坂城町「巨峰ヌーボーワイン」入荷

坂城町のワイン事業の第一歩として今年から取り組みました、「坂城町巨峰ヌーボーワイン」が入荷しました。

昨日(11月6日)、製造を依頼しました、山梨県のフジッコワイナリー さんから1,000本が初出荷されました。

左から:坂城町振興公社竹内支配人、宮下副町長、坂城運輸松山さん、山村、フジッコワイナリー の横塚社長さん、鷹野さん、小池さん

素晴らしい味と香りと彩りのロゼができました。

発売(解禁日)は11月17日からです。

「ねずみ大根祭り」とあわせて販売いたしますのでご期待下さい。

なお、「ねずみ大根祭り」については以下のサイトをご覧ください。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/event/W005H0000060.html

坂城町長 山村ひろし

ザンビアの竹内希さんから便りが来ました。(3通目)

ザンビアの竹内希さんから便りが来ました。(3通目)

元気に頑張っておられるようです。

以下、坂城町のホームページをご覧ください。

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ザンビアだより(第3回)

青年海外協力隊 竹内希さん

平成24年6月末に、町出身の竹内希さんが、青年海外協力隊としてアフリカ南部に位置するザンビア共和国へ派遣されました。

竹内さんは、現在、広島大学大学院に在学中ですが、理数科教師として、ザンビア共和国の生徒数600人程の中高一貫校に派遣されています。派遣期間は2年間を予定していて、その間、ザンビアの様子や体験したことを町へ定期的に報告してくださることになりました。

  • 青年海外協力隊事業

昭和40年に発足して以来、アジア、アフリカ、中近東、中南米、大洋州、東欧地域などの開発途上国に派遣し、それぞれの技術・技能を活かして派遣先の国づくり、人づくりに協力をしています。平成23年12月31日時点では、74ヶ国に2,169名の方が派遣されていて、派遣国から高い評価を受けています。

以下、竹内さんからのザンビアだより(第3回)です。

ザンビアだより~ 平成24年11月 竹内希

11月に入り、そろそろこちらは雨季になります。日中は日がさして暑いですが、夕方になると雷が鳴り始めて激しい雨が降ります。まるで、長野の夕立のようです。雨のおかげで、植物たちはとても生き生きと成長していますよ。

第3学期も残すところ1カ月、学校では高校3年生のための卒業試験が始まりました。ザンビアでは、卒業試験のために学校中の教室を利用するので、他の学年の生徒たちは授業を受けることができません。そのため、私も生徒に授業をすることができなくなってしまいました。今後は、卒業試験がどのように行われているのか観察しつつ、土曜日は生徒のために学校に行こうと思っています。

そして、嬉しかったできことがありました。それは、生徒が初めて私に手紙を届けてくれたことです!!任地に赴任してから約3カ月、教わることの方が多くて、何のためにここに来たのが自問自答することもありました。しかし、これからは周りの刺激になる存在として活動していけそうな気がします。何かしら生徒の力になれ、周りに少しでも刺激を与えられているのであれば、ここに来た意味があるのかなと。私自身の心構えも変わった1日でした。

ザンビアだより(3)_01

▲生徒からの手紙

10月24日はザンビアの独立記念日。セレモニーがあるというので、私も行ってみました。会場に到着すると、ザンビアの国旗をモチーフにした洋服や帽子で彩った人々。子供達も、ザンビア色。そう、ザンビア人は母国が大好きなのです!!ダンス、歌、マーチングなので盛大に盛り上がった後、国歌斉唱。毎週、月曜日には学校朝会で国歌を聞くことができるのですが、ザンビア人の歌声は本当にきれいです。長い植民地時代から独立を経て、ザンビア人の心はより一層1つになったのでしょう。母国愛について考えさせられる1日となりました。

