本日(9月20日)、令和元年第3回議会定例会が閉会しました。
以下、閉会のあいさつを掲載されていただきます。
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令和元年第3回議会定例会閉会あいさつ
令和元年 第3回 坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言あいさつを申し上げます。
9月2日に開会されました本定例会は、本日までの19日間の長きにわたりご審議をいただきました。
提案いたしました 専決報告、町名誉町民の推挙、人事案件、契約の締結、平成30年度一般会計及び特別会計決算の認定、条例の一部改正、令和元年度一般会計及び特別会計補正予算、また、追加でお願いいたしました一般会計補正予算など、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、誠にありがとうございました。
さて、夏以降、国内では様々な事件や災害に見舞われました。
去る7月18日、京都市伏見区において発生した株式会社京都アニメーションへの放火による火災では、前途ある35人の命が奪われ、34人が負傷されました。
また、8月の前線に伴う大雨は、佐賀県を中心とした九州地方に甚大な被害をもたらしました。
町では、被災された方やご遺族を支援するため、福祉健康課窓口及び町社会福祉協議会に義援金箱を設置し、義援金の受付を行っていますので、皆様の温かいご支援をお願いいたします。
そして、今月9日未明に関東地方に上陸した台風15号は、建物の損壊被害のほか、千葉県内では、10日余り経過した現在でも停電が続き、深刻さを増しています。被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復旧を願い、町でも、来週24日から、被災された方を支援するための義援金箱を併せて設置いたします。
加えて、県内では、豚コレラ感染が拡大しており、長野県畜産試験場に続き、高森町の養豚場でも殺処分が行われました。坂城町では、8月専決予算により、感染防止対策を進めており、国においても豚コレラワクチン接種へ防疫方針を見直すようですが、感染終息に向け迅速な対応を望むところでございます。
さて、敬老の日に合わせ、町でも、9月7日、8日の二日間にわたり、88歳の米寿・99歳の白寿、並びに100歳以上の96人の皆さまのお宅を訪問しました。
また、各地区でも敬老のお祝い行事が行われており、私もいくつかの地区を訪問し、元気な高齢者が、地域の中で輝いている姿を拝見させていただきました。今後も益々健康に過ごされることをご祈念申し上げます。
秋の味覚を象徴する「ぶどう祭り」が、9月15日に「さかき地場産直売所 あいさい」で開催されました。
果樹のまち「さかき」を代表する巨峰やナガノパープル、シャインマスカットなど、町内外に広くアピールするとともに、連休中ということもあり、大勢のお客さまにお越しいただき、大盛況でありました。
また、明日21日(土)には、お~い原木会(げんきかい)主催により、同じく「あいさい」を会場として「きのこ祭り」が開催されます。このシーズンにしか収穫できない、マイタケをはじめ、各種原木きのこの販売や、きのこ汁の振る舞いなども予定されていますので、多くの方々にお越しいただきたいと思います。
9月29日(日)には、商工会主催の「第15回坂城駅前ふーど市」が、鉄の展示館前の駐車場において開催されます。
また、ふーど市に合わせ、商工会女性部40周年記念トークイベントが、中心市街地コミュニティセンター「鉄の展示館ホール」において開催されます。
今話題の、日本酒や味噌の醸造を家業とする「うえだ発酵四姉妹」にお越しいただき、「発酵のある豊かな暮らし」をテーマに、健康と美容の知識を、語り合う企画となっています。
なお、同29日は鉄の展示館においても、現在開催中の特別展「拵(こしらえ)刀装具の美 山一之の世界」に合わせ、「拵入(こしらえい)りの刀を分解してみよう」を行います。
普段は見る機会が少ない、刀の構造や、どのような部品を使って刀ができているのか体験していただけますので、多くの皆様にご来場いただきたいと存じます。
10月1日、2日には、連携中枢都市圏の事業として、長野市と連携5市町村(須坂市・千曲市・信濃町・飯綱町・坂城町)が、東京霞が関ビルにおける物産展「信州長野マルシェ」に出展する予定となっており、当町からは、ぶどう・りんごなどの特産品をはじめ、農産加工品等の宣伝と販売促進、観光PRなどを実施してまいります。
