キエフ・バレエ 「白鳥の湖」とウクライナ募金

 本日(9月14日)、来日中の「キエフ・クラシックバレエ」による公演、「白鳥の湖」を長野市芸術館で鑑賞しました。

 ロシアによるウクライナ侵攻から半年たっても平和は訪れていません。

 ロシアによる侵攻が続く中、キエフ(キーウ)のメインの劇場も破壊されるなか、ウクライナ国内や避難先の周辺国から集結した出演者・スタッフ計32名が日本各地で全36回の日本ツアーを行っています。(来年も公演が予定されています。)

 長野では、昨日(9月13日)は佐久市で、本日は長野市での公演が行われました。(9月15日は佐野市、9月16日は常陸太田市など連日の公演を続けています。)

 戦火を逃れ毎日のように公演を続けておられるバレエ団の皆さんの心情を思うと涙が出てきます。

 「白鳥の湖」の脚本には、悲劇で終わるものと、ハッピーエンドで終わるものといくつかありますが、昨日のは王子が悪魔を退治し、二人が結ばれるというハッピーエンドの物語でした。

 素晴らしい公演でした。

 今回のツアーには、日本人プリンシパルの長澤美絵さんも参加されています。

 昨日の公演ではプリンシパルとして登場されていましたが、本日は、登場されませんでした。

 しかしながら、ピエロ役で登場した北口雅人さんが素晴らしい演技をされていました。

 また、一階ロビーでは、南長野ロータリーのメンバーの皆さんが、「ウクライナ支援 飯田の水引バッジ」の販売(募金)を行っていました。

 以下の写真は、中嶋製作所会長の中嶋君忠さんと。

 坂城町でも坂城国際交流協会、坂城ライオンズクラブなどの団体が支援活動を行っています。

 ウクライナの復興にはこれから数十年かかるかも知れません。

 いろいろな形での、息の長い支援活動が必要です。

 皆さまのサポートをお願いいたします。

坂城町 令和4年度十六夜観月俳句会

 先週の土曜日は旧暦の9月15日、素晴らしい満月を見ることができました。

 例年ですと、恒例の網掛十六夜(いざよい)観月俳句会が十六夜観月殿で開催されるところですが、今年も新型コロナの影響で、俳句会は郵送もしくはオンラインでの投句となりなりました。

 それでも、事務局(十六夜観月保存会長 網掛区長:小宮山峰男さん)他の大変なご尽力で優秀作の選考を行っていただきました。

 なお、応募者は165名、投句数は266だそうです。このうち子供の参加者が139名だそうです。素晴らしい。)

 坂城町網掛にある、「十六夜観月殿」は月見堂ともいわれ、千曲川を眼下に望み、坂城町全域を一望におさめることのできるまさに景勝の地に建っています。

 この観月殿は元中年間(1384~1392)に村上満清が建立をしたと言われていますが、その後、戦火に会って焼失し、寛永年間(1624~1645)、郷人によって再建されました。貞享5年(1688年)8月16日、芭蕉が十六夜の月を詠んでいます。  

 「いざよひもまだ更科の郡かな」(更科紀行)

 (姨捨で 「俤(おもかげ)や姥ひとりなく月の友」 を詠んだ次の日に網掛を訪れています。)
 

 十六夜観月殿での句会は何百年にも亘って続けられている句会ですが、今年も多くの小学生が参加し開催されています。

 これもまた素晴らしいですね。

 このような形で坂城の文化・伝統を継承されておられることに心から大いなる敬意を表します。

 以下に大人の部では、「天・地・人」子どもの部では「金・銀・銅」の入賞作品をご紹介します。私の作品は、佳作でしたが、蜩で「かなかなのなかなかなかぬさかきかな」(お粗末でした。)

 詳細は以下の添付資料をご覧ください。 

 若干細かいので拡大してご覧ください。

 大人の部 兼題「鰯雲(いわしぐも)」

〈網掛区民の部〉

 天位:鰯雲ジェット一気に道作る(近藤芳雄)

 地位:尾根を行く赤きリュックや鰯雲(大井さち子)

 人位:高らかに球児の指先鰯雲(宮嵜ひろみ)

〈協賛者の部〉

 天位:鰯雲わが一村を覆いけり(月見区 竹内文)

 地位:鰯雲混声ひたと定まりぬ(調布市 友清恵子)

 人位:鰯雲くずれ混沌たる夜空(坂城 竹内睦夫)

大人の部 兼題「蜩(ひぐらし)・かなかな」

〈網掛区民の部〉

 天位:かなかなと親子喧嘩び割って入る(宮嵜正剛)

 地位:薪を割る背やかなかなの森負いて(大井さち子)

 人位:ひぐらしや鎌研ぐ水の二三滴(近藤芳雄)

