令和7年 第1回坂城町議会定例会 閉会あいさつ

 本日(3月21日)、令和7年第1回坂城町議会定例会が閉会しました。以下、閉会のあいさつを掲載させていただきます。

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 令和7年 第1回坂城町議会定例会の閉会にあたり、ひと言ごあいさつ申し上げます。

 3月3日に開会されました本定例会は、本日までの19日間の長きにわたりご審議をいただきました。

提案いたしました、公平委員会規約の変更、条例の一部改正、令和7年度の一般会計・特別会計・下水道事業会計予算、さらに追加議案でお願いいたしました、令和6年度一般会計・特別会計・下水道事業会計の補正予算と、全ての議案について原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。

 さて、2月26日に発生し、約2,900ヘクタールを焼失した岩手県大船渡市での山林火災は、発生から12日後の今月9日、ようやく鎮圧となりましたが、お一人が亡くなり、住宅など多くの建物にも被害を及ぼしました。亡くなられた方のご冥福と 被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げますとともに、改めて予防消防の大切さを痛感したところであります。

 そうした中、一昨日の19日に 町消防団任命式が行われ、「自分たちの地域は 自分たちで守る」という消防精神のもと、新たな分団長等の幹部や 新入団員の皆さんに辞令が交付されました。町民の安心・安全な生活を火災等から守るため、活躍されることを期待するところであります。

 さて、今週18日、今年度第3回目となります新複合施設 建設委員会を開催し、これまでの委員会や 施設利用者等とのワークショップでのご意見を踏まえた 施設の外観や 内部構成などのイメージをお示しする中でご協議をいただき、基本設計についてご確認いただきました。基本設計につきましては、来週28日に開催を予定しております 町民説明会で概要をご説明させていただくほか、町ホームページでも公表してまいりますので、町民の皆様とイメージを共有し、より良い施設となるよう引き続き取り組んでまいります。

 今年も卒業シーズンを迎え、町内各小学校では18日に、坂城中学校では19日に卒業式が行われ、学校長から一人ひとりに卒業証書が授与されました。卒業する児童・生徒の皆さんは、お世話になった恩師や苦楽をともにした同級生との別れを惜しみつつも、それぞれの未来に向けて、新たな一歩を踏み出しました。

 また、保育園につきましては、3園とも24日に卒園式を行います。令和6年度の卒園児は、3園合計で58人(南条27、坂城24、村上7)であります。卒園児の皆さんが、新1年生として元気に入学式を迎えられることを願っております。

 さて、明日22日から27日までの日程で、坂城中学校2年生の8名が、今年度のアメリカ海外派遣事業として アメリカ合衆国カリフォルニア州へ出発いたします。アメリカのプレシディオ中学校での授業体験や 生徒との交流をはじめ、シリコンバレーにおける世界トップレベルの企業や スタンフォード大学の見学、併せて、交流する現地中学生のお宅でのホームステイなど、貴重な経験ができる研修を予定しております。

 また、高校生タイ国研修事業につきましても、8名の高校生が23日から27日までの5日間の日程で タイに向け出発し、タイ国へ進出している町内企業の工場視察や、現地学生との交流、歴史・文化などの異文化体験 などを行ってまいります。今月11日には、現地視察でご協力いただく 企業3社の町内工場(株式会社桜井製作所様、日精樹脂工業株式会社様、株式会社都筑製作所様)を見学するとともに、現地工場の様子なども事前にお聞きしたところであります。

 多感な時期にある中学生、高校生が、海外での研修を通じて、国際理解や国際感覚を養うとともに、将来展望を考える有意義な機会になればと期待しております。

 さて、新年度に入りますと、様々なイベントや新たな事業がスタートいたします。

 令和4年4月から今年度までの3年にわたり 実証実験運行を行ってまいりました「デマンド交通(乗り合いタクシー)」につきましては、2月末現在で、登録者は380名を超え、ひと(つき)当たりの平均利用者数は277名と、たいへん多くの方にご利用をいただいております。また、利用目的といたしましては、自宅から 医療機関や 買い物先への利用が多く、高齢者の方々の日常的な交通手段として 確立しつつあると実感しているところであります。既に、利用者からの意見聴取や、町の協議会、公共交通会議等で実証実験運行の検証を行う中、利便性の向上を図るため、運行時間の延長などの見直しを行うこととし、現在は、新年度からの本運行に必要な手続きを終え、運行準備を行っているところであります。今後も運輸局やタクシー事業者等関係機関と連携し、より利用しやすい仕組みとなるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 4月は、子どもたちにとっても新たなスタートの季節となります。2日には各保育園の入園式が、4日には小中学校、7日には坂城高校の入学式と坂城幼稚園の入園式が行われます。未来を担う子供たちの晴れの姿をご覧いただくとともに、祝福していただければと思います。

