坂城町の女性ラガー

 本日(1月14日)、坂城町出身で佐久長聖中学校3年生の女性ラガー(ラグビー)児玉沙葵さんが役場に来られました。

 体は小柄ながら、昨年、全国大会へ出場されるなど大活躍をされました。

 以下、坂城町ホームページからご覧ください。

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児玉沙葵さんがラグビー全国大会で7位!

児玉沙葵さん

▲左から、山村町長、児玉沙葵さん

  坂城町出身で佐久長聖中学校3年生の児玉沙葵さんが、ラグビーの関東ユースと長野県スクール選抜に選ばれ、昨年開催された全国大会に出場し大活躍されました。

  児玉さんは、小学校2年生からラグビーを始め、男子の中に交じって練習を続けてこられ、その努力が実って、県内で初めて女子で関東ユースのセレクションに合格し、中学生長野県スクール選抜にも選ばれました。他のメンバーより体格が小さいという児玉さんですが、持ち前の敏捷性と正確なパス技術を活かせる「スクラムハーフ」というポジションでスキルを磨き、関東ユースとしては、昨年9月に茨城県水戸市で開催された「第4回全国中学生ラグビーフットボール大会」に出場し見事優勝。長野県スクール選抜としては、東日本大会を勝ち抜き、12月29日、31日に大阪の近鉄花園ラグビー場で開催された「第19回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」で7位と健闘を果たしました。

児玉沙葵さん02

▲昨年末の全国大会(花園ラグビー場)の様子
  パスを出す児玉さん

  児玉さんは、「昨年末の全国大会は、男子と一緒にできる最後の大会だったので、楽しむことを意識して臨みました。結果は全国レベルの高さを知ることとなりましたが、皆と結束できたのが良かったです。これからは、女子ラグビー日本代表選手になって、東京オリンピックに出場することを目標に頑張っていきたいです。」と今後の意気込みを語られました。児玉さんの今後ますますの活躍が期待されます。

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 坂城町長 山村ひろし

第2回坂城薪能準備スタート

 一昨日(1月11日)、重要無形文化財総合指定保持者の松木千俊先生と8月31日に坂城びんぐし公園で開催される 「第2回坂城びんぐしの里 薪能」 の打ち合わせを行いました。

 前回と同様に松木先生の他、野村萬斎さんなど日本を代表する方々により上演されます。

 演目は野村萬斎さんによる「柿山伏」、松木先生による「紅葉狩」が予定されています。

 あわせて、子供たちの仕舞も披露される予定で早速稽古をつけていただいております。 

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以下は打ち合わせ後の写真

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左から、西澤事務局長、柳澤議会議長、宮崎教育長、山村、松尾名誉師範、松木先生、宮入刀匠、海野師範

(以上の写真は松木先生のホームページから引用させていただきました。)

             

 8月31日(日)は、前回同様の素晴らしい晴天になる様祈っています。

 (雨天の場合には村上小学校で上演される予定です。)

                   

 坂城町長 山村ひろし

役場から見る自在山

 新年に入り、早くも一旬が過ぎました。

 雪も降り、冷え込みも厳しくなりましたが、今日は一転、素晴らしい冬晴れです。

 坂城町役場の窓から西方に自在山(岩井堂山 標高793m 通称:三角山)が大変美しく聳えています。

 一幅の風景画のようですね、下方には土木遺産の昭和橋も見えます。

                        

 坂城町長 山村ひろし

はにしな寮の新年会

 本日(1月9日)、長野広域連合で管理している養護老人ホーム 「はにしな寮」(施設管理者:山村、所長:朝倉和雄さん)の新年会が開催されました。

 現在、はにしな寮には約60名の利用者がおられます。

 最高年齢は97歳、一番お若い方は66歳です。(平均年齢:82歳)

 外は雪が舞う天候でしたが、皆さんお元気で新年会を楽しまれておられました。

 

 また、先日(1月4日)に開催された書初め大会で金賞を取られた方が7名もおられ、賞状の授与も行いました。

                

会食の風景

余興の琴の演奏                   

 

