令和3年 仕事始めと 「だるま」 の開眼式

本日(1月4日)、坂城町役場の仕事始めを行い、私の新年の挨拶の後、「だるま」に目を入れる「開眼式」を行いました。

今年は、昨年の新型コロナ禍の後、復興の年、「捲土重来」の年であります。

また、今年、坂城町では、10ヵ年の坂城町総合計画をはじめとした新たな諸計画(16本の計画)スタートの重要な年となります。

何よりも大切なのは役場職員が一丸となって町民の皆様により良いサービスができるかを工夫し、お互い協力して知恵を絞ることです。

その第一歩として、「だるま」の左目に願いを込めて大きな目を書き入れます。

例年ですと、職員全員で目玉を書き込むのですが、今年は私と副町長、教育長の3名で書き上げました。

このダルマは坂城町商工会青年部の皆さんからいただいたものです

表は、右に「産業振興」左に「地域発展」とありますが、後ろのメッセージには、新型コロナ禍を受け、「疫病退散」に続いて、「三密の回避」、「手洗い マスクの着用」、「身体的距離の確保」と続きます。

「だるま」さんにこのようなメッセージを書き込むのは初めてではないでしょうか。 「だるま」さんもビックリしているかもしれません。

今年が一刻も早く平穏な年に戻るよう祈念します。

坂城町長 山村ひろし

令和3年 年頭のごあいさつ

 戸倉の鍋太金物店さんご提供の「金運の丑」


 年頭のごあいさつ 
坂城町長 山村弘

 「辛丑」

 明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、健やかに新
年を迎えらましたこととお慶び申し上げます。

 今年の干支は、辛丑

かのとうし・
しんちゅう

です
。「辛」 は、つらさや
厳しさ、
また、枯れた草木が新しくな
ろうとすることを意味し
、「丑」 は、始
めるや掴む、また、種子から新しい芽
が出ようとする状態を表しているこ
とから、多くの困難を乗り越えるこ
とでより大きな希望が芽生える年、
いわば「捲土重来

けんどちょうら


」 の年であります。

 
昨年来、感染が拡大している新型コロナウイルスにつきましては、感染防止の徹底や3密の回避など、町民の皆様の適切な行動に対し、改めて感謝を申し上げます。

町といたしましても、感染拡大の防止に加えて、町民の皆様の暮らしや生活を守るため、経営安定特別資金の創設や子育て世帯への給付支援、学校休業中のオンライン授業の実施など、町独自の経済対策や子育て世代、子どもたちへの支援に取り組んだところです。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症の収束には長期にわたる対応が考えられるため、町民の皆さまには、引き続きのご協力をお願いするとともに、今後も、国や県と連携して、新型コロナに影響を受けた町民の皆様の暮らしや地域経済に対し、きめ細やかな支援に取り組んでまいります。

さて、昨年長期に渡った安倍政権から、新たに菅政権が誕生しました。現下の新型コロナ危機を克服し、雇用と暮らしを守るとともに、誰もが安心できる社会保障制度の構築や少子化への対応、地方創生、防災減災の推進に引き続き期待したいと考えております。

一方、世界に目を向けますと、次期
アメリカ大統領に民主党バイデン氏
の就任が濃厚となり、トランプ政権
下での「米国第一主義」から「国際協重視」への転換が予想されており、また、コロナウィルス感染の世界的な拡大による、ユーロ圏をはじめとした経済活動の不確実性の影響によって、国際情勢の先行きは不透明感を増している状況にあります。

このような中、町では、人口減少・少子高齢化、社会保障費の増大、社会インフラの老朽化、情報化社会の進行など、町を取り巻く時代の潮流を踏まえ、今後10か年の町政運営の基本となり、まちづくり全般の最上位計画となる 「第6次長期総合計画」 をはじめ、「第2期
まち・ひと・しごと
創生総合戦略」 や 「公共施設個別施設
計画」 など各種計画の策定を行っております。いずれの計画も町民の皆
様からのアンケート結果やご意見を計画に反映し、各団体の代表者によ
る審議会委員の皆様や長野大学の先生方とともに、誰もが住みよく暮ら
しやすいまちづくりに向けた計画策定を進めてまいります。

