Kaz Miyamotoさんのシリコンバレー・レポート

以前、私のブログのシリコンバレー・レポートでご紹介した、Kaz Miyamotoさんの3月レポートをご紹介します。

今回は、ファイスブックのデータ不正利用について興味深いレポートを書かれています。

これからも時々ご紹介します。

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Kaz Miyamotoさん

「Emerging Technology Review」 (シコンバレーからの先端技術分析レポート) 2018年3月です。

http://ventureclef.com/blog2/?m=201803

3月の特集は、フェイスブック個人情報の不正使用問題です。 詳細は上記サイトをクリックしてみてください。

この中で指摘されているように、Psychographic Analysis(心理解析)を利用すると以下のような分析が出来るようです。

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 「いいね! ボタン」 を押した情報でパーソナリティを把握することができる。

  モデルを応用すると

          

 このモデルを使うとアルゴリズムは、画家のダリ (Salvador Dalí) が好きな人は開放的な性格で、ジョギングを趣味とする人は几帳面な性格と判定する。また、アニメや漫画が好きな人は社交的でないと診断する。これを選挙に応用すると様々な知見を得ることができる。このモデルは共和党支持者と民主党支持者を正確に判定できる。更に、共和党支持者のなかで、閉鎖的で心配性な有権者を特定することができる。アルゴリズムはこのグループが低学歴で高齢の男性の共和党支持者と推定する (トランプ大統領のコア支持者層を示す)。Psychographic Analysis はLike Buttonを押すパターンとパーソナリティの間には強い相関関係があることを示している。

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「いいね」ボタンを気軽に押し続ける人々の性格分析がすでに行われ、いろいろ利用されていると言うことですね。

恐ろしい時代になりました。

なお、Kaz Miyamotoさんには坂城町 「経営フォーラム」 で7月頃にご講演をお願いしています。 お楽しみに。

坂城町長 山村ひろし

2日続けての素晴らしいミニコンサート

2日続けて、素晴らしいミニコンサートがありました。

一昨日(4月10日)は、坂城テクノセンターのリニューアルオープニングの後、開催された、「桜花を楽しむ会」 で催された坂城町出身のテナーサックス奏者、川島亜子さん率いるサキソホン四重奏です。

サキソホンの四重奏演奏を聴く機会は余りありませんが、しっかりと4パートに分かれた数々の演奏を堪能しました。

曲目は、モーツアルトの名曲、ベニーグッドマン・メドレー、日本の童謡メドレーなどいろいろ楽しませていただけました。

▼演奏後、新装成ったテクノセンターロビーで

左から:竹田歌穂さん(バリトン・サックス)、川島亜子さん(ソプラノ・サックス)、山村、中嶋紗也さん(テナー・サックス)、高橋龍之介さん(アルト・サックス)

昨日(4月11日)は、坂城町文化センターで、坂城町も参加している、上田地域定住自立圏連携事業の一環で、「サントミューゼ ワン・コイン コンサート in 坂城町」 が初めて開催され、ヴァイオリンとピアノの素晴らしいコンサートが開催されました。

出演者は、澤菜穂子(ヴァイオリン)、三浦友里枝(ピアノ)の人気・実力ナンバーワンのお二人です。

左から:三浦友里枝さん(ピアノ)、山村、澤菜穂子さん(ヴァイオリン)

お二人とも、同時期に英国王立音楽院で留学されておられましたが、私の娘も同じ時期に同音楽院でピアノを学んでいましたのでいろいろ話が弾みました。

1時間の 「ワンコインコンサート」(500円)でしたが、ヴィターリのシャコンヌ、モーツアルトピアノソナタ(No.8 KV.310)、あまり演奏される機会のない武満徹 「妖精の距離」、ドビュッシー ヴァイオリン・ソナタなど大変密度の濃い演奏でした。  こんなに素晴らしい演奏でしたので、もう少しお客さんが多ければと思いました。

坂城町長 山村ひろし