「ハローアルソン」に参加された臼井さつきさん

 本日(2月16日)、フィリピンで歯科医療ボランティア活動に参加された臼井さつきさんがその報告に坂城町役場に来ていただきました。

 「ハローアルソン」の活動については以前、私のブログでもご紹介しました。

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=35617

               

 坂城ライオンズクラブでは永年に亘り、このボランティア活動を支援しておりますが、今回参加されたのは、坂城ライオンズクラブで積極に活動をされておられる、葛尾食品社長の臼井勝男さんの孫にあたる長野南高校3年生の臼井さつきさんです。

              

左から:山村、臼井さつきさん、臼井勝男さん

                  

 フィリピンでは、日本ではなかなか経験できない、つらく、悲しい、しかしながら、素晴らしい経験をされたことと思います。

 以下、坂城町ニュースからご覧ください。

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臼井さつきさんがフィリピンで歯科医療ボランティア活動に参加

臼井さつきさん

▲左から、山村町長、臼井さつきさん

  町出身で長野南高校3年生の臼井さつきさんが、2月6日~10日まで、「フィリピン医療を考える会 ハローアルソン」のボランティア活動に参加されました。

  ハローアルソンとは、「恵まれない子供達に笑顔を」を合言葉に、フィリピンで歯科医療を通じて心の通った文化交流をし、生活レベルの向上や国境を越えた温かい医療活動を目指している団体です。現地での活動は今年で14回目となり、今回は、全国から歯科医師、歯科衛生士などの医療従事者のほか、高校生ボランティアを含む約90名(県内の高校生は9名)の皆さんが参加されました。

  臼井さんは坂城町で初めてこの活動に参加。フィリピンのマニラ周辺のスラム街で、歯科医療の補助や日本からの歯ブラシ、タオルなどの支援物資の搬送を行いました。子どもからお年寄りまで大勢の方の治療に接し、「治療後に言われるお礼や笑顔がとてもうれしかったです。また、フィリピンの人たちが、家族や友達ととても仲が良い様子を見て、身近な人の大切さと、日本で当たり前のようにある生活に感謝しなければいけないことを学びました」と話されました。

  また、今回の活動の報告をする「フィリピンアクティビティー発表の集い」が、3月29日(日)【開場:午後0時30分  開演:午後1時】に坂城テクノセンターで開催されます。臼井さんほか高校生の生の声をお聞きください(賛助金1,000円が必要)。

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 坂城町長 山村ひろし

杜こなて著 『「君が代」日本文化史から読み解く』

 「杜こなて」は、御夫婦で作曲家の吉田耕一さん+長与恵子さんの共用の名前ですが、このたび、『「君が代」日本文化史から読み解く』 という大変興味ある、チャレンジングな本を出版されました。(平凡社新書)

          

 杜こなて(♂)(吉田耕一)さんは、慶応義塾大学経済学部を卒業し、CBSソニーレコードのディレクターを経て音楽評論家、作曲家活動をされていますが、私と慶応の同年で、同じクラブ(MRK:三田レコード鑑賞会というちょっと変わったクラブ)の代表をしていました。 当時から、ユニークな論評を数多く書いていましたが、最近では、 「チャップリンと音楽狂時代」 など素晴らしい作品を書いています。

 その彼が、思いもよらず、「君が代」に挑戦したのでどんな本なのかと興味深く拝見しましたが、なかなか奥深く、幅広く研究していて今までになかった「君が代論」になっています。

 何よりも、我々は日常的に歌っている 「国家:君が代」 について多くを知りません。

 「君が代」は古今和歌集の詠み人知らずの短歌として紹介され、皇室の永続性の象徴としてとらえられることが一般的のようです。

 しかしながら、今回の杜こなてさんの本では、日本人が「君が代」をどのように扱い、どのように「愛し」、どのように、「日常的」に歌い続けてきたかについて論じています。

 古今和歌集以来、どのように歌い継がれてきたか、庶民のなかで、宴席や、祝い事、謡い、浄瑠璃、長唄、歌舞伎、などなどあらゆる場面で歌われてきたようです。

 従って、日本の近世までは 「君が代」 は決して「大君」や「天皇」のみを直接的に表現するのではなく、祝い唄の全国的なポピュラーソングであったというのです。

             

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(平凡社解説から)

古くから謡い、唄われつづけ、明治になって新しい旋律が付け加えられた「君が代」を、日本文化の伝統のなかに位置づけつつ、社会や政治との関わりとともに考察する。「君が代」を不幸な固定観点から開放し、新しい視点のもとに見直す画期的な試み。平安を寿ぐ歌であった「君が代」を文化史の流れに位置づける。

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 大変、興味ある本です。 是非、ご一読をおすすめします。           

                     

 坂城町長 山村ひろし

第28回分館対抗球技大会

 昨日(2月15日)、坂城町文化センター体育館で、第28回分館対抗球技大会が開催されました。(スマイルボウリング)

 朝からの大雪、昨年の二の舞となって大会が中止になるのではないかと心配しましたが、坂城町の人々は元気そのものです。

 8時30分の開会式には、27区全部から73チーム、550名が参加されました。

 年齢も10歳から88歳までの皆さんが参加です。 (85歳以上で参加された方10名に特別表彰も行われました。)

              

 この今回で28回目を迎える、球技大会、以前はソフトバレー他のスポーツも開催されたようですが、現在では老若男女が楽しめるスマイルボウリングでの開催となりました。 

                

(スマイルボウリングとは)

http://business4.plala.or.jp/kiryu-ta/newsports/sumairu-bouring.html

                          

 550名の皆さんは雪の降る中、午前中、チームごと全力を出され頑張りました。

             

挨拶する山村

         

熱気あふれる会場の様子

               

 坂城町ではこのように町民全員参加で行われる催しがたくさんあります。

 素晴らしいことですね。

                  

 坂城町長 山村ひろし