風越まつり(坂城町・上平)

先日(5月6日)、坂城町・上平で「平成24年風越まつり」が開催され私も参加しました。(主催:風越祭実行委員会 瀧澤巌会長)

これは、「上平を元気にする会」が長野県の元気づくり支援金を利用して九竜山へ至る遊歩道や駐車場、池、山野草園、山菜広場ならびにトレッキングコースを整備したのを契機に今年初めて「24風越まつり」として開催したものです。

今回、坂城トレッキングクラブ(柳沢直幸会長)も協力し、約100名の老若男女の方々が参加しました。

途中、時々、大雨が降ったり、雷が鳴ったりしましたが、一同無事に山歩きをしました。

信州民報の記事

坂城町長 山村ひろし

坂城町出身の画家 「小松美羽 展示会」

「美しすぎる銅版画家」とも言われている、坂城町ご出身の銅版画家 小松美羽さんの展示会が 「鉄の展示館」 の10周年記念ともあわせて以下の要領で開催されます。

多数の皆様のお出でをお待ちしております。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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鉄の展示館(館長:山村弘)は、今年の9月で開館10周年を迎えます。これを記念して、2回にわたって特別企画展を行います。

その第1弾として、端麗な容姿と独特の感性から生み出される作品により注目を集めている町出身の画家小松美羽さんの展覧会を開催します。

故郷で初めての個展開催にあたり、これまで発表してきた銅版画作品を中心に、今回の個展のために制作した新作が出展されます。この新作は地元坂城で語り継がれてきた民話「大鼠と唐猫」を題材にしたもので、ほかにも坂城町の風景や見所、歴史、特産物や風土などを盛り込み、鉄の展示館のイメージである日本刀とコラボレーションした作品です(9メートルを超える大作)。新進気鋭の画家として活躍している小松さんの世界にぜひふれてみてください。

期間・開館時間

  • 期間:5月26日(土)~7月16日(月・祝)
  • 開館時間:午前9時~午後5時00分 ※入館は午後4時30分まで

入館料

  • 一般:400円 中学生以下無料
    20名以上の団体:各300円

ギャラリートークについて

小松さんによるギャラリートーク(申込不要)が下記日時により開催されますので、ぜひ足をお運びください。

  • 日にち:6月2日(土)・16日(土)・7月7日(土)
  • 時間:午後1時30分~

鉄の展示館について詳しくは↓こちらから

問い合わせ先

坂城町 鉄の展示館

TEL 0268 82 1182
有線 82 1128

坂城町長 山村ひろし

平成24年5月のできごと

登録日:2015年9月27日

5月26日(土)小松美羽展覧会開催!

小松美羽展覧会01

5月26日(土)、鉄の展示会で、町出身の画家小松美羽さんの展覧会「画家・小松美羽  ふるさと坂城を描く~神ねずみと唐ねこさま~」が開催初日を迎えました。

鉄の展示館は今年の9月で開館10周年を迎えます。この展覧会は、これを記念しての特別企画展で、小松さんにとっては初の個展となる記念すべきものです。地元坂城をこよなく愛する小松さんは、坂城で語り継がれてきた民話「神ねずみと唐ねこさま」を今回の個展のテーマとして、新作を制作しました。この新作は、大ねずみと唐ねこが千曲川に流されて、やがて神様になる様を、坂城町の風景や見所、歴史、特産物や風土などを盛り込んで表現した9メートルを超える大作です。この作品の他にも、小松さんがこれまでに発表してきた銅版画や、先日、町へ寄贈していただいたアフリカ・ウガンダ共和国で撮影した写真などが展示されています。開催期間は7月16日(月・祝)までとなっておりますので、ぜひ鉄の展示館に足をお運びいただき、小松さんの世界をご堪能ください。

