日食の面白い写真

5月21日の金環日食では多くの方が素晴らしい写真を撮影されていましたが、坂城町議会議員の中嶋登さんから以下の面白い写真をいただきました。

日食の太陽だけでなくその時のやや薄暗くなった町の風景を一枚の写真の中に取り込んだものです。

日食グラスの中に欠けた太陽(見えますか?) と中之条の様子(中央下に葛尾組合の焼却炉の水蒸気が見えます)

なかなか面白い視点ですね。

坂城町長 山村ひろし

長野地区障がい者スポーツ大会(第21回)

本日(5月26日)、第21回長野地区障がい者スポーツ大会が長野市営長野運動公園で開催されました。

これは長野地区(坂城町、須坂市、千曲市、上高井郡、上水内郡)に居住される障がい者の方々がスポーツを通じて体力の維持増強と社会活動への参加を促進していただけるように毎年開催されているものです。

坂城町の関係者 (私の左は荒井県議会議員)

個人競技種目は競走(1500m,100m,50m)、ソフトボール投げ、ハンドボール投げ、砲丸投げ、走り幅跳び、立ち幅跳び、車椅子スラローム、車椅子100m、フライングディスク、ジャベリックスロー(やり投げのコンパクトなもの)、マレットゴルフなど実に多彩な種目があります。

車椅子を立って、ソフトボール投げ

100メートル競走

団体競技としては、ゲートボールや200mリレーなどがあり他にもパン食い競走、風船送りなどなどリクリエーションのプログラムもありました。

我が坂城町のチームも多数参加し汗を流していました。

坂城町でも町として、坂城町スポーツ大会を開催しておりますが、坂城町主催の障がい者スポーツ大会の開催ができないか考えたいと思っています。

坂城町長 山村ひろし

小松美羽さん来訪

以前にも何回かご紹介していますが、坂城町ご出身の新進の画家 小松美羽さんが昨日(5月23日)、坂城町役場へお出でになりました。

昨年、ウガンダで撮影された写真パネルを2枚お持ちになっていただきました。

今回、5月26日(土)から7月16日(月・祝)まで坂城町「鉄の展示館」で開催される個展には、これまで発表してきた銅版画作品のほか、今回の個展のために坂城の民話「大鼠と唐猫」を題材にして制作した新作、ならびにこのような写真集15点が出展されます。 (写真集15点は坂城町に寄贈していただきました。)

             

            

以下は展覧会のご案内(再掲)

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「美しすぎる銅版画家」とも言われている、坂城町ご出身の銅版画家 小松美羽さんの展示会が 「鉄の展示館」 の10周年記念ともあわせて以下の要領で開催されます。

多数の皆様のお出でをお待ちしております。

小松美羽展覧会

(以下、坂城町ホームページのご案内より)

鉄の展示館(館長:山村弘)は、今年の9月で開館10周年を迎えます。これを記念して、2回にわたって特別企画展を行います。

その第1弾として、端麗な容姿と独特の感性から生み出される作品により注目を集めている町出身の画家小松美羽さんの展覧会を開催します。

故郷で初めての個展開催にあたり、これまで発表してきた銅版画作品を中心に、今回の個展のために制作した新作が出展されます。この新作は地元坂城で語り継がれてきた民話「大鼠と唐猫」を題材にしたもので、ほかにも坂城町の風景や見所、歴史、特産物や風土などを盛り込み、鉄の展示館のイメージである日本刀とコラボレーションした作品です(9メートルを超える大作)。新進気鋭の画家として活躍している小松さんの世界にぜひふれてみてください。

期間・開館時間

  • 期間:5月26日(土)~7月16日(月・祝)
  • 開館時間:午前9時~午後5時00分 ※入館は午後4時30分まで

入館料

  • 一般:400円 中学生以下無料
    20名以上の団体:各300円

ギャラリートークについて

小松さんによるギャラリートーク(申込不要)が下記日時により開催されますので、ぜひ足をお運びください。

  • 日にち:6月2日(土)・16日(土)・7月7日(土)
  • 時間:午後1時30分~

鉄の展示館について詳しくは↓こちらから

問い合わせ先

坂城町 鉄の展示館

TEL 0268 82 1182
有線 82 1128

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第50章)

この章は老子の 「死生観」 を考える意味で重要な章です。

人生は 「道」(大自然)から出生し、「道」 へ入滅する。 命は 「道」 からお借りしたものなのだから大切にしなくてはならない。

磨きに磨いてお返しするものだと思います。

従って、その大切な命を粗末に扱ったり、むやみに捨ててはいけない。

 出生入死。 生之徒十有三、死之徒十有三。 人之生動之死地十有三。 夫何故。以其生生之厚。 蓋聞、善攝生者、陸行不遇兕虎、入軍不甲兵。 兕無投其角、虎無所措其爪、兵無所容其刃。 夫何故。 以其無死地。

