昨日(7月11日)、千曲市の更埴文化会館(あんずホール)で、令和5年度新国道上田篠ノ井間建設促進期成同盟会の総会が開催されました。(会長:小川千曲市長、副会長:山村)
上田市、坂城町、千曲市、長野市を結ぶ国道18号は、地域沿線の基本的な道路であり、生活や交流、流通などの交通手段として大変重要な役割を果たしていますが、交通量の増加や右折レーンの未整備等により、市街地の各所で慢性的な交通渋滞が生じている。
特に坂城地区では、この渋滞による救急搬送などに大きな問題が出ているだけでなく、沿線の生産活動への重大な問題が起きています。
このような状況の中で、上田篠ノ井バイパス(18号バイパス)の建設は地域住民永年の悲願です。
この期成同盟会の運動は60年も続けられていますが、全長、27.5キロメートルのうち事業化されているのは17.5キロメートル、いまだ手つかずの未事業化区間が10キロメートルあります。
坂城町区間、3.8キロメートルに(南条~上五明)では、平成26年度末から用地交渉及び用地買収等が進められ、用地取得につきましては、約86%(面積ベース)が完了いたしました。また、上五明地区では埋蔵文化財発掘調査を行い、網掛地区では軟弱地盤対策工事を行いました。
坂城町にとりましてはもう一つ、坂城インター先線の工事もだいぶ進捗してまいりました。
国道18号を越え、しなの鉄道を跨ぎ、工業団地への延伸に加え、千曲川に新たな鉄橋を作り、18号バイパスに接続する計画も目に見える形で具体化してまいりました。
これからも、国、県、等に対する要望活動を活発化させていきます。期成同盟会の総力をあげて頑張っていきたいと思います。
▼以下、写真は:開会のあいさつ(山村)、会長あいさつ(小川千曲市長)、神津衆議院議員、杉尾参議院議員、竹内県議会議員、小澤長野国道事務所長
坂城町長 山村ひろし