敬老のお祝い

9月16日の敬老の日に向け各地でいろいろな敬老のお祝いが行われています。

昨日(9月7日)、坂城町にお住いの皆様方を訪問させていただきました。

坂城町では今まで、いろいろな形で敬老のお祝いをさせていただきましたが、私が町長になってからは、できるだけ多くの方とお会いしようと思い、88歳(米寿)の方、99歳(白寿)の方、100歳以上の方を直接ご訪問させていただき、お祝いの品をお届けさせていただいております。

今年、対象になる方の人数は、88歳 95名、99歳 6名、100歳以上 10名で、全体で111名となります。

このうち、病院におられる方、施設におられる方々を除いて、90名のお宅を訪問させていただきました。

朝8時から午後5時過ぎまで、お一人ずつでは平均5分程度しか時間が取れませんでしたがそれでも皆さんとお会いすることで私も皆様方から大変な「生命エネルギー」をいただいた気がいたします。

中には、ご家族多くの方々と記念撮影をしていただいたり、あるいはお一人で矍鑠とされておられる方々など様々ですが、長い年輪を重ねられた方々の表情は皆様立派な輝きをお持ちです。

来年もお会いできることを楽しみにしております。

坂城町長 山村ひろし

田村純菜さん来訪

昨日(9月6日)、村上小学校6年生の短距離ランナー田村純菜さんが先日の全国小学生陸上競技交流大会の報告に来てくださいました。

小学校6年生、100mで見事3位銅メダルです。

昨年の大会では優勝、金メダルでしたので本人はいささか残念でしたでしょうが、堂々の銅メダルです。 健闘を称えます。

左:田村純菜さん

以下、詳細は坂城町ホームページから

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陸上100m  田村純菜さん全国大会で第3位!

田村純菜さん01

▲写真左から、山村町長、田村純菜さん、塩野入コーチ

  9月6日(金)、全国小学生陸上競技交流大会に出場し、全国で第3位となった村上小学校6年生の田村純菜さんと陸上スポーツ少年団「坂城JAC」の塩野入コーチが、山村町長に報告に来てくださいました。

  田村さんは、8月24日(土)に神奈川県の日産スタジアムで開催された、日清食品カップ・第29回全国小学生陸上競技交流大会で、6年女子100mに出場し、決勝では13秒27を記録して第3位となりましたが、優勝を逃したことがとても悔しかったそうです。塩野入コーチは、「田村さんはこれからの成長とともに、さらに速くなるでしょう」と話されました。田村さんの、今後ますますの活躍が期待されます!

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坂城町長 山村ひろし

中之条石碑の修復作業

6月中旬から取り掛かっておりました、坂城町中之条国道沿いの石碑の修復作業が終了いたしました。

今回修復したのは、筆塚3つと常夜燈1つです。

左から:淵室庵隆禅筆塚(天明5年 1786年)、善光寺常夜燈(万延元年 1860年)、中島源蔵筆塚(嘉永2年 1850年)、中島銀右衛門筆塚(明治14年 1882年)

とにかく、暑い夏の中、坂城町文化財センターの皆さんに丁寧な、細かい、根気のいる作業をしていただきました。

国道に面しているため多くの車両の振動を受け、かなり傷んでいた石碑の表面に特殊な樹脂を塗って安定させるという緻密な作業です。

7月中旬、中島銀右衛門の筆塚を修理する青木文化財センター所長、時信学芸員、宮下学芸員(左から)

中島銀右衛門(文化3年 1806年~明治16年 1883年)については別途、坂城の100人の一人としてご紹介しますが、江戸時代末期の偉大な教育者であり多くの人から慕われていました。

この筆塚も銀右衛門が存命のうち(明治14年)に作られたものです。

坂城町の文化財センターではこのように町に残る貴重な歴史遺産の補修管理も行っています。

坂城町長 山村ひろし             

平成25年第3回坂城町議会定例会招集挨拶 (2)

(以下、後半部分)
                    
さて、25年度事業の進捗状況について述べさせていただきます。
坂城駅エレベーター設置につきましては、県の6月議会定例会で本事業に係る県補助金の予算議決をいただきました。現在、しなの鉄道株式会社においては、工事に係る国庫補助金の交付申請を進めているところであります。
なお、本体工事につきましては、8月27日に入札が実施され施工業者が決定となり、9月下旬には本体工事に着手し、本年度末完成の予定となっております。
 
南条小学校改築事業につきましては、設計業者による提案に基づき、現場の声を聞きながら、町で検討を行い、新しい南条小学校校舎の基本設計についての中間報告として、本日開催される「建設委員会」にお示しをし、ご意見をいただく予定となっております。
今後につきましては、建設委員会の意見を参考にしながら、基本設計の最終報告に向けて協議を進め、引き続き、詳細設計、建築確認申請を済ませ、26、27年度に本工事を実施、平成28年春には新校舎の完成を目指してまいります。
 