▼開催初日、来館者とふれあう小松さん

小松美羽展覧会03

小松美羽展覧会02

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5月23日(水)小松美羽さんから写真ご寄贈

写真寄贈01

5月23日(水)、町出身の画家小松美羽さんから、アフリカ・ウガンダ共和国で撮影した写真15点が、町に寄贈されました。

昨年、長年の念願だったウガンダを旅し、神秘の動物マウンテンゴリラと出会った小松さんがシャッター越しにその時の感動をこめて収めたものや、その他ウガンダの様々なシーンを切り取った貴重な写真です。寄贈された写真は、5月26日(土)から鉄の展示館で開催する小松さん初の個展「画家・小松美羽  ふるさと坂城を描く~神ねずみと唐ねこさま~」にあわせ、鉄の展示館でご覧いただけます。画業以外にも多彩な才能を発揮する小松さんの姿をぜひご覧ください。

▼寄贈された写真の内の1点

写真寄贈03

▼取材を受ける小松さんと山村町長

写真寄贈04

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坂城町早起き野球連盟春季リーグスタート

今年は、寒い春が続きましたが、一昨日(5月4日)は早くも「立夏」。  ところが、北アルプスでは8人もの方が遭難する登山事故がありなかなか安定しない天候が続いています。

その中で、「坂城町早起き野球連盟春季リーグ」 (会長:竹内禎夫氏、 私は名誉会長)がスタートしました。

本日(5月6日)、朝6時から坂城町文化センターで開会式が行われました。

坂城町早起き野球連盟会長 竹内禎夫さんのご挨拶

今回のリーグ戦に出場するチームは「ドンファーマーズ」、「長寿庵タイガース」、「坂城ジャイアンツ」、「坂城町役場」、「長野石油輸送」、「寿クラブ」、「横町クラブ」の7チームです。 (出場選手 133名)

今年で44回目を迎えるリーグ戦、かつては、50 数チームでリーグ戦を競ったそうですが、現在はこの精鋭 7 チームで競われています。 

また、秋にはトーナメント戦も予定されています。

昨年優勝チームは「ドンファーマーズ」

試合は5月9日から8月初めまで、水曜日、木曜日、金曜日の毎朝6時に坂城町文化センター グラウンドで開催されます。

是非、大勢のみなさんの応援をお願いいたします。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第47章) ビートルズも歌う老子

この章は老子の中でも重要な章ですが、もっとビックリするのは、あのビートルズがこの章を歌っているのです。 下段のユーチューブのサイトをクリックしてみてください。

不出戸知天下、不窺牖見天道。其出彌遠、其知彌少。是以聖人、不行而知、不見而名、無爲而成。

                          

 戸を出(い)でずして天下を知り、牖(よう)より窺(うかが)はずして天道を見る。 其の出ずること彌々(いよいよ)遠(とほ)ければ、其の知ること彌々少なし。 是(ここ)を以(も)って聖人は、行かずして知り、見ずして名(あきら)かに、無爲にして成る。

                            

 聖人といわれている人は外に出なくても世の中のことが分かり、窓から外を窺わなくても自然の動きが良く分かるのです。 やみくもにどんどん外に出て行っても本質的なことはほとんど理解出来ません。 人は出歩かないでも世の中のことが良く分かり、見なくても物事の本質が良く理解でき無為の状態ですべてのことを成し遂げることが出来るのです。

                       

 真理は内面にあり、ということですね。

 以下は、ビートルズのジョージ・ハリスンが作曲した「The Inner Light」という曲です。ビートルズはしばしばインドに行っていますが、特にジョージ・ハリスンはインド音楽に傾倒しています。 ハリスンはこの詩を中国の「老子」として意識していたかどうか分かりませんが、 とにかくインド風の老子です。

              

                                      

(英語訳)・・ほぼ上述と同じ意味です。

 

Without going out of my door
I can know all things on earth
With out looking out of my window
I could know the ways of heaven

