千曲川の恵みを取り戻すための講演会

先日(2月8日)、上田市の健康プラザで、「千曲川の恵みを取り戻すための講演会」に出席しました。

講演者は坂城町出身で信州大学名誉教授の中村浩志先生です。

テーマは「千曲川の魚が危ない! 千曲川在来魚とカワウの影響について」ですが、「カワウよりもコクチバスなどの外来魚の駆除が待ったなしに対応しなければならない重要なテーマである」と言われていました。

上田市、坂城町、千曲市で協力体制を敷きすぐに対応しなければならないと思います。

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以下、東井光司さんのFacebookよりシェアさせていただきました。

東井光司

千曲川の恵みを取り戻す講演会。坂城町、千曲市の皆様も参加されました。なお、坂城町からは、山村町長も御出席され、千曲川の再生に向け、力強いメッセージを発信されました。中村浩志信州大学名誉教授の講演は、「千曲川の魚が危ない!千曲川在来魚とカワウの影響について」。千曲川の夏の風物詩である鮎が、外来魚コクチバスに駆逐される憂うべき現状と危機感を持ち対応する必要性、名誉教授の32年間の教員生活から、幼い時期から自然と触れ合う「原体験」から、生きる力を育む教育が何よりも大切な事を説かれました。千曲川は、太古から恵の河であり数々の文豪にも描かれた地域の至宝であり、「今だけ」「金だけ」「自分だけ」を一掃し、見て見ぬ振りをしない自分事の地域づくりを進めるべきと結ばれました。正に、知行合一で進める地域課題ですね!

坂城町長 山村ひろし

令和2年 新春経済講演会

昨日(2月5日)、坂城テクノセンターで新春経済講演会が開催されました。(主催:公財 さかきテクノセンター:理事長依田穂積さん)

講師には長野県立大学学長の金田一真澄 氏をお招きしました。

金田一先生にはかなり前から講演のお願いをしておりましたが、やっと、昨日実現しました。

新春経済講演会ということでしたので、どのようなテーマでお話しいただけるかと思っていましたが、「今の若者にとって大切なこと~日本人として誇りを持って学べ~」という、近年の日本にとって大変重要な問題についてお話しいただきました。

金田一真澄先生は、御祖父に日本語学で有名な金田一京助さん、また、御尊父に国語辞典の編纂などで有名な金田一春彦さん、弟さんに金田一秀穂さんなどがおられます。まさに言語学者一家です。(真澄先生はロシア語)

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グローバル時代、人生100年時代、AI時代、SDGsなど、現代の学生がおかれている現状や学生が学ぶべき能力などを踏まえ、2018年に開学した長野県立大学の方針や教育についてお話しいただきました。

英語力の養成や論理的思考の修得が大切であることなど、これからの先の見えない時代を学生たちが生き抜くために必要な能力や考え方についてわかりやすくご講演いただきました。

中でも印象的だったのは、グローバル社会のなかで、日本人はともすると、諸外国の人々と比べ、「論理的思考力」、「行動力・度胸・積極性」などが劣る面があるが、日本人特有の、「美意識」において優れておりこの点をはっきりと意識することが必要だと言われていました。

たしかに、米国のトランプ大統領やイギリスのジョンソン首相などをみても「美意識」は感じられませんね。

坂城町は、信州大学、長野大学、埼玉工業大学、金沢工業大学と連携協定を結んでおりますが、長野県立大学さんとも連携を検討したいと思っています。

▼講演中の金田一真澄学長

坂城町長 山村ひろし

節分祭・追儺式

昨日、今日、は全国各地で、節分祭・追儺式が行われましたが、私は中條神社(2月2日)と坂城神社(2月3日)の式に参加しました。

両神社とも、片岡宮司により神事が行われ、その後盛大に追儺の豆まきが行われました。

特に中條神社では、3年前から、中條神社での神事のあと、豆まきは中之条公民館に場所を移し、軽トラ4台を使った特設舞台で行っています。

また、豆まきの袋の中には抽選券が入っていて更に抽選会が行われます。

大勢の皆さんで賑わっていましたが、うわさを聞いて、中之条地区以外からも多くの子どもたちが来ていたようです。

坂城神社では、坂城保育園と坂城幼稚園の園児たちが来て、みんな頑張って豆を受けていました。

▼坂城神社と中之条公民館の様子

坂城町長 山村ひろし

長野広域連合B焼却施設説明会(台風19号関連)

先日(2月1日)、坂城テクノセンターで長野広域連合(連合長:加藤市長)、による、新焼却施設(千曲市に建設中のB焼却施設)に関する説明会が開催され、多くの皆さんのご参加をいただきました。

従来の計画では、新焼却施設(仮称 B焼却施設)は令和3年3月末には完成し、それに伴い葛尾組合(組合長:山村坂城町長)の焼却施設は同時期に運用を終了する予定でしたが、昨年の台風19号により工事現場が浸水しやむなく半年間延期をさせていただきたいというものです。

今までにも数度にわたり、新施設の完成が延期されてきたこともあり、加藤連合長にも坂城へおいでいただき説明をしていただきました。

葛尾組合の焼却施設の運用を令和3年9月末には終了し、新施設の運用が令和3年10月より開始されます。

加藤連合長ならびに事務局より丁寧な説明をしていただきました。

説明会に参加された皆さんから多くのご意見をいただきましたが、いずれも半年間の延期はやむを得ないのでしっかりとした施設を作っていただきたいとの前向きのご意見を多くいただきました。

しっかりと受け止め、着実に工事を進めたいと思います。

▼以下、加藤連合長、山村などの写真

坂城町長 山村ひろし