 スマートコミュニティ構想事業につきましては、テクノさかき工業団地内企業の使用電力調査では、「スマートメーター」や「デマンドメーター」による電力使用の見える化を目的としたデータ収集を進めており、調査の中間報告において、見える化による電力使用のピークシフトや生産工程の改善、生産の平準化を進めることにより、約3割の電力削減が期待できることがわかりました。
 今後も、更なるデータ収集と検証を進め、その成果が町内企業に波/及していくよう進めていきたいと考えております。
 また、役場庁舎への木質バイオマスボイラー設置事業につきましては、8月8日に入札を行い、施工業者が決定いたしました。工期は6ヶ月間と見込まれますが、できるだけ早く稼働できるよう進めてまいりたいと考えております。
なお、今議会に、補正予算を計上させていただきましたが、県の地域発元気づくり支援金事業において、新たに「スマートタウン坂城普及・啓発事業」が採択されました。
この事業では、スマートタウン構想の啓発映像制作のほか、子どもたちを対象に自然エネルギーを活用した科学実験教室を計画しております。この事業により、町全体におけるスマートコミュニティへの共通認識と、スマートタウン坂城の構築に向けた気運の醸成を図ってまいりたいと考えております。
このほかにも、先月には「ピークシフト自販機」が「びんぐし湯さん館」と「役場庁舎入口」に設置されました。
この自販機は、最新型のため全国的にも設置例があまりないようですが、大手飲料メーカーが「坂城スマートタウン構想」の趣旨に賛同し設置されたものであります。
なお、「役場庁舎入口」には、災害対応型として備蓄水ボックスがあわせて置かれており、緊急時に飲料水を提供することができます。                                      

 
ワイナリー形成事業につきましては、千曲川ワインバレーの一員として6月に実施された「ワイントレイル」に続き、今月8日に開催される「東御ワインフェスタ」へも巨峰ワインを出展し、ブランド化の取り組みを進めております。また、ワイナリー設立に向けた取り組みといたしましては、酒造免許取得の条件緩和となる構造改革特区の本年中での取得を目標に、関係機関との協議など申請準備を進めております。
町振興公社による巨峰を使ったワイン及びスパークリングワインの生産につきましては、町内での原材料の調達の目処がたちましたので、この秋にはラベルをリニューアルした100%坂城産のブドウによるワインがお楽しみいただけるものと考えております。
 
平成25年度緊急雇用創出事業として、地域資源や特産品の普及宣伝など、町の魅力を町内外に発信する「坂城町魅力発信プロジェクト事業」につきましては、当町のキャラクターである「ねずこん」が、「保育園の夏まつり」や「坂城どんどん」など町内のイベントや、8月に佐久市で開催された「信毎まつり」、上田市での「みんなの信州私鉄フェスタ」など町外のイベントにも積極的に参加し、町の魅力発信に努めております。
また、今月末の28日と29日には、横浜赤レンガ倉庫で開催される「ゆるキャラ グルメフェスティバル イン 横浜」に出展し、「ねずこん」を始め、ねずみ大根焼酎や巨峰ワインなどを宣伝してまいります。
なお、昨年はスタートが遅かったのですが、町民の皆さんにもご協力いただき、全国で264位、長野県内では10位となりました「ゆるキャラグランプリ」に今年は、最初からエントリーすることにいたしました。今月17日(火)から投票が開始さますので11月8日の投票終了までの間、町民の皆さんには「ねずこん」に1回でも多く投票いただきますようよろしくお願いいたします。
 また、「ねずこん」の活動の場を増やし、人気を上げるため、もう一体「ねずこん」の着ぐるみを製作する費用を今回の補正予算に計上いたしました。この「ねずこん」の製作により、更なる坂城町のPRに役立ててまいりたいと考えております。
 
国際交流事業の一環として、去る、8月5日に、和平キャンプ場で、町内の小学4年生から6年生約40名が参加し、坂城中学校の英語講師(ALT)など5名の外国人との「和平国際交流村事業」を開催いたしました。参加した児童は、積極的に外国人とコミュニケーションをとり、外国の文化や英語に関心が持てたと感じております。
さて、昨年、中国から来日する予定が国際状況により、延期となりました中国上海市嘉定区との「小学生国際交流事業」につきましては、10月下旬に、実験小学校児童11名が坂城町を訪れる予定であります。中国との友好の輪が広げられればと考えております。
 
8月15日第58回成人式が開催されました。今年の成人式の該当者は、197名で、うち、152名の新成人が出席いたしました。成人式は、実行委員会の皆さんにもご努力もいただき、和やかな中、厳粛に執り行われ、大変素晴らしい式となりました。
 
創立30周年を迎える町文化協会では、「坂城町の歌」制作実行委員会を立ち上げ、歌のイメージ、活用方法、歌詞や曲で参考となる言葉などについて広く意見を伺うためにアンケートを実施し、現在、集計作業を行っております。なお、今議会に関連の予算を計上させていただきました。
今後のスケジュールといたしましては、アンケート結果を基に10月に歌詞を募集し、プロの作曲家によるアドバイスを受けながら、来年3月の完成を目指しております。町民の皆さんから愛される歌ができることを期待しております。
 
