金沢工業大学との連携会議

昨日(2月6日)、平成27年に締結された、金沢工業大学、坂城町、(公財)さかきテクノセンター、テクノハート坂城協同組合との連携協定に基づき、平成29年度の事業計画について打ち合わせを行いました。

金沢工業大学からは、石川名誉学長、河合産学連携局長、新川産学連携東京文室長、倉田主幹、坂城町側からは、栗林テクノセンター理事長、宮後テクノハート理事長他が出席されました。

平成29年度に向けて、「ものづくりのまちの産業振興に関すること」、「研究開発に関すること」、「教育及び人材育成に関すること」、「インターンシップに関すること」、「連携会議の設置」など種々のテーマでご議論いただきました。

また、金沢工大では、平成30年に新たな白山キャンパスを設置されるとの事です。

ここでは、金沢高専(5年)+大学(学部2年間)+大学院(2年間)の合計9年間を過ごすユニークな教育制度がスタートします。 (この間、寮での生活、ニュージーランドへの留学などが含まれるそうです。)

会議の後、鉄の展示館へ移動し、昨年新たに設置した、日本刀に関する研究パネルの前で、石川名誉学長の説明をお聞きしました。

この研究パネルでは、「日本刀のよく切れる ”スイートスポット” はどこか」、「刀の美しさの秘密は」 など分かりやすく解説されています。

日本刀に関する研究成果パネルの前で

左から:テクノセンター栗林理事長、山村、石川名誉学長、テクノハート宮後理事長

坂城町長 山村ひろし

薄雲太夫の続きの続き

薄雲太夫につきましては以前何回か掲載しました。  

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=30564
https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=43921
        

薄雲太夫が高尾太夫から受け継いだと言う打掛は昔の白黒写真でしか見たことはありませんでしたが、坂城町の耕雲寺に保存されていることがわかり、本日(2月6日)、学芸員とともに伺ってきました。

以下が、その内掛です。大分色あせてはいますが鮮やかな色彩は残っています。

薄雲太夫についてはまだまだ不明なところが多くありますが、学芸員の調査もふまえ、もう少し明らかになった段階で改めてご報告します。

今回初めて拝見した、耕雲寺保存の打掛

戦前の写真 「寳物 高尾圓盡卓袱」

        

内掛を収めていた箱。 大正2年に新しく作り変えたようです。

坂城町長 山村ひろし

びんぐしの里ソフトバレーボール大会

 本日(2月5日)、坂城町文化センター体育館で、坂城町ソフトバレーボール連盟(塚田会長)主催による、「第13回体協祭 第15回 びんぐしの里 ソフトバレーボール大会」 が開催されました。
      
 坂城町内外から31チーム、150名の皆さんが参加されました。(坂城町外からは、長野市、上田市、千曲市、立科町、青木村などから。すごいですね)
 昼過ぎから雪の降る中、体育館中では熱気むんむんの試合が展開されました。
 今回も、後援者として、(株)坂城町振興公社から 「坂城町巨峰ワイン」 が提供されました。
 坂城町長 山村ひろし

島田始さん講演会(新春経済講演会)

本日(2月2日)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター主催による新春経済講演会が開催されました。

左、中央:講演される島田始さん

講師は以前にもご紹介した流行仕掛け研究所代表の島田始さんです。     

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=43722

昨年お会いした際に、今回の講演のお願いをしていましたが、今日やっと実現しました。

今回も多面にわたる幅広い切り口からお話を頂き、大変参考になりました。

詳細は以下の坂城町ニュースをご覧ください。

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新春経済講演会 島田始さん

「激動する時代の読みかた、地域活性化のためのアイデア発想法」

新春経済講演会01

▲島田 始さん

2月2日(木)、坂城テクノセンターで、公益財団法人さかきテクノセンター主催による新春経済講演会が開催されました。

講師には、流行仕掛け研究所代表で、トレンドジャーナリストの島田 始さんをお迎えし、「激動する時代の読みかた、地域活性化のためのアイデア発想法」を演題にご講演をいただきました。

