東京五輪が1年延長ということで決着することになりそうで、ひとまず安心しました。
以下の本は、坂城町出身の作家、酒本歩先生の最新の作品です。(サイン入りのご著書をいただきました。)
推理小説なので、ここで結末を紹介するわけにはいきませんが、東京五輪出場を目指して競い合う体操選手の物語です。
ストーリーは前回の作品、「幻の彼女」と同じくあっと驚く展開です。
今週から発売となりましたのでぜひご一読ください。
私は、この「幻のオリンピアン」ならぬ、東京五輪が、「幻のオリンピック」にならぬか心配しておりましたが、どうやら1年延期で開催となりそうなのでこの小説も安心してお勧めできます。 よかった。
酒本さん(本名:和田剛浩)は、坂城町で小中高をすごされ、その後、早稲田大学を卒業され、リクルート社で長年勤務された後に、念願の作家としてデビューされました。
そして、平成30年に「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞され、昨年3月には受賞作である『幻の彼女』が光文社より発行されました。
ペンネームの酒本歩(さかもと あゆむ)は、お酒と本とウォーキングが好きなことからつけられたそうです。
お住まいの東京葛飾の「かつしか文学賞」でも優秀賞を受賞されています。
受賞作『幻の彼女』は、新聞・雑誌などで「驚天動地のトリック、落涙のヒューマンドラマ、抜群の読みやすさ」と紹介されました。
今回はその後に続く、第2弾です。
「東京オリンピックに夢を見る人、救われる人、絶望する人 五輪出場に人生を懸けた体操選手に向けられる愛と憎悪。 今、運命の跳馬がスタートする。 驚愕の結末が待ち受ける青春ミステリ! 」と紹介されています。
皆さんもぜひ一度手に取ってお読みください。
坂城町長 山村ひろし