総合的な松くい虫防除対策の一環として、6月20日に、県の特別防除実施基準に基づくヘリコプターによる空中散布を実施いたしました。実施にあたりましては、健康に対する配慮として、リスクコミュニケーションの強化を図り、住民説明会の開催や「申出書」による事前調査を行うとともに、薬剤安全確認調査として気中濃度調査、河川・プールの水中濃度調査、ミラーコート紙による飛散確認調査を行いましたが、すべての調査において不検出という結果が出ました。  
また、町保健センターに設置いたしました健康相談窓口への散布後の相談者はなく、緊急時の医療体制として依頼いたしました千曲中央病院、寿光会上山田病院、両病院からも報告はありませんでした。さらに、農作物や養蜂に関する被害報告もありませんでした。
今後も、松くい虫防除対策につきましては、住民の皆さんの健康を第一に考え、私たちの大切な財産である松林を守るため、伐倒駆除、空中散布等複合的な防除対策に取り組んでまいりたいと考えております。
 
8月3日には、第36回坂城どんどんが、好天のなか、横町・立町通り・坂城駅前で行われました。今年は、新企画として、169系電車の公開や信州プロレスの公演があり、大勢の町民の皆さんに、会場へ足を運んでいただきました。
また、夜の踊り流しには、昨年よりも3連、約100人多い、48連、約1,500人の方々にご参加いただき、真夏の暑さを吹き飛ばす盛り上がりを見せていただいたことに感謝申し上げます。
今週6日(金)に開催されます、「テクノさかき工業団地まつり」は、今回で、20回目を迎えます。当初、工業団地内企業の福利厚生事業の一環として行われてきたお祭りも、コンサートや花火大会など大勢の町民の皆さんに好評をいただき、「地元のお祭り」として定着してまいりました。
今年は、南条小学校金管バンドの子どもたちの演奏や歌謡コンサート、花火大会を予定しております。
多くの町民の皆さんに、会場にお越しいただき、お祭りを楽しんでいただければと思います。
 
 鉄の展示館では、9月14日から10月27日まで、「第8回お守り刀展覧会」を開催いたします。「お守り刀」には、子どもの成長を願い、愛する人をあらゆる災難から断ち切り、持ち主の身を守ってほしいという願い、祈りが込められております。
本展では、全国の刀匠及び刀職者が技の限りを尽くして製作いたしました「お守り刀」をご覧いただくことができますので、多くの方々のご来館をお待ちしております。
 
9月16日の敬老の日を迎えるに当たりまして、町でも高齢者の方の長寿を祝福し敬老の意を表するために、今週7日(土)に米寿、白寿、100歳以上の方々に敬老訪問事業を実施いたします。
今年の敬老祝事業の対象者は、88歳の米寿の方が95名、99歳の白寿の方が6名、100歳以上の方が10名で、全体で111名であります。
また、最高齢の方は明治40年生まれの男性の方で、この8月に106歳になられました。
 
緊急経済対策として、今年の5月から実施しております坂城町住宅リフォーム補助事業は、補助金に対する全体事業費が約5千4百万円余りとなり、大きな経済効果が生まれたものと考えております。
つきましては、現在も事業への問合せがありますので、本議会に補助金の追加補正をさせていただきました。
町営住宅横尾団地の下水道接続工事のうち、今年度計画対象のC棟、D棟、K棟の16戸について、先月入札を実施し施工業者が決定いたしました。今月末頃から順次工事に入り、年内には竣工の予定となっております。
 公共下水道事業につきましては、現在、入横尾地区、上平島地区、網掛福沢地区の面的整備を行っております。
 また、8月27日に公共下水道の整備区域の拡大による下水道計画の見直しのため、「坂城町都市計画審議会」を開催し、南条・上平地区の整備区域の追加変更承認を得ました。
 
8月4日(日)に長野市飯綱高原スキー場で行われました「第
55回長野県消防ポンプ操法大会」の小型ポンプ操法の部に上五明の第10分団が出場し、県内各地から勝ち上がってきた強豪が集まる中、日頃の訓練の成果を発揮し、第7位と健闘いたしました。
町の小型ポンプ操法の部としては、埴科大会での優勝、県大会出場は、14年ぶりでした。なお、第10分団としては実に36年ぶりの快挙となりました。今後も、更に訓練を重ね、地域の安全を守るため活躍を期待いたします。
8月30日から9月5日までは、「防災週間」として、各種行事が全国的に実施されております。
当町におきましては、町総合防災訓練が8月25日、坂城小学校において実施されましたが、23日の降雨により、小学校グランドが使用不能となったため、日程を縮小し、自主防災会の避難誘導訓練までする形で、訓練を実施いたしました。
雨が降る中、約500名の住民の皆さん、関係団体の皆さん方に参加をいただき、自主防災会ごとの警戒本部設置訓練や町防災無線班による訓練などの一部訓練が実施され、有事の際の行動について確認をいたしました。
今年もゲリラ豪雨やそれに伴う土砂災害などが、全国各地で頻発しております。日頃からの備えが防災・減災活動であり、町民の皆さん方の身体・生命・財産を守ることにつながる非常に重要なことであります。
住民の皆さんの安全・安心を守るため、引き続き、防災意識の高揚と防災対策の徹底に万全を期してまいります。
 