 また、坂城中学校では新年度からジェンダーレス制服が導入されます。生徒一人ひとりが多様性を尊重し、それぞれの個性を大切にできる学びの場となることを願っております。

 次に、鉄の展示館では、来月3日から6月1日まで、企画展「蔦屋(つたや)重三郎(じゅうざぶろう)の頃の日本刀」を開催いたします。大河ドラマ「べらぼう~蔦重(つたじゅう)栄華乃夢(えいがのゆめ)(ばなし)~」に合わせ、江戸時代の刀剣類を展示いたしますので、多くの皆様にご来館いただきたいと思っております。

 また、4月6日から15日までの10日間、「春の全国交通安全運動」が実施されます。町民の皆様におかれましては、交通事故に遭わないよう、また、巻き込まれることのないよう、一層のご注意をお願い申し上げます。

 次に、20日には、第26回千曲川クリーンキャンペーンを、共催の坂城ライオンズクラブとともに計画しております。会場は例年どおり 埴科用水頭首工付近、大望橋周辺、鼠橋運動公園 マレットゴルフ場付近の3会場とし、時間は午前7時から8時30分まで行います。

 町のシンボルである千曲川の自然環境を守るため、大勢の皆様のご参加をお願いいたします。

 また、翌21日には、葛尾組合において 新リサイクルセンターの建設に向けた起工式を執り行います。これにより、いよいよ建設工事に着手することとなりますが、予定どおりに事業が進むよう、引き続き進捗管理に努めてまいります。

 23日には、びんぐし山において「植樹祭」を開催いたします。今年は、村上小学校の児童も参加して、総勢80人の皆さんにより、アカマツ600本の植樹作業を計画しておりますので、議員各位をはじめ 大勢の皆様にご参加をいただきたいと思っております。

 さて、今年で第20回を迎える「ばら祭り」につきましては、5月24日から6月8日までの16日間の日程で開催を計画しております。節目となる第20回目の開催に合わせ、今年度、バラ公園のトイレ改修や 園内通路の整備を行っているほか、薔薇人の会の皆さんを中心に バラの手入れなどを行うとともに、今後、イベント内容等について協議を進め、大勢の皆さんにご来園いただけますよう準備を進めてまいります。

 この冬は、日によって寒暖の差が激しい不安定な天候が続き、県内でも北部をはじめ、近年にない積雪を記録した地域もありましたが、春の足音は確実に近づいてきています。

 議員の皆様におかれましては、健康にご留意され、益々ご活躍されますことをご祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

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 坂城町長 山村ひろし

坂城中学校 卒業式

 3月19日(水)、坂城中学校の卒業式が行われ、 101名の生徒たちが旅立ちました。

  家庭科の時間に各々が手作りしたコサージュを胸に付けた卒業生は、各クラス担任から一人ひとりの名前を呼ばれると、次々に壇上で久保田校長から卒業証書を手渡されていました。保護者の皆さんは、我が子の成長を喜んでいるかのようにじっと見守っていました。

 「卒業生一人ひとりから将来の夢を聞いた。これから色々な可能性が広がっているので頑張ってほしい」と久保田校長の式辞で卒業生にメッセージが贈られていましたが、中学校でのすべての経験を大切に、新しい世界へ羽ばたいてください!

 卒業生の皆さん、おめでとうございます!

