野中郁次郎先生来訪

昨日(11月15日)、一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生が坂城町で講演をされました。

野中先生とは30年近くお付き合いいただいておりますが、お忙しいスケジュールをご都合いただき、「坂城敬学会」の第一回公開講座としてご講演いただいたものです。

日本を代表する経営思想家の野中先生に坂城町でご講演していただくことが実現したことについて、正に感無量です。

野中先生のご紹介をする山村

内容について、坂城町ホームページより

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11月15日(木)野中郁次郎さん公開講座

野中郁次郎氏講座01

▲野中郁次郎さん

  11月15日(木)、坂城テクノセンターで、一橋大学名誉教授の野中郁次郎さんを講師にお招きして、坂城敬学会(会長:竹内明雄)主催による公開講座が行われました。

  野中さんは、ナレッジマネジメント(知識創造理論)の権威で、経営学の第一人者として国内外で幅広く活躍されており、今回の講座では、「モノづくりからコトづくりへ ~イノベーションのリーダーシップ~」を演題にご講演をいただきました。

  講座では、文脈や状況によって「モノ」に意味的な価値をつける「コトづくり」や、個人が持っている暗黙知(言語や文章で表現しがたく、主観的・身体的な経験から個人が暗黙のうちに持っている知識)を形式知(言葉や文章で表現できる客観的・理性的な概念や論理)に変換することにより組織で知識を共有して、より高い知識を生み出し利益に変換すること、リーダーシップに必要なことなどについてお話いただき、会場に集まった町内企業の経営者など約160名の聴講者の皆さんは深く聞き入りました。

野中郁次郎氏講座02 

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なお、野中先生が主催された「第一回TOPOS会議」について以下のサイトをご参照ください。

 /home/yamamura/index.php?blogid=432&archive=2012-9-21

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第76章)

この章は老子のまさに言わんとする「根本」です。 いわば「強」を戒めると言うことです。

人之生也柔弱。 其死也堅強。 萬物草木之生也柔脆。 其死也枯槁。 故堅強者死之徒、柔弱者生之徒。 是以兵強則滅、木強則折。強大處下、柔弱處上。                  

 

人の生まるるや柔弱なり。 其の死するや堅強(けんきょう)なり。 萬物草木の生ずるや柔脆(じゅうぜい)なり。 其の死するや枯槁(ここう)す。 故に堅強なる者は死の徒(と)、柔弱なる者は生の徒なり。 是(ここ)を以(もっ)て兵(へい)強ければ則ち滅び、木(き)強ければ則ち折らる。 強大なるは下に處(お)り、柔弱なるは上に處る。                          

 人が生まれるときは大変柔らかく柔軟です。 しかし、死を迎えたときには体は硬直してしまいます。 自然の万物もその生まれたときはみな柔弱です。 そして死を迎えたときは枯れて堅くなってしまいます。 従って、堅強な者は死の仲間と言え、柔弱な者は生の仲間と言えます。 このことからも頑強な軍隊は案外もろく滅びてしまい、強い木も強いだけに柔軟性に欠け、折れてしまうのです。 従って、世の中では、強くて大きなものは下位に位置し、柔弱な者の方が上位にいるものなのです。
                               
                     
 いつも頑なであったり、シャッチョこばっていては折れてしまうということですね。 人生、いなすかわす、柔軟さ、したたかさも持たねばならないということです。
                                    
                
 坂城町長 山村ひろし

南条小学校「ハッピーブラス」の子どもたち来訪

本日( 11月13日)、全国大会へ出場する南条小学校金管バンド部ハッピーブラスの丸山辰梧さん、佐藤朱夏さん、竹田美月さんと児玉孝義校長先生、七澤英里先生が坂城町役場へ来られました。 

詳細は以下、坂城町ホームページをご覧ください。

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南小金管バンド部全国大会へ01

▲左から、児玉校長、丸山さん、佐藤さん、山村町長、竹田さん、七澤先生

11月13日(火)、全国大会へ出場する南条小学校金管バンド部ハッピーブラスの丸山辰梧さん、佐藤朱夏さん、竹田美月さんと児玉孝義校長先生、七澤英里先生が山村町長を表敬訪問されました。

同部は、部員33名で七澤先生のもと「エルヴィス ロックス!」という曲を日々練習し、10月27日(土)に長野市のビッグハットで開催された第16回東海小学校バンドフェスティバルでその成果を発揮して金賞・朝日新聞社賞(金賞の中の最高賞)を受賞しました。同大会には25校が参加し、金賞受賞校は8校いますが、その中でも南条小学校を含めた3校のみが、11月17日(土)に大阪城ホールで開催される第31回全日本小学校バンドフェスティバルへの切符を手に入れました。全国大会には、全国から強豪校35校が出場します。晴れの舞台で素晴らしい演奏をしていただきたいと思います。
また、同部は11月25日(日)に東京都江戸川区総合文化センターで開催されるこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会Bブロック大会にも出場します。南小金管バンド部の活躍を応援しましょう!

