊り流しや子ども広場等を行う形でのお祭りは中止とし、新型コロナウイルス感染症の終息を願うと共に、町民の皆さんを活気づけ、加えて、夏の思い出に残る楽しいひと時を過ごしていただけるよう花火の打ち上げを8月7日に行いました。

町内2か所から打ち上げられた花火は、千曲川の堤防やびんぐし湯さん館からも良く見え、ご覧いただいた方からは大きな拍手の ほか、小さなお子さんから「ありがとう」のおおきな声も聞こえ、和やかなひと時となったものと考えております。

また、8月14日に予定していた「第65回坂城町成人式」と翌15日に予定していた「第66回坂城町成人式」につきましては、緊急事態宣言やまんえん防止等重点措置が発出されている中、様々な 地域から成人者が一堂に会することは、新型コロナウィルス感染症の感染リスクが高いと考え、中止の判断をいたしました。

成人式の開催を楽しみにしていた皆様には、大変心苦しい判断となりましたが、新成人の皆様に対しましては、私からのお祝いのあいさつや、成人者代表の言葉、恩師からのお祝いのメッセージなどを動画にし、坂城町公民館のYouTubeチャンネルで配信するとともに、町議会議員の皆様からもお祝いの言葉をいただく中で、成人式メッセージ集を作成し、記念品とともに、成人者にお届けしたところでございます。

・・・・・・・・・・・・・・

以下、令和3年第3回坂城町議会例会招集あいさつ(2)へ

令和3年度坂城町総合防災訓練を行いました。

本日(8月29日)、坂城小学校を拠点として、令和3年度坂城町総合防災訓練を行いました。

コロナ禍ではありますが、いつ何時、大災害が発生するかも知れません。  コロナ禍を前提にした災害訓練が必要です。

人数を限定し短時間で実施していただきました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・

8月29日(日)、坂城小学校で令和3年度坂城町総合防災訓練を実施しました。

令和元年東日本台風の経験を踏まえた水害想定の訓練や、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した各種訓練を、坂城地区の地区役員や自主防災会の方など参加者を限定して行いました。

(各種訓練内容は下記のとおりです。)

·
情報伝達訓練(同報系):警戒レベルごとの避難情報発信

·
情報伝達訓練(移動系):自主防災会と災害対策本部との双方向連絡通信

·
避難所運営訓練:新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所の運営

·
給水訓練:今年度供用開始した「安心の蛇口」からの給水訓練

·
応急手当訓練:千曲坂城消防本部職員が講師となりAED等の講習を実施

·
災害時公衆無線LAN開設訓練:避難所に無料Wi-Fiを開設

·
臨時災害放送局開設訓練:UCVが臨時災害放送局を開設し災害情報等を発信

·
水防訓練:町消防団が土のう作りと水防工法を実施

台風や大雨などによる災害が全国で多く発生しています。

恐ろしい災害は、いつ起こるかわかりません。

皆さんのご家庭でも、災害時の行動を相談しておく、非常時の持ち出し品を用意しておくなど、災害に備えておきましょう。

坂城町長 山村ひろし

新成人の皆さんに冊子とYouTubeでお祝いしました。

坂城町では、例年、8月15日の終戦の日に成人式を執り行ってきました。

しかしながら、新型コロナウイルス感染が全国的に拡大していることから、昨年に続き今年も一堂に会しての式典を行うことができませんでした。

そこで昨年度に成人された皆さん(第65回)と今年度(第66回)に新成人となる皆さん、そして関係の皆さんからお寄せいただいたメッセージを各年度ごとに冊子にまとめ、記念品とともに成人を迎えられた皆さんにお送りしました。

また、恩師の先生方のもとに撮影にうかがい、メッセージをいただいて動画にまとめ、YouTubeに限定公開しました。(一般公開ではありません。限定メンバー向けです)

 冊子およびメッセージ動画の制作にご協力いただいた皆さんに感謝申し上げます。

 以下は、今年度、第66回成人式向けの私のメッセージです。

・・・・・・・・・・・・


第66回坂城町成人式 祝辞

皆様こんにちは。坂城町長の山村です。

現在、世界はコロナウィルス感染症による危機的な状況の中にあります。国内では、第5波とも言われる感染拡大により、多くの都道府県において緊急事態宣言やまんえん防止等特別措置が発出されています。長野県におきましても、感染力が従来株の2倍といわれるデルタ株への置き換わりが進み、感染者が増加しています。

このような状況の中で、みなさんが一堂に会することは、安全安心を担保することができないと判断いたしました。延期することも考えましたが、新型コロナウィルス感染症の終息が見えない中では、計画を立てることが難しいことから、YouTube配信で行うことにしました。本来であれば、みなさんにお会いして、直接お祝いを申し上げるところですが、YouTube配信でお祝いのメッセージをお届けします。ご理解をお願いいたします。

第66回坂城町成人式、新成人の皆様、成人おめでとうございます。

また、今日まで暖かい愛情を持ってお子さんを立派に育て上げられたご家族、保護者の皆様に心より、お祝いとお喜びを申し上げます。

成人することは、人生の大きな節目であります。節目の成人を迎えられたこの機会に、自分の生き方や命の大切さについて、改めて考えていただきたいと思います。

 それにかかわり、毎年、成人式において、3つのことをお話しています。

一つ目は、「意味ある出会い」についてです。

私の大切にしている言葉に「意味のある偶然」という言葉があります。これは私が使い始めて、いろいろな機会にお話しています。人は毎日、毎日いろいろな人と「偶然的出会い」を続けています。

 皆さんの多くは、この坂城町で生まれ、育ちました。そして、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、あるいはいろいろな職場で毎日、いろいろな人と「偶然的な出会い」を続けています。

 しかしながら、この「偶然」を単なる「偶然」として送りすごすか、自発的な能動的なアクションをとることにより「意味のある偶然」にするかどうかはその人の人生にとって大きく意味合いが違ってきます。毎日毎日、刻一刻と「偶然的な出会い」が皆さんの前に訪れます。これからの人生にとって、この「偶然的な出会い」を「意味のある出会い」にするよう心がけていただければと思います。

二つ目は、「命とは何か」についてです。

100歳を越えても現役の医者として活躍された日野原重明さんは、たくさんの本をお書きになったり、ミュージカルの脚本をお書きになったりしていました。

日野原さんは、「命とは何か」について、いろいろな講演会、著書で述べられていました。

日野原先生は、常に「皆さん、皆さんの命は見えますか。」という問いかけをされます。

命は見えません。「命」とは皆さんの持っている「時間」のことだというのですね。死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまわけです。したがって、「一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい。」さらに言えば、「その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んでほしい。」ということです。

さきほど、私が申し上げた「意味のある偶然」も含めて、それを意味のある「時間」として使っていただきたいと思います。

三つ目は、「命の大切さ」についてです。

みなさんは、ご両親から頂いた「命」の大切さについてどう考えておられるでしょうか。昨今、毎日のように悲惨なニュース、それも今までは考えられなかったような事件が発生しています。

私は「命」は大自然からお借りした大切な「宝物」だと思っています。

みなさんの命は、みなさんのご両親が突然作り出したものではありません。みなさんのご両親、ご両親のご両親、どんどん遡れば地球誕生から約46億年、宇宙の起源から考えれば約130億年前から、営々とみなさんのDNAが脈々と続いてきているわけであります。

大自然からお借りした「命」を立派に、立派に磨き上げ再び大自然にお返ししなくてはならないのです。

仮に、みなさんが友人からゲーム機を借りたとします、これを傷つけたり、べたべたに汚して返したりしたら、みなさんの友人は何と思うでしょう。借りた時以上に見事に磨き上げピカピカにして返したら、みなさんの友人は何と喜ぶことでしょう。

みなさんの「命」もこのようにピカピカにして命を全うし、大自然にお返ししなくてはならないと思います。

コロナ禍の中、厳しい状況が続いています。多くの命が失われています。このような状況の中、自分の生き方や命の大切さについて、もう一度考えていただきたいと思います。

人類の歴史を振り返った時、何回もの危機が訪れています。しかし、その危機を、人類は知恵を絞り、英知を結集して乗り越えてきました。このコロナ禍も、必ず乗り越えていきます。みなさん一人一人には、その知恵が、力があります。みなさんがたくましく未来を切り開いていくことを祈念して、お祝いの挨拶とさせていただきます。

