ブラインド・サッカー(アイ・マスクを着けたサッカー)

   社会福祉協議会スポーツボランティア講座「ブラインドサッカーサポーターになろう」の様子をご連絡します。7月16日(土)と、24日(土)、30日(土)に開催されましたが、全日とも別件の公務があり私は参加できませんでした。
 以下、坂城町広報担当の清水のレポートです。
 ご覧ください。
    
    
 
 
 
 
企画政策課の清水です。
 7月24日(土)、30日(土)の社協スポーツボランティア講座の様子をお知らせいたします。なお、16日(土)はブラインドサッカーチーム「FCレインボー」の皆さんによる講演でした(町社協ホームページにレポートが掲載されています)
添付画像は30日の様子です。
  
         
    
 
講座2日目は、講師の寺西一(てらにし はじめ)氏指導のもと、参加者たちがブラインドサッカーを体験。練習中・試合中に選手がどんな状況にあるのか、どんなサポートが必要なのかを、サポーターたちが選手側にたって体験することが目的。
参加者はアイマスクを装着した状態で、試合用のボールを使ったゲームなど、音で状況判断すること、声で呼ぶことを中心に体験した。
 
 
(講師の落合啓士氏)
 
講座3日目は、講師の落合啓士(おちあい ひろし)氏指導のもと、サポーターが今後どのような活動をしていくのかを体験。ブラインドサッカー用のフェンスを設置するなどの会場準備や、選手たちの練習補助などを体験。
体験後、参加者からは「はじめて参加して楽しかった。
できることは多くないかもしれないが、続けていきたい」
とコメント。
 
参加者は選手含め25人程度、現在サポーターは10人程度です。希望者は随時受け付け、練習にも気軽に参加してほしいと。広報さかきへの掲載時には連絡先を載せて募集する予定です。ボランティア参加希望の詳細は、町社協のホームページにて掲載されています。
 
(質疑応答)
 
なお、30日の練習には、SBCラジオの取材もあり、放送日は未定だが9月末には番組として放送したいとのこと。
日程は決まり次第お知らせいただくようお願いしてあります。
 以上。坂城町広報 清水からのレポートでした。
 
  坂城町長 山村ひろし
 

坂城の若きアスリート(陸上競技選手)

坂城町には若きアスリートが大勢います。 この中で、 このたび、県大会を突破し、北信越中学校競技大会ならびに全日本中学校陸上競技選手権大会に出場される、中学生お二人にお会いしました。(8月1日)

(左から、小山綾菜さん、町長、田村有利奈さん)

まず、第32回北信越中学校総合競技大会陸上競技に出場されるのは坂城中学校3年生の小山綾菜さん(女子共通100メートル・ハードル)と坂城中学校1年生の田村有利奈さん(女子1年100メートル)です。 お二人とも小学校から陸上競技を始め、ご家族ならびに素晴らしい指導者に恵まれてグングン記録を伸ばしています。

北信越中学校総合競技大会は8月3日~4日に富山総合運動公園陸上競技場で開催されます。

実力を大いに発揮され、健闘されることをお祈りします。 

また、小山綾菜さんは、さらに奈良市鴻ノ池陸上競技場で開催される、第38回全日本中学校陸上競技選手権大会にも出場されます。 (女子混成四種競技)  この大会は8月19日~22日まで開催されます。 あわせてのご健闘を期待します。 

坂城町の皆さんの応援もよろしくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

長野県消防ポンプ操法、ラッパ吹奏大会結果(速報)

長野県消防ポンプ操法大会、消防ラッパ吹奏大会が7月31日(日) 伊那市で開催されました。 私も朝5時に役場をマイクロバスで出発し、消防団の皆様とともに参加しました。 

7月10日の埴科大会で優勝し、10年ぶりに長野県大会に出場した坂城町消防団第2分団は、強豪ひしめく中、大健闘し7位に入りました。 (12チーム中。10年前に参加した際には最下位とお聞きしましたので、今回は大奮闘です)

尚、小型ポンプ操法で出場した千曲消防団は第9位(13チーム中)。 

また、ラッパ吹奏で出場した千曲消防団は奮戦むなしく13位(13チーム中)でした。

やはり、県大会ともなると出場チームはなかなかのレベルでした。 坂城消防団には来年を期して準備されることを期待し、お願いをいたしました。 

尚、優勝チームは、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部とも上田市消防団が優勝。 ラッパ吹奏では辰野町消防団が優勝しました。

以上。消防大会の速報です。

坂城町長 山村ひろし

小説「下町ロケット」を読んで。

このたび、第145回直木賞を受賞した池井戸潤氏の「下町ロケット」を読みました。一気に一晩で読了するほどすいすいと気持ちよく読めました。 今回は芥川賞は該当なしということで直木賞のみでしたが、最近の受賞作品の中で企業ものとしては大変質の高い、企業実態をよく経験したものでなければ書けない作品として高く評価したい。 私は、40年近く、「芥川賞」「直木賞」はすべて読んでいますが、最近の受賞作品のレベルの低下には毎回落胆していただけに久々に気持ちの良い読了感を得ました。