私は、こちらに来て日本のことがより一層好きになりました。やはり、生まれ育った場所であり、四季折々の食や文化も素晴らしいものだと思います。ただ1つ残念に思うのは、日本の素晴らしさに日本人自身が気づいていないということ。私自身もここに来る前までは、気づいていませんでした。おそらく島国であるため、異文化が混入しにくい環境であり、自分たちの文化を保持しようという意識が働かないためではないかと思います。現代は、以前より簡単に海外に行くことができます。1歩、外側から日本を眺めてみることも良い機会になるのではと思いました。

ザンビアだより(3)_02

▲先生方との写真(右から2番目が竹内さん)

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坂城町長 山村ひろし

青木固研究所さんに「消防団協力事業所表示証」を交付

青木固研究所01

▲左から、佐野参与、山村、堀内常務取締役

先日(11月5日)、 青木固研究所さんに坂城町「消防団協力事業所表示制度」に基づく認定をし、表示証を交付しました。

この制度は、地域の消防防災力の充実強化を図るため、消防・防災活動に積極的にご協力いただく事業所を認定し、地域への社会貢献を評価、公表する制度です。 青木固研究所には、消防団活動にご理解とご協力をいただき、団員の勤務時間中の消防団活動への便宜など地域防災力の向上に努めていただいております。

坂城町では4件目の認定です。

坂城町長 山村ひろし

ねずこん頑張れ!(続々)「ゆるきゃらグランプリ」

 皆さま、一日一クリック。 続けていただいていますか。

11月から「ゆるきゃら」の順位とポイント数が表示されなくなりました。

順位とポイント数が表示されなくなると何となく目標がなくなり張り切り度合いが減るかもしれませんが、今が「勝負」です。

いわば闇夜の中でのゲリラ戦のようですが、「一日、一クリック」、 パソコン、携帯、スマートフォンあらゆる手でよろしくお願いいたします。

11月16日まで、あと10日間です。

「ねずこん」は以下のサイトから。

http://www.yurugp.jp/entry_detail.php?id=855

「ねずこん」 のような、こんなに可愛らしく、素晴らしいキャラクターはもっともっと皆さまに周知されなくてはなりません。

宜しくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

ちょっとうれしい話. 北沢秋(しゅう)さんからの手紙.

一昨日(11月2日)、作家の北沢秋さんからお手紙を頂戴しました。

先日(10月9日)、私のブログで北沢秋さんの「合戦屋シリーズ」についてコメントしたのを北沢さんがたまたまご覧になり丁重なお手紙をいただいたのです。

一部をご披露いたしますが、まことに恐縮のいたりです。

北沢さんがお気遣いいただいたのは、私が 「いささか残念なのは我が郷土の誇り 「村上義清」 がこの天才軍師、石堂一徹を使いきれない凡庸な人物として扱われています。」 という箇所なのですが、この点について以下のメッセージをいただきました。

『村上義清の評価については、小説を書きながらもこれでは坂城町の方は気を悪くされるだろうなと懸念してはおりました。 しかし物語としては主人公を立てるために誰か敵役を作る必要があるわけで、それには村上義清が最適とするほかはありませんでした。 武将を超一流、一流、二流、三流と分ければ、村上義清は一流に充分入る資質を持った人材だと思います。 ただ彼にとって不幸なことには、相手の武田晴信が超一流の人物だったことでしょう。』 とのメッセージをいただきました。

まことにお気遣いをありがたく感じます。

なお、北沢秋さんはこのシリーズをお書きになるにあたって、坂城町のふるさと資料館、上田の砥石城などにも足をお運びになられたそうです。

ぜひとも機会がありましたら、北沢秋さんを坂城町にお呼びしてサイン会など開催できればと思っております。

以下、念のため、私の以前のブログを再掲します。          

坂城町長 山村ひろし

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12/10/09 01:50

翔(か)ける合戦屋

北沢秋(きたざわ しゅう)さんの合戦屋(かっせんや)シリーズの第3作が9月末に出版されました。

この合戦屋シリーズは、「哄(わら)う合戦屋 」、「奔(はし)る合戦屋」、「翔(かけ)る合戦屋」の3部作で、我が村上義清の活躍した16世紀中頃の中信濃を舞台に、一時、村上義清に仕えた天才軍師、石堂一徹(架空の人物)が縦横無尽に大活躍する戦国ドラマです。

