昨日(8月2日)、坂城町中心市街地コミュニティーセンター多目的ホール(鉄の展示館ホール)で、坂城高校と筑波大学の「高大連携事業」が開催されました。
坂城高校からは3チーム、15名。
筑波大学からは大澤義明教授をはじめ大学院生10数名が参加していただきました。
昨年、しなの鉄道専務取締役で、筑波大学客員教授の岡田忠夫さんからお話があり、関係者の大変なご尽力で実現しました。
坂城高校の生徒さんたちにとって素晴らしい体験をされたと思います。
今回提案された内容も素晴らしく、是非とも実現したいテーマが沢山ありました。ありがとうございます。
以下、坂城町ニュースよりご覧ください。
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月2日(月)、坂城町中心市街地コミュニティセンターで、「坂城高校生によるまちづくりシンポジウム2021」が開催されました。
これは、地方創生や地方の人材育成を目的に、坂城高校と筑波大学との「高大連携事業」のひとつとして行われたものです。
7月31日、8月1日の2日間で、大学生がファシリテーターとなり、高校生たちが、町の歴史や文化などの特徴から自分のまちの魅力を発掘し、坂城町の魅力を引き出すまちづくりの提案を各グループで考えました。
冒頭、大澤義明筑波大学教授より趣旨説明があり、坂城高校生3グループと筑波大学大学院生1グループの計4グループが、防災、福祉、観光、交通の4分野について、提案を発表してくれました。
各グループとも、現在の課題や問題点からどのように改善したらよいか、他自治体などの事例も織り交ぜながら発表していました。また、来賓の方や一般参加者の方からの質問にもハキハキと答えていました。
提案の発表後、高校生グループの提案について、どれが良かったかを一般参加者の方々が投票し、Cグループが選ばれました。
A
グループ 「デジタル技術防災計画」
坂城町の「防災能力」を高めるために、「SAVINGねずこんタウン」という防災アプリを作り、必要な情報を町民に伝える。また、アプリを入れられない人には避難を支援するなどの共同避難を行うことにより、安心安全な町にする。
B
グループ 「スマートホームタウン活性化」
坂城町は自動車保有率が高く、その上、コロナ禍の中で運動をする機会が減っている。また、坂城町の名所や特産品について知らない人が多い。という2つの課題から、ホームタウンとなっているAC長野パルセイロの知名度を使って、町内をまわって運動することによりポイントを集めて、町の特産品と交換したり、ACパルセイロのグッズを買うためのクーポン券と交換できるようにして、健康増進と町のことを知ってもらう。
C
グループ 「坂城バズらせ計画」
坂城町を目的に訪れる人が少ない。行きたいところがない。という意見があることから、さかき千曲川バラ公園を祝福のバラ公園として、恋愛スポット、恋愛の聖地にする。また、バラ風呂やバラカフェなどを展開し誘客を図る。また、これらが若者たちがSNSなどにより拡散することにより坂城町をバズらせる。
D
グループ 「坂城Maas(坂城MOUSE)」(筑波大学大学院生)
町の循環バスの効率的な維持と工業の町として、今後予想される輸送人員の不足を解消するため、貨客混載バスをつくる。
坂城町長 山村ひろし