南小金管バンド部全国大会へ02

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坂城町長 山村

ねずこん頑張れ!(続続々)「ゆるきゃらグランプリ」

 皆さま、一日一クリック。 続けていただいていますか。

皆様にご協力いただいております、「ゆるきゃらグランプリ」の投票期限も今週金曜日(16日)までとなり、あと5日間の勝負となりました。

11月から「ゆるきゃら」の順位とポイント数が表示されなくなり順位などの様子が不明となっていますが、これからが最後の「勝負」です。

闇夜の中でのゲリラ戦、「一日、一クリック」をパソコン、携帯、スマートフォンあらゆる手段でよろしくお願いいたします。

「ねずこん」は以下のサイトから。 

http://www.yurugp.jp/entry_detail.php?id=855

「ねずこん」 のような、こんなに可愛らしく、素晴らしいキャラクターをもっともっと皆さまに知っていただきたいと思います。                    

宜しくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

実施計画懇話会の開催

昨日(11月9日)、平成25年度から27年度までの3ヶ年の坂城町の計画を定める実施計画策定にあたり、坂城町の議会、企業、教育、福祉など各界を代表される方々にお集まりいただきその方向性などについてご議論いただく懇話会を開催いたしました。

坂城町では10年ごとに長期計画を策定しており、昨年(23年度)はそのスタートの年でありました。

しかしながら、この10年ごとの長期計画(現在、第5次計画)には数値目標が記載されてはおりません。

また、3年先まで計画する実施計画についても坂城町の多くの方々の意見をお聞きする場もありませんでした。

そこで、昨年からこのような「実施計画懇話会」を発足させ、今年がその第2回目となりました。

以下、当日お渡しした資料の一部です。 内容につきましては、ご指摘いただいた点を含み変更されていきますが、資料等についてのお問い合わせは私か企画政策課までご連絡ください。

実施計画では、ハード事業では500万円以上、ソフト事業では50万円以上の事業をピックアップしています。(但し、金額にかかわらず、重要な施策については盛り込んでいます)

概ね、一般会計の60%から70%の事業が盛り込まれています。

本懇話会では、さまざまな観点から種々の多くのご意見を賜りました。

来年3月をめどに計画を策定し、皆さまにご覧いただく予定です。

このような「懇話会」の実施も私の新たな取り組みとご理解ください。

坂城町長 山村ひろし

上田地域産業展2012

本日(11月9日)、上田城跡公園体育館で「上田地域産業展2012」が開催されました。 

この産業展には坂城町の他、上田市、東御市、長和町、青木村の各市町村、企業が参加して今日、明日開催されます。

今年は上記の他、小諸市、佐久市からも特別参加があり、100を超える団体の参加となりました。

開会式でのテープカット:左から、上小地方事務所長藤森さん、経産省地域経済課長大熊さん、母袋上田市長、花岡東御市町、山村、羽田長和町長、宮原青木村長、宮下上田商工会会頭

坂城町からは、町がスマート・タウン坂城に関して出店したほか、日機工業 、 ヤマザキアクティブの2社が参加されました。

特別展示の巨大ロボット「KABUTOM(カブトム)」

厳しい経済環境の中、地域経済の活性化に繋がることを大いに期待します。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第75章)

この章では、権力を持った者が心がけなければならない大切なこととして「無私」であるということを説いています。

 民之飢、以其上食税之多。 是以飢。 民之難治、以其上之有爲、是以難治。 民之輕死、以其上生生之厚。 是以輕死。 夫唯無以生爲貴者、是賢於貴生。

                                  

 民の飢(う)うるは、其の上(かみ)の税を食(は)むの多きを以(も)ってなり。 是を以って飢う。 民の治め難きは、其の上の為す有るを以ってなり。 是を以って治め難し。 民の死を輕んずるは、其の上の生を生とするの厚きを以ってなり。 是を以って死を輕んず。 夫れ唯(た)だ生を以って貴(たふと)しと爲すこと無き者は、是れ生を貴ぶより賢(まさ)れり。 

                                                   

 人民が貧困な生活を余儀なくされるのは、統治者が税金を余分に取りすぎるからです。 それによって飢えることになってしまうのです。 又、人民をうまく治められないのはあれこれと規則が多かったり余計なことをしているからなのです。 これが治世がうまくいかない理由なのです。 人民が命を軽んじてしまうのは統治者が自らの保身ばかりに目がくらんでいるからなのです。 生きることのみに汲々としている人より、生に対して淡々としている人の方がまさるのです。

                     

 この章には「貪損(どんそん)」というタイトルが付けられることがあります。つまり権力者に対し「貪欲をいましめる」ということでもあり、謙虚さをも求めています。

                          