▼坂城中学校 久保田俊也校長先生

坂城町長 山村ひろし

坂城町 町内3小学校 卒業式

 3月18日(火)、町内の3小学校で卒業式が行われました。(写真は坂城小学校)
 各学校150周年を迎える今年、町内の小学校を卒業するのは95名(南条小:43名、坂城小:31名、村上小:21名)です。

 真新しい制服を着た卒業生は、無邪気な笑顔ながら、ぐっと大人びて見えました。

 卒業証書授与で、ひとりひとり名前を呼ばれ町田校長から卒業証書を受け取ると、6年間温かく見守ってくださった保護者の皆さんの前で卒業証書を見せていました。

 そして、在校生から感謝の言葉が送られると、卒業生からも在校生や保護者の皆さんに感謝の歌を返していました。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

坂城町長 山村ひろし

令和6年度 坂城町中小企業能力開発学院修了式が開催されました

 先日(3月18日)、坂城町商工会館で、令和6年度坂城町中小企業能力開発学院(学長:山村弘)の修了式が開催されました。

  今年度の修了者は、新入社員研修会:34名、新入社員フォローアップ研修会:15名、外国人従業員対象日本語学習:9名、パソコン・ワード・エクセル初級:7名、チーム力を上げるコミュニケーション:8名 の73名でした。

 修了式・パーティーでは鈴木雅視坂城町商工会長さんをはじめ大勢のご来賓とともに盛大にお祝いをいたしました。

▼学院長としてお祝いのあいさつをさせていただきました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団任命式

 3月19日(水)、役場講堂で、令和7年度坂城町消防団任命式が行われ、分団長、副分団長、班長および新入団員の皆さんが中嶋団長から任命を受けました。本部・各分団とも、町民の安心・安全な生活を守るため活動をしていきます。

 地域の消防防災の中核となる消防団は、近年の大規模災害発生などから重要性が増しています。坂城町消防団では、随時団員を募集しています。興味のある方は、住民環境課生活安全係(0268-75-6204)までご連絡ください。

坂城町長 山村ひろし

第30回坂城町文化協会美術展

 3月15日(土)、16日(日)の2日間、町武道館で、坂城町文化協会主催による「第30回美術展」が 開催され、絵画、書道、華道、写真、木彫、小中学生の書初め(優秀作品)、坂城高校美術部の作品など174点が一堂に展示されています。

 また今回は、令和6年10月に坂城町とツェレスティヌフ郡 および 坂城町国際交流協会とツェレスティヌフ郡国際交流協会の4者によるフレンドシップ協定を結び、これから文化交流も深まることが期待されることから、特別出品として、ポーランドの民族衣装や協定書などが展示されています。

 坂城町文化協会は今年設立40周年という節目を迎えるそうで、美術展開会式で、後藤敏一文化協会会長が「これからも情熱を持って活動していきたい」とあいさつしていたとおり、展示は「情熱」が込められた作品が並んでいます。ぜひ会場に足をお運びいただき、素晴らしい作品をご覧になってみてください。

以下、写真は後藤文化協会長他

坂城町長 山村ひろし

チアダンス 坂城町の宮本華寧さんが全国選手権大会に出場!

 3月14日(金)、チアリーディング&ダンス選手権「USA Regionals2025甲信越大会」のSenior編成Pom部門で2位という成績を収め、全国選手権大会に出場することになった「ナチュラルムーブメント321Trusteens」の宮本華寧さんが来庁しました。

 Senior編成Pom部門は高校3年生以下のメンバーの団体で、ポンポンを使って揃ったダンスやラインワークなどを披露する部門です。全国選手権大会で上位入賞すると世界大会出場の切符を手にすることができるもので、宮本さんは昨年に引き続きの出場、そして高校1年生の3名の新しいメンバーを加えた9名で全国大会に臨みます。

 「みんなと気持ちを合わせて頑張りたい」と抱負を語った宮本さん、全国大会では力強い演技と、とても愛らしい笑顔で会場中を魅了してください!

坂城町長 山村ひろし

坂城町小学生環境に関する標語コンクール2024 表彰 

 2月28日(金)、坂城町ごみ減量化推進員会主催による「坂城町小学生環境に関する標語コンクール2024」の表彰式が役場で行われました。

 坂城町ごみ減量化推進員会は、廃棄物の減量化・資源化を進めるため、町から委嘱された推進員の皆さんによる団体で、現在11名でさまざまな活動を行っています。そのひとつとして、毎年、4年生のごみ処理施設への社会科見学に合わせて、町内3小学校で環境学習を行っていて、環境について考えるきっかけとして標語の募集を行っています。