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 坂城町長 山村ひろし

竹内希さんから「ザンビア便り第11回」

 平成24年6月から、青年海外協力隊(JICA)の派遣教員としてザンビア共和国で教鞭をとられている、坂城町南条出身の竹内希さんから第11回目の便りがきました。

 なんと、昨年12月に、タンザニアのキリマンジャロ登山(標高5895m)に挑戦し、登頂に成功されたそうです。

 素晴らしいですね。 竹内さんの任期はあと半年、帰国されたらいろいろお話を伺いたいと思っています。

 以下、竹内さんからの便り、ご覧ください。

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ザンビアだより第11回 平成26年1月  竹内 希

ザンビアだより(11)01

▲キリマンジャロからの朝日

 

謹賀新年

  遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。私は2度目の年越しを海外で、大きな病気を患うことも無く過ごすことができました。

  去年の12月は、タンザニアのキリマンジャロ登山に挑戦し、なんとか登頂に成功しました!! 標高5895m。元々、大学時代から何回か日本の山を登った経験はありましたが、それでも3000mの世界です。その後の世界を私は経験したことが無かったので、緊張もしました。

  順応日を1日入れて6日間の行程。最初は屋久島のような緑が茂った場所から始まり、どんどん木々の高さが下がり、砂漠、雪へと変わっていきました。ガイドとポーターさんが一緒に登って下さり私たちのグループは総勢約21名。1人当たり2人のポーターさんが付いてくれました。宿泊の荷物、食事、水も代わりに運んでくれとても助かりました。1日目は雨に見舞われたものの、その後は山行を楽しみながら3720mで2泊。山から見下ろす景色も、星のダイヤモンドも、友人と囲む食事もとても綺麗で楽しかったです。それもつかの間、4200mを過ぎたあたりで一気に体が重くなり、頭痛も始まりました。気圧が下がったために脳みそや内臓が膨張し、頭がい骨を内側から圧迫して起こるそうです。まさに高山病の始まりです。寝ている間に人間は呼吸が浅くなるので、寝ることによって体内の酸素濃度がさらに下がり、体調が悪化するのが恐かったです。頭痛に効く薬をもらい3時間の睡眠をとるも、激しい腹痛に襲われ、1度はもう登れないかと思いました。それでもなんとしてでも頂上に登りたい、不安を抱えたままファイナルアタックへ挑んだのを覚えています。

  ファイナルアタックへ出発、23時。月明かりに背中を押されながら、みんなで励まし合い登って行きました。動いていても寒い、動かないと凍死する。高山病による睡魔も、吐き気も、息切れも、個人個人症状は様々でしたが自分との闘いでした。途中、激しい嘔吐に襲われた友人は大事をとり宿泊場所までガイドと共に下山しました。私も体内の酸素濃度が下がっているのを息切れで感じていました。「これ以上激しく動いたら倒れる。」私は誰よりもゆっくりゆっくりと登って行きました。もう、ほとんど余裕はありませんでした。それを12年のベテランの現地ガイドさんがずっと励まして「大丈夫。大丈夫。」と先導してくれました。登る途中で見た朝日、天空の世界、友の声、私にとってかけがえのない時間でした。登頂に成功した時、みんなと抱き合った後、涙が出てくるのをグッとこらえました。下山するまでが登山です。来た道を自分の足で戻らなければいけません。一刻も早く下山をした方が良いということで、私はガイドに連れられ誰よりも早く下山しました。後はひたすら下山を続け、全員が無事スタート地点まで戻ってくることができ、私たちのキリマンジャロ登山はこうして幕を閉じました。

ザンビアだより(11)02

▲キリマンジャロ登頂

 

  現地ガイドさんも仰っていましたが、キリマンジャロ登頂に一番大切なのは“諦めない気持ち”です。どんなに体力のある人も、高山病には太刀打ちできません。それは生まれ持った体質のようなもの、症状が出る人も出ない人も様々です。そして、周りの人との励まし合いによって、今までにないパワーが出ることがあります。これからも、目標に向かってがむしゃらに諦めずに打ち込んで行きたいものですね。

  酸素が十分に吸えるようになって一番感じたことは、笑えることは幸せということ。笑う余裕もないくらい、追い込まれていましたから。酸素を吸えるようになって私はめきめき回復し、酸素があると強いねって言われたくらいです。(笑)

  私の任期も残すところわずか6カ月となりました。まだまだ、やりたいこともやらなければいけないことも沢山あります。なるべく後悔を残さないように、2014年も走り続けて行きたいです。今年も、皆さんにとってより充実した1年になりますように。キリマンジャロの朝日と共に、皆さんのご健康をお祈り申し上げます。

