坂城町小学生環境に関する標語コンクール2023 表彰

 本日(2月27日)、坂城町ごみ減量化推進員会主催による「坂城町小学生環境に関する標語コンクール2023」の表彰式が役場で行われました。(昨年に続いて2回目です。)

 坂城町ごみ減量化推進員会は、廃棄物の減量化・資源化を進めるため、町から委嘱された推進員の皆さんによる団体で、現在11名でさまざまな活動を行っています。そのひとつとして、毎年、4年生のごみ処理施設への社会科見学に合わせて、町内3小学校で環境学習を行っています。

 昨年度からは、より身近に環境について考えるきっかけとして、小学4年生を対象とした標語の募集を行いました。

 応募総数は75作品。その中から、厳正な審査の結果「最優秀賞」1点、「町長賞」1点、「教育長賞」1点、「優秀賞」2点が選ばれました。そのうち、表彰式には「最優秀賞」「町長賞」「教育長賞」を受賞した3名が来庁されました。

 受賞は以下のとおりです。

最優秀賞 南条小 浅井 瑠喜(あさい るき)さん

「それはごみ? 見る人かわれば 宝物」

町長賞 坂城小 赤地 莉彩(あかち りさ)さん

「SDGs 世界をすくう あいことば」

教育長賞 南上小 小林 優月(こばやし ゆづき)さん

「リサイクル みんなでしあわせ つないでく」

優秀賞

「温暖化 とめるためには 分べつだ」 家崎 愛子さん (坂城小)

「ごみを捨てないで 海がないてるよ」 渡辺 敦士さん (村上小)

▼(前列左から)小林さん、浅井さん、赤地さん (後列左から)塚田教育長、山村、坂城町ごみ減量化推進員会 大池会長

坂城町長 山村ひろし

奥 知久 先生の講演会(坂城流 「オレたちはどう生きるか!」

 昨日(2月23日)、坂城町 鉄の展示館ホールで、家庭医療専門医、在宅専門医で おく内科在宅クリニック院長の、奥知久先生の講演会が開催されました。

 テーマは、《坂城流「オレたちはどう生きるか!」新時代の生き方・死に方講座》という大変なテーマでどのようなお話なのか大変興味がありました。

 奥先生は、2018年まで9年間、諏訪中央病院にて鎌田實名誉院長に師事され、コロナ第3派で診療が受けられず、在宅での死亡率が高かった大阪で「KISA2隊」として最前線にて訪問診療を行い、活動がテレビ番組「情熱大陸」で取り上げられました。現在は大阪で医師として働く傍ら、複数の都道府県で地域での健康と地域づくりに携われています。

 本日のお話では、「フレイル」(小さなストレスや変化の結果、大きな影響を受けてしまう状態。)のお話。「フレイル」が忍び寄るのは。「・からだ ・ここ  ・つながり」の関係が大切とのこと。

 また、「メイド・カフェ」ならぬ、「冥土カフェ」のお話をされ、「ピンピンコロリ」、「ちょっと挨拶」、「山あり谷あり」、「ゆっくり ゆっくり」の四つの死に方死に方の内どれが良いですか。などと、各々の特徴などを話され、どのパターンが良いかなど、グループディスカッションもされ、満員の会場は大いに盛り上がりました。

 このようなテーマで、会場が盛り上がるのはびっくりしました。それほど、奥先生のお話は分かりやすく大変参考になりました。いずれのパターンにしろ、あらかじめご家族や関係者と事前に話し合っておくことが大切なようです。

 最後に、日野原重明先生と、熊谷晋一郎先生の名言を披露されました。

「健康って何だろう?」(日野原重明先生)

 不利な条件、不規則な条件の中でも、よくその変化に順応できる、つまり、うまくその条件に対応できる能力」

「自立って何だろう?」(熊谷晋一郎先生)

 自立は、依存先を増やすこと。希望は絶望を分かち合うこと」

 講演会終了後、鉄の展示館で開催中の「第9回坂城のお雛さま」展(3月24日まで開催中)にご案内しました。

 以下、一枚目の写真は熱血講演中の奥知久先生。 二枚目の写真、左は、主催者の坂城町社会福祉協議会の上野敬一会長。

 最後の写真は、おひな様を提供して頂いた、堀内重徳さんと

 

