村上小学校にグランド・ピアノ寄贈

先週の土曜日(1月28日)に、私が以前関係をしていた、(財)日本オペレッタ協会様(理事長:山本時雄氏)からヤマハのコンサート用グランドピアノが寄贈されました。

村上小学校の音楽室のグランド・ピアノが破損し、長い間使用不能になっておりましたが、(財)日本オペレッタ協会様の御好意により素晴らしいピアノが入り一安心です。

ヤマハのグランド・ピアノ(S4)は、なかなかの名品で音楽室にこのようなピアノを置いてある小学校はめったに無いと思います。

子供たちの音楽の勉強に大いに使っていただけることを期待します。

いずれ、近いうちに(財)日本オペレッタ協会の方にも来ていただきて、贈呈式をしていただこうと思っております。

                      

坂城町長 山村ひろし

直木賞 葉室麟氏 「蜩ノ記」(ひぐらしのき)

 以前、前回の直木賞受賞作 池井戸潤氏の 「下町ロケット」をご紹介しましたが、今回の葉室麟氏 「蜩ノ記」も誠に素晴らしい作品でした。 

  
         
 切腹する日を迎えても淡々と家譜編纂を続ける戸田秋谷とそれに関わる、家族、友人、あるいは狡猾な家老に対して「凛」とした武士としての態度を貫く主人公の生きざまに大変感銘を受けました。
 決して派手なストーリ転換もありませんが、久々に大変完成度の高い小説の出現だと思います。 今回、芥川賞は2作(円城塔氏「道化師の蝶」、田中慎弥氏「共食い」)受賞しました。こちらはまだ読んでいませんが、多少歯ごたえのあるものを期待したい。(前回は受賞該当者なし)
 前々回の芥川賞受賞者の朝吹真理子さん(受賞作「きことわ」)のような鮮烈な作品が続くと良いですね。
                                  
 坂城町長 山村ひろし
 

坂城町国際交流協会米国研修(ホノルル)

坂城町国際交流協会(会長:安島ふみ子さん)の研修旅行が米国(ホノルル)で開催され(1月11日~16日)、皆さん無事に帰国されました。

総勢18名で5名の子どもたちも含まれ、米国文化、ハワイの文化、サバイバル・イングリッシュ(生活に必要な英語訓練)などなど有意義な研修を受けられたとのことです。

(歓迎のボード)

(JAIMS正面玄関にて)

(JAIMSのMBA学生たちとの交流)

(ハワイ文化の勉強:ビショップ・ミュージアム)

研修をした場所は、日米経営科学研究所(JAIMS)で、ハワイ、ホノルルにあるMBAスクール(経営修士号の学校)です。 このビジネススクールは私が昔(20年前)、経営に関与していた学校で、今回の研修にあたり昔の仲間にお願いしお世話になりました。 なお、このビジネス・スクールの所長は日本を代表する国際的な経営学者の野中郁次郎(一橋大学名誉教授)さんです。

今回のプログラムは坂城町国際交流協会の新しい取り組みですが、今後とも国際交流協会の皆さまの益々のご活躍を期待します。

坂城町長 山村ひろし

坂城町ワイン事業のスタート(キックオフ)

坂城町では、巨峰を中心としたぶどう作りは町の基幹農産物として発展をしておりますが、今後の10年、20年を考えた場合、ぶどう作りの高齢化、後継者不足、遊休荒廃地対策など深刻な問題が横たわっております。

昨年6月の定例議会での所信表明でも申し上げましたが、坂城の農業の伝統、土壌などを考えた場合に一つの大きな可能性として、ワインぶどう作りがあげられます。

農業委員会の皆さん、関係団体、有識者の方々、役場スタッフの皆さんと種々お話を進めて参りましたが、いくつかの進展がありました。

その一つとして、農業委員会で海外のワイン作りの視察をすることになりました。 行き先は米国カリフォルニアのナパです。 ナパでのワイン作りはここ30年で大きく飛躍し、国際的にも大変高く評価されるようになりました。 これからワインを始める坂城町にとっても大変参考になるものと思われます。 今月25日から29日までの日程で、総勢15名で出かけて参ります。(私は行きませんが)

二つ目として、「第1回坂城町ワイナリー形成事業検討会」が開催されました。(1月20日)

これは、いわばワイン事業を始めるにあたってのキック・オフ・ミーティングです。 坂城町で以前からぶどう作りに関与されておられる方々、長野県地方事務所、ちくま農協、坂城町商工会、これからワイン作りを本格的にはじめようとされておられる方、など様々な方にお集まりいただいて今後の方向性について議論していただきました。

今年度中には坂城町でのワイン作りに関する方向性を出せればと思っております。

単にワインぶどうを作るだけでなく、製造加工、流通、販売をし、いわゆる6次産業化を目指したいと思っております。 また、レストラン、観光も視野にいれた夢のある産業としても育てたいと思います。 皆様方の種々なご意見を賜れば幸いです。

坂城町長 山村ひろし

坂城町循環バスの上田市への乗り入れ

坂城町では10年以上前から、町の重要な「交通のインフラ」として循環バスを委託運営しております。 しかしながら、町内には総合病院が無いことから、お年寄りや足のご不便な方々から上田市の総合病院へ循環バスを乗り入れてもらえないかとのご要望を承っておりました。 このたび、上田市の地域公共交通会議のご了解もいただき、本年4月から上田市への乗り入れが可能となりました。