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 坂城町長 山村ひろし

「ねずこん」あて年賀状

 坂城町役場宛にたくさんの年賀状をいただきましたが、昨年の「ねずこん」の頑張りのおかげで、「ねずこん」宛の年賀状もいただきました。

 県外の方々からの応援もいっぱいありました。

 「ねずこん」本人に渡しましたが、大変喜んでおりました。

 

坂城町長 山村ひろし

平成26年仕事始めと 「だるま」 の開眼式

 本日(1月6日)、仕事はじめと「だるま」の開眼式。

 坂城町役場では3年前から、仕事始めの際に私の新年の挨拶の後、役場職員全員で「だるま」に目を入れる「開眼式」を行っています。

 今年も数多くのプロジェクトが目白押しです。

 何よりも大切なのは役場職員が一丸となって町民の皆様により良いサービスができるかを工夫し、お互い協力して知恵を絞ることです。

 その第一歩として、全員で「だるま」の左目に願いを込めて大きな目を書き入れました。

全員で「開眼」

開眼の仕上げ

 

 

この「だるま」は坂城町商工会青年部の皆様からご提供いただいたものです。

左側に「地域発展」、右側に「産業振興」と書かれています。

                        

今年の「だるま」の裏面には、私のモットーまで入れていただいていました。

びっくりしました。内容は「他者のために最善を尽くす」「絶対逃げない」「ひたすら勉強・常に謙虚に」です。

              

 今年も、役場職員一丸となって頑張ります。

 よろしくお願いいたします。

                            

 坂城町長 山村ひろし

新年の行事いろいろ(1月4日)

 昨日(1月4日)もいろいろ新年の行事がありました。

 

「第47回の席書、書初め大会」で挨拶する山村、左は柳澤町議会議長

「新春賀詞交歓会」であいさつする山村

                  

 以下、坂城町のホームページよりご覧ください

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1月4日(土)一本の筆に思いを込めて 席書大会

席書大会01

  1月4日(土)、文化センター体育館で、第47回席書大会・書初展が開催されました。

  今年も大勢の参加者が集まり、それぞれ新年の抱負や願いなどを込めて、書き初めを行いました。出品作品は、町書道協会役員が審査を行い、金賞、銀賞、銅賞、努力賞又は奨励賞に分けられます。なお、この出品作品を見られる書初展は、本日から6日(月)まで、文化センター大会議室で行われます。ぜひご覧ください。

H26席書大会02-04 

1月4日(土)2014年 新春賀詞交歓会

H26賀詞交歓会01

   1月4日(土)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター・テクノハート坂城協同組合主催による「2014年新春賀詞交歓会」が開催されました。

  この賀詞交歓会は、町内外から企業・大学・各種団体の代表者・関係者の皆さんが一堂に会して新年を祝い、新年の挨拶を交わすもので、毎年1月4日に開かれています。オープニングでは、南条小学校金管バンド部が新春にふさわしい元気な演奏を会場中に響かせたほか、こども能楽教室の皆さんが仕舞を披露されました。

▼南条小学校金管バンド部の演奏

H26賀詞交歓会02-04

▼こども能楽教室の仕舞

H26賀詞交歓会05-07 

第43回目の坂城町 元旦マラソン

 昨日、今年で第43回目となる坂城町元旦マラソンが行われました。

 絶好のマラソン日和に恵まれ、約500名の方が参加されました。

挨拶する山村

 以下、坂城町ホームページからご覧ください。

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1月1日(水)新春の風を浴びて 元旦マラソン

H26元旦マラソン01

  1月1日(水)、新年最初のイベントとなる、恒例の元旦マラソン大会が開催されました。

  今年で43回目となった坂城町伝統の行事は、町内外から452名もの方が参加し、小学生の部と一般の部は6km、3km、1.5kmのコースを、親子ペアの部は1.5kmのコースを走り、参加者全員が完走することができました。今年の元旦も天気がよく、参加された方は気持ち良い風を体いっぱいに浴びながら、新年最初のゴールに向かってそれぞれが思い思いに走っていました。

部門別入賞者(敬称略)

