先日(9月29日)、さかきテクノセンター(理事長:依田穂積さん)で令和5年度第2回坂城経営フォーラムが開催されました。
急速に変化する社会・技術の中で、自社の技術進化や新たな分野への進出を図るためには外部シーズとの連携・活用が不可欠です。
今回は、坂城町と連携するか金沢工業大学、埼玉工業大学の先生方から、「社会実装を目指す研究シーズ」というテーマで、両大学の最新の研究成果を講演していただきました。
埼玉工業大学さんからは講師として、副学長・工学部長 福島祥夫 教授から「デジタル及びクリーンエネルギー社会を見据えた埼玉工業大学におけるシーズ~自動運転、エネルギ- & ものづくりDX~」というテーマでお話しいただきました。
また、 金沢工業大学さんからは、副学長・研究部長 廣瀬康夫 教授から、「社会実装を目指した金沢工業大学の研究活動の紹介」を」していただきました。
各々、最新の実践的な研究内容をお話しいただき、大変参考になりました。
内容は以下の通りです。
■ 発表研究シーズ
[埼玉工業大学]
- 自動運転技術に関する研究
- レドックスフロー電池に関する研究
- 水素利用に関する研究(射出成形への適用の基礎研究)
- 射出成形における金型監視技術に関する研究(IoT関連含む) ほか
[金沢工業大学]
- 工作機械のモデルベース開発に基づくデジタルツイン&VRシステムの構築
- 鐵の芸術 日本刀-「匠の技」を科学する-
- 研磨の基礎科学とイノベーション化の研究-粗研磨から超精密研磨・CMPまで
- 超硬質材料を対象とした高精度・高能率磨き加工法の開発 ほか
講演後は、一階ロビーで参加者との交流会も実施していただきました。
坂城町長 山村ひろし