坂城町PTA連合会 教育懇談会

先日(2月4日)、坂城町南条小学校音楽堂で平成27年度坂城町PTA連合会教育懇談会が開催されました。

寒い中、夕方6時半からの開催でしたが、坂城町小中学校のPTA会長、副会長、各校長、教頭先生、坂城町議会議員、教育委員会の関係の皆さん、約40名が参加し、坂城町の教育に関する事項について熱心に議論を行いました。

 私は 「坂城の子は坂城で育てる」 というテーマで講演をさせていただきました。

         

内容は、

1.校舎・教育設備・機器の整備充実の状況について (南条小学校の建設状況。耐震工事がすべて完了したこと。ICT機器の設置をさらに進めてていること。など)

 

2.坂城町就学相談委員会の設置について (坂城町独自に相談員会を設置し、早期からのきめ細やかな支援体制を作っています。)

 

3.教育コーディネーターの設置 (坂城町独自で教育コーディネーターを配置し、学校・保育園等を巡回して教育相談を実施しています。)

4.教育・心理カウンセラーの配置 (坂城町独自にスクールカウンセラー等と連携し早期からの不登校対策などを実施しています。)

5.幼保小連携強化 (教育ニーズに応じた、一貫した相談体制を作っています。)

6.児童生徒支援事業の取り組み (様々な障害のある児童・生徒の支援を積極的に行っています。)

7.インクルーシブ教育事業の実施 (障害の有無に関わらず、誰もが地域の学校に通い学べるインクルーシブ教育を推進しています。 例えば、状況に応じて看護師さんを配置するなど。)

 

8.小学校へのALT(外国語指導講師)の配置 (坂城町では中学校を含み3名のALTが連携をとりながら小学校低学年から高学年、さらには保育園の子供たちも楽しく英語を勉強しています。)

 

9.和平国際交流村事業 (毎年、和平国際交流村で1泊2日の英語合宿を行っています。)

10.その他、子育て支援策の充実として

・福祉医療費の対象年齢の拡充 (平成28年度から高校生まで医療費を無償にします。)

・医療費の窓口支払分への貸付制度の創設 (これにより、実質的に窓口支払いのご負担をなくすことができます。)

・多子世帯の保育料の負担軽減 (平成28年度より第3子以降の保育料の負担をゼロにします。)

 

 

私の講演の後、パネルディスカッションを行い、活発な意見交換を行いました。

いただいたご意見を大切にし、さらに教育行政に取り入れていきたいと思っています。

 

(パネルディスカッション)

左から:石坂更埴PTA連合会会長、神尾教育相談員、林教育コーディネーター、宮下教育文化課長、宮?教育長、鈴木教育委員、中村教育委員長、吉川議員(社会文教常任委員長)

坂城町長 山村ひろし