  • 6km  一般男子
      1位:宮島幸太郎
      2位:高木航志
      3位:山 健太
      
  • 6km  一般女子
      1位:鈴木賀子
      2位:岡村未歩
      3位:酒井菜々美
      
  • 6km  小学生男子
      1位:真田稜生
      2位:中村将也
      3位:大塚創太
      
  • 6km  小学生女子
      1位:高木更紗
      2位:竹内ほのか
      3位:柳澤夏帆
      
  • 3km  一般
      1位:堀内克彦
      2位:山岸和真
      3位:西澤賢信
      
  • 3km  小学生
      1位:桜井花道
      2位:永井  陸
      3位:小松  蓮
      
  • 1.5km  小学生
      1位:宮下このみ
      2位:小河原駿
      3位:丹治悠真

H26元旦マラソン02-04 

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 坂城町長 山村ひろし

平成甲午二十六年 年頭のごあいさつ

    伊達八重子さん作(切り絵) 「午」
                      
                       
新年にあたりまして年頭のご挨拶を申し上げます。
            
坂城町長 山村弘
            
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明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかに新春を迎えられましたこととお喜び申し上げます。
 
今年は、甲午(きのえ・うま こうご)の年です。 甲、午ともに堅い甲羅あるいは地表を草木が下から突き破る事を意味しています。
したがって、今年は、今までの殻を打ち破って新たな展開にチャレンジをすることが切望されます。
 
さて、昨年夏の参議院選挙の結果、自民党、公明党の与党が過半数を超え、衆参のねじれが解消されました。経済政策を中心に力強い政策が実行されることが期待したいと思います。
一方、世界に目を向けますと、アメリカの債務に対する問題が一旦決着し、減速していた中国の景気が持ち直し、世界経済の不安材料はひとまず取り除かれたと思われますが、アメリカの債務問題の再燃の懸念もあり、今後も注視していく必要があります。 
また、経済では、アベノミクスの効果もあり、自動車、電機の大手企業では業績の回復が伺え、多くの上場企業でリストラなどコスト削減頼みでなく、増収・増益による業績回復に転ずる動きが見られます。今後の経済政策により、本年4月の消費税増税の影響を回避し、実感を伴う成長が拡大することを期待いたします。
 
 当町におきましても、主だった企業にアンケート調査を実施するなど、町内企業の状況を注視しているところですが、最新の結果を見ると、ばらつきは見られますが、売り上げにおいては前年同期の増減比が1年ぶりにプラスに転じておりますし、今春の雇用についても調査企業全体で50人の増員を予定しており、改善の動きが見られます。昨年スタートしました「坂城町コトづくりイノベーション補助金」など今後も企業支援を図ってまいります。
 
 昨年の「ゆるキャラグランプリ2013」では坂城町のマスコットキャラクター「ねずこん」が全国1580のゆるキャラ中95位、県内では「アルクマ」に続いて2位ということで、県内市町村中トップに輝きました。二匹となった「ねずこん」は今年も町のためのさまざまなイベントに参加して坂城町をPRしてまいります。「ねずこん」の更なる活躍を期待いたします。
 
今後進めていく主な施策としましては、関係機関のご協力により現在工事が進められております坂城駅へのエレベーター設置事業につきましては、5月末の完成を目指しております。併せて、坂城駅周辺のバリフリー化につきましても、観光案内所前歩道への手すり設置や通学路の水路改修など、できるところから取り組み「笑顔のまち」に向けて障害のある方やお年寄りにやさしいまちづくりを進めてまいります。
 
「福祉と健康のまちづくり」におきましては、新たに「不妊治療費の助成」の創設や、「多子世帯の保育料軽減」の拡大など、安心して産み育てる、住みよいまちづくりをめざし、子育て世代の定住促進にも結び付けてまいりたいと考えております。
 
「ワイナリー形成事業」につきましては、昨年ワイン醸造に関わる構造改革特区の申請をし、県内では東御市、高山村に次いで3例目の認定がなされました。今後は、ワイナリー形成事業の担い手2名を中心に、ワイナリー開設に向けたビジネスプランづくりを進め、町内企業にも参画いただく中で6次産業化を目指してまいります。
 
 南条小学校の改築につきましては、建設委員会での検討を経て、昨年基本設計がまとまり、埋蔵文化財調査と併せながら、現在、詳細設計を進めております。平成26年度からは建築工事に着手し、平成27年度の竣工を目指して進めてまいります。
 
今年も、明るい坂城町を創るべく努力をしてまいります。
 町民の皆様におかれましても、本年が良き年となりますようお祈りし新年のごあいさつとさせていただきます。    
                    
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 坂城町長 山村ひろし