 どうやらこの「翔(かけ)る合戦屋」でひとまず幕が下ろされるようですが、さらなる続編があればと期待したいところです。

 しかしながら、作者の北沢秋さんは後書きで 「ここでこの駄文の筆をおくこととしたい」 と書かれているのでいささか残念な心持ではあります。

 この3部作のストーリーを述べるのは控えますが、大変面白い、ある意味では奇想天外でダイナミックな戦国絵巻が語られています。

 石堂一徹は欲を持たない当代随一の軍師であり、一方、城攻めのための「攻城車」のような特殊な装置を開発したり、まるで諸葛孔明のような策略家でもあり発明家でもあります。

 いささか残念なのは我が郷土の誇り 「村上義清」 がこの天才軍師、石堂一徹を使いきれない凡庸な人物として扱われています。

 例えば、武田晴信(信玄)が大敗した「砥石崩れ」はこの石堂一徹の策であり、反面、圧倒的に優位にあった深志城攻めで、武田晴信の北信侵攻を恐れ、突然城の包囲を止めて、坂城(坂木)へ戻ってしまった村上義清を責めています。

                              

 この小説は村上義清が武田信玄に滅ぼされる数年前で終わっているために坂城(坂木)から越後へ落ち延びる最期が書かれていないのがせめてもの救いでしょうか。

 また、興味深いのは、石堂一徹が架空の人物のため、戦場で大手柄をたて、敵の大将を血祭りにあげてもその人物も架空の大将であることです。これは、架空の人物に歴史を書き換えさせない工夫のようです。

 いずれにしても、素晴らしく面白い戦国読み物であり、大変勉強にもなりました。

 秋の夜長、皆様にもお勧めします。

                                           

 坂城町長 山村ひろし

JAIMS(日米経営科学研究所)40周年パーティー

昨日(11月3日)、品川の高輪プリンスホテルで JAIMS(日米経営科学研究所)の40周年パーティーが開催されました。

午前中は一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生の講義などもあり、一日種々のパネルディスカッションなどが行われました。

夕方は世界各国から約100名の卒業生が参加し、記念パーティーが行われました。

左から:山村、ブレア・オド博士、幹事の森島寛さん。(寛で「かんじ」とお読みするそうです)

JAIMSは富士通が40年前に国際的なビジネスパーソンの育成のためにハワイ・ホノルルに設立した米国のビジネススクールです。

設立後40年を経過しいまだに立派に経営されていることに感慨深いものがあります。

今年の1月には坂城町国際交流協会の皆さんも研修に出かけていただきました。

私がJAIMSに勤務していたのは1988~1992年で、1992年にはハワイで設立20周年記念のお祝いをいたしました。

それから早くも20年が経過したことになります。 これにも感無量であります。

(ちなみに、今年の11月3日は私の結婚40周年記念日でもありました。)

坂城町長 山村ひろし

「中庸」とは「真ん中のこと?」

以下のメッセージは些か政治的な意味を含んでいるかも知れませんが、言葉の意味を考えるという点でお読み下さい。

今日(11月1日)の報道によれば、民主党の新マニュフェストに「中道路線を明確にする『中庸』を明記する」とのことだそうです。

昨日の野田首相の発言でも中庸の意味は「行き過ぎず、偏らず、改革のど真ん中の道を着実に進む」と説明していますが、これは意味が違います。

「中庸」は四書五経の一つですが、その意味するところは決して、右と左を足して二で割るようなことではありません。

宇野哲人さんの言を借りれば、「中とは中正でかたよらず、過ぎたこともなく、足らないこともない至当の意義であり、庸とは常の道という意で、此の道は万世に亘っても易(か)わらず、又平常で何等の不思議もない」、つまり保守色の強い政党が出てきそうなので「中庸」を唱えるというのは本末転倒であると思います。