10月6日には、「第59回町民運動会」と「第41回交通安全町民大会」が文化センターグラウンドにおいて開催されます。
今年は、オリンピックにちなんだプログラム「トーチリレー2019 希望のセイカをつないで」も取り入れながら、各種競技を行います。
また、運動会に合わせ、文化センター体育館では障がいの有無や年齢にかかわりなく、どなたでも参加いただける「レクリエーション・軽スポーツ交流ブース」を開設いたします。「ボッチャ」や「車いすダンス」などの体験ブースに加え、2020年東京パラリンピックに向けて、県の「信州パラスポキャラバン」も同時開催いたします。
あわせて、武道館北側駐車場では、千曲警察署等のご協力をいただき、急発進防止装置や被害軽減自動ブレーキを搭載した「セーフティ・サポートカーS」の体験試乗会も開催いたします。
運動会の参加者に限らず、大勢の皆様にご参加いただき、交流、体験をしていただきたいと思います。
10月20日(日)、「鉄道の日」に因んで、坂城駅前に静態保存されている169系電車と多目的広場にて「鉄道フェスタinさかき」を開催します。
169系電車が活躍した昭和40年から50年代のクラシックカーや昭和のレトログッズ、鉄道グッズの展示、また、昨年好評をいただいたボンネットバスの乗車体験に加え、町内店舗による物販や鉄道グッズの販売など、鉄道や自動車ファンをはじめ幅広い年代に楽しんでいただけるよう多彩な催しを計画しております。
町内外の大勢の皆さんにお越しいただきたいと思っております。
10月26日(土)には、今議会で議決をいただきました竹内明雄氏の坂城町名誉町民称号贈呈式並びに本年度の町表彰式を行い、永年の顕著な功績や功労を顕彰します。議員各位をはじめ、関係の皆様にもご案内を申し上げますので、ご臨席をお願いいたします。
同じく26日、27日の2日間にわたり、文化センターを中心として「したしむ・つくる・ふれあう・ささえる」をテーマに、第48回坂城町文化祭、あわせて第37回坂城町消費生活展が開催され、また、図書館では図書館まつりも行われます。
初日の午後には、さかきふれあい大学教養講座として、フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴットによる木管四重奏女性ユニット もっかる(mocqual)をお招きし、「温かな響き~木管四重奏の世界~」と題して、コンサートも開催いたします。
文化祭2日目の27日は、芸能発表にあわせ、老人福祉センター駐車場にて、町商工会主催によるふーど市も開催されますので、多くの皆様にお越しいただきたいと思います。
さて、今年の育樹祭は、11月1日(金)に、和平の町有林で ひのき等の枝打ち作業を行う予定です。森についても造詣が深い、8月に町特命大使に委嘱しました中村浩志先生にもご参加いただく計画をしております。
11月9日(土)、ワインに関する知識を学び、気軽に親しむ場として、「鉄の展示館ホール」を会場に、「さかきワインセミナー」が開催されます。
町内在住の日本ソムリエ協会、シニアソムリエを講師にお迎えし、口当たりがよく フルーティーで飲みやすい「白ワイン」をテーマに開講される予定です。
ワインに興味があるものの、手を出せないでいる方や、ワインについてもっと知りたい方など、お気軽にご参加いただければと思っております。
さて、秋の行楽シーズンを迎え、外出する機会が増える時期となりますが、明日21日から30日までの10日間、「子供と高齢者の安全な通行の確保」等を運動の重点として「秋の全国交通安全運動」が行われます。交通ルールの遵守と正しい交通マナーの習慣づけなど、より一層の啓発活動を行い、交通安全に努めてまいります。
また、21、22日は、町内3保育園の運動会、27、28日には坂城中学校の「大峰祭」、10月に入りますと町民運動会、町文化祭など数多くのイベントが目白押しで、スポーツの秋、文化の秋、芸術の秋が本番を迎えます。
議員各位におかれましては、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。
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坂城町長 山村ひろし