島田さんは、1973年に平凡出版(現マガジンハウス)へ入社し、雑誌『anan』でファッションや旅担当(アンノン族の旅ブームを仕掛ける)などを経て『Hanako』創刊に携わり、特集責任者として街や一流ブランド特集をはじめ、ティラミス、アウトレット、海外ウエディングなど数々のブームを作りだし、その後、書籍編集部編集プロデューサーを経て、2010年に独立されています。

講演では、様々な事例を取り上げながら、激動する時代で生き残るための体質づくりとして、「時代の変化に適応し、感性を磨くこと」「タブーを捨てること」「技術とアイデアを融合させること」が必要と話されました。また、商品を売るためには、「よいもの」を作るだけでなく、「よいもの」を「欲しいもの」にするために、情報を収集し未来を先読みしなければならないとのことです。講演の最後には、「坂城町には技術力という基盤があるので、そこに様々なアイデアを取り入れ、自分を革命家だと思って革新を続けていくことが地域の活性化につながる」と締めくくられました。

新春経済講演会02 新春経済講演会03

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坂城町長 山村ひろし

坂城中学校3年3組 模擬議会その後

先日、坂城中学校3年3組の生徒さんが、社会科の授業の一環として、「模擬議会」に参加していただいたことを掲載しました。

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=44542

今回の授業を通して坂城中学校の生徒たちがどのような感想を持たれたか興味を持っていましたが、先日(1月31日)、堀口校長先生が、担任の冨田先生のレポートをお持ちくださいました。

今回の模擬授業の事前のアンケートで、「将来、坂城町に暮らそうと思っているか。」という問いに、25人中、わずか4人(16%)が 「暮らそうと思っている」 という内容でしたのでいささかショックを受けておりました。

しかしながら、今回の「模擬議会」を通していろいろ勉強していただいた結果、「役場の方や町長の話を聞いて、坂城に暮らしてもいいかな、と思う人」 が、25人中18人(72%)となりました。

ちょっと安心したとともに、もっともっと子どもたちに坂城町の取り組んでいる事業について情報提供をしなければならないと痛感しました。

以下、子どもたちの感想です。 大変貴重な意見をたくさんいただきましたので、全文ご紹介させていただきます。 ありがとうございました。

(「模擬議会」後の感想)

・初めて「議会」というものを体験して、少し政治が身近なものだと感じることができた。すべての質問に対して回答が具体的で中学生でもわかりやすかった。

・坂城町では様々な政策を行っていることがわかり、自分たちも協力しなければならないと感じた。しかし、勉強しないとわからないことも多かったので、こういったことをもっと広く認知できるような工夫をしていけるといいと思いました。

・こんなにたくさんの具体的な政策を行っているとは知りませんでした。将来、坂城に戻ってきてもいいかな、という気持ちに少しなりました。

・坂城町に暮らすことは考えていなかったけれど、暮らしてみようかなと思えた。特に子育ての支援がすごく良いと思いました。

・思っていたよりも、詳しく丁寧に教えて頂いて良かったし、専門の方々はすごいと思った。

・僕たちが感じていた危機とは裏腹に 「切実な危機なんて迫っていない」 と言う町長さんの言葉が印象に残りました。起こりうる問題に対して、未然に対応していくといった意図の政策も聞き、これからの坂城がさらに発展してほしいと強く思った。

・今回の話を聞いて、坂城には良いところがたくさんあることに気付いたし、大人になっても坂城にいようかなと思いました。

・特に教育環境についての質問と回答を聞いていて、あたりまえだと思っていたALTや様々な工事も、しっかり考えていること、工夫していただいているということがありがたいです。

・今まで知らなかった坂城町で取り組んでいる政策を今回、模擬議会に参加することでたくさん知ることができた。前より坂城町が好きになった。

・自分が想像していた以上に取組みがされており、子どもたちの将来のために努めていることがわかりました。正直自分は坂城に帰って来なくてもいいと思っていたけれど、帰ってきてもいいかなと思えるようになった。

・少子高齢社会に向けた様々な取り組みを聞き、坂城町がもっと好きになったし、誇れる町だ、と思えた。

以上です。 いろいろな観点からの感想ありがとうございました。 大いに参考にさせていただきます。

坂城町長 山村ひろし

南条小学校金管バンド部さよならコンサート

昨日(1月29日)、坂城町立南条小学校音楽堂で、南条小学校金管バンド部 ”ハッピーブラス” のさよならコンサートが開催されました。

今年卒業する6年生8名にとっては最後の演奏会です。

いつもながらの、大変迫力のある素晴らしい演奏で満員の観客に大きな感動を与えてくれました。

詳細は以下の坂城町ニュースをご覧ください。

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南条小学校金管バンド部さよならコンサート

さよならコンサート01

1月29日(日)、南条小学校音楽堂で、南条小学校金管バンド部(南条ハッピーブラス)の「さよならコンサート」が開催されました。

同部は、今年度、同部史上最高難易度となる『Pops for Brass』を演奏し、東海小学校バンドフェスティバルで金賞、全日本小学校バンドフェスティバルで2年連続となる銀賞を受賞するなど輝かしい成績を収めました。

本日は、現メンバー34名の中心となり、今年度の活動を引っ張ってきた6年生8名にとって最後のコンサート。部員全員での演奏のほか、各学年や新入部員の3年生、保護者と先生方が演奏するステージ、日頃からご指導をいただいている早川潔先生のスペシャルコンサートなど、全20曲が披露されました。児童たちは、「日頃支えてくださっている全ての方々に感謝の気持ちとHAPPYが届くように」と、これまでの練習の成果を発揮し、部員のご家族や毎年このコンサートを楽しみにしている地域の皆さんなどで満員となった会場に素晴らしい演奏と感動を届けていました。

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坂城町長 山村ひろし

坂城中学校3年生模擬議会開会

昨日(1月27日)、坂城中学校3年生の社会科の授業の一環として坂城町議会議場を使った模擬議会が開催されました。

左から:坂城町議会塚田議長、答弁中の山村

6人の生徒により一般質問が行われましたが、いずれも坂城町のことをよく勉強した、素晴らしい質問ばかりでした。 頼もしいですね。 これからの皆さんのご活躍を心より期待します。

詳細は以下の坂城町ニュースをご覧ください。

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坂城中学校3年生による模擬議会開会

模擬議会01

1月27日(金)、役場議場で、坂城中学校3年3組による模擬議会が開かれました。

これは、社会科の授業で、経済の仕組みを消費者・企業・労働者の立場で学習し、国や地方公共団体が果たす役割を知った生徒が、「どんな町になれば『坂城』に帰ってきたいと思えるか」をテーマに模擬議会を開き、ふるさとの未来について考えるために実施されたものです。

塚田町議会議長による議事進行のもと、6名の生徒が町の政策について質問し、山村町長ほか町職員が答弁するという実際の町議会と同じ形式で行われ、生徒たちは緊張した様子でしたが、雇用、介護福祉、子育て支援分野について堂々と質問をしていました。

議会を終えると、「実際に質問することによって町の様々な政策の内容がよくわかった」「人口減少は坂城町にとっても重要な問題で、自分たちにもできることがあればやらなければならない」などの感想が述べられ、将来を担う生徒たちにとって大変貴重な体験となった様子でした。

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坂城町長 山村ひろし

坂城高校3年生 野口拓馬さん

本日(1月23日)、日本政策金融公庫主催の「第4回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で、県内で唯一ベスト100に入賞し、「信州ベンチャーコンテスト2016」では準グランプリを受賞された野口拓馬さんが坂城町役場へ来られました。

左:野口拓馬さん

若きベンチャー企業家の誕生を祈ります。 野口さんは今年の春から、新生の公立長野大学への入学が決まっています。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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坂城高校野口拓馬さん「使い捨てごみ箱」を開発し表彰