本来の意味にかなった、本当の「中庸」であって欲しいと思いますし、「中道」についても本来の意味を考えて欲しい。

坂城町長 山村ひろし         

ねずこん頑張れ!(続き)「ゆるきゃらグランプリ」

 皆さまのお蔭で、「ねずこん」の順位は大幅にアップしてまいりました。

本日(10月31日)午前5時現在で、全国の順位は435位、723ポイントです。(855位からこの1週間で急上昇!)、長野県の順位では18位までになりました。

誠にありがとうございます。

しかしながら、まだまだもう一頑張り、二頑張り、三頑張り必要です。

明日(11月1日)からは、順位とポイント数が表示されなくなります。

順位とポイント数が表示されなくなると何となく目標がなくなり張り切り度合いが減るかもしれませんが、これからが「勝負」です。

いわば闇夜の中での投票になりますが、「一日、一クリック」、 パソコン、携帯、スマートフォンあらゆる手でよろしくお願いいたします。

「ねずこん」は以下のサイトから。

                                              

http://www.yurugp.jp/entry_detail.php?id=855

      

「ねずこん」 のような、こんなに可愛らしく、素晴らしいキャラクターはもっともっと上位に行かなければなりません。

皆様宜しくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第74章)

 この章はいわば老子の「刑法論」ですね。

 前章の「天網恢恢」と同じように天が裁くということでしょう。

                                             

 民不畏死、柰何以死懼之。若使民常畏死、而爲奇者、吾得執而殺之、孰敢。常有司殺者。夫代司殺者、是謂代大匠斲、夫代大匠斲者、希有不傷手矣。

                                      

 民(たみ)死を畏(おそ)れずんば、奈何(いかん)ぞ死を以(も)って之を懼(おそ)れしめん。 若し民をして常に死を畏れしめて、而(しか)も奇(き)を爲(な)す者は、吾(われ)執(とら)へて之を殺すことを得ば、孰(た)れか敢えてせんや。 常に司殺(さつ)者有り。 夫(そ)司殺者に代る、是れを大匠(だいしょう)に代わりて斲(き)る謂(い)ふ。 夫(そ)れ大匠に代わりて斲る者は、手を傷つけざる有ること希(な)し。

                                       

 人民が絶望感、あるいは捨て鉢な気持ちになって死を恐れなくなってしまったらどのようにして死刑などの刑罰を恐れさせることができるのでしょうか。 逆にもし人民が死を大変恐れているのに、犯罪を犯した場合に、私が捉えて死刑にすることも出来るのですが、そうすると罪を犯す人が少なくなるかも知れません。 しかしながら、世の中には自然の道理として犯罪を犯した者が自然と死に至るような摂理が働くのです。 その死殺者に代わってあえて処分をしようとする者は、あたかも優秀な大工にかわって木を切るようなもので、必ず手を傷つけてしまうことになるのです。

                           

 老子流に言えば、犯罪を犯したものに対する刑罰についても大きな自然の動きの中で自然に淘汰されるということですね。

 無闇に天に代わって、あるいは「道」に背いて安易に死刑などの執行をしては「自ら手を傷つける」ということですね。

                           

 坂城町長 山村ひろし

                        

 

「セブン&アイの森」ボランティア活動

昨日(10月27日)、坂城町南条にある「セブン&アイの森」で今年2回目のボランティア活動が行われお手伝いをいたしました。

セブン&アイ・ホールディングスとセブンーイレブン記念財団は今年から、坂城町南条の山林で長野森林組合、南条生産森林組合の指導を受けながら「セブン&アイの森」と名付けられた山の管理をボランティア活動として作業をしていただいております。

ご挨拶する山村

今年は「何故、森林は間伐や草刈が必要なのか?」というお話を聞いていただいた後、除伐、つる切りの作業をしていただきました。

この作業には東京からバスでこられた本社の方々、長野地区のセブンイレブンのオーナーの方々、そのほか関係者を入れると総勢160名の方々の参加となりました。

限られた時間ではありましたが、参加者の方々に汗をかいていただいたあと、びんぐし湯さん館で温泉に入っていただきました。

このプロジェクトは5年間続けられることになっています。

皆さんお疲れ様でした。

坂城町長 山村ひろし