国際ソロプチミスト千曲様からご寄附いただきました

 国際ソロプチミスト千曲の皆さんより、町内小中学校の図書振興のためご寄附をいただきました。11月18日(金)に国際ソロプチミスト千曲の皆さんが来庁され、石井喜久江会長から目録が手渡されました。

 「活字離れと言われる昨今ですが、これを機会に新しい本に触れて、新しい知識を得て欲しいです。」と会長はお話されていました。

 ご寄附ありがとうございます。大切に使わせていただきます。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 びんぐし湯さん館 リニューアル・オープン

 一昨日(11月19日)、リニューアル工事のため、約1か月半休館していた、「びんぐし湯さん館」が素晴らしい姿でリニューアルオープンしました。

 当日は、湯さん館のリニューアルオープンを心待ちにしていてくださった方々が、開館の午前10時前から入口前に並ばれ、午前10時、続々と新しくなった館内に入られました。

 今回のリニューアルではとにかく、「いい眺めだね!」と言われるように、のびのびとくつろがれるような工夫をいたしました。

 新たな展望デッキや、広くなった湯上りコーナーを見て「あらぁ!広くなったねえ」とびっくりされている方など、新しくなった「びんぐし湯さん館」を楽しんでおられました。

 また、オープンの前日(11月18日)、工事の竣工式も行われました。以下、その様子です。

 10月1日から休止していた町温泉施設の改修工事が完了し、11月18日(金)、びんぐし湯さん館で竣工式が行われました。

 入口前でのテープカットの後、リニューアルにより新たに展望デッキが隣接した大広間に会場を移し、式典が行われ、 施工してくださった ㈱N建築設計事務所様、高木建設㈱様、㈱笠井建設様、清水機工㈱様、㈱前田鉄工所様へ感謝状が贈呈されました。その後、式典に出席された皆さんは、一足先に新しくなった施設内の説明を職員から受けていました。

 リニューアルされた「びんぐし湯さん館」は大広間東側屋外の屋根付き展望デッキの新設、湯上がりコーナーの拡大、レストラン増築と床暖房の整備などにより、密を避けながら多目的に使えるスペースが確保されるとともに、キッズスペースの移設や、玄関周りの動線の見直しなど安心してくつろいでいただける改修のほか、空調設備、機械設備更新、ボイラーのオーバーホールなど末永くご利用いただくための改修を行いました。休止期間中は皆さんにご迷惑をおかけしましたが、びんぐし湯さん館については、19日(土)午前10時からリニューアルオープンしました。多くの皆さんのお越しを心よりお待ちしております。ふれあいセンター入浴施設と温泉スタンドもご利用いただけます。

▼リニューアルオープン当日、開館1時間前からいらした、上田市の木下さんと記念撮影。そのほか、竣工式の写真もご覧ください。

 坂城町長 山村ひろし

令和5年 来年はどんな年

 今年も残り少なくなってきました。

 令和5年は癸卯(きぼう みずのと・う)の年です。

 「癸卯」の年は、今年の「壬寅」に起きた事々を反省し、もう一度原点に返り、万事・正しく筋道を通して進めば栄えるが、これを怠り、誤ると、ことごとく、物事が紛糾し混乱が起きることになりそうです。 以下、ご覧ください。

 今年の、令和4年「壬寅」(じんいん みずのえ・とら)は「五黄の寅」であり、最強のパワーを持っている年でありました。

 「五黄の寅」のもつ最強のパワーを使い、十干十二支での「壬寅」の意を踏まえて、昨年から続く新型コロナ禍のなか、いよいよ課題をしっかりと把握し、問題解決に向け一致団結し、新たな時代を築いていくという年になるものが、とんでもない、「ロシアの寅」が登場しいまだに戦いが続いています。とんでもない時代になってしまいました。

 さて、来年は「癸卯」(きぼう みずのと・う)の年であります。

 「癸」は揆であり、物事を「はかる」意味があります。

 また、物事を取り仕切る官職を「揆」と言い、特に大臣宰相を意味します。

 かつて、愛知揆一さんという方がいましたが、良い名前です。

 愛知揆一さんは、当時、外務大臣や大蔵大臣など要職を歴任した人物で日本を背負って立つ人物でしたが、大蔵大臣現職中に急死、当時の田中総理大臣が、「巨星墜つ、この時期に愛知君を喪ったのは痛い・・」と呟くのがやっとだったと言われています。まさに、「揆一」の人物と言われています。