〈協賛者の部〉

 天位:蜩や三年逢えずに逝きし友(調布市 友清恵子)

 地位:うとうとと蜩を聞く理髪店(坂城 竹内睦夫)

 人位:蜩のひと声高き山の寺(月見区 竹内文)

子どもの部 兼題「七夕(たなばた)」

〈網掛区民の部〉(村上小 網掛育成会)

 金賞:たなばたで みどりのさきに ねがいごと(5年 大井煉明)

 銀賞:七夕に おりひめひこぼし 会えるかな(5年 サランヂ・ユミ)

 同賞:よくできた たなばたかざり きれいでしょ(2年 神田優樹)

〈協賛者の部〉

 金賞:かなうはず 七夕祭り ねがいごと(坂城小5年 高橋力也)

 銀賞:七夕や 空にかがやく 星二つ(村上小5年 湯浅采羽音)

 銅賞:空一面 星のじゅうたん 七夕だ(村上小6年 山崎ちか)

こどもの部 兼題「雷」〈網掛区民の部〉(村上小 網掛育成会〉

 金賞:雷は くらやみ光る おにがしま(6年 大井蒼太)

 銀賞:雷が 地面に向かって 一直線(6年 小宮山倖希)

 銅賞:かみなりは ゴロゴロこわい ふるえるな(4年 塩川はる)

〈協賛者の部〉

 金賞:かみなりで おかあさんいそぐ せんたくもの(村上小4年 西方來叶)

 銀賞:雷は 犬もおどろく 大音量(村上小6年 塩野龍空)

 銅賞:赤い空 ハリーポッター 雷だ(村上小6年 清水悠真)

敬老訪問

 本日(9月10日)、敬老のお祝い訪問をさせていただきました。

坂城町では、9月19日の敬老の日を迎えるにあたり、長寿のお祝いと敬老の意を表し、米寿(88歳)・白寿(99歳)、並びに100歳以上の皆様を対象として敬老祝金をお贈りしています。

本来ですと、全員の方を訪問しお祝いを申し上げたいところではありますが、新型コロナウイルスの感染が再拡大している状況に鑑み、敬老訪問につきましては、99歳以上の皆様を対象として行うこととし、本日、訪問させていただきました。

なお、今年度訪問対象とさせていただいた方は、99歳以上方方が21名いらっしゃいます。(最高齢は106歳)

その中で、本日は10名のお宅を訪問させていただきました。

99歳の白寿の方 5名、100歳以上の方 5名、計10名のご家庭です。

皆さま大変お元気で、素晴らしいご家族に囲まれておられました。

以下、何名かご紹介させていただきます。

高見澤正さんが紺綬褒章を受章

 令和3年4月に将来のまちづくりのためとして、坂城町に1,000万円のご寄附をいただいたことに対し、高見澤正さんが紺綬褒章を受章されました。

 高見澤さんは、これまでも幾度にもわたり、町政に対し多額の私財をご寄附いただいており、町ではまちづくりや社会福祉、産業振興などのさまざまな施策に活用させていただいています。

▼(左から)株式会社デイリーフーズコーポレーション 代表取締役 國広義信社長、山村町長、高見澤正さん、滝澤巌さん

「坂城町 平成の産業史」

 「令和」という新時代が幕明けて早くも4年目を迎えています。 そのなかで、平成という時代は、バブル崩壊以降の経済停滞により、しばしば「失われた時代」などと評されますが、坂城町では、グローバル化や度重なる経済危機の荒波を乗り越え、大変大きな飛躍を遂げました。

 このたび、あらためて、平成期におけ坂城町の成長を記録し、後世に伝えていくため「坂城町平成の産業史」を発刊いたしました。

 以下をクリックしてご覧ください。

https://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1662106030589/index.html

さかきオンラインワインセミナー(第4弾)

 第4回目の「さかきオンラインワインセミナー」のご案内です。

 以下、ご覧ください。

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 ご自宅にいながらオンラインで気軽にワインセミナーを受講いただく「さかきオンラインワインセミナー」の第4弾を開催します。

 今回のテーマは「ワインとチーズのペアリング」です!

