令和元年度 総合防災訓練

本日(9月1日)、坂城町南条小学校グラウンドと体育館で令和元年度 総合防災訓練が実施されました。

心配された天候も曇り空で暑くもなく絶好のコンディションで開催されました。  今年から各種訓練を同時進行するなど時間を圧縮し、熱中症対策などをはかるなど効率的に進めていただきました。訓練は朝7時半から9時半まで約2時間ですべてのプログラムが終了しました。素晴らしいですね。参加された皆様に心より感謝申し上げます。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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令和元年度総合防災訓練

登録日:2019年9月1日

防災訓練01

▲初期消火訓練

 9月1日(日)、南条小学校グラウンド及び体育館で、令和元年度坂城町総合防災訓練を実施しました。総合防災訓練は、南条、中之条、坂城、村上地区で順番に行っており、今年は、南条地区の皆さんを対象として実施し、自主防災会、消防団、関係団体などの方々が参加されました。

 情報伝達訓練、災害対策本部設置訓練、避難誘導訓練、参加者による搬送・初期消火・水防・避難所運営訓練等、消防団による消火訓練、消防署による高所救出訓練など様々な訓練が実施され、近年国内で発生している台風や地震による被害を想定して各種訓練が行われました。参加された皆さんは、消防署の方の説明や実演を見ながら、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。

また、今年度、上田ケーブルビジョンの地域貢献活動の一環として、災害時に無料でWi-Fiやテレビの利用ができる光回線を、町内の公共施設に無償で設置いただけるようになりました。

 最近は、台風などによる災害が全国で多く発生しています。恐ろしい災害は、いつ起こるかわかりません。皆さんのご家庭でも、災害時の行動を相談しておく、非常時の持ち出し品を用意しておくなど、災害に備えておきましょう。(坂城町の災害時避難場所)

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坂城町長 山村ひろし

令和元年 オール信州三田会

昨日(8月31日)、上田市で、慶應義塾大学卒業生(塾員)の、 「令和元年 オール信州三田会」 の総会・講演会が開催されました。(主催:上田三田会 会長:小山壽一さん)

講演者として、昨年に続き、第19代目の慶応義塾塾長、長谷山彰氏のお話をうかがいました。

長谷山彰塾長は日本を代表する法学者で、文学部長を務めた後、清家前塾長のもとで常務理事を長く努められました。

昨年、講演されたときには、福沢諭吉先生が大切にされていたものとして、慶応4年の戊辰戦争の際、上野で、彰義隊と新政府軍の戦いが行われている最中にでも福澤諭吉先生は微動だにせず、ウェーランドの経済学の講義を続けていたことは有名ですが、福澤諭吉先生が大切にしていたのは単に経済の問題だけでなく、同時に「モラルサイエンス」(修身論)の大切さを講じていたこと。 つまり、現在、企業の不正が横行していますが、それを真っ先に危惧し学生たちに教えていたと言うことです。       

また、文武両道の大切さを教え、「本だけでなく身を鍛える」 ことを実践したこと。スポーツにも力を入れる。           

また、「演説と討論」の大切さを説き、三田に「演説館」を作り自らも演説を行い、コミュニケーションの重要性を訴え、「世の中で大切なものは人と人との交わりなり。」 ということでした。
今年のご講演ではこれに加え、最近の諸大学との交流などから、いわゆるリベラル・アーツ(一般教養)の復権・必要性を強く訴えておられました。

また、G7ならぬ、U7(国際的な主要7大学の集まり)としての取り組みや、大学としてもSDGsの取り組みにも大変力を入れていることなど大変力強く興味深いお話を伺いました。
また、最後に、良い大学とは、良い教師がいて良い学生がいるだけではだめで。
良い大学とは、「良い教師がいて、良い学生がいて、良い卒業生がいる大学」だそうです。
卒業生も頑張らなければならないということだそうです。
▼講演される長谷山塾長

長谷山塾長と今回司会役などで大活躍された、関戸坂城町商工会長

▼全員で「若き血」を熱唱

坂城町長 山村ひろし