「下町ロケット」は東京、蒲田の中小企業経営者が昔の夢を捨てきれず、ロケットのキーデバイスであるエンジン・バルブの開発をし、大手企業相手に戦い、見事にそのエンジン・バルブを搭載したロケットの発射に成功するという物語です。 

坂城には世界に二つとないキーデバイスを作られ、夢を追い続けておられる経営者の方々が多くおられます。 この小説を読み進むうちに、なにくそと頑張る主人公の姿と坂城の経営者の方々の姿が重なって見えました。 

リーマンショック、大震災を乗り越えられ頑張っておられる坂城の企業経営者の皆様はもちろん、すべての日本人に勇気とチャレンジ精神を思い起こさせる作品です。 ぜひとも、ご一読を勧めます。

坂城町長 山村ひろし

上田地域定住自立圏形成協定調印

本日(7月27日)上田市役所において、上田市長、東御市長、青木村長、長和町長 とともに調印を行いました。この協定は、定住自立圏構想推進要綱に基づいて中心市宣言を行った上田市と上記市町村が相互に役割を分担して定住に必要な都市機能及び生活機能を確保し充実させ、自立のための経済基盤を培い、地域の活性化を図ることを目的として調印されたものです。

坂城町と上田市との間では、「地域医療再生に向けた取組」、「産業の活性化に向けた取組」、「圏域内の幹線道路網等の整備促進に向けた取組」、「職員のマネジメント能力の強化に向けた取組」の4つのテーマで取り組みを始めることになります。 本日の調印でようやく第一歩を踏み出しました。 尚、各テーマの詳細につきましてはこれから詰めることになります。 また、テーマそのものにつきましても、今後の状況を踏まえ、変更、追加されることもあり得ます。

  坂城町としてはこの仕組みをうまく使い効率の良い行政、地域の活性化を推進していきたいと考えております。

坂城町長 山村ひろし

ホタルを育てる

先日(7月22日)、村上小学校を訪問した際に、「ホタルを育てる」というテーマで授業をされておられました。 4年西組担任の宮崎正先生から写真とメッセージをいただきましたので掲載させていただきます。7月26日には東京でこの取り組みを発表されるそうです。

坂城町長 山村ひろし

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

坂城町町長 山村弘様

本日は、参観いただきありがとうございます。
村上小学校4年生(2学級、43名)は、校章にもあしらわれている ホタルの飼育をしたいと考え様々な活動をしてきました。

まず、社会科の学習で下水道について学習した際には、町の下水道係の方に来ていただき、現在村上地区で進められている下水道工事や下水道の必要性についてお話をお聞きしました。
また、下水処理場を見学し、川の汚れと自分たちの生活が密接につながっていること、川のよごれを減らすためにどんな工夫をすればいいかを学びました。
よごれを減らす工夫の一つとして、町の消費者の会の方にお手伝いいただき、廃油石けんも作りました。
先月25日には、ホタル祭を行い保護者の皆さんや地域の方々と共にホタルを観賞しました。

そのとき、多くの子が初めて見たホタルの美しさに惹かれ、飼ってみたいという願いをもち、ホタルの飼育をしている小林さんからたまごを譲り受け、飼育を始めるに当たって注意することなどをお聞きするために、本日のホタル学習会になったわけです。
今後、水温を調節しながら水を替えたり、幼虫の体の大きさに合わせてえさのカワニナを与えたりして半年ほど飼育し、来年3月、幼虫を福沢川に放流する予定です。
その間には、水質や水生昆虫等を調べて、福沢川がホタルにとって住みよい環境になっているかこれからどうしていったらいいのか、自分たちに出来ることは何か考えていく予定です。

これまでの活動については、来週26日、東京で子ども達と共に発表してきます。
これからも広く多くの人に、子ども達自身で発信していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
うまくとれていませんが写真を添付します。

村上小学校 4年西組担任 宮崎正

土砂災害・全国統一防災訓練(上平地区)

近年、「ゲリラ豪雨」と言われる集中豪雨や台風、梅雨前線などにより全国各地で土砂災害が発生しております。  

本日(7月23日) 、平成22年度の土砂災害防止法に基づき土砂災害警戒区域に指定された上平地区での防災訓練が実施されました。

(公民館に設置された「災害対策本部」)

(状況報告と本部長指示)

今回の訓練には、長野県千曲建設事務所、警察署、消防署、消防団、自主防災会、坂城町の各機関が参加し、上平の小野沢、島地区から約100名の方にご協力いただき、実施されました。

防災訓練は午前8:15からスタートしましたが、本番さながらに各機関が連絡を取り合い、避難される方々を上平公民館に収容するほか、実際に消防団が出動し被災者を救出するなどした後、10時過ぎには土石流などの危険も無くなったことを確認したうえで、避難勧告、避難指示解除を発令して訓練は無事終了いたしました。

(避難される地元の方々)

(消防団による救出)

(山村本部長挨拶)

 (竹内自主防災会長と地元の皆さん)