The farther one travels
The less one knows
The less one really knows

Without going out of your door
You can know all things of earth
With out looking out of your window
You could know the ways of heaven

The farther one travels
The less one knows
The less one really knows

Arrive without travelling
See all without looking
Do all without doing

                                          

(ユーチューブ)

http://www.youtube.com/watch?v=7oSuzEqHOcE

あるいは、「春は枝頭(しとう)に在りて已(すで)に十分」。 (戴益 たいえき:中国宋時代) とも同じ意味でしょうか。

この意味は、「春を求めて一日中外を探したが、見つからなかった。 疲れ果てて家に戻って、自宅の庭先の梅の枝を見たら、その枝先に春のあることが分かった。」ということです。   

坂城町長 山村ひろし

                     

八十八夜祭、葛尾祭

先日(4月29日)、八十八夜祭、葛尾祭。 坂城神社境内にある小さな祠、「蚕国大神」 前で神事を行った後、葛尾城まで登山道を整備しながら登りました。 (私は坂城神社祠前のみ参加でした。)

「蚕国大神」の祠

祠の前で神事を行い、約30名の参加者は一同、登山。

 かつて養蚕業が盛んな頃は、養蚕守護の神として、農、工、商、諸業繁栄、交通安全守神として信仰されていました。

上田にも 「蚕養国神社」 があります。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第46章)

 この章は、以前の第44章にあった、「足るを知る」 の関連です。 老子は欲望を禁じろとは言っていないのですが、「ほどほどに」ということを説いています。 ここでは、軍事の例を挙げています。

                          

 天下有道、却走馬以糞。天下無道、戎馬生於郊。罪莫大於可欲、禍莫大於不知足、咎莫大於欲得。故知足之足、常足。

                             

 天下に道有れば、走馬を却(しりぞ)けて以(も)って糞(つちか)ふ。 天下に道無なければ、戎馬(じゅうば)、郊(こう)に生ず。 罪は可欲(かよく)より大なるは莫(な)く、禍(わざわひ)は足るを知らざるより大なるは莫く、咎(とが)は得(え)んと欲するより大なるは莫し。 故に足るを知って之れ足れば、常に足る。

                             

 天下に道の考え方が行き渡っていれば、戦時の伝令用の馬(おもに牡)などは追いやられ耕作に使われることになりますが、道の考え方が行き渡らない世の中では争いが絶えず牝馬さえ軍馬用に供出され、郊外では馬のお産が増えることになります。 ことごとく罪悪の根源は過剰な欲望であり、満足ということを知らないことほど大きな問題はありません。 罪の原因は物欲より大きなものはありません。従って、足るということを知っていれば常に満ち足りた生活を送ることが出来のです。

                       

 「足るを知れば、満ち足りた生活ができる」 老子の真骨頂ですね。

                  

 坂城町長 山村ひろし

              

                   

 

トルコ在住の 財津吉光 さんからメッセージ

先日、私がハワイ赴任中(25年も前)にお付き合いのあった方々数人と坂城でお会いする機会がありました。(ただし、その奥様方と)

そのうち、財津さんは、現在、トルコで建設関係の仕事をされておられますが、ご主人から以下のメッセージをいただきました。

以前、このブログにも書きました、「エルトゥールル号」に関わるものです。

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財津です。

ただ今トルコのイスタンブールに於いてアジアーヨーロッパ大陸間に地下鉄建設を監理しています。3年が過ぎようとしていますが、ご指摘のように非常に日本に対して親日的であり、どこでもジャポンと協賛を受けますが、何時も何時完成するのと聞かれます。この様な交流に感激です、先日はエルツール号の犠牲者の為に植樹された桜を見てきました。これからも交流宜しくお願いいたします。

投稿者: 財津吉光 12/04/30 22:30

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(関連サイト)
トルコからゲスト(坂城小学校)

