坂城町商工会青年部から寄付をいただきました。

昨日(6月20日)、坂城町商工会青年部(部長:守屋健作さん)の皆さんが、東日本大震災で被災された方々への義援金、10万円を持って来られました。

商工会青年部の皆さんは、39年前から町内の保育園・幼稚園・小中学校に順番に寄付をされておられます。 今年は坂城幼稚園ヘ、昨年12月31日に実施した年末チャリティーイベントの売上の一部を寄付されました。

さらに今年は、その売り上げの一部を東日本大震災で被災された方々への義援金として、寄付をいただきました。 この義援金は、町を通して被災地へ送られることになります。

写真左から、 ひしこタクシー 畑山哲次郎さん、 中沢商店 中沢郁夫さん、内山自動車 内山貴博さん、山村町長、守屋工機 守屋健作さん、三井造園 三井隆史さん、 共和金型 竹鼻裕司さん

坂城町商工会青年部の皆さん誠にありがとうございました。

坂城町長 山村ひろし

中之条区で災害時物資供給協定

昨日(6月18日)、中之条区(吉川区長)及び中之条区自主防災会(片山会長)と中之条区内の4つ事業者の皆さんにより、坂城町の区としては初めての「災害時における応急生活物資供給に関する協定書」が結ばれました。

自主防災会  片山吉一 会長

前列、左からご協力いただいた、 とみや様、 高峰建設様、吉川中之条区長、 ロビニア様、塚田鋸店様

中之条区では、今までにも自主防災会として、災害に対して積極的な防災活動を推進しておられます。 このたび、災害が生じた場合の対応策として、中之条区民への生活物資等のスムーズな供給を可能とするために、中之条区の4つの4事業者さん( ロビニア様、 とみや様、 高峰建設様、塚田鋸店様)のご協力により様々な応急生活物資が災害時に中之条区民へ供給することが可能となりました。

町としての取り組みのほかにこのように自主的な取り組みを行われている、中之条区の皆様に敬意を表します。

坂城町長 山村ひろし

坂城町の観光案内(動画)

坂城町では坂城町の素晴らしさをもっともっと多くの方に知っていただこうと、富士通 さん、ならびに富士通エフ・オー・エム さんのご協力により以下のサイトで、動画 「信州さかき観光案内」 の提供を始めました。

(以下のサイトをクリックしてください)

http://www.town.sakaki.nagano.jp/html/sakakimap.htm

どうぞ、お楽しみください。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第53章)

この章もなかなか示唆に富んだ章です。

今の政治のあり方、国民の態度、考えさせられること大いにあります。

 使我介然有知行於大道、唯施是畏。大道甚夷、而民好徑。朝甚除、田甚蕪、倉甚虚、服文綵、帶利劔、厭飮食、財貨有餘。是謂盗夸。非道哉。

                                   

 我をして介然(かいぜん)として大道(たいどう)に知行(ちかう)すること有らしめば、唯(ただ)施(し)を是(これ)畏(おそ)る。 大道は甚(はなは)だ夷(たいら)かなるも、而(しか)も民は徑(こみち)を好む。 朝(てう)は甚だ除(じょ)なれども、田は甚だ蕪(ぶ)し、倉は甚だ虚(むな)し。 文綵(ぶんさい)を服(ふく)し、利劔(りけん)を帯び、飲食に厭(あ)き、財貨餘(あまり)有り。 これを盗夸(とうこ)と謂(い)う。 非道なるかな。

                          

 もし自分にはっきりとした大道にのっとった知恵があれば小道に入ることを恐れます。 大道は大きく開けているのに普通の人民は小道を行きたがるものです。 宮殿ははなはだ奇麗なのに田畑ははなはだしく荒れ、倉も空っぽである。 それなのに奇麗な衣服を身につけ鋭い名剣を帯び、飽食をし、ありあまる財宝を持っている。 これを盗賊といわざるを得ない。 道に反する行いです。

                    

             

 「大道は甚(はなは)だ夷(たいら)かなるも、而(しか)も民は徑(こみち)を好む」

 「大道は大きく開けているのに普通の人民は小道を行きたがる」

 つまり、大道をしっかりと歩めば何の問題もないのに、わざわざ、「小道」「隘路」を選び難渋してしまう。 正々堂々と大道を歩む世の中であって欲しいですね。

                    