100人を超す、上平地区の方々の実に整然とした避難行動には誠に心打たれました。 日頃の地域連携力の強さ、防災意識の高さを伺わせていただきました。

近年、坂城町では幸いにして、大災害には遭遇しておりませんが、想定外は無いといわれる状況下において常に防災、減災についての対応準備が求められております。 その意味では、今回の防災訓練は非常に大きな成果を収めたものと思っております。

関係各機関、地元の皆様の大変なご協力に感謝申し上げます。

坂城町長 山村ひろし

小さなお客様

坂城町役場には毎日いろいろなお客様がお出でになります。

種々の手続きに来られる方、打合せ・会議に来られる方、深刻な相談に来られる方、特に用件はないけれど私の顔を見にふらっと来られる方などなどですが、勉強のためにお出でになる方々もいらっしゃいます。

昨日(7月21日)も社会科の勉強で南条小学校3年生の皆さんが来られました。(先日、村上小学校の生徒さんもお出でになったのですが所用のためお会いできませんでした。残念。)

今回の勉強のテーマは「坂城町めぐり」で、町立図書館・格致学校、町役場、信州夢ばらの里、びんぐし公園などを見学しながら、施設だけでなく、田畑の広がり、山や川の様子、住宅の様子、花や作物の様子なども併せて勉強します。皆さんは大きなノートを手に持って熱心に勉強されていました。これからの坂城を背負って立つ子供たちに期待します。

坂城町長 山村ひろし

もう一つのサッカー大会

今日(7月18日)の早朝は多くの方が寝不足の眼をこすりながら過ごされたのではないでしょうか。「なでしこジャパン」の快挙に心から拍手を送ります。日本女子サッカー30年の歴史の中で一挙に世界の頂点に立ちました。大きな災害の中で復興に立ち上がる日本国民にどれほど大きなエネルギーを与えてくれたか。感無量です。米国のWashington Post 紙でも "Shocking upset" (ショッキングな落胆)といった表現を使って米国の敗退を伝えていますが、一方では "It provided a feel-good story to a nation devastated by a March 11 earthquake and tsunami" (3月11日に地震と津波で壊滅的打撃を受けた国民に心地の良い物語を与えた) も伝えています。 とにかく素晴らしかったですね。

   さて、昨日(7月17日)、もう一つの素晴らしいサッカーの大会がありました。それは、「坂城町長杯 第28回坂城カップ少年サッカー大会」(小学生の大会、8人制)です。 (大会委員長:竹内清美氏、運営委員長:高井資昌氏)。

  本大会の素晴らしいのは、坂城の他、丸子、上田、青木、東御、神川、真田、三郷、長野、戸倉、堀金、中野、篠ノ井、高岡、屋代などからも参加があることです。 (計19チーム)

上記チームが、3ブロックに分かれて、各々日ごろ鍛えたチームプレイと技術を競い合いました。 (以下、写真は坂城小学校若林校長先生から提供いただきました)

(坂城ーB チーム)

(坂城ーB 対 FC東上田)

Aブロック(千曲サッカー場A)、 Bブロック(千曲サッカー場B)、 Cブロック(青木固研究所グラウンド)に分かれ、朝8時から午後の3時頃まで熱戦を繰り広げました。 私は青木固グランドでの開会式と千曲サッカー場での表彰式に参加しましたが、子どもたちの素晴らしいプレイに感心しました。 女子も交じっていて、柔よく剛を制するの言葉通り、巧みなボールさばきで観客をうならせる場面も多くありました。

結果は以下の通りです。各ブロックごとの優勝と準優勝チームの名前を記します。

Aブロック : 優勝「神川FC」、 準優勝「坂城A」

Bブロック : 優勝「昭和FC」、 準優勝「中野SSS」

Cブロック : 優勝「FCフェローズ Jr」、 準優勝「高丘FC」

 

(坂城ーA 対 三郷 SSS)

(千曲サッカー場 B にて  ナイスセーブ!)

   とにかく、子供たちは暑い陽射しの中、最後まで全力で走り回っていました。

又、試合終了後も整然と礼儀正しく挨拶をし、後片付けもきびきびとしていてこれもまた感激でした。

  以上。

坂城町長 山村ひろし

陸前高田ライオンズクラブ(伊藤明彦会長)からお礼の便り

坂城ライオンズクラブ(大井宏子会長)では陸前高田ライオンズクラブ(伊藤明彦会長)の要請に基づき、6月25日~26日の両日にわたり支援活動を行ってまいりました。私もメンバーの一員として参加させていただきました。(7月3日既述) 

先日、伊藤会長から大井会長宛の御礼のメッセージをいただきましたので以下に掲載させていただきます。

陸前高田市(人口24,000人)では先の大震災と大津波で1524名の犠牲者を出され、行方不明者数もいまだ、564名にのぼっております。その中、私どもの活動は微々たるものですが、「長野の郷土料理」や「400本の坂城のバラ」、「応援メッセージボード」などをお届け致しました。ライオンズクラブの皆さんの、夜を徹しての運転、日夜にわたる奉仕活動に敬意を表します。

(陸前高田市広田中学校での写真)

(岩手日報 6月27日の記事)

(信州民報 7月16日の記事)

以上。

坂城町長 山村ひろし