成人、おめでとうございます。

令和3年8月  坂城町長 山村弘

・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、山村と今回のプロジェクトを取りまとめいただいた、塚田公民館長と石原千幸先生

坂城町長 山村ひろし

長野西高バトン班の金子世菜さん全国大会優勝10連覇

 昨日(8月24日)、以前にもお出でいただいた、坂城町の長野西高校バトン班 金子世菜さんが来られ、見事、全国大会で優勝された旨ご報告をいただきました。

 素晴らしいですね。以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・

8
月24日(火)、全国高等学校ダンスドリル選手権大会に出場した長野西高等学校バトン班で班長を務める金子世菜さんが、全国大会優勝の報告に来庁されました。同班は、MILITARY部門(軍隊のような統一のとれたマーチング)で念願の全国大会優勝10連覇達成と同時に、特別賞「Dr.KAY TEER CRAWFORD AWARD(大会創設者の名を冠した特別賞)」も合わせて受賞しました。

  金子さんは「この大会に向け緊張感をもって挑んできた結果、優勝(10連覇)を達成でき、同時に由緒ある Dr.KAY TEER CRAWFORD AWARDを受賞できたことは本当に嬉しい。

 顧問の先生をはじめ、応援いただいた皆さんのおかげで優勝できた。

 この経験を今後の活動につなげていきたい。」と優勝の喜びと関係者への感謝の気持ちを話し、また、班の後輩たちに向け「私たちが伝えられることはすべて伝えられたと思う。

 歴史ある長野西高バトン班の伝統を引き継いでいくことは大変だが、これからも伝統をつなげていってほしい。」と、エールを送りました。

▲(左から)山村、金子さん、中塚先生(バトン班顧問)、清水教育長

坂城町長 山村ひろし

坂城町 みんなの能楽教室

昨日(8月21日)と本日、さかきテクノセンターで第4回坂城びんぐしの里薪能実行委員会(委員長:松尾文子さん)主催の、「みんなの能楽教室」が開催。

コロナ禍の中、人数を限定し、二日間で約40名の方が参加されました。

坂城町では、永年にわたり、各小学校で「こども能楽教室」を開催してきました。

今回もご教授いただいた、松木千俊先生(重要無形文化財総合指定保持者・坂城町特命大使)には20年以上にわたり指導をしていただいております。

今回は、来年予定されている、「第4回坂城びんぐしの里薪能」に向けて一部出演していただく方の方々の教育も兼ねています。

今回の能楽教室では、「能とは」、「謡・仕舞の体験」、「能面をかける体験」、「能装束着付けの実演」、「仕舞 吉野天人 の実演」など盛りだくさんのプログラムであっという間の1時間半でした。

能にご興味を持たれ、参加してみたいという方がおられましたら、下記へご連絡ください。

連絡先:能楽教室担当 名誉師範 松尾文子さん まで

電話・FAX:0268-82-2681

▼以下の写真、講義中の松木千俊先生、ご挨拶される松尾文子先生ほか

坂城町長 山村ひろし

坂城町びんぐしの里公園で「聖火ビジット」

本日(8月14日)午前中、びんぐしの里公園わくわくステージで、東京2020パラリンピック聖火リレーの開催に合わせて、聖火ビジットが行われました。

長野県では、8月12日から16日にかけて聖火フェスティバルが行われ、県内10圏域で採火された火を灯したランタンが各地を訪問後、16日に「長野県の火」として集火されて東京に向け出立します。

びんぐしの里公園では、善光寺の「不滅の常燈明」で採火された火を灯したランタンが展示されました。

大変な大雨の中での展示でしたが、親子連れの方などが来られました。

東京2020パラリンピックの聖火リレーのコンセプトは「Share Your Light あなたは、きっと、誰かの光だ。」ということです。

すべての人が各々に輝ける世界になると良いですね。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 臼井勝男さんが功労者表彰されました(長野県観光機構から)

8月11日(水)、坂城町役場で、一般社団法人長野県観光機構功労者表彰の伝達がなされ、臼井勝男さんが受賞されました。

臼井さんは、ステキさかき観光協会の設立当初から町の観光活性化のためにご尽力され、平成26年から6年間はステキさかき観光協会会長、平成30年から2年間は坂城町ばら祭り実行委員会委員長をお務めいただき、町の観光発展、地域活性化に多大な貢献をされました。

▼(左から)山村、臼井さん、野池(一財)長野県観光機構専務理事

坂城町長 山村ひろし

坂城ど~んど~ん花火大会

先日(8月7日)、坂城町で「坂城ど~んど~ん花火大会」が 開催されました。

短い時間でしたが、皆さん花火から元気もいただいたのではないでしょうか。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・

8月7日(土)、坂城ど~んど~ん花火大会が行われ、町内2か所から大きな花火が打ち上げられました。

この花火大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、例年行っている町民まつり坂城どんどんが中止となったため、新型コロナウイルスの早期の終息を願い、そして町民の皆さんを活気づけることができればという思いを込めて行われました。

色とりどりの花火が打ち上げられると、外に出てきて鑑賞したり、写真を撮ったりしている方々もいらっしゃいました。

今日の花火が、今年の夏の思い出の一つになると嬉しいですね!

坂城町長 山村ひろし

令和3年度長野地域振興局との意見交換会

昨日(8月4日)、坂城町役場で、令和3年度長野地域振興局(局長:吉沢正さん)との意見交換会が行われました。

例年定期的に行われているものですが、今年は、「主要地方道坂城インター線先線の早期事業化」についての意見交換と、「新型コロナウィルス感染症対策について」の情報共有を行いました。

限られた時間ではありましたが、率直な意見交換ができ大変有意義でした。

・「主要地方道坂城インター先線の早期事業化」

当路線は、上信越自動車道坂城インターと国道18号とを直結する道路で、坂城更埴バイパス(国道18号バイパス)まで延伸することにより、千曲川左岸地域からインターへのアクセス性を向上させるとともに、国道18号線の渋滞緩和を図ることにより、安全で円滑な道路交通を確保します。

また、隣接する上田地域・戸倉上山田地域へのアクセス性が向上することから、工業や観光産業等の活性化による活力あるまちづくりに寄与します。

さらには、令和4年度から坂城南条産業団地の分譲が開始される予定であり、インターと工業団地を結ぶ道路として、その役割がますます期待されています。

今後も、早期事業化に向けて、長野県ならびに国への要望活動を積極的に行ってまいります。

・「新型コロナウィルス感染症対策について」

坂城町での新型コロナワクチンの接種状況は、65歳以上の方に対して、2回接種を終了された方が、91%以上になり、ほぼ予定の方々の接種が終了しつつあります。(8月2日現在)

また、12歳以上の皆さん全員へ、すでに接種券を送付しており、順次、接種を受けていただいています。

一般の方に対するワクチン接種は順調に進んでおり、ワクチンが順調に供給されれば、10月末には完了する予定です。

一方、坂城町は中小の企業が多いため、テクノハート坂城協同組合加盟の企業を中心に、職域での接種を予定しておりますが、ワクチンの到着が遅れており、9月上旬から開始し、11月中旬には完了する予定です。(厚生労働省へはモデルナのワクチン、4,500人分を申請中)

新型コロナウィルスの脅威はますます衰えることを知りません、新型コロナウィルスに対する水際作戦も大切ですが、一刻も早いワクチン接種が最も肝要だと思っています。

政府の動向に注目しながらも積極的に対策を進めていきます。

▼意見交換会終了後。私の左から、吉沢正長野地域振興局長さん、松本寛千曲建設事務所長さん。

坂城町長 山村おし

坂城ど~んど~ん花火大会(8月7日)

今週末(8月7日)に、「坂城ど~んど~ん花火大会」を開催します。

例年ですと、8月の初旬に、坂城町名物の夏祭り、「坂城どんどん」を実施し、多くの連を作って町中を練り歩くのですが、残念ながら今年も実施できません。

そこで、今年は、「坂城どんどん」ならぬ、花火を打ち上げ、「坂城ど~んど~ん」とすることにしました。

新型コロナウイルスの終息を願い、町民の皆さんを活気づけるとともに、夏の楽しい思い出になるよう、町内2か所で花火を打ち上げます!

新型コロナウイルス感染症予防対策を図りながら、お楽しみください!

日時 8月7日(土) 午後8時から午後8時20分頃まで
場所 坂城町内河川敷2か所

坂城町長 山村ひろし