 坂城町長 山村ひろし

                        

 

平成24年 坂城町 第2回議会定例会 閉会ご挨拶

 本日(6月15日)、平成24年坂城町第2回議会定例会が閉会いたしました。
 以下のご挨拶を申し上げました。
                          
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平成24年 第2回議会定例会 閉会ご挨拶
                 
平成24年第2回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 
 6月4日に開会されました本定例会は、本日までの12日間にわたりご審議をいただきました。また、本議会は、議員の皆様の発案により、夏場の節電の一環として、一般質問の開始時間を午前8時30分からとされました。この新しい取り組みを行いました議員各位に、誠に時流にあった対応であると改めて敬意を表します。さて、提案いたしました請負契約の締結、条例の制定、一部改正、工業団地開発事業特別会計、一般会計補正予算、下水道事業特別会計補正予算、さらに、追加日程でお願いいたしました人事案件を含め、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。
 
 さて、平成24年度 長野県知事表彰受賞のご報告がございます。
 既に、新聞などで報道されておりますように、当町ご出身の2名の方が表彰されました。
 町議会議員として昭和62年4月より6期24年間に渡りご活躍されました、柳沢昌雄さんが、地方自治功労賞を、元社団法人 県経営者協会 理事として、多方面にご活躍されました日置恒明さんが、産業功労賞をそれぞれ受賞されました。
 この度の受賞は、町といたしましても大変喜ばしいことであります。今後におかれましてもご健勝で、ご活躍をご祈念申し上げます。
 
次に、当町も加入し、出資しておりました図書館ネットワークシステムなどを運営していました「株式会社テレコムユー」が3月末で解散いたしました。
現在、清算手続きが進められており、清算金につきましては、出資割合に応じてそれぞれの株主に配分される見込みであります。
 なお、図書館ネットワークシステムにつきましては、財団法人上田市地域振興事業団に引き継がれます。現場での事務事業の遂行には支障はございません。
 
青空と千曲川の新緑にかこまれ、6月2日に開会式を行いました「第7回ばら祭り」につきましては、あさって17日(日)をもちまして、16日間の開期に幕を下ろします。
春先、開花の状況を心配いたしましたが、薔薇人(バラード)の会の皆さんや、オーナー企業の皆さんのばらに対する思いが見事に開花し、昨日までに県内外から3万人を超える皆さんに「さかき千曲川バラ公園」にお越しいただき、「ばらの町さかき」をご堪能いただきました。
テレビでの生放送後の週末は大変大勢の来客となり、特に、この10日の日曜日には、天候にも恵まれ朝夕にご来園いただいた皆さんも含め、1日で約1万人の方々が訪れ、実行委員会の予想を上回る来園者に、嬉しい悲鳴となりました。
今回のばら祭りにつきましては、さかき千曲川バラ公園の他に、鉄の展示館における小松美羽さんの絵画展や、中心市街地コミュニティセンターでのマジックショー等を開催するなど、ばら祭りとのコラボレーションを実施し、大変ご好評をいただいております。
これからも、このばら祭りを交流や観光の拠点として位置付け、さらなるまちづくりの活性化に繋げてまいりたいと考えております。
 
今議会の招集あいさつで申し上げましたが、葛尾山及び自在山25haの松くい虫防除の空中散布につきましては、南信地方で週末に空中散布の日程が組まれている自治体が、予定通り実施されますと、来週18日(月)に、当日の天候等の状況はありますが、予定どおり実施いたします。
実施にあたりましては、長野県防除実施基準に基づき、安全性に十分考慮し、住民の皆さんの健康に配慮する中で、地元区の皆さんをはじめ、町内の小中学校、高校、保育園、幼稚園、福祉施設及び関係団体へ前もっての情報提供や坂城駅、テクノさかき駅への告知板の掲示、体調や薬害などの心配される方への配慮等、リスクコミュニケーションの強化を図ってまいりました。
空中散布の実施にあたりまして、今月号の広報や町ホームページに掲載してあります「注意事項」をご覧いただき、散布区域内に近づかない、どうしても外出しなければならないときは、「帽子・マスク」などの着用により自主的な防護を行うなどの諸注意をお守りくださるよう、町民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
 