 ご自宅にご自宅に専用パウチにつめた坂城産ワイン3種と、長野県産チーズ4種の詰め合わせをセットでお届けし、当日はご自宅のパソコンなどからオンラインでセミナーを受講いただきます。

 Zoomウェビナーを使用しますので、参加者側の映像・音声は使用しません(カメラ・マイクは不要です)。

■教材ワイン&チーズのご紹介はこちら

開催日:2022年10月30日(日)午後2時~3時30分
テーマ:ワインとチーズのペアリング
講師:宮下 綾さん 日本ソムリエ協会認定ソムリエ NAGANO WINE SHOP 店主
参加費:3,000円(教材用ワイン&チーズ、クール便送料込み)
定員:80名(申込先着順)

お申込受付期間:2022年9月5日~2022年10月9日

参加者側の映像・音声は使用しませんので、お気軽にご参加ください。セミナー中の質疑応答などのやり取りは、Zoom内のQ&A機能等(テキストチャット)で行います。
※今回は、教材としてワインとチーズのセットをお届けします。過去ご好評いただきました有料オプションの「おススメおつまみ」はございませんのでご了承ください。

※教材用ワイン等発送後の返金は原則致しかねますので予めご了承ください。
※下記注意事項を必ずご確認のうえお申込みください。

主催:株式会社坂城町振興公社 後援:坂城町
お問い合わせ:セミナー事務局 sakakiwineseminar@gmail.com

詳細は以下をクリック願います。

http://shinshu-sakaki.jp/?pid=170005602

「とくし丸」について

 買い物にお困りの方などの支援を目的として、町内で「とくし丸」が運行されていますが、本日(9月5日)から、岩下健一さんがあらたに担当され、販売をされることになりました。

   初日でしたのでご挨拶と応援に伺いました。この「とくし丸」の坂城町での運用は2年を経過してますます、地元の皆さんに馴染まれ期待されているようです。  状況によってはお宅の前まで配達してくれるそうですよ。   

 スケジュールは下表のとおり運行しますので、ぜひご利用ください。

※運行スケジュールの時間は目安であり、日によって多少前後します。

スケジュール

 販売時間    月曜日   水曜日

9:55-10:05   ー   坂木宿ふるさと歴史館駐車場

11:30-11:45   ー   北日名公民館

13:40-14:00  泉公民館   ー

二次元 vs 日本刀展 in 坂城

昨日(9月3日)から坂城町鉄の展示館で「二次元 vs 日本刀展 in 坂城」が開催されています。(~11月20日)

鉄の展示館20周年記念展示の一環として、漫画やイラストあるいは小説、映画などで取り上げられた名刀の数々を実際に現在の刀工が制作展示すると言った大変興味ある展示です。

この展示の中には、「バケモノの子 熊徹の刀・拵」とか「壬生義士殿 大和守安定写し」なども展示されています。

以下のポスター表紙の中央にあるように、天野喜孝さんのイラストに併せ、坂城町の宮入小左衛門行平刀匠が制作された平安期に備中青江為次が作り、現在、国宝に指定されている名物「狐ヶ崎(きつねがさき)」を模した作品も展示されています。

今まで、日本刀にあまり感心をもたれてこなかった方にとっても興味深い展示です。

是非、お出でください。

坂城町長 山村ひろし

第28回テクノさかき工業団地まつり花火大会

昨日(9月2日)、テクノさかき工業団地組合主催による、「第28回テクノさかき工業団地まつり花火大会」が開催されました。

本来ですとテクノさかき駅前広場でいろいろな演芸プログラムが披露され屋台も出るところですが、今年は新型コロナ禍ということもあり、「はなび大会」のみと言うことになりました。

それでも大いに元気付けられる素晴らしい花火を提供していただきました。 いろいろの種類の花火の大技を堪能できました。 感謝です。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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9月2日(金)、 テクノさかき工業団地組合主催による 「第28回テクノさかき工業団地まつり花火大会」が行われました。

通常の「団地まつり」は、 テクノさかき駅前広場で、イベントが行われたり屋台が並び、組合の会員企業の皆さんや地域の皆さんが集まる賑やかなものですが、昨年度に続き今年度も残念ながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、人が集まるイベントや屋台は中止となりました。 しかし、地域で働き、暮らす皆さんを元気づけ、地域全体を活気づけるため、「団地まつり」恒例の花火の打ち上げは行われました。
雨のため、開始時刻を1時間遅らせて午後8時から打ち上げられましたが、急な変更にもかかわらず、大望橋や千曲さかきバラ公園の近くには多くの方が花火を見に来ていて、変わった形の花火が打ち上がると「イチョウみたいだね!」などと楽しそうに話していました。

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坂城町長 山村ひろし

タブレット端末を生かした授業(坂城小学校の事例紹介)

本日(8月31日)の信濃毎日新聞の教育欄で坂城小学校でのタブレット端末活用事例が紹介されました。

坂城町では小学校、中学校でのGIGAスクール構想の推進を積極的に行っています。

坂城町教育委員会では、新型コロナの発生前より各学校での通信環境の整備を進め、また、各先生方による積極的な取り組みをしていただいています。

従って、今日の信濃毎日新聞でも紹介されているように、今では、「日常的に授業で活用」することはごく当たり前、普通なものになってきています。

以下、信濃毎日新聞の記事を転載させていただきます。

坂城町長 山村ひろし