今議会に審議をお願いする案件は、専決報告が2件、人事案件が2件、契約の締結が1件、町道路線の認定が1件、一般会計・特別会計の24年度決算の認定が8件、一般会計・特別会計の補正予算が7件 計21件でございます。よろしくご審議を賜り、ご決定いただきますようお願い申しあげまして、招集のごあいさつとさせていただきます。         
                            
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坂城町長 山村ひろし

平成25年第3回坂城町議会定例会招集挨拶 (1)

 本日(9月2日)、坂城町平成25年第3回坂城町議会定例会が招集され開会の挨拶をいたしました。
 いささか長文になってしまいました。2回に分けて記載させていただきます。
                          
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平成25年 第3回坂城町議会定例会 招集あいさつ
 
 本日ここに、平成25年 第3回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては全員のご出席を賜りまして、開会できますことを心から御礼申し上げます。
さて、去る7月21日の参議院議員通常選挙の結果、自民党、公明党の与党が参議院における過半数を超え、衆参のねじれが解消されたことにより、今後、経済政策を中心に力強い政策が決定され、実行されることを強く望むものであります。
安倍首相は、民間の設備投資の拡大や産業の新陳代謝を促す産業競争力強化法をこの秋の臨時国会で成立させ、アベノミクスによる成長戦略を実行に移し、軌道に乗せるため企業向けの施策の実施に着手するとしております。首相はこれらの経済対策に関し「全国津々浦々まで実感ができる強い経済を取り戻す。」と述べており、地方においても経済成長の実感を伴う成果を期待するところであります。
 
一方、世界に目を向けますと、アメリカ商務省が発表いたしました4月から6月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比1.7%増と拡大いたしました。設備投資や輸出がプラスに転じたことが成長率を押し上げ、市場の予想を大きく上回りました。 しかし、一部減税の失効や歳出削減による財政の引き締めが響き、GDPの約4割を占める個人消費は伸び悩みなやんでおります。
EU統計局による4月から6月期のGDP速報値は、2011年以来7四半期ぶりにプラス成長となり、欧州債務危機の沈静化を背景に1999年のユーロ導入後最長となっていたマイナス成長から脱却いたしました。このように、アメリカ、ヨーロッパでは、不安要素を抱えながらも、全体としてプラス成長をしていく気配が感じられます。しかし、中国経済の減速傾向など、世界経済の先行きの不確実性は大きく、海外の経済状況には今後とも注視していく必要があると考えます。
 
日本国内の状況は、内閣府による8月の「月例経済報告」によりますと、「景気は、着実に持ち直しており、自律的回復に向けた動きもみられる。先行きについては、輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。」としております。
また、日本銀行松本支店の7月発表の「長野県の金融経済動向」によりますと、総論で「長野県経済は、下げ止まっており、一部には持ち直しに向かう動きもみられる。」とし、「最終需要の動向をみると、
 
1.公共投資は持ち直しつつある。
2.住宅投資は持ち直している。
3.設備投資は堅調に推移している。
4.個人消費は底堅く推移している。
5.輸出は下げ止まっており、一部には持ち直しに向かう
  動きもみられる。
   
   以上のような最終需要のもとで、生産は下げ止まっており、一部には持ち直しに向かう動きもみられる。このほか、雇用・所得では、一部に停滞感が残っているものの、改善の動きもみられる。                  
   
 なお、企業の業況感は、製造業、非製造業ともに改善している。先行きは製造業で引き続き改善を見込んでいる。」としております。  
                                        
この7月に実施いたしました町内企業の経営状況の調査結果では、生産量は、3ヶ月前と比較して増加と回答した企業は4社から9社となり、減少と回答した企業は4社から2社に減っております。先行きにつきましては、増加と見込む企業は1社増え7社となり、減少と見込む企業は前回調査の0から2社となっております。
売上げは、3ヶ月前と比較して増加と回答した企業が3社増え8社となり、減少と回答した企業は3社から2社に減少しております。先行きにつきましては、増加するとした企業は前回調査と同じ7社で、減少と見込む企業は0から2社に増加しております。生産量と売上げは、全体的には海外の景気回復や円安、また、国の経済対策などの効果を背景に、既存取引先からの受注回復や新規取引先の開拓など再び景気回復へ向かうプラス要因が現れており、増加を見込んでいる傾向にはありますが、まだ、景気回復が実感できない企業もあり、今後の動向を注意深く見守る必要があります。
 雇用は、調査対象企業の3ケ月間の実績において、約30人増加しております。また、来春の雇用につきましては、ほぼ全企業が増員及び減員分の補充を予定しており改善の動きが見られます。
 
また、今年度からの新規事業として取り組んでおります、「坂城町コトづくりイノベーション補助金」につきましては、6月17日に、応募企業のプレゼンテーション及び書類による審査会を、信州大学工学部の天野良彦教授を審査長に5人の審査員により実施いたしました。
 
その結果、応募のありました、3件全てが「補助事業として適当である」との審査結果をいただきましたので、審査会の結果を踏まえ、6月20日に交付決定いたしました。今後、この補助金が契機となり、町内企業の様々な技術や知識を活かした、新たな価値創造、新製品開発「ものづくり」から「ことづくり」への展開が進むことを期待しております。
町内製造業者等24社で組織する、坂城国際産業研究推進協議会が主催する「タイビジネス環境視察研修」が、11月6日から10日にかけて実施されます。経済がますますグローバル化するなか、町内の企業はもとより約4千社の日本企業が「アジアの工場」として進出している、経済発展が著しいタイを訪問し、現地の状況を肌で感じ、視察するなかで、今後の坂城町の工業施策の参考にしたいと考えております。視察では、BOI(タイ投資委員会)や、ジェトロバンコク、また、町内からタイに進出している企業の訪問、東京大田区とタイの工業団地会社が共同して運営する、中小企業向け賃貸集合工場の大田テクノパークの視察を予定しております。この視察研修に私も同行させていただく予定で、今議会に、関連の補正予算を計上いたしました。
                    
さて、9月議会は決算議会であります。平成24年度の決算状況について申し上げます。 歳入につきまして、まず町税であります。
町民税は、個人の伸びが堅調に推移した結果、前年度対比プラス3.9%と前年を上回りましたが、固定資産税については評価替えの影響により、主に家屋分が減額となり、前年度対比マイナス6.9%でしたが、町税全体では、前年度対比マイナス2.3%、56,700千円の減収であります。
地方交付税につきましては、リーマンショック直後の法人町民税の大幅な落ち込みに対する調整が終了したことに伴い、マイナス6.6%、87,600千円の減額であります。
 
なお、基準財政収入額と基準財政需要額を用いて算出される財政力指数につきましては、3カ年平均で0.635であり、県下77市町村中6番目、町村の中では軽井沢町、南相木村に次いで第3位となっております。
国庫支出金につきましては、村上小学校耐震改修事業に係る交付金や、障害者自立支援給付に係る負担金などが増額となりましたが、子ども手当から児童手当への制度変更に伴う負担金の減額などにより、マイナス2.6%であります。
また、繰入金につきまして、びんぐし湯さん館のリニューアル工事や村上小学校の耐震改修事業に基金を充当したことから、大きく増加いたしております。
歳入全体では、前年度対比マイナス0.1%となる61億17,000千円であります。
 一方、歳出につきましては、障害者自立支援給付や乳幼児等福祉医療費等が増額となったことから扶助費が前年対比プラス3.5%となりました。
普通建設事業費につきましては、村上小学校の耐震改修事業やびんぐし湯さん館のリニューアル工事等の実施に伴いプラス68.2%と大きく増加しております。
人件費については、マイナス1.6%と減少し、歳出全体では、前年度対比プラス0.3%の60億40,000千円という決算であります。
 なお、平成24年度決算を受けての財政健全化法による財政指標につきまして、赤字の割合を示す、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、一般会計及びすべての特別会計とも黒字であります。
起債発行時の制限の基準となります実質公債費比率については、前年対比マイナス1.2ポイントとなる14.7%、公債費等の将来負担の重さを表す将来負担比率についてもマイナス14.2ポイントとなる36.4%と大きく改善しており、いずれの指標につきましても健全といえる状況にありますが、引き続き、将来にわたる負担の軽減、健全な財政運営に努めてまいります。 
 なお、詳細の決算状況につきましては、後ほど担当課長から説明をいたします。
 
 *以上、前半部分

オール信州三田会 「奴雁(どがん)の視点で」

昨日(8月31日)、「平成25年 オール信州三田会(慶応義塾大学卒業生の会)」が諏訪(片倉館と鷺の湯)で開催され参加しました。

この会は毎年、長野県下の各三田会 がホスト役となり開催されており今年は、諏訪と岡谷の合同主催、来年は伊那が開催地となります。

私はこの会には初めて参加しましたが、今回は約100名の塾員(卒業生)と数名の現役の塾生(生徒)が参加し大変盛り上がった会となりました。

ゲストスピーカーに清家篤塾長を招き講演会が開催されました。

講演中の 清家篤 慶応義塾長 テーマは「奴雁の視点で」

清家篤塾長は昨年より、社会保障制度改革国民会議会長もされており、多忙の中よく来ていただいたと思っております。

清家塾長は消費税増税についても持論を述べられ、「財政が破たんする前に何としても消費税増税は必要。消費税増税により経済にマイナス効果が出ることは予想されるが、その対応策はある。しかしながら、財政が破たんをしてしまえば打つ手はなくなる。」と述べられました。

また、テーマとして掲げた 「奴雁の視点で」 について。

奴雁とは、福沢諭吉先生が言われたそうですが、「雁の群れが一心に餌を啄んでいるときに、一羽首を高く揚げて難に備える番をするものを言うそうです。」

学者、政治家あるいは経営者としても 「遠くを見すえ、現状を冷静に分析し、将来のために何が最も良いことかを考える者」 の存在が必要であるということでありました。

今の時代、正にこの 「奴雁」 が求められていると思います。

坂城町長 山村ひろし

坂城の100人 第23回目は佐藤嘉長

坂城の100人 23回目、今回は再び江戸時代に戻り、「常山隄」を構築した、佐藤嘉長です。

嘉長は当時有名な河川管理の技術者だったようで、坂城町以外でも河川改修に関して佐藤嘉長の名を見ることができます。 (静岡県富士川近くの水神社にある「不儘河修堤碑」など。)

まず、「常山隄」の概略を説明します。(坂城町教育委員会、常山隄碑説明資料から)

(説明文)

「天保12年(1841年)の大洪水でこの地籍の耕地は壊滅に瀕した。

幕府は、代官所(代官:石井勝之進)を通じた農民の復旧の請願を受け、直ちに佐藤嘉長を派遣した。 嘉長は5年の歳月を費やして弘化2年(1845年)に彼の命名になる常山隄を完成した。

その工法は、川筋に対してほぼ直角に突出し長さ300メートル、基礎を大石で築き、堤端は畳石という巨岩を置いた堅牢無比の構築であった。 そのため千曲川の流路は西方へ移り、広大な耕地を守ることができた。

堤上には祠を立て、毎年祭りの行事として村人それそれが大石を水中に投じ堤端を補強することとした。

孫子の兵法書によれば、常山にすむ蛇は頭を打たれれば尾が、尾を打たれれば頭が、それぞれを救うという故事から、この堤も洪水がどこをついても崩れない、と嘉長は説いた。

村人は嘉長の功績と常山隄の由来とを永く後世に伝えるためこの碑を建立した。」 

次に、佐藤嘉長が名づけた「常山隄」について述べます。

「常山」は孫子の有名な戦略論の「九地」の中に出てきます。

孫子は戦には戦場に応じた戦い方があるとして、「九地」、九つの地形に分けた戦い方を挙げています。

それは、「散地」、「軽地」、「争地」、「交地」、「衢地」(くち)、「重地」、「圮地」(ひち)、「囲地」、「死地」があるといっています。 各々についてここでは詳しく説明はしませんが、兵士が機敏に対応することに大切さを説明するために 「常山」の蛇について説明しています。

「常山の蛇」

故善用兵者、譬如率然。率然者常山之蛇也。撃其首則尾至、撃其尾則首至、撃其中則首尾倶至。

故に善く兵を用うる者は、譬えば率然の如し。 率然とは常山の蛇なり。其の首を撃てば則ち尾至り、其の尾を撃てば則ち首至り、其の中を撃てば則ち首尾倶に至る。 

そこで、兵士たちをうまく統率する者というのは、たとえば卒然のようなものである。卒然とは、常山にいるという伝説上の蛇のことだ。

その蛇の首を攻撃すると尾が迫ってくる。尾を攻撃すれば頭がくる。胴体をせめれば頭と尾が同時にかかってくる。

ということなのですが、さらに孫子は、この常山の率然という蛇のように兵士を統率できるのかという例として挙げているのが 「呉越同舟」 という言葉です。

つまり、「呉」と「越」のように敵対している国の兵士が同じ船に乗り合わせ、暴風に出会い、船が危ないとなればこの呉越の兵士が否が応でも左右の手のように助け合うことになる。 このように一致団結できるような用兵策が重要であるといっています。

常山隄の現在(平成25年8月)

昭和7年の常山隄

                       

常山隄碑                 

常山隄の図(中央縦の四角い部分が常山隄中心部)