 来月1日(日)には、町ポンプ操法大会が開催されます。地域を守る消防団員が、有事の際の機敏な対応や消防技術の向上を目指し、日頃の訓練の成果を発表いたします。多くの皆さんの応援をお願いいたします。
 また、この大会の優勝分団とラッパ分団は、7月8日(日)に千曲市大西緑地公園で行われる、埴科ポンプ操法大会及びラッパ吹奏大会に出場いたします。
 なお、ラッパ分団は、昨年から専門の講師の指導のもと、訓練を重ねてまいりました。訓練の成果を期待いたします。
 
改修工事を進めております「びんぐし湯さん館」につきましては、現在の改修工事により、玄関の導入部から大広間までのバリアフリー化、授乳室の新設など、どなたにも優しく親しみやすい施設に改め、7月20日にしゅん工式を行い、翌21日(土)にリニューアルオープンとなります。また、開館日の拡大や、イス席のレストランの新設、そして、拡充された厨房施設による飲食のメニューの充実など、魅力アップした湯さん館にご期待いただければと思います。
 
次に、7月27日から30日までの間、中国上海市交流団が中国を訪問いたします。南条小学校長の児玉校長を団長とし、引率教員4人、小学生13人の計17人で、そこに私も同行いたします。子ども達には、経済成長の著しい中国の様子をじかに感じて、国際感覚を養い、今後の心豊かな人間形成につなげてほしいと考えております。
私は、この教育交流に尽力をいただいている復旦大学を表敬訪問し、友好を深めてまいりたいと考えております。
 
夏を彩る町民まつり「坂城どんどん」を8月4日(土)に開催いたします。昨年に引き続き、東日本大震災により坂城町に避難されている方々をご招待するなど東北地方、長野県栄村の被災地支援事業を計画しております。
 なお、その頃は「ロンドンオリンピック」が開催されておりますので、それにちなみ「どんどんオリンピック」を開催したいと考えております。さらに、今ではすっかり人気者となりました「ねずこん」との記念撮影会も予定しております。夜の部の踊り流しとともに、様々なイベントや催しを計画いたしておりますので、大勢の町民の皆さんのご参加をお願いいたします。
 
これから暑さが増してまいります。議員各位におかれましても、健康に留意され、ご活躍さますことを祈念申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。
                                  
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坂城町長 山村ひろし

機械要素技術展への出品 (6月20日から22日まで、於:東京ビッグサイト)

昨日(6月13日)、坂城町出品者協会(会長:山村弘)の総会がありました。

議事内容は主に来週6月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催される、第16回機械要素技術展に出品される会員会社の皆さんとの打ち合わせです。

昨年開催の様子

この、機械要素技術展(M-Tech)は、軸受、ベアリング、ねじ、ばねなどの機械要素や、金属、樹脂に関する加工技術を一堂に集めた専門技術展で、毎年、設計・開発、製造・生産技術部門を中心とした製造業ユーザーが多数来場し、出展企業と商談を行っています。

アジア最大の大会と言われており、今回も国内外から1,850社が参加する予定です。

坂城町からも毎年4〜5社が参加されています。

今年は、(株)アルプスツール、(株)イケダ、(有)エフディ企画、日機工業(株)、(株)ヤマザキアクティブの5社が参加されます。

坂城町としてのブースを作り、参加各社が展示説明コーナーを作ります。

大きな成果を出されることを祈念します。

どうか、皆様もご来場される機会がありましたら応援よろしくお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

http://www.mtech-tokyo.jp/ja/Home/

坂城町国際交流協会総会

先日(6月9日)、平成24年度坂城町国際交流協会(安島会長)の総会が午後6時から、中心市街地コミュニティーセンターで開催されました。

同協会では、今年も数多くのプログラムを予定されています。

また、坂城町国際交流協会は今年1月、海外研修プログラムで米国、ハワイのビジネススクール(JAIMS)で研修を行なったこともあり、総会の後、ハワイアンの演奏、フラダンスなど盛りだくさんのプログラムで大いに盛り上がりました。