坂城町長 山村ひろし

坂城町の企業 「ヤマザキアクティブ」さん H3ロケット打ち上げに貢献

 坂城町の企業 ヤマザキアクティブさんの開発した「ゆるまないネジ」がH3ロケットに搭載され、みごとに宇宙に飛び立ちました。

 本日(2月18日)の日本経済新聞では、今回の打ち上げに貢献した数々の新技術の中で、以下の様に紹介されています。

 「ヤマザキアクティブ(長野県坂城町)は珍しい形状のネジでゆるみにくい仕組みを実現した。六角の部分の下がドーム状に広がり空間が設けられている。振動や衝撃が発生した場合でもドームの部分がバネの効果で元に戻り、ゆるみにくい構造になっている。」

 これからもさらなるご発展をお祈りいたします。

 以下、日経の記事より。一枚目、左が「ヤマザキアクティブ」さんのネジ

坂城町長 山村ひろし

長野県中小企業団体中央会長野支部 新春講演会(講演者:細川隆三氏)

 先日(2月13日)、長野市のメトロポリタン長野で長野県中小企業団体中央会長野支部の新春講演会で政治ジャーナリストの細川隆三さんのお話を伺いました。

 テーマは「日本政治の行方~ズバリ解説! 政局の焦点」です。

 細川隆三氏は、現在、政治ジャーナリストとしてご活躍されていますが、慶應義塾大学法学部ご卒業後、テレビ朝日で活躍された著名な政治記者です。

 また、細川家の37代目(肥後・熊本藩)で、ご尊父が、政治評論家の細川隆一郎氏、大叔父も政治評論家の細川隆元氏です。さらに、細川護熙元総理大臣は遠縁にあたり、細川忠興、ガラシャ、明智光秀の子孫でもあります。

 お話の内容はあまりにも生々しすぎて細かくは記述できませんが、岸田総理の就任後の数々の施策についてはかなり厳しい評価をされていました。 昨年のいくつかのタイミングがあったはずの、解散総選挙についても、絶好のチャンスを逃してしまったとのこと。

 今年の総裁選挙までの解散は難しく、そのまま流れてしまうのではないかなどとも観測されていました。

 また、総裁選挙の顔ぶれでは、茂木氏、河野氏、小泉氏、石破氏、上川氏などの名前を挙げられていましたが、いずれも、「人望が無かったり」、「人気が無かったり」でなかなか難しく、カードを握っているのが菅前首相ではないかなど、大変興味深いお話をされていました。 さて、実際はどうなるか。 注意深く見つめていきたいと思います。

 以下の写真は講演後の交流会で、中央が細川隆三さん、右は中嶋製作所会長の中嶋君忠さん

 

坂城町長 山村ひろし

2024 新春経済講演会 が行われました

 先日(2月7日)、坂城テクノセンターで「2024新春経済講演会」が開催されました。

 講師は、昨年、公立諏訪東京理科大学の学長に就任された、前信州大学学長の濱田州博先生です。

 今までにも何度も坂城テクノセンターで講演などをして頂きましたが、久しぶりのご登壇です。

 今回は、「高度情報専門心材の育成を目指して」というテーマで公立諏訪東京理科大学の取組みなどについてお話を頂きました。 これからの濱田学長により新たな取組みにご期待申し上げます。 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 2月7日(水)、(公財)さかきテクノセンター主催の「2024新春経済講演会」が開催されました。

 今年は、公立諏訪東京理科大学学長の濱田州博さんをお迎えして、「高度情報専門人材の育成を目指して 諏訪東京理科大学の取組み」と題して講演いただきました。

 講演では、公立諏訪東京理科大学の成り立ちから、現代社会、特に地域や地元企業の課題解決につながる、経営者目線など多角的視点を持った実践的な技術者が求められていることから、その育成に取り組んでいることなどが紹介されました。

 公立諏訪東京理科大学は工学系1学部2学科(情報応用工学科・機械電気工学科)で、卒業者は町内企業にも就職しているとのことです。

 参加者の皆さんは、熱心に濱田さんのお話を聞いていました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町中学生シリコンバレー研修 諸星俊男さんの事前レクチャー

