坂城町 北日名の皆さんから新蕎麦をいただきました

昨日(11月30日)、坂城町 北日名区長の北澤祥吉さんと副区長の潤賀国彦さんが来られ、午前中に打ったという新蕎麦をいただきました。

北日名区では、坂城町の「地域づくり活動支援活動」の一環として、「地域コミュニケーション活性化、安全・安心まちづくり」などいろいろな活動をされていますが、その中に、遊休農地の荒廃化対策として3年前から蕎麦づくりをされています。

蕎麦作りについては、いろいろな研究をされたそうですが、なかなか立派な蕎麦が育ちました。

本来でしたら、蕎麦打ち大会、食事会などを実施するところですが、新型コロナの影響で出来上がった蕎麦を関係のある方に配布されたそうです。

昨晩、早速いただきましたが、色艶もよく、しっかりと腰のある、良い味でした。

どうもありがとうございました。

▼写真右から:北日名区長北澤祥吉さん、山村、副区長潤賀国彦さん

坂城町長 山村ひろし

「国際ソロプチミスト千曲」の皆さんからご寄付をいただきました。

先日(11月26日)、国際ソロプチミスト千曲の皆さんより、町内小中学校の図書振興のためご寄附をいただきました。

国際ソロプチミスト千曲の皆さんが来庁され、高村茂子会長から目録をいただきました。

毎年、毎年、貴重なご寄付をいただいております。

坂城町の小学校、中学校の図書の購入にあてさせていただきます。

ありがとうございました。

▼中央:目録をお渡しいただく高村茂子会長ほかの皆さま

坂城町長 山村ひろし

「坂城の100人」 51人目は村上顕国(あきくに)

「坂城の100人」と言うことで、今まで主に歴史上の人物をご紹介してきました。

また、50人目で俳人の宮本虎杖をご紹介して大分日数が経ちました。

51人目に、村上義清の父、顕國(あきくに)を書こうと思っていたのですが、なかなか資料が少なく、記述する機会を得ませんでした。

そんな中で、昨日、坂城町の満泉寺で村上顕國の没後500回忌法要が行われましたので、その様子と「坂城の100人」51人目として村上顕國をご紹介します。

村上顕國は有名な戦国武将村上義清の父であることは知られていますが、ほとんど記録がなく詳細はわかりません。

生年も不明で、没年が1520年あるいは1526年といわれています。

1520年とすると今年は没後500年目節目となります。

3年前の平成29年には500年忌の「予修」として満泉寺のご住職に法要をしていただきました。

このたびは、御所沢村上氏史跡保存会(会長:大橋昌人さん)の主催で、村上顕國「満泉院殿大器良通大禅定門」五百回忌法要が満泉寺で執り行われました。

ここで、村上顕國と満泉寺の関係、義清の子國清と満泉寺の関係についてなど以下、ご紹介します。(以下は、大橋昌人さんの資料から)

満泉寺は村上山と号し、本尊は釈迦如来。寺伝によると応和3年(963年)坂城字御所沢に、僧延昌によって開創され、16世紀良源までは天台宗「修善寺」と称していた。

その後、修善寺は永正元年(1504年)村上顕國により、上州(群馬県)西の牧村長楽寺二世宝室見尊を迎え、顕國の法名に因み曹洞宗の「満泉寺」と改める。

天文22年(1553年)甲斐(山梨県)の武田信玄に攻められて、4月9日葛尾城は落城し、満泉寺も消失した。

天正10年(1582年)武田氏滅亡後、川中島(北信)は一時、森長可が支配し、のち上杉氏の領地となる。上杉氏の配下として海津城将となった村上義清の子景國(源吾・国清)は、翌11年(1583年)村上氏の居館跡に満泉寺を再建する。

その後、天正10年(1582年)3月、織田信長により武田氏が滅ぼされると、同年4月北信は信長の配下森長可(ながよし)の支配となる。しかし、同年6月3日京都本能寺の変により、森長可は美濃(岐阜県)へ逃げ帰る、そのあとへ入ってきたのが上杉景勝である。

上杉景勝は村上景國(源吾・國清)を海津城将にし、北信の支配をまかせた。しかし、翌同11年(1583年)5月23日、海津城の副将屋代秀正は上杉氏と対立する徳川氏に通じ、海津城を抜け出す謀反を起こす。そのため景國は海津城将を罷免され、越後に戻される。 以上。

いずれにしても、村上顕國は満泉寺の開祖であり、昨日、500回忌が行われました。

さる、7月に御所沢にある村上顕國の供養塔を訪問した際の様子は以下のサイト。
村上顕国の供養碑など御所沢地区散策

▼中央に斉藤住職、その右が会長の大橋昌人さん

坂城町長 山村ひろし

坂城町日帰り温泉 「びんぐし湯さん館」入館者500万人達成!