坂城町長 山村ひろし

第20回記念 坂城寄席

本日(4月28日)、第20回記念坂城寄席が坂城町文化センターで開催されました。(主催:坂城笑いの中楽校、坂城寄席実行委員会 後援:坂城町、坂城町教育委員会)

本寄席は1995年から実施され、年2回開催されたこともあることから、今回第20回目となりましたが、会場は280名を超える満員のお客で溢れんばかりの盛況でした。

また、今回は13年ぶりに橘家圓蔵師匠にもお出でいただきました。

   

橘家圓蔵師匠   

今回は、落語四席、講談一席に「大喜利」 という大サービスの寄席で一同大いに満喫して会場を後にしました。

大喜利:左から、神田陽子、橘家半蔵、橘家圓蔵、橘家富蔵、橘家圓十郎 の各師匠

長谷川事務局長さん、小宮山さん、川島さん、はじめ多くの運営スタッフの皆様方のご努力に感謝いたします。 

第20回記念坂城寄席」 と掛けて

                  「坂城のおしぼりうどん」 と解く。

その心は

めったに他では味わえません

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第45章)

この章もなかなか面白いですね。 大人物と言える人は案外少しずれていたり、ちょっと面白いところがある。 というふうに考えてみると面白いですね。

大成若缺、其用不弊。 大盈若冲、其用不窮。大直若詘、大巧若拙、大辯若訥。 躁勝寒、靜勝熱。 清靜爲天下正。

                       

 大成(たいせい)は缺(か)くるが若(ごと)くなれども、其の用は弊(つまづ)かず。 大盈(たいえい)は冲(むな)しきが若くなれども、其の用は窮(きわ)まらず。 大直(たいちょく)は屈(くっ)するが若く、大功(たいこう)は拙(せつ)なるが若く、大辯(たいべん)は訥(とつ)なるが若し。 躁(そう)は寒(かん)に勝ち、静は熱(ねつ)に勝つ。 清静(せいせい)もて天下の正(せい)を爲せ。

                        

 大きく完成されたもの、あるいは人は、ちょっと見るとどこか欠けているように見えるものですがその働きはとどまることがありません。  真に充実しているものはどこか虚ろに見えることがあります。  本当にまっすぐなものはどこか曲がっているようにみえるし、素晴らしく技巧的なものはかえってどこか稚拙に見えることがあります。  また、素晴らしい演説は訥々としているものです。  うるさく立ちまわっていれば寒さしのぎにはなり、じっとしていれば暑さをしのぐこともできますが、静かに清らかに無為の状態でいれば世の中をさえ治めることが出来るのです。
                    
                        
 ぎりぎりの百点満点を目指すのではなく、少しのゆとり、あるいはバッファを持てということでしょうか。
 上記にある「冲(むな)しきが若く」について、伊藤若冲という有名な江戸期の画家(1716-1800)がいます。 この名は、禅の師であった大典顕常がこの老子の章からとり、与えたと言われています。
                                   
                            
 坂城町長 山村ひろし

南条小学校へ金管楽器等プレゼント

本日(4月26日)、テクノさかき工業団地組合(組合長:宮後睦雄さん)から南条小学校へ金管楽器12本、ビブラフォン、スピーカーなど151万円相当の寄付をいただきました。

宮後組合長から児玉校長へ目録の贈呈

山村からお礼のご挨拶

子供たちからお礼の演奏 指揮は七澤英里先生

10年前にも同組合から楽器のご寄付をいただき、子供たちの熱心な練習の成果もあり、全国大会出場の常連校となるほど素晴らしく育っています。

しかしながら、多くの楽器が大分傷んで音程も狂って来ている中で、誠に嬉しい申し出をいただき楽器をプレゼントしていただきました。

本日は、全校集会のなかで贈呈式の後、子供たちの演奏も披露されました。

今後の子供たちの活躍をお祈りするとともに、テクノさかき工業団地組合の各企業の皆様方に厚く御礼申し上げます。

坂城町長 山村ひろし