 坂城町長 山村ひろし

坂城町「巨峰ヌーボーワイン」入荷

坂城町のワイン事業の第一歩として今年から取り組みました、「坂城町巨峰ヌーボーワイン」が入荷しました。

昨日(11月6日)、製造を依頼しました、山梨県のフジッコワイナリー さんから1,000本が初出荷されました。

左から:坂城町振興公社竹内支配人、宮下副町長、坂城運輸松山さん、山村、フジッコワイナリー の横塚社長さん、鷹野さん、小池さん

素晴らしい味と香りと彩りのロゼができました。

発売(解禁日)は11月17日からです。

「ねずみ大根祭り」とあわせて販売いたしますのでご期待下さい。

なお、「ねずみ大根祭り」については以下のサイトをご覧ください。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/event/W005H0000060.html

坂城町長 山村ひろし

ザンビアの竹内希さんから便りが来ました。(3通目)

ザンビアの竹内希さんから便りが来ました。(3通目)

元気に頑張っておられるようです。

以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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ザンビアだより(第3回)

青年海外協力隊 竹内希さん

平成24年6月末に、町出身の竹内希さんが、青年海外協力隊としてアフリカ南部に位置するザンビア共和国へ派遣されました。

竹内さんは、現在、広島大学大学院に在学中ですが、理数科教師として、ザンビア共和国の生徒数600人程の中高一貫校に派遣されています。派遣期間は2年間を予定していて、その間、ザンビアの様子や体験したことを町へ定期的に報告してくださることになりました。

  • 青年海外協力隊事業

昭和40年に発足して以来、アジア、アフリカ、中近東、中南米、大洋州、東欧地域などの開発途上国に派遣し、それぞれの技術・技能を活かして派遣先の国づくり、人づくりに協力をしています。平成23年12月31日時点では、74ヶ国に2,169名の方が派遣されていて、派遣国から高い評価を受けています。

以下、竹内さんからのザンビアだより(第3回)です。

ザンビアだより~ 平成24年11月 竹内希

11月に入り、そろそろこちらは雨季になります。日中は日がさして暑いですが、夕方になると雷が鳴り始めて激しい雨が降ります。まるで、長野の夕立のようです。雨のおかげで、植物たちはとても生き生きと成長していますよ。

第3学期も残すところ1カ月、学校では高校3年生のための卒業試験が始まりました。ザンビアでは、卒業試験のために学校中の教室を利用するので、他の学年の生徒たちは授業を受けることができません。そのため、私も生徒に授業をすることができなくなってしまいました。今後は、卒業試験がどのように行われているのか観察しつつ、土曜日は生徒のために学校に行こうと思っています。

そして、嬉しかったできことがありました。それは、生徒が初めて私に手紙を届けてくれたことです!!任地に赴任してから約3カ月、教わることの方が多くて、何のためにここに来たのが自問自答することもありました。しかし、これからは周りの刺激になる存在として活動していけそうな気がします。何かしら生徒の力になれ、周りに少しでも刺激を与えられているのであれば、ここに来た意味があるのかなと。私自身の心構えも変わった1日でした。

ザンビアだより(3)_01

▲生徒からの手紙

10月24日はザンビアの独立記念日。セレモニーがあるというので、私も行ってみました。会場に到着すると、ザンビアの国旗をモチーフにした洋服や帽子で彩った人々。子供達も、ザンビア色。そう、ザンビア人は母国が大好きなのです!!ダンス、歌、マーチングなので盛大に盛り上がった後、国歌斉唱。毎週、月曜日には学校朝会で国歌を聞くことができるのですが、ザンビア人の歌声は本当にきれいです。長い植民地時代から独立を経て、ザンビア人の心はより一層1つになったのでしょう。母国愛について考えさせられる1日となりました。

私は、こちらに来て日本のことがより一層好きになりました。やはり、生まれ育った場所であり、四季折々の食や文化も素晴らしいものだと思います。ただ1つ残念に思うのは、日本の素晴らしさに日本人自身が気づいていないということ。私自身もここに来る前までは、気づいていませんでした。おそらく島国であるため、異文化が混入しにくい環境であり、自分たちの文化を保持しようという意識が働かないためではないかと思います。現代は、以前より簡単に海外に行くことができます。1歩、外側から日本を眺めてみることも良い機会になるのではと思いました。

ザンビアだより(3)_02

▲先生方との写真(右から2番目が竹内さん)

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坂城町長 山村ひろし

青木固研究所さんに「消防団協力事業所表示証」を交付

青木固研究所01

▲左から、佐野参与、山村、堀内常務取締役

先日(11月5日)、 青木固研究所さんに坂城町「消防団協力事業所表示制度」に基づく認定をし、表示証を交付しました。

この制度は、地域の消防防災力の充実強化を図るため、消防・防災活動に積極的にご協力いただく事業所を認定し、地域への社会貢献を評価、公表する制度です。 青木固研究所には、消防団活動にご理解とご協力をいただき、団員の勤務時間中の消防団活動への便宜など地域防災力の向上に努めていただいております。

坂城町では4件目の認定です。

坂城町長 山村ひろし