坂城町国際交流協会 安島会長

ハワイアン演奏:モアナ・ハワイアンズ

代表:スティールギターの朝倉国勝さん

「アロハ・スマイル」 の皆さんの素晴らしいフラダンスの披露などがあり、数多くのゲストの方々と会員とで交流が行われました。

坂城町長 山村ひろし

日本刀展示会

昨日(6月9日)から、第3回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会が開催されました。 (主催:公益財団法人日本刀文化振興協会、大倉集古館)

あわせて、ホテルオークラで表彰式が開催され来賓として出席しました。

公益財団法人日本刀文化振興協会(会長:柳井俊二氏)の専務理事として坂城の刀匠 宮入恵さんが活躍されておられます。

今回の展示会でも日本刀部門で宮入さんの弟子で坂城町在住の河内一平さんが金賞一席に、根津啓さんが金賞二席・新人賞を獲得されました。

河内一平さんの出展作(金賞一席)

根津啓さんの出展作(金賞二席・新人賞)

日本刀は日本の文化を総合的・象徴的にあらわす素晴らしい伝統技術であり文化です。

幸いにも坂城町には宮入さんを中心とした「刀文化」を具現化する素晴らしい方々がおられます。

坂城町としては鉄の展示館の運営を一つの核としてこれからも積極的に応援をしていきたいと思います。

表彰式会場にて、左から:山村、宮入恵さん、同協会の評議員も勤められている金沢工業大学石川憲一学長さんと。

坂城町長 山村ひろし

早起き野球 惜しくも引き分け

「坂城町早起き野球連盟 春季リーグ戦」 も中盤に入っています。

今まで3戦3敗と苦しい戦いを続けている我が 「坂城役場チーム」 本日(6月8日)は「横町クラブ」 相手に熱戦を繰り広げましたが、惜しくも 1~1 の引き分けに終わりました。

次回は6月15日、相手は 「長寿庵タイガース」 です。 

会場は文化センターグランド 試合開始は朝6時から。

皆さんの応援をよろしくお願いします。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第52章)

 この章も 「老子的生き方」 について述べています。

 道のあり方をよく理解し、「道」を踏襲すれば終生危ういことがないと言うことです。

                                                     

 天下有始、以爲天下母。 既知其母、復知其子、既知其子、復守其母、没身不殆。 塞其兌、閇其門、終身不勤。 開其兌、濟其事、終身不救。 見小曰明、守柔強。 用其光、復歸其明、無遺身殃。 是謂習常。

                              

 天下に始(はじめ)有り、以(も)って天下の母と爲(な)る。 既にその母を知り、復(また)其の子たるを知る。 既に其の子たるを知り、復其の母を守れば、身を没するまで殆(あや)ふからず。 其の兌(あな)を塞(ふさ)ぎ、其の門を閉づれば、終身勤(つか)れず。 其の兌を開き、其の事を濟(な)せば、終身救はれず。 小を見るを明と曰(い)ひ、柔を守るを強と曰ふ。 其の光を用ひて、其の明に復歸すれば、身に殃(わざわひ)を遺(のこ)す無し。 これを習常と謂(い)う。

                           

 この世の中のはじめにはその根源があります。 それが世の中の「母」と言えるでしょう。 その「母」の存在を良く理解し、そこから生まれた現実の世界つまり「子」の実態を知ることが大切です。 その世の中の実態を知り、根源である「母」を大切に守ることができれば終生危うくなることはありません。
 欲望や好奇心のもととなる耳目・五感や心の門をしっかりと閉じていれば一生疲れることはありませんが、逆にすべての感覚を開け放ってしまうと生涯救われることはありません。
 五感で察知できないような微小なものや兆しをとらえることが出来ることを明知と言います。 また、常に柔軟なありかたを守ることはむしろ本当の強さと言えます。 どんな微弱な光をとらえ常に明知を働けせることができれば自らの災いは無くなります。 これを常の道に従う恒常と言います。
                 
                          
                                    
 一定不変の 「常道」 に従っていれさえすれば、終身勤(つか)れず、終身救われるということのようですね。
                     
                     
                            
 坂城町長 山村ひろし