本日(9月22日)、坂城町文化センターで、「認知症 つながる心 笑顔の町」 講演会が開催されました。
講師は、社会福祉法人 ジェイエー長野会 教育顧問 櫻井記子さんです。
演題は、「認知症の人とともに支えあう町づくり」です。
櫻井先生からは、特養看護、人材育成、地域の認知症支援などの永いご経験をもとに大変素晴らしいお話をしていただきました。
認知症の方が自分らしく暮らし続けるために何が必要なのかを大変わかりやすく説明していただき、眼から鱗の思いでした。
坂城町への提案として、「認知症など高齢者にやさしい坂城町」 をつくるために、
1.認知症をオープンにすることができる地域にすること。
2.孤独の人がいない地域にすること。
3.早めの相談や受診・支援が広がる地域にすること。
4.認知症の方が普通に暮らせる地域にすること。
5.周りの方が共に考えどんなときも味方の存在になること。
などご提案いただきました。
これらのことにより、≪よい環境、よりよい姿で暮らせる人が増える≫、ことになるとのことでした。
坂城町でも、「認知症サポーター学習会」 を開催しています。
開催日 : 毎月 第3金曜日 午後1時30分から
場所 : 老人福祉センター夢の湯 ボランティアルーム
参加費 : 無料
対象 : 認知症について学びたい方(どなたでもお気軽に)
内容 : 認知症についての学習と実践
問い合わせ先 : 社会福祉法人 坂城町社会福祉協議会 ボランティアセンター
電話 : (0268)82-2551
講演中の櫻井先生
認知症サポーター学習会メンバーによる発表(寸劇)
テーマは、「ごはんは まだかね?」
坂城町長 山村ひろし