 愛知揆一さんは私の実家と近い、文京区湯島に住まわれていたのでよく記憶しています。

 癸、揆、は、しっかりと物事を取り仕切ることが求められているわけです。

 さて、一方、「卯」は、「牲肉」を両分する形で、生贄など犠牲を卯(ころ)す意があります。

 また、冒(おかす)、陽気の衝動、茂ることも意味しています。

 「説文解字」(中国 後漢の字書)でも、字形からして、卯を門を開いた形とし、天門が開いて万物が繁茂すると解している。

 このことから、安岡正篤氏は、「癸卯の年は、万事・正しく筋を通してゆけば繁栄に向かうが、これを誤ると紛糾し動乱する意を含んでいる。」としています。

 政治が道を失って自然に起こる騒動を「一揆」と言いますが、これも特定の人物が策動して起こる反乱とは違い、自然発生的なものであると言えます。

 前回の癸卯は昭和38年(1963年)、東京オリンピックを次年に控え、池田勇人総理大臣が所得倍増論を唱え、経済的には右肩上がりの時代。

 日米間のテレビ中継が実現し、その第一報が、ケネディー大統領の暗殺事件でありました。

 また、プロレスラーの力道山が殺害されたり、吉展ちゃん事件(誘拐事件)が発生したり不穏な事件が多発しました。

 その前の癸卯は明治36年(1903年)で、日露戦争の前年にあたり、その前の癸卯は天保14年(1843年)で大塩中斎(平八郎)の騒動などの後にあたり物情騒然であり、そのまま明治維新に突入する時代でありました。

 従って、先ほどありましたように、令和5年、癸卯の年、万事・正しく筋を通し、揆一のごとく物事の根本、原則をしっかりと認識し、実践し、着実な発展、繁栄に向かう努力を続けることが大切であります。

 これを怠れば、昨年来のコロナ、国際秩序がますますおかしくなり、拡大し、大混乱、大紛糾、大動乱が継続して起こることになります。

 来年がそれこそ、癸卯(きぼう)・希望の叶う良き年になるよう全員で努力・実践することが求められているようです。

*参考資料:「字統」白川静、「干支の活学」安岡正篤

坂城町長 山村ひろし

 

坂城の100人(人・法人)61回目は 大永工業 株式会社さん

 今まで、「坂城の100人」として、歴史的に大活躍をされた方々をご紹介してきましたが、そろそろ、代表的な企業と経営者の皆さんをご紹介していきます。

〈「坂城の100人(人・法人)シリーズは以下。」

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/archives/category/100

 今年度、「坂城町 平成の産業史」を刊行しましたので、ここに登場される企業から順次ご紹介しています。

坂城町長 山村ひろし

坂城町 高野美智子さん 食品衛生指導員理事長表彰を受賞

 ながの食品衛生協会坂城支部の高野美智子さんが公益社団法人 日本食品衛生協会「食品衛生指導員理事長表彰」を受賞されました。

 高野さんは、 町内の飲食店等の食品衛生に関しての指導育成などを精力的に行っていただいており、特に町内の農産物を加工して商品を製造販売している 味ロッジ株式会社 の衛生管理にはご尽力されています。今回は、食品衛生の向上に関する功績が特に顕著であり、食品衛生行政ならびに食品衛生協会の事業活動に積極的に協力し、食品衛生の向上に貢献した功績により表彰されました。 

▼(左から)山村、高野さん、 ながの食品衛生協会坂城支部の支部長  澤﨑征一さん

坂城町長 山村ひろし

坂城町 ねずみ大根まつり2022開催!!

 温かな小春日和となった11月12日(土)、大根収穫会場とさかき地場産直売所「あいさい」の2会場で、「ねずみ大根まつり2022」が開催されました。

 大根収穫会場には、収穫開始前から多くの皆さんが集まってきており、収穫開始になるのを今か今かと待っていました。そして、収穫開始の宣言がなされると、皆さんお目当ての大根を目指して畑の中に広がって、次々の袋に詰めていました。

 さかき地場産直売所「あいさい」では、ねずみ大根などの農産物・加工品の販売、令和4年産巨峰ロゼワイン、きのこ、焼き栗、やきいも、テイクアウト用ランチの販売などさまざまな商品が店頭に並びました。また、会場内では原木きのこの収穫体験も同時に行われ収穫を楽しんでいました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町PTA連合会 研究集会 2022

 昨日(11月12日)、坂城町南条小学校音楽堂で、「坂城町PTA連合会研究集会2022」が開催されました。

 新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりましたが、坂城町PTA連合会松尾会長を始め、各小学校のPTAの皆さん、各学校の先生方の皆さんの周到な準備の元、素晴らしい研究集会となりました。

 講演会の講師として、上田情報ビジネス専門学校副校長の比田井和孝先生をお招きして、「すべてはどもたちの幸せのために」というテーマで大変熱のこもった素晴らしいお話を伺いました。