本日(11月26日)、坂城町の日帰り温泉、「びんぐし湯さん館」が入館者500万人を達成しました。

記念すべき500万人目は坂城町上平にお住いの、小林佳子さんでした。  

また、その前の4,999,999人目の方は、小林豊さん(上田市)、5,000,001人目の方は、中島悦夫さん(坂城町)で、各々に記念品が渡されました。

びんぐし湯さん館は、平成14年4月18日にオープンし、営業日6,194日目で入館者500万人を達成しました。(1日平均807人)

今年は新型コロナの影響があり、なかなかお客様に来ていただけない状況が続いておりましたが、ようやく一つの節目、500万人を達成することができました。

今年で創設18年目となります。

あと2年で20周年を迎えますので、これからも施設のルニューアル、新しいサービスの展開など工夫してまいります。

これからも皆様に愛される温泉施設を目指して頑張ります。

また、びんぐし湯さん館を愛され、たびたび、坂城町にお出でになった「釣りキチ三平」などの作品で知られる漫画家の矢口高雄さんが20日午後、膵臓がんのため都内の病院でご逝去されました。

矢口先生は坂城町を訪れ、千曲川で鮎釣りを楽しまれていました。

漫画「釣りキチ三平」の中でも、坂城町の風景などが紹介されています。

温泉と鮎と千曲川が織りなす自然のハーモニーをコンセプトに、当館のロゴとのれんをデザインしていただきました。

ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

びんぐし湯さん館内のロビーに、生前、矢口先生に描いていただいた、色紙などを館内に飾らせていただきました。ご来館の際には是非ご覧くださいませ。

▼左から:中島悦夫さん、山村、小林佳子さん、小林豊さん

坂城町長 山村ひろし

坂城町 今年最後の行政協力員会議

 本日(11月20日)、坂城町役場講堂で今年最後の行政協力員会会議が行われました。

行政協力員会の皆様の任期は1年(1月~12月)ですが、皆さんが各自治区の区長さんを兼ねられておられることから、2年継続してお勤めいただく委員の皆さんもおられます。

今年は27名の皆さんがご退任されます。

今年のご貢献に対して感謝状の贈呈をさせていただきました。

皆様方には、昨年の東日本台風(台風19号)の復興に大変なご尽力をいただきましたが、その後、新型コロナウィルスに対し、率先して陣頭指揮を執っていただきました。

誠にありがとうございました。 お疲れ様でした。

▼感謝状の贈呈 行政協力委員会岩井会長さん他に

坂城町長 山村ひろし

ポーランド、ツェレスティヌフ郡地方紙での坂城町紹介

先日、ポーランド、ワルシャワ日本語学校教頭の坂本龍太郎さんから、ツェレスティヌフ郡の地方紙で坂城町が紹介されたとのご連絡をいただきました。

ポーランドでも小型建機のメーカーとして知られる、竹内製作所さんや私のご紹介をいただきました。

記事の内容は、坂本さんによると以下の通りだそうです。 ありがとうございました。

・・・・・・・・・・・
 (坂本龍太郎さんから)
 内容をまとめると、記事の上にあるタイトルは「産業の町坂城」です。
 その下に竹内製作所についてのモニカが書いた記事があります。
 具体的には竹内製作所の設立や発展、海外拠点、そしてポーランドでも見られること、色がポーランドの旗と同じでポーランド人にとっても身近に感じられること、2019年の売り上げや毎年サマースクールでポーランド人学生が訪問していることが書かれています。
 町長の写真の下は町長の略歴です。
 その左は以前いただいたメッセージで、サンケイワールドビューにて郡長が坂城について言及してくれたことへの感謝と今まで坂城がサマースクールとしてポーランド人学生たちを受け入れていること、今年ツェレスティヌフを訪問する予定であったがそれが叶わなかったが、来年に延期となったのでぜひ来年は訪問したいとのこと。
 最後に町長のブログのリンクが貼られています。
 坂城町長 山村ひろし