                   

 出でて生き入りて死す。 生の徒、十に三有り。 死の徒、十に三有り。 人の生、動いて死地に之(ゆ)くもの、 十に三有り。 夫(そ)れ何故ぞや。 其の生を生とするの厚きを以(も)ってなり。 蓋(けだ)し聞く、善く生を摂する者は、陸行(りっこう)して兕虎(じこ)に遇わず。 軍に入りて甲兵を被(かうむ)らず。 兕(じ)はその角(つの)を投ずる無く、虎は爪を措(お)く所無く、兵は其の刃(やいば)を容(い)るる所無し、と。 夫(そ)れ何(なに)故(ゆゑ)ぞや。 其の死地(しち)無きを以ってなり。

                                

 人間、生を受けて生まれ、やがて死にます。 命を全うして幸せな人生を送れる人が十人中三人。 不幸にも若く死んでしまう人が十人中三人。 わざわざ死に行く人が十人中三人。 それはなぜでしょうか。 あまりにも生に対する執着が強過ぎるからなのです。 聞くところによれば、自分の生き方をうまく扱える人は、歩いて旅をしても虎や兕(じ)という獣(一角獣)に会うことがないそうです。 軍隊に入っても武器で身を固める必要もありません。 虎にあっても虎が爪を立てることも無く、敵兵も攻撃しようとしないのだそうです。 それはどうしてなのかというと、命に執着することが無いからです。

                    

 

 生に対しても「無為自然」の生き方が大切なようです。

                      

                          

 坂城町長 山村ひろし

                    

坂城の子供も金環日食観察

昨日(5月21日)の日食をご覧になったでしょうか。

坂城町では完全なリングは見られませんでしたが、坂城町各小学校では子供たちが世紀の天体ショウを観察しました。

以下、坂城町ホームページより。

                                  

金環日食01

5月21日(月)朝、町内3小学校で、小学生が金環日食を観察しました。

金環日食とは、日食(太陽の手前を月が横切るために、太陽の一部または全部が月によって隠される現象)の一種で、太陽のほうが月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見える現象です。

下図では、金環日食が起こる仕組みを、地球の外からの視点で示しています。相対的に、太陽が地球に近く、月が地球から遠いときに日食が起こると、太陽によってできる月の影は地球の表面まで届きません。このような場合、月の影の延長上の地点には、太陽の縁からの光だけが届いて金環日食が起こり、そのまわりの地点では部分日食が起こります。

▼日食が起こる仕組み【© 国立天文台】

金環日食04

▼金環日食(日時:2012年5月21日午前7時34分 撮影場所:国立天文台三鷹キャンパス)【© 国立天文台】

金環日食05

坂城町は部分日食でしたが、児童たちは国内で25年ぶりとなる世紀の天体ショーを楽しみました。

▼村上小学校の児童

金環日食02

金環日食03

                            

坂城町長 山村ひろし

春爛漫 文化、芸術、スポーツ

寒い寒いと言っていた5月も20日過ぎになり本格的な春がやってきました。

スポーツ、芸術、文化の季節となりました。

坂城町では、昨日(5月20日)、午前中、「坂城町春のスポーツ大会」が開催され、、午後には「坂城町書道協会総会」、夕方には「坂城町文化協会総会」が開催されました。

以下の写真は 「坂城町春のスポーツ大会」 の様子です。

各地区ごとに分かれ、25の公民館分館対抗の試合です。(種目はソフトボールとビーチボール)

参加者は何と700名。 おそらく坂城町の壮年の方の10人に1人が参加されたことになります。

坂城町文化センターグラウンドでご挨拶する 山村

上から、選手宣誓、ソフトボール試合、ビーチボール

ソフトボールでは私も上平のチームに参加し、代打で出場。

無死満塁の場面で出ましたが、三塁真正面のゲッツーに終わりました。(この試合は上平チームが南日名チームに対し、何と 26対4で快勝)