今後の主な施策といたしましては、
国道18号
バイパス、坂城インター線延伸整備を
見据えた道
路・
交通網

整備や新たな工業団地の造
成・


による工業分野の更なる強化を進
めてまいります。

また、保健・福祉・子育てサービス
の充実とともに、出産から子育てまでにわたる切れ目ない支援、GIGAスクール構想の実現によるICT教育の充実など、子育て世代、未来を担う子供たちへの様々な支援に取り組んでまいります。

このほかにも、自然災害などに備え、町全体の省エネルギーの推進や情報通信技術を活用した防災・減災体制を確立することにより、自然と調和した災害に強い安心安全なまちづくりなどにも取り組んでいきたいと考えております。

また、これらの施策を含め、人口減
少対策や地域経済の活性化に向けて、
幅広い分野でデジタル技術を活用し
たスマートな

賢い)
まちづくりと、
SDG
s 

持続可能な開発目標
)  
の達
成を意識する中で、将来に渡って持
続可能な誰一人取り残さない社会の
実現を目指し、各種施策に取り組んでまいります。

今般のコロナ禍における、新しい生活様式の推進をはじめ様々な分野でのチャレンジを通じて、皆様とともに、明るく元気な坂城町を創るべく努力してまいります。

町民の皆様におかれましても、健康には十分留意いただき、本年が良き年となりますようお祈りし、新年のごあいさつとさせていただきます。

………………..

坂城町長 山村ひろし

坂城町 今年の3ニュース(信濃毎日新聞による)

本日(12月30日)、恒例の信濃毎日新聞による各自治体の3大ニュースが発表になりました。

各々の自治体とすると、どんな3大ニュースになるのか気になるところですが、坂城町今年の3大ニュースは以下の内容でした。

坂城町 令和2年3大ニュース

(1)県内初の犯罪被害者等支援条例を制定

(2)デイリーフーズの 見澤正さんが名誉町民に

(3)さかきモノづくり展がオンラインで開催

新型コロナの中大変な一年でしたが、皆さまの素晴らしいご尽力でいろいろな新たな取組みをしていただきました。

(1)犯罪被害者等支援条例は、今年5月の悲惨な事件を受け急遽制定した条例ですか、長野県全県での条例制定を進めていただきたいと思っています。

(2)名誉町民になられた 見澤正さんには今後ともますますのご活躍をお祈りいたします。

(3)オンラインモノづくり展は、テクノセンター依田理事長始め関係スタッフの素晴らしいアイデアとチャレンジで実現しました。あらためて感謝と喝采を送ります。

来年はもっと素晴らしいニュースが取り上げられるよう祈念いたします。

坂城町長 山村ひろし

令和2年 坂城町役場 仕事納め

本日(12月28日)、坂城町役場で恒例の年末仕事納めを行いました。

最近では、仕事納めの式を行わない自治体も増えてきましたが、職員数約140名の坂城町では、業務上、差し障りのない範囲で、職員が集合し、今年一年間の業務を思い起こし皆で体験した事項を共通で認識することは大変重要だと思っています。

ただし、今年は、参加人数を少なくするため、管理職の皆さんのみにお集まりいただきました。

今年は、昨年の東日本台風の復興から始まりました。

職員一丸となって一刻も早い復興を目指し、ほとんどの事業が年度内に終了いたしました。 職員の皆さんに感謝です。

ところが、春先からの新型コロナウィルスの蔓延には予想もつかぬ対応の連続でした。

しかし、その中でも、ご苦労された町民の皆さん、企業等への支援策の対応や、休業となってしまった学校でのイーラーニングの取組など新たなチャレンジにもしっかりと取り組んでいただきました。これも素晴らしいことでした。

来年は、「辛丑」(かのとうし しんちゅう)です。

この年は、「多少の傷もリスクも覚悟しながら、しっかりと新たなチャレンジを行う年」です。 来年はいわば《捲土重来》の年にしなくてはなりません。

坂城町役場では、これもクラッシックなことと言われますが、全員で思い出を込めてダルマの目入れを行います。 一人一人が思いを込めて目を完成することも大切なことと思っています。