詳細につきましては種々詰める必要がありますが、北回り、南回りそれぞれ一便づつを信州上田医療センターへ回すように致します。

内容が固まりましたら詳細スケジュールをご案内しますが、是非、ご利用ください。

坂城町長 山村ひろし

「お話の会」

昨年のクリスマス会の時にもお邪魔しましたが、本日(1月14日)坂城図書館で開かれた、「お話の会」(代表:氷沢清美さん)に参加しました。 この会は昭和61年(1986年)から始められ、今年で26年目を迎えました。

今日は紙芝居、紙細工、などの指導もありましたが、私は新年ということもあり十二支の話をさせていただきました。

 (私の使った十二支のカード)

紙芝居などの後の切り紙細工。 今日は龍の切り絵です。

(龍の切り絵作成中)

(作品見本)

(依田 よう 君の素晴らしい作品)

                       

今日は15名程度の子どもたちがお話の会に来ましたが、もっと多くのお友達に来てもらいたいですね。

坂城町長 山村ひろし

第7回坂城町経営革新塾

昨日(1月12日)、「第7回坂城町経営革新塾」が開催されました。

この塾は、坂城町の若手経営者養成のために昨年7月にスタートしたもので、毎月開催されておりましたが、昨日で第7回を迎えました。 来月(2月9日)が最終講義となります。

(第1回目の様子)
「坂城町経営革新塾」開催

昨日は、島田先生((財)さかきテクノセンター技術顧問)の講義の後、受講者の中から、3社の発表(「我が社の強み」について)がありました。(発表されたのは、ミクロン精工、高松製作所、カヤマの3社)

昨年の講義開始の頃に比べ、皆さん自信をもって参加されておられ、自社の強み、これから強化すべき点など積極的に議論を行なっておられました。

これからの坂城を支える若手経営者各氏に大いに期待します。

坂城町長 山村ひろし

五色百人一首 西念寺大会に参加

本日(1月9日)、中之条の西念寺さん(若麻績実豊住職)で、TOSS(Teacher’s Organization of Skill Sharing)の開発した、五色百人一首西念寺大会に参加しました。(主催:TOSS上小教育サークル、後援:坂城町教育委員会、上田市教育委員会、東御市教育委員会)

約90名の子どもたちが参加し、熱心に百人一首の腕を競い合っていました。

この五色百人一首は、日本の伝統文化である百人一首を小学校などのクラスみんなで楽しめ、短時間で行えるように開発されたものだそうです。

100枚の札を5色に分け、1色あたり20枚にすることで、1試合が5分以内に終わることができるようになりました。 5分間以内なら、朝の会などでもできるようになり、現在では、長野県大会(1月に善光寺で開催)なども開かれるようになったそうです。

残念だったのは、坂城から参加した子供が大変少なかったことです。

今年は、NHKの大河ドラマで平清盛が取り上げられており、同時代の藤原定家選と言われている百人一首にも大きな関心が持たれています。

坂城の子どもたちも百人一首にもっと関心を持ってほしいものだと思いました。

坂城町長 山村ひろし

高度ICT(情報通信技術)人材教育スタート

本日(1月7日)から、やや長いタイトルですが、『地域における「21世紀型生きる力」の育成と高度ICT人材開発のモデル化』の教育がスタートし、私も参加しました。

これは、文部科学省の補助事業 「地域における子どもたちを対象とした高度ICT事業で」、本日から2月11日まで3回に分けて開催されます。(学研さん、岡山市真庭市と共催で実施します)

坂城の各小学校、中学の子どもたち37名が参加しました。(小学校5年生から中学校2年生まで)

                                      

                                                       

 子どもたちの視点で町特産品のwebページを作成、発信し、岡山県真庭市の子供たちとも意見交換を行うものです。

21世紀を生きる子供たちに求められる力として、確かな学力、豊かな心、健やかな体力等の「生きる力」とともに、必要な情報を子供たちが主体的に集め、処理し、発信・伝達する「情報活用能力」を身につけてもらう取り組みです。
          
     
  
次回の授業は2月4日(土)に開催されます。
子どもたちが、坂城のバラ、ねずみ大根、鉄の展示館、伝統文化などについて皆様のところへインタビューにお邪魔するかもしれませんのでその際には種々アドバイスいただければ幸いです。
                      
坂城町長 山村ひろし

仕事始め

昨日(1月4日)、早朝から大勢の方々が年始のご挨拶に来られました。

坂城町役場で全職員に仕事始めの挨拶をした後、坂城文化センターでの席書・書初大会に参加し、葛尾組合の仕事始めを行った後、(財)さかきテクノセンターならびにテクノハート坂城協同組合主催の賀詞交歓会に参加しました。

席書・書き初め

賀詞交歓 「ねずこん」も登場

坂城町の議会、企業ならびに関係の各団体のほか、大学関係の方々など140名以上の皆さんが参加され、今年がより良き年になるよう皆で語り合いました。

また、冒頭、恒例の南条小学校金管バンドの素晴らしい演奏があり一同大いに感銘をうけました。 南条小学校の金管バンドは創立10年を迎えましたが、依田先生のご指導のもと、毎年全国大会に出場し優秀な成績を収めています。 また、子供たちの使っている楽器はテクノセンター、テクノハート関係の企業の皆さんが寄付されたものです。 町としても全力を挙げてサポートしますが、引き続き皆さま方のご支援も賜りたく、宜しくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし