坂城町役場今年の新人

本年度、坂城町役場では保育士2名を含む、7名の新人を採用させていただきました。

後列左から:小林大晃(住民環境課)、朝倉亮一(産業振興課)、原山純一(教育文化課)、安宅誠(総務課)

前列左から:滝沢祥代(坂城保育園)、小野寺潤(村上保育園)、山村、上原芳実(住民環境課)

この中には、社会人枠(社会人として経験のある人)として採用された3名も含みます。

いずれも意欲に燃えた、眼をキラキラ輝かせている人たちです。

しかしながら、坂城町役場としてはまだまだ未熟者の新人です。

皆様方のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

小中学校入学式

本日(4月5日)、午前中に村上小学校、午後、坂城中学校の入学式に出席しました。 

眼をキラキラ輝かせ、希望に胸張る子供たちの姿にはいつも心弾みます。

「人創りによる町創り」 教育を大切にします。

村上小学校の新入生 25名

坂城中学校新入生 141名

なお、今年の各学校の新入生は、坂城小学校:47名、南条小学校:63名、村上小学校:25名、坂城中学校:141名 でした。

以下に、坂城中学校での私の祝辞を掲載させていただきます。

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坂城中学校入学式挨拶(平成24年4月5日) 
皆さん、こんにちは。
今年はいつまでも寒い日が続く長い冬でしたが、先だっての全国的な暴風雨のあと漸く春が来たようです。 これから坂城の町に一斉に花が開くことになりますね。
皆さん、ご坂城中学校入学おめでとうございます。
どうですか、この学校の校門をくぐってはじめてこの坂城中学校へ新入生として入った気分はどうですか。
先日、皆さんの先輩の坂城中学校の卒業式の際に、卒業生の皆さんに、「皆さんはこれで義務教育が終わるのです」という話をしました。
今日、新たに中学生になられた皆さんにもお話をしておいたほうが良いと思いますのでお話します。
皆さん、「義務教育」という言葉を聞いたことがありますね。
皆さんはどう思われていますか。
何となく、「義務として勉強するのはいやだな」と思っている人がいませんか。
ところが意味は全く違うのです。 日本国憲法第26条で、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」 また、「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」ということです。
つまり、日本の憲法で義務教育と定めているのは、「中学卒業までの期間、保護者のみなさんが皆さんに勉強の機会を与える義務があるし、皆さんは勉強を受ける権利がある」ということなのです。
つまり中学を卒業して、義務教育の年限を終了すれば保護者の方々はもう皆さんを教育させる義務がなくなると言うことなのです。
さあ、そうなると、皆さんに残された義務教育の時間はあと3年しかないと言うことですね。 わかりますか。
3年間はあっという間にすぎてしまいます。
そろそろ、皆さんはなんのために勉強するのか、もっと言えばなんのために今日ここにいるのかなどしっかりと考えていただかなくてはならないときに来たということです。勉強の仕方も小学校とはだいぶ変わります。自分で自主的に考えたり、研究したりする時間も多くなります。
どうか時間を大切にしてください。自分の意思をはっきりと持ち、自分で取り組むという習慣を身につける時が来たのです。チャレンジしてください。
さて、皆さんは、アメリカの作家でアンディ・アンドルーズという人の名前を聞いたことがありますか。
現在、50数才の方ですが、高校を卒業したあと、ホームレスになったりいろいろ苦労をして、俳優になったりしたあと作家になり多くの本を出されている方なのですが、彼の本に「希望をはこぶ人」というのがあります。
その中で、こういう話があります。
「5羽のカモメが防波堤にとまっている。そのうちの一羽が飛び立つことを決意した。残っているのは何羽だい?」というのです。
さあ、何羽、波止場に残っているのでしょう。
答えは、5羽です。 心の中で考えただけでは何も起こらないのです。
これからは自分で考え、なおかつ自分で行動を起こさなければ何事も変わらないのです。是非とも、みなさんでチャレンジすることをお願い致します。

さて、改めまして保護者の皆さんには、お子様方の中学校へのご入学、誠におめでとうございます。
まだあどけなさが残り、幼かったお子さん方がこのように立派に成長され、小学校からこんどは中学校に入学されました。感慨もひとしおのことと思います。
中学新入生のお子さん方にとりましては、今までとは生活環境が変わり、しばらくは緊張の毎日を過ごされることと思います。
また、これからすこしづつ、大人になり反抗期をも体験する年齢になります。 ご家庭では健康第一に、そして、お子さん方とできるだけたくさんの会話を交わして、ご家族ともども、心身ともに健やかに育つことのできる家族生活をも送っていただきますようお願い申し上げます。
また、校長先生、教頭先生をはじめ、諸先生方におかれましては、次代を担う子どもたちの教育のために、引き続きご尽力を賜るとともに、PTAの皆さん方には、学校運営の各般にわたり大変お世話になりますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
なお、町として一番力をいれているのは教育です。昨年は坂城中学校の生徒さんにも参加していただき、ICTに関する先端的な教育の取り組みをしていただきました。
本年度も種々あらたなプログラムを展開したいと思っております。
また、必修科目として武道が、坂城町では剣道が始まりました。
なにとぞ、生徒たちが新たなチャレンジが出来ますよう、皆様方のさらなるご協力をたまわりますようお願い申し上げます。
結びにあたりまして、坂城中学校新入生の皆さんの健やかな成長を心からお祈り申し上げますとともに、坂城中学校のますますのご繁栄と、ご列席の皆さん方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げまして、私からの祝辞とさせていただきます。
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 坂城町長 山村ひろし

季刊「理想」のニュース

公益財団法人理想教育財団さんからは昨年、「はがき新聞」 作成事業の一環として坂城町の3小学校にプリンターならびに諸備品をご寄贈いただいておりますが、季刊「理想」(2012年4月号)に南条小学校での取り組み等について特集していただきました。

山田前校長にご執筆いただきました。 南条小学校の不思議な木(タラヨウ)について記述されています。(山田先生は4月から茅野市永明小学校に校長として赴任されています。)

以下のサイトにアクセスしていただくともう少し鮮明な記事が読めます。

11、12頁をご覧ください。

http://www.riso-ef.or.jp/webr/wysiweb_win_viewer.html

坂城町長 山村ひろし

坂城町循環バスの上田市乗り入れ今日からスタート

坂城町では10年前から、町の重要な「交通のインフラ」として循環バスを委託運営しております。 しかしながら、町内には総合病院が無いことから、お年寄りや足のご不便な方々から上田市の総合病院へ循環バスを乗り入れてもらえないかとのご要望を承っておりました。 このたび、上田市の地域公共交通会議のご了解もいただき、本日から上田市への乗り入れが可能となりました。

信州観光バスさん(久保社長)には大変ご足労をおかけして実現しました。

ありがとうございます。 

坂城町の皆様、ご利用ください。

スタート前のテープカット:左から信州観光バス久保社長、山村、宮島議会議長

朝日に輝いて出発、ベイシアさん前から

運行スケジュールが新しくなっておりますので運行時間帯をよくご覧になってお乗りになって下さい。

坂城町長 山村ひろし