坂城町長 山村ひろし

稲玉徳兵衞翁生誕190年を偲ぶ

本日(5月19日)、稲玉徳兵衛翁を偲ぶ会(生誕190年)に参加しました。

江戸時代末から明治の初めの混乱期に、坂城町から出た偉人といえば稲玉徳兵衛翁(1822-1872)です。

徳兵衛翁の偉業を偲ぶ会「稲玉徳兵衛翁頌徳伝承会」(柳沢一男会長)がご遺族の市川信七氏をお招きして、平沢の昌言(まさのぶ)神社にて執り行われました。

挨拶される、柳沢会長

稲玉徳兵衛翁は文政5年(1822年)坂城立町油屋に生まれ坂城の開墾に生涯をかけ218ヘクタールの開墾に成功をおさめ、生きながらにして神様(昌言神社)として祀られた人物です。また、横吹街道の掘削工事も手がける。(完成は没後。初めての有料道路になる。)など坂城の重要施策に大きく貢献した方です。

本年は徳兵衛翁の生誕190年、没後140年の節目の年です。

徳兵衛翁の偉業を偲びつつ現代の坂城の抱える耕作放棄地など農業問題を考える良いきっかけになればと思います。

本日は昌言(まさのぶ)神社での神事の後、心光寺で徳兵衛翁の偉業を後世に伝えるべく、稲玉徳兵衛翁頌徳伝承会の皆さんで新たにつくられた 「頌徳碑」 の除幕式が執り行われました。

また、新たな取り組みとして、碑の横にタイムカプセルを埋めました。今日の催しなども含めて埋め、「20年後」にオープンします。 

稲玉徳兵衛翁 頌徳碑 (心光寺)

また、徳兵衛翁のお墓も修理され素晴らしい姿が披露されました。

稲玉徳兵衛翁の墓(心光寺)

除幕式の後、心光寺で前副町長の柳澤哲氏により「稲玉徳兵衛翁の業績について」というテーマで講演が行われました。

坂城町長 山村ひろし

【稲玉徳兵衛昌言命】
 文久年間(1861~)の創建。稲玉徳兵衛昌言は文政五年(1822)に生まれ明治五年(1872)に没した。当時の平沢地区は荒れ果てた原野で人民も貧しかった。宿場役人であった稲玉徳兵衛昌言は、桑林による開墾を進めた。多額の私財を投じ多くの苦労と反対にあいながらも桑林試作に成功。村民の生活向上に寄与した。
 村民は稲玉徳兵衛昌言に感謝し、文久年中小祠を建立して、稲玉徳兵衛昌言を生祠に祀った。

参考:「郷土を救った人びと~義人を祀る神社~」

長野県知事から感謝状(中島博隆さん)

坂城町で交通安全指導員協会の会長として30年の長きにわたり交通安全のご指導をしてこられた、中島博隆さんにこのたび長野県知事より感謝状が送られました。

左から、中島博隆さん、山村 

                           

今後ともよろしくお願いいたします。           

坂城町長 山村ひろし

「びんぐし湯さん館」施設改修工事安全祈願祭

昨日(5月17日)、「びんぐし湯さん館」の改修工事安全祈願祭が執り行われました。

お願いした宮司さんは 武水別(タケミズワケ)神社(八幡神社)の松田宮司です。

  

武水別(タケミズワケ)神社宮司 松田直隆さん

   

鍬入れをする 山村  

式典には宮島町議会議長、鈴木商工会会長、 N設計 西澤所長、中信建設 諏訪社長他の方々にお出でいただきました。

温泉周辺部の工事は昨日からスタートしましたが、温泉内部の工事を行うため6月18日から7月20日まで1ヶ月間お休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、装いも新たに快適な温泉ライフを楽しんでいただけるように大改修工事を行いますのでご期待下さい。

ご挨拶する 山村

坂城町長 山村

18号バイパス建設促進運動

 一昨日(5月15日)、「新国道上田・篠ノ井間建設促進期成同盟会」(会長:近藤千曲市長、副会長:山村坂城町長)で要望活動を行いました。

要望先は、長野県建設部と国土交通省長野国道事務所。

長野国道事務所で柳谷事務所長への要望

右端の山村の向こう側に、近藤千曲市長、原千曲市議会議長、宮島坂城町会議長

18号バイパス(新国道上田・篠ノ井間)の建設については40年来の活動を続けておりますが、国道、県道の渋滞がますますひどくなる中で、昨年の大震災以来、、防災上、緊急救急搬送の観点からも早期建設が強く求められております。

坂城町としては、昨年、坂城町南条(鼠地区)から上五明力石までの事業化が始まり、測量などが行われていますが、一刻も早く用地買収、建設まで進めていただくお願いをいたしました。

また、今回の要望地区として坂城・更埴バイパス(第1~4工区3.5k.m 八幡上町東條〜若宮間)の要望も強く行いました。

道路が飛び飛びでは有効に使えません。

全線開通の早期実現に向けて、今後とも関係者とともに活動してまいります。

坂城町長 山村ひろし