 ・「やり方」を学ばさせるのではなく「あり方」を学ばさせる。

 ・子どもたちに「取り返しのつく失敗」を経験させる。

 などなど、多くのメッセージをいただきました。

 比田井先生の熱のあるお話は以下のYouTubeでも拝聴することが出来ます。

 タイトルは「高校3年生に捧げるココロの授業」

https://www.youtube.com/watch?v=8FqoVidukuw

坂城町長 山村ひろし

女(ひと)と男(ひと)ふれあいさかき2022 ~すべての女と男が輝くまち~ 

 昨日(11月12日)、坂城テクノセンターで、「女(ひと)と男(ひと) ふれあいさかき2022」が開催されました。

 講師として、ITエバンジェリストとして世界的に活躍されておられる若宮正子さんをお招きして、《 「単なる長寿」から「健康寿命」へ、そして「活動寿命」へ 》というテーマで大変素晴らしいお話を伺いました。

 87歳というご高齢ですが、ものすごいエネルギーに圧倒されました。

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 11月12日(土)、ITエヴァンジェリスト、デジタルクリエーター の若宮正子さんをお迎えして、「 女(ひと)と男(ひと)ふれあいさかき2022 ~すべての女と男が輝くまち~」を開催されました。

 新型コロナ対策として定員を減らしての開催でしたが、会場となった坂城テクノセンター大研修室には、会場が満員となるくらいの方が来場され、若宮さんのお話に熱心に耳を傾けていました。

 若宮正子さんは、58歳から独学でパソコンを習得、2017年にはゲームアプリ「hinadan」を公開し、それがアメリカのアップル社の目に留まり、国連のイベントでも講演するなど、広く世界でも活躍されています。

 子どもの頃から好奇心旺盛で、創造力が豊かだったという若宮さん、講演では、それがとても伝わってきました。

 町でも令和3年からスタートした「第6次長期総合計画」で10年後の町の将来像を「輝く未来を奏でるまち」と定めて、事業実施をしています。「とにかく、自分の好きなことができるのが楽しい」とわくわくした様子でお話されていた若宮さんのように、町の皆さんがいきいきと暮らすことができるまちに向け、引き続き事業実施していきます。

坂城町長 山村ひろし

永年勤続表彰

 先日(11月10日坂城坂城町内事業所に30年続けて勤務し、当町の産業と企業の発展にご尽力いただいた13社、60名の方に、その功績と感謝の意を表して「永年勤続表彰」を行いました。
 各事業所を訪問して直接対象の従業員の皆さんに表彰状等をお渡ししました。
 表彰の対象者は、平成3年4月2日から平成4年4月1日の間に入社された方で、永年にわたり各企業でご活躍いただき、坂城町に多大な貢献をいただきました。

 訪問させていただいた企業は以下の13社です。

 (株)アルプスツール、デイリーフーズ(株)、(株)竹内製作所、長野メディカルフーズ(株)、守屋工機(株)、(株)日精整備センター、日精樹脂工業(株)、(株)青木固研究所、交和物産(株)、(株)栗林製作所、宮後工業(株)、KYB-YS(株)、(株)西澤電機計器製作所

 以下、順不同ですが、何枚か写真をご覧ください。

坂城町長 山村ひろし

中村浩志さん日韓国際環境賞を受賞

 本日(11月11日)、東南アジア地域の環境保全に貢献した個人や団体に贈られる「日韓国際環境賞」(第28回)を受賞された中村浩志さん(坂城町特命大使、信州大学名誉教授、中村浩志国際鳥類研究所代表理事)が坂城町役場へ来られました。

 おめでとうございます。

  中村先生は、坂城町出身で、これまで当町において水辺に親しむ環境づくりを行っていただき、野草園の整備や「千曲川水辺の教室」など子供たちへの自然教育活動に尽力いただくとともに、教育委員会委員長としても、学校教育の充実などに大変寄与していただきました。 

 今回の受賞は、絶滅が危惧されるニホンライチョウの保護活動を続けられている一般財団法人「中村浩志国際鳥類研究所」(中村浩志代表理事)、韓国側は事故で右手を喪った後、韓国全土で海岸清掃ボランティアに取り組んでいる趙祥熙(チョ・サンヒ)さんが受賞。

 日韓国際環境賞の表彰は、コロナの影響で、3年ぶりの実施だそうです。

 なお、中村さんは今までにも、日本鳥学奨学賞(1970年)、山階芳麿賞(2002年)、信毎賞(2019年)、安藤忠雄文化財団賞(2021年)など、多数の賞を受賞されています。

 以下、中村先生の授賞式でのスピーチ

https://www.youtube.com/watch?v=FMZnvnpX6XU

▼ 左から:清水教育長、宮﨑副町長、中村先生、山村

坂城町長 山村ひろし