野口拓馬さん表彰

▲左から、田中 浩 坂城高校校長、野口拓馬さん、山村町長

坂城町出身 坂城高校3年生の野口拓馬さんが、「特許出願済み 使い捨てごみ箱」を開発し、日本政策金融公庫主催の「第4回高校生ビジネスプラン・グランプリ」において、県内で唯一ベスト100に入賞し、「信州ベンチャーコンテスト2016」では準グランプリを受賞されました。

「将来は起業家になる」という小さい頃からの夢に向かって前進する野口さんに、開発から受賞に至る経緯や現在の目標などについて語っていただきました。


野口拓馬さんは、経営者である父の背中を見て育ち、小学6年生の頃には将来は自分も起業家になることを志望。高校2年生の時に、「高校生が起業した」というニュースを聞いて、自分でもできるのではないかと考え始めました。そして昨年、紙製で中に入れたごみと一緒に捨てられる「使い捨てごみ箱」を開発し特許を出願。このごみ箱は捨てる際にふたができるように口の部分に別の紙をつけてあり、いくつか重ねて使用することもできます。これにより、第4回高校生ビジネスプラン・グランプリや信州ベンチャーコンテスト2016において上記のとおり優秀な成績を収められました。

開発の経緯について

「高校の清掃の際に、ごみ箱からごみ袋を取り出して捨てに行き、またごみ箱にごみ袋を入れるという毎日の繰り返しの作業を面倒に思い、ごみ箱ごと捨てられればいいと考えたのがきっかけです。ごみ袋のように簡単に捨てられるよう試行錯誤の末、まずは自分で何個もサンプルを作成しました。その後、県内企業の協力により試作品を製作してもらい、信州ベンチャーコンテストに向けて、長野市の企業に相談し、特許出願手続きを自分の手で行いました。」

受賞したことについて

「自分の実力を試したいと思って応募したのでうれしかったです。ただ、ここまで来れたのは多くの方のご協力のおかげなので、それに報いるためにも商品化できるよう頑張らなければいけないと思いました。また、自分にとってよい経験になりました。」

現在の目標は

「大学1年生のうちに起業すること。今はそのための土台作りを全力で行っています。まずはこのごみ箱にさらに改良を重ねて商品化したいです。他にも様々な商品を作って行きたいと思います。」

若くして将来を見据え、一歩ずつ着実に進む野口さんの、今後ますますのご活躍が期待されます。

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坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団出初式

昨日(1月22日)、坂城町消防団出初式が挙行されました。

心配していた天気も雲ひとつない快晴のもと堂々の行進、記念式典が行われました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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地域を守る責任と誇りを胸に 消防団出初式挙行

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▲街頭行進

1月22日(日)、坂城町消防団の出初式が盛大に挙行され、逆木通りでは、川島消防団長以下、消防団員及び婦人消防隊員約270名が、青空の下で威風堂々たる街頭行進を行いました。

その後、文化センター体育館に会場を移して式典を行い、消防団活動に功績のあった多くの方々が表彰されました。表彰された方の一覧は下記リンクからご覧ください。

▼式典

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坂城町長 山村ひろし

松木千俊先生

一昨日(1月21日)、能楽師で重要無形文化財総合指定保持者・坂城町特命大使の松木千俊先生、松尾名誉師範と久しぶりに会食をさせていただきました。

お二人は当日も雪の中、坂城町で子ども能楽教室の指導をしていただきました。

松木先生は日本各地で子どもたちに能楽を教えておられますが、昨年1年間で指導された学校が20校にのぼるそうです。

また、長野でも坂城町、千曲市、長野市で9校、560名がご指導を受けました。 すごいですね。感謝申し上げます。

今年、8月19日には、現在、野外ステージを建設中の 「びんぐしの里」 で第3回目の薪能が予定されておりその打ち合わせなどもさせていただきました。

左から:松木先生、山村、松尾名誉師範

子ども能楽教室の様子など、松木先生のブログに詳しく書かれています。

以下のサイトをご覧ください。

http://www.matsunokai.com/

坂城町長 山村ひろし