来年はどういう年

今年もあと残すところ一か月半となりました。 世界中が新型コロナウィルスの脅威に苦しんだ年でした。

来年の令和3年はどういう年になるのか干支から見てみましょう。


来年(令和3年)「辛丑」(かのと うし・しんちゅう)はどんな年。

来年は、「多少の傷も覚悟しながら、しっかりと新たな試みを始める年」です。

今年は新型コロナウィルスに圧倒的に攻撃された年になってしまいましたが、来年は言わば、「捲土重来」の年にしなくてはなりません。

令和2年、今年の干支は、庚子(かのえ ね・こうし)でした。

庚(かのえ)の年は、今まで行ってきたものを継承・継続させ、さらに進化させるための新たな環境や体制を整える年とされている一方、子(ね)には生い滋る・繁栄するという意味があり、十二支の始まりでもあることから、過去の反省や検証をしっかり行い、継続してきた物事を進化・発展・チャレンジする年でありました。

しかしながら、昨年の東日本台風災害からの復旧、復興、新たなチャレンジを行うところでありながら、「子(ね)」が繁栄するのではなく、新型コロナの生い茂る大変な年になってしまいました。


来年は、辛丑(かのと うし・しんちゅう)です。

「辛丑」の言葉の意味は白川静さんによれば、「辛」は把手のある大きな直針の形で、入れ墨などの時につかうもの。従って、文字の意味には「つらい」、「むごい」、「きびしい」などがあり、「罪人」、「大きな罪」との関連もあります。

そこから、「斎戒自新」、「辛は新なり」の解釈も出てきます。
安岡正篤氏によれば、「辛は革新を意味する。その際、殺傷を生ずることがある」としている。(安岡正篤 「干支の活学」)

殺傷を生ずることがあるが、新たな革新を求めてスタートするが求められています。
一方、「丑」は手の指先に力を入れて、強くものを取る形。(白川静「字統」)

また、「母のおなかの中にいた嬰児が体外へ出て、右の手を伸ばした象形文字で、今まで曲がっていたものを伸ばすところから、「始める」「結ぶ」「掴む」という意味があり、丑に糸偏をつけると紐となります。(安岡正篤 「干支の活学」)

いずれにしても、来年の「辛丑」は「多少の傷も覚悟しながらしっかりと新たな試みを始める」年になりそうで、強い覚悟が求められています。
言わば、新型コロナに対して「捲土重来」を期する年にしなくてはなりません。

覚悟をもって新年をスタートさせましょう。

前回の「辛丑(かのと うし しんちゅう)」は1961年、昭和36年でした。

この年は正に、復活から、捲土重来、新たな時代のスタートとなりました。

2年前の伊勢湾台風などの災害からの復興をし、東京オリンピックを3年後に控え、力強くスタートしたのがこの年でした。

海外では、ケネディ大統領が就任し、ソ連のガガーリンが初の宇宙飛行を行いました。

日本では、柏戸、大鵬が同時に横綱に昇進しました。

芸能界では、石原裕次郎の「銀座の恋の物語」、坂本九の「上を向いて歩こう」、村田英雄の「王将」、植木等の「スーダラ節」、小林旭の「北帰行」、ウェストサイド・ストーリの上映、NHKの朝ドラのスタート「娘と私」、「夢で逢いましょう」、「シャボン玉ホリデー」などが続々と登場した年です。

その前の「辛丑」は1901年。新世紀、20世紀の始まる年でした。

さあ、来年の「辛丑」。

新たな心持で、「多少の傷も覚悟しながらしっかりと新たな試みを始める年」、「捲土重来」の年としなければなりません。

坂城町長 山村ひろし

長野圏域に新型コロナウイルス特別警報が発令

昨日(11月14日)、長野圏域で「新型コロナウィルス特別警報」が出されました。

これにともない、坂城町新型コロナウィルス感染症対策本部長として以下のメッセージを出させていただきました。

坂城町ホームページならびに坂城町防災行政無線(家庭内端末)を通じて私から直接、全家庭にご連絡とお願いを申し上げました。

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町民の皆様へ

新型コロナウイルス感染症について、坂城町を含む長野圏域では、長 野市を中心にクラスターや感染経路が不明の事例などのリスクの高い事 例が発生しており、11月7日から13日の直近1週間の新規感染者は 65人にのぼっています。