今年は全員での目入れは取りやめ、私、副町長、教育長の3人で行いました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団歳末特別警戒出発式

昨夜(12月27日)、坂城町役場講堂で令和2年坂城町消防団歳末特別警戒出発式を行いました。

例年ですと、出発式の後に各分団を回り、各々で訓示を行うのですが、今年は新型コロナの影響を配慮し、各分団長に役場講堂にお出でいただきました。

ご来賓としては、横林千曲坂城消防長、松島千曲警察署長、山田坂城消防署長、小山交番署長さんが来られ、ご挨拶をいただきました。

また、各消防分団には、坂城町消防団長ならびに埴科消防協会長から激励金を交付いただきました。

今年は新型コロナウィルスの影響により、ポンプ操法大会が中止になるなど、今まで通りの消防団活動が困難な年となりましたが、坂城町総合防災訓練への参加や消火栓・防火水槽の点検など、消防団員の皆さまには地域住民の安心・安全の確保のためご尽力いただきました。

坂城町としても、移動系ディジタル防災行政無線の更新や、第1分団の軽積載車購入、第2分団の詰所建替えなど、消防活動を支援し、地域の防災力向上に取り組んでいます。

消防団の皆さんには、新型コロナ警戒の中、寒い中での活動となりますが、体調を整え、詰所や車両の換気、マスクの着用、手洗い、消毒、人との距離を確保するなどして、地域住民が安心して良い年を迎えられるよう、ご尽力いただくことをお願いいたしました。

なお、歳末特別警戒は30日まで続けていただきます。 感謝です。

▼写真:山村、横林消防長、松島警察署長、小宮山消防団長ほか

坂城町長 山村ひろし

(株)桜井製作所様が「地域未来牽引企業」に選定

この度、株式会社桜井製作所(中之条)様が「地域未来牽引企業」に選定されました。

地域未来牽引企業とは、経済産業省が地域経済牽引事業の担い手となり得る事業者を選定するもので、

(1)高い付加価値を創出していること等の企業情報のデータベースに基づく定量的な指標

(2)自治体や商工団体、金融機関等の関係者からの今後の地域経済への貢献等が期待される企業の推薦

という2つの方法により、外部有識者委員会の検討も踏まえて選定され、これまでに全国約4,700社が選定されています。

地域未来牽引企業には、長野県内で134社が選定されており、町内ではこれまでに(株)都筑製作所様、デイリーフーズ(株)様が選定されています。

昨日(12月21日)、桜井雅史 代表取締役社長と児玉久雄 常務取締役が役場に来庁され、選定の報告をいただきました。

すばらしいですね。

▼左から:山村、桜井社長、児玉常務

桜井製作所地域未来牽引企業選定

坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団第1分団に新しい積載車(デッキバンタイプ)を整備

この度、坂城町消防団第1分団に新しい軽四輪駆動積載車が整備され、昨日(12月21日)、入魂式が行われました。

新積載車は、後部座席に屋根があるデッキバンタイプで、乗員の安全性が向上するほか、悪天候時の移動の疲れを軽減することができます。

このタイプの積載車の配備はこれで3台目になります。(第8分団、第11分団に配備)

新積載車01

坂城町長 山村ひろし

筑波大学院生の皆さん来訪 

先日(12月15日)、筑波大学社会工学域大澤義明教授と大学院生の幸坂麻琴さん、高瀬陸さん、西美佳さんがお見えになりました。

筑波大学社会工学域の大澤教授を中心としたグループでは、大学生の皆さんと高校生との地域連携事業をいろいろ手掛けられております。

最近では、天塩高校(北海道)、豊岡女子学園高校(東京都)、潮来高校(茨城県)、日立北高校(茨城県)、竜ケ崎第一高校(茨城県)、茗渓学園高校(茨城県)などと連携して種々のリサーチ、提言、シンポジウムの開催などをされておられます。