右のほうが千曲川上流で、洪水時に常山隄に直角にぶつかり図の下方へ流れ町を保護する。

以上、常山隄を作り長く村民に慕われた河川工事技術者 佐藤嘉長の話でした。

坂城町長 山村ひろし              

川村真二さん 2年越しの講演会

昨日(8月29日)、坂城テクノセンターで川村真二さんの講演会が開催されました。

実は昨年ほぼ同じ時期に開催をする予定でしたが、都合により中止になり今回2年越しの開催となりました。

川村先生とは約30年くらいお付き合いをいただいておりますが、リーダーシップ、マネジメントなど教育面で大変お世話になりました。

また、川村先生は歴史、特に戦国武将の研究も奥深くされておられ恩田木工、真田信之、福沢諭吉などの小説も書かれています。

今回の講演会では「戦国武将に見るリーダーの条件」というテーマで分かりやすくお話をしていただきました。

挨拶と講師の紹介をする山村

以下、講演会の内容について坂城町のホームページから

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8月29日(木)坂城経営フォーラム 川村真二氏

川村真二さん01

▲川村真二さん

8月29日(木)、坂城テクノセンターで、さかきテクノセンター役員、ニューリーダー研究会会員、坂城町経営革新塾会員、能力開発学院役員などを対象とした平成25年度第2回坂城経営フォーラムが開催されました。

講師には、リーダー・ビジネス研究所代表で、経営教育コンサルタント、作家など様々な分野でご活躍されている川村真二さんをお迎えし、「戦国武将にみるリーダーの条件」を演題にご講演をいただきました。

川村さんによると、約150年続いた戦国時代は、まさに「命がけの時代」で、数々の素晴らしい武将が生まれた時代でもあったそうです。特に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は稀代の名将で、彼らがリーダーとして優れていたものを、現代のリーダーも備えることができれば、「優秀なリーダー」になれると話されました。それは、強い責任感、はっきりした思想(ビジョン)、巧みな戦略、マネジメント力(リーダーシップ力)、よい人材の獲得(育成)などだそうです。
また、「今日は何が上手くいったのか、それはなぜ上手くいったのか」「今日は何が上手くいかなかったのか、それはなぜ上手くいかなかったのか」と常に反省することも大事だそうです。川村さんは、『「あなたがいたおかげで、今日の私がある」とまわりの人間から思われるようなリーダーになりましょう』とおっしゃり講演を締めくくられました。

川村真二さん02 

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坂城町長 山村ひろし

アンリ・マルトーのお話し(坂城町にも関係あり?)

アンリ・マルトー (Henri Marteau) というフランス生まれの天才ヴァイオリニストの存在を最近までよく知りませんでした。

戸張通子さんの著書:「マルトー」

カバーメッセージは 櫻井よしこ さん

アンリ・マルトーの経歴は以下のとおりです。

アンリ・マルトーHenri Marteau, 1874年 – 1934年)は、フランス・ランス出身でスウェーデンに帰化したヴァイオリニスト・作曲家。母親はクララ・シューマンに学んだピアニストで、父親も名の知れたアマチュアのヴァイオリン演奏家だった。

幼少期からヴァイオリンに興味を示し、音楽を愛する両親の奨めで、フランス国内で音楽を学んだ後、10歳でハンス・リヒターの指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演して公式デビューを果たし、さらにドイツ各地とスイスで演奏旅行を行なった。1888年には、やはりリヒターとの共演でロンドン・デビューを果たす。1892年にパリ音楽院で首席となり、マスネから作品を献呈された。1893年と1898年にはアメリカ合衆国で、1897年から1899年までロシア帝国で演奏活動を行なっている。

20世紀に入ってからは教育活動に専念し、まずジュネーヴ音楽院で教鞭を執った後、ヨーゼフ・ヨアヒムの没年に、ベルリン高等音楽学校に選任されて、同校ヴァイオリン科主任教授に就いた。作曲家としては、フランス語のカンタータ《ジャンヌ・ダルク》を残した。ドイツ時代にはマックス・レーガーと親交を結び、その影響で室内楽の作曲も手がけた。中でも《クラリネット五重奏曲》は、近年になって録音も行われている。第一次世界大戦が勃発して、母国と第二の祖国が戦火を交えるに至ると、スウェーデンに渡り、同地でスカンディナヴィア楽壇の発展に貢献した。北欧における彼自身と門人の演奏は、近年になって音源が復刻されている。(ウィキペディアより)

ということなのですが、1934年に亡くなっていることもあり、戦前の録音があまり残されていません。

また、来日する機会も無かったことから、日本ではほとんど知られない 「天才ヴァイオリニスト」 でありました。

10歳でデビューしたことから、とにかく錚々たる作曲家、演奏家との交流が長く、バイロイト音楽祭で指揮する晩年のワグナーとも接しています。(後年、ワグナー家の財政支援なども行っています)

卓越した演奏ぶりは当時の最高峰といわれた、ヨーゼフ・ヨアヒムの後継者と言われておりました。

また、その人間性が素晴らしく、多くの芸術家との交流も幅広いものがありました。

最近、戦前のSPレコードを復刻したいくつかのCDが発売され、わたくしもその演奏を聴きました。

アンリ・マルトーの演奏については賛否あるのですが、わたくしはその素晴らしいヴィルトォーゾぶりと正確性のみならず大変なサービス精神にあふれた演奏がものすごい魅力だと思っています。