 昨日(2月5日)、大雪の降る中、坂城町役場講堂でシリコンバレーを拠点に活躍されておられる国際的な経営者の諸星俊男さんが坂城中学校の生徒たちに素晴らしいお話をしていただきました。

 来月、3月23日から28日の予定で、坂城中学校の2年生8名がシリコンバレー研修に出かけます。

 本来でしたら、諸星さんに現地でお話をしていただこうと思っていたのですが、その頃、丁度、日本へのご出張とのことでしたが、なんと、事前に子供たちにお話をしていただくということになりました。

 諸星さんは数日前に台湾から日本へ寄られ、米国へお帰りなる前の昨日ならば時間が取れるということになり、急遽、坂城町へ大雪の中、お出でいただきました。

 生徒たちは目をキラキラと輝かせながら、諸星さんのお話に聞き入っていました。

 諸星さんからは、「シリコンバレーの歴史」、「シリコンバレーの有名人」(現在は米国籍だが、元々はいろいろな国から来た人が多い。)、「シリコンバレーはなぜ成功したか?」、「日米の違い」、「テクノロジーの変遷」、そして最後に、「皆さんにお願いしたいこと」(私の経験から)として、以下のことを話されました。

・明るく生きて行こう(高校同級生の話)
・家族を大切に(誰でも同じことを言うだろうけど)
・学校時代の友達は宝(ぜひこのグループで同窓会を!)
・前例を踏襲しない(もっと良い方法はないか)
・ムラを作らない(日本人の大きな欠点)
・先送りしない(やると決めたらすぐにやる)
・自分で判断する(これも日本人の欠点)
・失敗を恐れない(失敗は成功のもと)
・絶対にウソをつかない!

 子供たちにとって、大変、印象深い、素晴らしい、ためになるお話でした。 ありがとうございました。

坂城町長 山村ひろし

さかきふれあい大学 春を呼ぶ♪コンサート が行われました

 本日(2月4日)、坂城町南条小学校音楽堂で、「さかきふれあい大学 春を呼ぶ♪コンサート」が開催されました。

 立春とはいえまだまだ寒い中大勢の皆さんにお越し頂きました。 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 立春の2月4日(日)、冷たい風が吹いてはいましたが、だんだんと春が近づいている予感を感じる日に、南条小学校音楽堂で「春を呼ぶ♪コンサート」が開催され、小さな子ども連れの親子からシニアの方まで約140名がトリオ美しいのハーモニーを楽しみました。

 軽快なポップスからしっとりとしたクラシックまで幅広いプログラムとなっており、観客の皆さんは手拍子をしたり、音楽に合わせてリズムを取ったり、また、演奏を聴きながら熱心にメモを取っている子どもたちもいて、思い思いに演奏を楽しんでいる様子でした。

 最後の曲が終わると楽しい時間を惜しむかのようにアンコールが起きていました。

 演奏して頂いたのは、ピアノ:山極遥香さん、サックス:小布施由香さん、ドラム:櫻井清隆さん の皆さんです。

坂城町長 山村ひろし

令和5年度 坂城町PTA連合会教育懇談会

 昨日(2月1日)、坂城中学校で、令和5年度 坂城町PTA連合会教育懇談会が開催されました。
 教育懇談会は、坂城町小中学校のPTA会長、副会長など役員の皆さん、各校の校長、教頭先生、教育委員会関係者が参加し、私の講演の後、皆さんと積極的な意見交換を行っていただける貴重な会です。

 夜分(午後6時)の開催にも関わらず、約30名の皆さんにご参加いただきました。

 私からは、現在、策定中の3年間の実施計画に基づきお話をさせていただきました。

 内容としては以下の4つの項目に分けてお話をさせていただきました。

テーマ:《輝く未来を奏でるまち チャレンジSAKAKI Well Being

 内容は以下の4項目です。

 1.暮らしと産業、快適なまちづくり

 2.高齢者や子供にやさしいまちづくり

 3.未来につなぐ子育てと学びのまちづくり

 4.暮らしやすい安心なまちづくり

講演の後のデスカッションで種々の前向きな多くの意見ご指摘をいただきました。

 例えば、「給食費の無償化を実施しているが、諸物価高騰の折に食材を減らすなどことなどはないのか」、「クラブ活動が地域クラブに移管される際の子供たちの移動手段は」あるいは、「テクノサカキストリートパークに水道やトイレ、日陰のスポットを作ってもらいたい」などなどのご意見をいただきました。