これを受け、長野圏域は「感染が拡大しつつあ り、特に警戒が必要な状態」として、県では11月14日、長野圏域につ いて独自に定める 6 段階の感染警戒レベルをレベル3からレベル4に引 き上げ「新型コロナウイルス特別警報」を発令しました。

特に、飲食の機会を通じた感染がたいへん多くなっており、接待を伴 う飲食店等を利用される際は、感染拡大予防ガイドラインを遵守してい ない店の利用を控えるよう、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基 づく県知事からの要請が出されていますので、ご留意をいただきますよ うお願いいたします。

町民の皆様には、これから年末年始を控え何かと人と接する機会が増 えますので、人との距離の確保や人混みでのマスクの着用、手洗い、3密 の回避などの感染防止の基本的対策と、「新しい生活様式」に沿った行動 をより一層徹底してください。

また、発熱等の症状があり心配な方は、外出を控え、家庭内の感染にも 注意し、速やかにかかりつけ医や保健所に必ず電話で相談してください。

町民の皆様には改めて、「うつらない」「うつさない」「広げない」行動 の徹底と、感染された方やご家族などの関係者、医療従事者等への不当 な差別や偏見が生じないよう併せてご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年11月15日

坂城町新型コロナウイルス感染症対策本部

本部長(坂城町長) 山 村 弘

169系電車ボランティア清掃

11月14日(土)、坂城駅前多目的広場で、坂城町で静態保存している、169系電車のボランティア清掃が行われました。

169系電車保存会(会長:金子万文さん)の皆さまならびに一般参加の皆さまには心より感謝です。

おかげさまで、169系電車の外側も内側もピカピカになりました。

ありがとうございました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 169系電車ボランティア清掃

11月14日(土)、坂城駅前多目的広場で、169系電車のボランティア清掃を行いました。

新型コロナウイルス感染防止のため、人数限定で事前申し込み制とし、参加者の方には検温や手指の消毒にもご協力いただき実施しました。

169系電車は、平成25年に坂城町に静態保存されてから、毎年、大勢の皆さんのご協力をいただいてボランティア清掃を行っており、今年で8回目となります。

169系電車保存会の皆さんと町内外からの一般参加者の方が集まり、車両外側をブラシできれいにしたり、車両内の雑巾がけや窓拭きなどを行いました。

また、今回清掃に参加してくださった皆さん全員に、限定ピンバッジがプレゼントされました。

清掃終了後には腐敗していた枕木の交換作業の実演も行われました。

坂城町長 山村ひろし

ねずみ大根収穫&直売市を開催

本日(11月14日)、坂城町の特産品「ねずみ大根」の収穫時期を迎え、2会場でねずみ大根収穫&直売市が開催されました。

今年の天候で、「ねずみ大根」の出来具合が心配されましたが、どれも大変立派な「ねずみ大根」に仕上がっていました。

ご来場者の方には、検温や手指の消毒にご協力いただき、新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で行いました。

また、さかき地場産直売所「あいさい」では、来場された方にお花のプレゼントがあり、そのほか、ねずみ大根などの農産物・加工品の販売、令和2年産巨峰ロゼワイン、きのこ、テイクアウト用ランチの販売などさまざまな商品が店頭に並びました。

別会場の畑では恒例のねずみ大根収穫体験が開催され、参加された皆さんは、畑いっぱいに広がったねずみ大根を袋いっぱいに収穫されていました。

両会場とも、開始予定前の9時半には大勢のお客さんが来られたため、30分繰り上げての開始となりました。 大盛況でした。

▼1枚目の写真:ねずみ大根協議会小林会長と。2枚目の写真:坂城葡萄酒醸造(株)の成澤社長さんと手にしているのは本日発売の、巨峰ロゼのヌーボーです。3枚目の写真は地場産直売所「あいさい」の皆さんと。私の右が中原組合長

坂城町長 山村ひろし