坂城町でのディマンド交通について

先日(9月16日)、坂城町地域交通利用促進協議会臨時総会が開催されました。(会長:水出康成 坂城町区長会長)

主要テーマは、坂城町で多くの方からご利用いただいている循環バスに加えて、新たに検討をしていただいている、ディマンド交通(乗り合いタクシー)についてです。

ディマンド交通のあり方については、坂城町地域交通利用促進協議会のなかに、「坂城町地域交通公共交通システム部会」を作り議論を重ねていただきました。

その結果について、本臨時総会で、委員でもあられる長野大学松下先生からご報告いただき、総会で了承されました。

新たな「ディマンド交通(乗り合いタクシー)」のイメージは以下の表のイメージですが、タクシー車両を利用して、買い物や病院など予約に応じて自宅と目的地の間を、複数の方が乗り合い運行する新たな交通システムです。

循環バスとは違い、路線やバス停に関係なく、自宅から目的地まで、また、目的地から自宅まで送迎されるシステムです。

利用するためには登録や予約が必要になります。

利用に関するイメージは以下の通りです。

運行日・料金等

1.運行:月曜日~金曜日 (9:00 – 12:00 , 13:00 – 15:00)

2.運休:土・日曜日、年末年始(12月30日~1月3日)

3.運行エリア:坂城町内

4.料金:一回当たり500円

5.利用できる方:75歳以上の高齢者

令和4年度からの実証実験がスタートできるように準備を進めていきます。

また、詳細の内容につきましてもこれからさらに皆さまのご意見もお聞きし詰めていきます。

よろしくお願いいたします。

▼1枚目の写真。右から:関戸啓司副会長(坂城町商工会長)、山村、水出康成会長(坂城町区長会長)、上野敬一副会長(坂城町社会福祉協議会長)

坂城町長 山村ひろし

令和3年度 「秋の全国交通安全運動」 交通指導所開設

本日(9月21日)、「秋の全国交通安全運動」 の一環として、朝7時から田町交差点で恒例の交通安全指導を行いました。

交通指導所の開設に当たっては、千曲警察署、坂城町交通指導員、千曲交通安全協会、坂城町交通指導員の皆様さま約40名のご協力を得ました。

坂城町では、前年に比べ、全体としては交通事故が若干増です。

1月から8月31日現在で、

件数では昨年比 +2件の23件。

死亡事故は前年同様 0件。

傷者は前年比 +5件の33人。

新型コロナもいささか減少傾向ですが、これからの行楽のシーズン、交通事故にご注意願いたいと思います。

先日(1月25日)、「死亡事故0日」、連続1.000日の表彰を受けましたが、 今日現在の「死亡事故0日」は、1,241日です。

2,000日は約2年後、令和5年1月22日となります。

なお、「死亡事故0日」の地区別状況は以下の通りです。

中之条地区 1,241日(平成30年5月2日~)

南条地区  2,523日(平成26年10月28日~)

坂城地区  4,020日(平成22年9月22日~)

村上地区  6,899日(平成14年11月4日~)

今後とも皆様方のご協力を得て、交通の安全、安心を進めて行きたいと思っております。

▼今回も、新型コロナの影響も考慮し、例年行っている交通安全のチラシやティッシュなどの配布は取りやめ、皆で、手を振り交通安全のPRを行いました。

その後、町内各小学校、中学校の近辺を巡回し子供たちに交通安全の注意をいたしました。

▼以下、2枚目の写真は、千曲警察署大日方正明署長さん

坂城町長 山村ひろし

3市(長野市、上田市、千曲市)、1町(坂城町)で水道施設の視察

先週(9月17日)、長野市、上田市、千曲市、坂城町で将来の水道事業の広域化・広域連合を見据え、各首長さんとともに4か所の浄水場を見学しました。(主催:長野県企業局)

見学をした浄水場は、上田市の染屋浄水場、県企業局の上田市諏訪形浄水場、県企業局の長野市四ツ屋浄水場、長野市の犀川浄水場です。

これらの浄水場は、本年5月に厚生労働省が公表した「水道基盤強化計画策定に向けた水道施設の最適配置計画の検討業務一式報告書」において示された、50年後の施設最適化(案)で継続利用するとされた水道施設(浄水場)です。

当該地域の水道事業につきましては、この3市1町で構成される「上田長野地域水道事業広域化研究会」などの場でじっくりと議論を進めていくことになりますが、今回の見学で実際の現場をすることができ大変参考になりました。

坂城町長 山村ひろし