この度、「坂城高校・筑波大学・坂城町」での地域連携事業ができないかとのご相談をいただきました。

いろいろお話を伺うと、若い皆さんの目で見た、新たな地域おこしの可能性がいっぱいありそうです。

坂城町の地元の高校として活発に活動をされている坂城高校とも連携をし素晴らしいプロジェクトが出来ればと思っています。

来年度に向けて関係者で調整したいと思っています。

▼左から:坂城町清水教育長、山村、高瀬陸さん(筑波大修士2年)、幸坂麻琴さん(筑波大修士1年)、西美佳さん(筑波大修士2年)、この度のお話の仲介をしていただいた筑波大学卒でしなの鉄道専務の岡田忠夫さん、大澤義明教授

坂城町長 山村ひろし

千曲警察署 年末特別警戒出発式

昨日(12月15日)、千曲市の「ことぶきアリーナ千曲」で、「令和2年年末特別警戒における地域安全パトロール出発式」が行われました。

千曲警察署、千曲市・坂城町防犯協会、千曲少年警察ボランティア協会、連合会女性部など多くの関係者が出席されました。

私は更埴防犯協会副会長として出発式のあいさつをさせていただきましたが、坂城高校軽音楽ロック部による演奏、屋代高校書道部パフォーマンスのなどがあり盛大に出発式が行われました。

坂城高校軽音ロック部の演奏は、自作のロックで、Rockならぬ、鍵掛のLockにかけて、「Lock n lock Bicycle」というもので演奏も素晴らしいかったですが、歌詞もすばらしい。以下の通りです。

1.ボクの大事な自転車 キミの大事な自転車

昔から愛されてる みんなの大事な自転車

盗まれたら 終わりさ ロックしよう

2.ボクの大事な自転車 キミの大事な自転車

ロックしなくても 大丈夫だと

そのまま立ち去ったんだ

あの自転車はもうここにはない

3.ボクの大事な自転車 キミの大事な自転車

ひとつじゃ足りないから 二重にしたのさ

踏み出す一歩で ロックしよう

4.ロックをしよう! ロックをしよう!

盗まれたくないのだったら

ロックをしよう!!

ワンチャリ ツーロック バイシクル

5.ロックをしよう! ロックをしよう!

盗んだり 盗まれていい 自転車なんてない

二重ロックで Lock n lock

二重ロックで Lock n lock

二重ロックで Lock n lock

屋代高校書道部の閔さんのパフォーマンスも素晴らしく、リズムに乗って、「安心安全な 千曲市・坂城町のため みんなで結ぼう 地域の 絆」と書いていただきました。

▼手前から:山村、松島千曲警察署長、小川千曲市長

坂城町長 山村ひろし

坂城町 令和2年年末の交通安全運動

本日(12月15日)、年末の交通安全運動の一環として、朝7時から田町交差点で恒例の交通安全指導を行いました。

交通指導所の開設に当たっては、千曲警察署、坂城町交通指導員、千曲交通安全協会、ヤングドライバークラブ(竹内製作所さん、都筑製作所さん、日精樹脂工業さん、KYB-YSさん、宮後工業さん、坂城町役場)の皆様のご協力を得て実施いたしました。

雪の降る寒い中、大勢の皆さまに参加していただきました。

坂城町の交通事故の状況については昨年同期(1月1日から11月30日まで)と比べて、件数が―12件(33件)、死者は0人で前年同様、傷者は-24人(40人)です。

また、交通死亡事故「0日」は現在、959日経過です。

1,000日を目指して活動をしております。

また、坂城町の地区別、死亡事故「0日」は以下の通りです。

坂城地区:3,738日、中之条地区:959日

南条地区:2,241日、村上地区:6,617日(18年以上!)

交通指導所開設の後、パトロールカーで坂城町を巡回し、通学中の子どもたちに交通安全の声かけを行いました。

年末交通安全運動は今日から12月31日まで実施されています。

年末、何かと忙しく交通事故も多く発生します。

交通事故の無い、「安心安全で住みよい町」を目指して、交通安全に努めてまいります。

今年のスローガンは:「思いやり 乗せて信濃路 咲く笑顔」です。

例年ですと交通安全のパンフレットなどを配布するのですが、新型コロナの影響もあり、交通安全のボードや旗を表示して啓発活動を行いました。

坂城町長 山村ひろし