じつは、このように、アンリ・マルトーについて注目するようになったのは、今月(8月)初旬に、ドイツ在住の戸張通子さんから一通のファックスをもらったことによります。

戸張さんはわたくしのことを友人を経由して、現在、坂城町にいることをお知りになりファックスでご連絡をいただきました。

戸張さんとは東京、文京区の中学校の同級生でした。

卒業以来52年ぶりに連絡をいただいたので大変びっくりしました。

現在、戸張さんはドイツ国籍を取得され声楽家(メゾソプラノ)として活躍をされています。

そして、戸張さんが20年をかけて研究されてこられたのが この「アンリ・マルトー」 だったのです。

アンリ・マルトーのご長女とも個人的に大変親しくされ、「マルトー  大作曲家たちを虜にした世紀の大ヴァイオリニスト」 という本を2010年に出されました。

 アンリ・マルトーについて、その素晴らしい生涯を20年にわたり研究され出版されたものです。

 是非とも、多くの方に読んでいただきたいと思います。

 また、2011年には日独友好150周年を記念したコンサートをドイツで開催されました。(富士通もスポンサーになっていたようでしたが、知りませんでした。)

                        

戸張通子さんのコンサートパンフレット

日独友好150周年記念のコンサート(2011年)

「日本歌曲の夕べ」(平井康三郎、丈一郎曲集)

                  

 このコンサートのプログラムにお祝いのメッセージを書かれているのはチェリストで作曲家の平井丈一郎(たけいちろう)氏です。(平井丈一郎氏は作曲家 平井康三郎氏の息子さんですが、康三郎さんはアンリ・マルトーの弟子のローベルト・ポラック教授に東京芸大でバイオリンを習っていますので マルトーの孫弟子にあたります。)

 以下、些か長文ですが、戸張通子さんの紹介も含まれていますので平井丈一郎氏のお祝いのメッセージ全文を紹介させていただきます。

                     

 『この度、日本生まれのドイツ人メゾソプラノ戸張通子さんが平井康三郎、丈一郎親子の作品を集めて 「日本歌曲の夕べ」 を開催されることは、日独友好150周年という輝かしい年を記念するにふさわしい立派な企画であり、心から喜ばしく思います。

 皆様既にご承知の通り、Frau Michiko Tobariは永年にわたり独日友好の掛け橋たるべく、情熱を傾け、いのちをかけて貢献されてきた方であり、まさに今回彼女による記念コンサートが開催される必然性は誰もが認めるところでありましょう。

 日本の代表的作曲家である父、康三郎は来年で没後10年になりますが、歌曲の場合、言葉の壁が存在するにせよ、私共父子の作品は、日本的でありながらも世界共通の音楽的言語で作曲されており、その点親愛なるドイツの皆さまにも十分理解し、親しんでいただけるものと確信しております。

 今夜のコンサートの大成功と、これを契機に日独友好が更に深まることを祈念し、私のお祝いの言葉といたします。』

                       

 以上、アンリ・マルトーと戸張通子さんのお話でした。

                     

 また、最後に坂城町との関係でいうと、実は坂城中学校の校歌はこのアンリ・マルトーの孫弟子にあたる平井康三郎氏が作曲しています。 作詞は康三郎氏とコンビで数多くの名曲を作った、勝承夫(よしお)氏です。

 この二人で戦後、日本全国の数多くの校歌を作っています。

                      

 私は、今回、中学校の同級生でドイツ在住の戸張さんから連絡を受け、「戸張さん」・・「アンリ・マルトー」・・「平井康三郎、丈一郎親子」・・「坂城中学校校歌」という繋がりができたことにとても不思議な、気持ちの良い思いをいだいています。                      

                     

 坂城町長 山村ひろし

坂城町総合防災訓練実施

本日、朝(8月25日)、坂城町総合防災訓練実施が実施されました。

一昨日来の豪雨のため、訓練実施予定の坂城小学校のグランドが使用不能となったため、小学校正門前で各自主防災会から避難訓練の報告をいただき、防災訓練を終了いたしました。

各自主防災会長から報告を受ける山村

雨の中、坂城地区(四ツ屋・戌久保区を除く)の皆さん、自主防災会、消防団、関係団体など約500名の方に参加していただきました。

以下、訓練の様子を坂城町ホームページから。

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8月25日(日)雨天の中、避難訓練を実施

H25総合防災訓練01

  8月25日(日)、坂城小学校を会場に、平成25年度坂城町総合防災訓練が実施されました。

  総合防災訓練は、毎年、南条、中之条、坂城、村上地区で順番に行っています。今年は、雨天のため避難訓練のみとなりましたが、坂城地区(四ツ屋・戌久保区を除く)の皆さん、自主防災会、消防団、関係団体など約500名の方が参加されました。

  恐ろしい災害はいつ起こるか分かりません。家庭でも、災害時の行動を相談しておく、非常時持ち出し品を用意しておくなど、備えておきましょう。

H25総合防災訓練02-03 

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坂城町長 山村ひろし