 今年の応募総数は86作品。その中から、厳正な審査の結果「最優秀賞」1点、「町長賞」1点、「教育長賞」1点、「優秀賞」3点が選ばれました。そのうち、表彰式には「最優秀賞」「町長賞」を受賞した2名が来庁しました。

 受賞は以下のとおりです。

最優秀賞  南条小 保坂旭人(ほさかあさと)さん

「温だん化 みんなで止めよう 地球のため」

町長賞  坂城小 冨山湊翔(とみやまみなと)さん

「分別は 地球の未来を 守るため」

教育長賞  村上小 山岸壮太(やまぎしそうた)さん

「リサイクル 分別すれば くりかえし」

優秀賞
  • 「温暖化 ぼくらのあせは 地球のなみだ」  坂城小 南澤律さん
  • 「分別は、 とても大切、 さあやろう」  南条小 赤池みづほさん
  • 「3R ごみをへらせる みんなの工夫」  村上小 瀬在華帆さん

坂城町長 山村ひろし

酒本歩先生(坂城町ご出身)待望の第4作「ひとつ屋根の下の殺人」拝読しました

 ミステリー小説 「幻の彼女」 で 「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」 を受賞されデビューされた酒本歩先生の待望の4作「ひとつ屋根の下の殺人」が出版されました。(出版元:原書房 2,090円)

 酒本先生からサイン入りのご本を送っていただいたので早速、拝読させていただきました。

 今まで、「幻の彼女」、「幻のオリンピアン」、「ロスト・ドッグ」など問題作を発表されておりますが、今回の作品はさらにブラッシュアップされた素晴らしいミステリーです。 ぜひ、お読みいただければと思います。

 何しろ、今回は事件の舞台が上田市です。 私にとってイメージできる上田市内、千曲川などの場面が出てきます。 お楽しみに。

 酒本先生は(本名:和田剛浩)、坂城町で小中高をすごされ、その後、早稲田大学を卒業され、リクルート社で長年勤務された後に、念願の作家としてデビューされました。

 そして、平成30年に「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞され、以降、大活躍をされています。

 ペンネームの酒本歩(さかもと あゆむ)は、お酒と本とウォーキングが好きなことからつけられたそうです。

以下の写真は、5年ほど前に坂城町役場にお出でになった際の写真。以下、四つの作品の表紙です。

 

坂城町長 山村ひろし

ポーランドの日本大使館で天皇誕生日祝賀レセプション(坂城町の紹介もされました)

 先日(2月21日)、ポーランドの日本大使館で河野章大使主催のもと、大使公邸で天皇誕生日祝賀レセプションが開催されましたが、昨年、ポーランドのツェレスティヌフ郡とフレンドシップ協定を締結したこともあり、坂城町も紹介されました。

 以下、ポーランド大使館から送られた様子をご紹介します。

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  「約300名のゲストが集まり、ポーランド政府高官や議員、経済・文化・学術関係者と共に、65歳を迎えられた天皇陛下の誕生日と両国の友好と未来を祝いました。

 式典は、フレデリック・ショパン音楽大学の卒業生コーラス・グループ国歌斉唱からスタート。

 続いて河野大使が挨拶し、両国の関係がさらに深まった1年を振り返りました。未来に向けて、大阪・関西万博などのイベントを通じて更なる交流が期待されています✨

🍣 美味しい日本の味を堪能!🍜

 津田公邸料理人が作った絶品の和食、日本が誇る日本酒や日本産ワインに加え、ワルシャワの和食レストランが提供した本格ラーメンや握り寿司も大好評でした。

🗾 日本の魅力が集結!

 ポーランドと所縁のある日本各地の自治体の産品や最新型の日本車が紹介され、特設ブースで大阪・関西万博2025の魅力も発信されました」 

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 とのことです。 坂城町からは、種々の坂城町の紹介写真、パンフレット、坂城町産のワイン(坂城葡萄酒醸造さんのワイン)などご紹介し、堪能していただいたようです。

 河野大使のスピーチでも坂城町にふれていただき、また、ツェレスティヌフ郡長も来られて、坂城町との関係について話していただいたようです。

 以下、レセプションの様子です。

 なお、ツェレスティヌフ郡とのフレンドシップ協定締結については以下のサイトをご覧ください。 https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/archives/8448

坂城町長 山村ひろし