 今年度より、小中学校の給食費の無償化を実施しましたが、子供たちの食材は規定により栄養価、ボリュームなどしっかりと確保されています。ご安心ください。 また、地域クラブへの移行が順次拡大されていきますが、移動手段についてもしっかりと配慮します。 テクノサカキストリートパークの水道、トイレ、については近くのテクノさかき駅をご利用いただきたいと思っていますが、日陰スポットについてはどのようにするか検討します。 種々ご意見をいただき ありがとうございました。

坂城町長 山村ひろし

「坂城町を音楽で満たす会」in びんぐし湯さん館

先週の土曜日(27)日、「坂城町を音楽で満たす会」の皆さんによるコンサーが「びんぐし湯さん館」で開催されました。ありがとうございました。感謝です。

以下、「坂城町を音楽で満たす会」のFacebookより引用させていただきます。

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2024.1.27 【温泉de温(音)楽会♪】

さかきびんぐし音楽会in.びんぐし湯さん館♨️

坂城町を音楽で満たす会主催で、初の試みとして温泉施設でコンサートを開催しました♪

昼の部、夜の部と2回公演でした!

多くのお客様に楽しんでいただけて嬉しいです✨

昨年の4月ごろ、アップライトピアノ🎹が奥の方にひっそりと置いてあることに気づき、いつかここでコンサートやってみたいな、と思って口にしていたら実現しました!!

なんと、20年ぶりにピアノの音色がびんぐし湯さん館に響き渡り、トロンボーンに至っては開館以来初だそうです!!

坂城町の山村町長や副町長、教育長も駆けつけてくださりお花までいただき💐嬉しい限りです。

また、上田ケーブルビジョンさんの取材をしていただきました✨

コンサートの様子も放映されるようです!

次回は2/10(土) 13:00〜/17:00〜

ピアノ米澤愛子/フルート一本槍有咲の演奏でお送りします♪

ぜひ次回もお楽しみに〜♨️

#坂城町を音楽で満たす会#坂城町#びんぐし湯さん館#温泉でコンサート#さかきびんぐし音楽会#piano#trombonejazz

坂城町長 山村ひろし

坂城中学校3年生による模擬議会開会

 昨日(1月19日)、坂城町役場議場で、坂城中学校3年生が実際の議会形式に則り模擬議会を行いました。 大変素晴らしい質疑が出来ました。

 坂城中学校では、3年間をかけて総合的な学習の時間に、 chromebook を活用しての学びや職場体験など多方面から「坂城町」について学んでいます。最終年の3年生では、「町に『貢献する』」をテーマに、過去2年間の学習から学んだことや感じたことを踏まえ、「坂城町第6次長期総合計画」に示す「暮らしと産業、安心の基盤づくり」「健康でいきいきと暮らせるまちづくり」「技術と魅力が集うものづくりのまち」「災害に強く、環境にやさしいまちづくり」「未来につなぐ子育てと学びのまちづくり」「すべての人がともにつくるまちづくり」の6つの基本目標ごとにグループに分かれ、グループごと1つずつ質問を考えました。

 議場では、滝沢町議会議長の議事進行のもと、代表の6名の生徒が私や担当課長に直接質問をしていただきました。

 いずれも、深く調べたうえで考えられた質問であることが伝わってきて、大変素晴らしく感じました。

 閉会後の感想発表で、片岡隼杜さんは「私たちは3年後に有権者になります。ひとりの有権者として自立していきたいと思います」と述べ、生徒の皆さん、ひとりひとりが有権者として政治に関心を持っていこうとする凛々しい姿が見えました。

 これからの坂城町を担っていただく若者達に素晴らしい可能性を感じました。 感謝です。

坂城町長 山村ひろし