高度ICT(情報通信技術)人材教育(最終回終了)

文部科学省の補助事業、「地域における子どもたちを対象とした高度ICT人材教育の第3回目(最終回)」が終了しました。

今回は、岡山県真庭市の子どもたちとオンラインで結び、お互いの自慢の産物、取り組みを、自分たちで作ったWEBページを使いプレゼンテーションを行いました。

                    

(画面右側に真庭市の子どもたちの様子が映っています)

                                        

坂城町の子どもたちは「坂城のバラ」と「わが町の人間国宝」を、真庭市の子どもたちは「バイオマスタウン真庭市」(エネルギーとして利用されるバイオマス生産日本一なのだそうです)と「真庭のたくさんの生き物たち」(オオサンショウウオなど)を紹介しあいました。

                       

短期間の勉強でしたが、さすがに子どもたちの吸収度合いは早く、誠に頼もしいものです。

今回の勉強は、ICT(情報通信技術)の技術面を勉強するより、どうやってICTを使って相手側の人たちにわかりやすく説明できるか、また、インターネットなどの正しい使い方なども勉強しました。

                               

(お話をされる 東京工業大学 清水康敬名誉教授)

今年度の勉強はこれで終了しますが、24年度以降も子供たちが継続して学習を続けられるような仕組みを考えていきたいと思っています。

                                   

坂城町長 山村ひろし

長野県阿部知事との意見交換会

一昨日(2月9日)、長野県庁講堂で阿部知事との意見交換会が開催され参加しました。 今回は長野地方事務所(望月所長)のアレンジで、長野市長、千曲市長など北信の9市町村長が参加しました。

各市町村での特色ある取り組みについて発表をしましたが、坂城町では昨年来の経験を踏まえ、将来予想される深刻なエネルギー問題への対応として、エネルギーの確保と効率的な利用を進める「スマート・コミュニティー構想(スマート・タウン坂城構想)について説明しました。

エネルギー問題について、強い感心を持っておられる阿部知事としっかりと議論を行いました。

 また、教育問題 (特に地方分権) についても知事は強い関心を持たれており、今後検討を進めていければと思っております。 

他の市町村から出されたテーマは以下の通りです。

長野市:「郡市内分権の推進」「地域密着型スポーツチーム:AC長野バルセイロへの支援」

須坂市:「須高地域医療福祉ネットワーク推進事業」「子どもは宝プロジェクト」

千曲市:「プロバスケットボールチームを活用した地域産業の活性化を図る取り組みについて」

小布施町:「小布施らしい道づくり~国道403号の整備に向けた取り組み~」「(仮称)小布施若者会議の開催」

高山村:「地域特性を活かした自然エネルギー活用の取り組み」

信濃町」「信濃小中学校における小中一貫教育の実践」

小川町:「地域産材を利用した若者定住住宅の建設と支障木伐採による地域の景観整備」

飯綱町:「農業と観光を結びつけた産業の振興」「認知症にやさしいまちづくりと県下初の公設民営による小規模多機能施設の建設計画について」

講堂でのディスカションの後の懇談会でも種々内容の濃い議論を行いました。

坂城町長 山村ひろし

坂城の高校生が全国大会へ(卓球)

一昨日(2月8日)、長野商業高等学校、2年生の高橋将知さん(中之条)と、1年生の川島大輝さん(月見)が坂城町役場へ来られました。

(左から、高橋さん、山村、川島さん)

同校の卓球部が、3月23日~25日に秋田県で開催される「第39回全国高等学校選抜卓球大会」の男子学校対抗の部(団体戦)へ出場することとなったのです。

                   

皆さんの応援、よろしくお願いいたします。

                                         

坂城町長 山村ひろし

追儺節分

本日(2月5日)、中之条(なかのじょう)の中條(ちゅうじょう)神社で行われた 「追儺節分祭」 に参加しました。 今日は日曜日でもあり多くの子どもたちが参加してくれ大変嬉しく思いました。 

( 先日、2月3日、坂城神社の追儺節分祭にも参加しましたが、こちらは暦通り、金曜日の午後開催されたため、子どもの参加者はあまり多くなく、些か寂しく思っておりました。)

季節の行事は暦通り開催することも必要ですが、 追儺節分祭などは開催日をもっと柔軟にしても良いのではないかと思いますがいかがでしょう。

(以下の写真はいずれも中島登議員に提供いただきました)

(袋を開いて準備OK!)

(すごいエネルギーでキャッチ!)

(役員の皆さんで 鬼は外、福は内 !)

本日の追儺節分祭は中之条区、中條神社、公民館、神楽保存会、育成会の協同で開催されました。(今回で3回目)

今年こそ、ほんとの意味で昨年のような不幸な出来事を 「追儺」 したいですね。

坂城町長 山村ひろし

高度ICT(情報通信技術)人材教育(第2回目)

  昨日(2月4日)、「子どもたちを対象とした高度ICT育成事業」の第2回目が 坂城中学校で開催され、私も参加しました。 (第1回目は1月7日に実施)

 この事業は、学研教育出版が文部科学省の補助事業「地域における子どもたちを対象とした高度ICT育成」事業に、坂城町とともに申請し、採択されたものです。 
(坂城町からは小学校、中学の子どもたち37名が参加)
                             
今回は、いよいよ、WEBページの作成部分に入ってまいりました。
                                          
「ねずこん」も応援に参加。
                          
                                            
                  
来週(2月11日、第3回目 最終回)は、岡山県の真庭市の子どもたちとオンラインで結び、「わが町、わが市」の特徴、特産物などをWEBページを見せ合いながら勉強します。
坂城町の子どもたちにとってICT(情報通信技術)の学習に大変参考になるものと期待しています。
                            
来週、学習の終了後、東京工業大学 名誉教授 清水康敬先生も交えて記者会を行う予定です。
                    
坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第32章)

「道常無名」という言葉も有名な言葉ですね。 第1章を思い出してみてください。

(老子第1章)
「老子」のこと(老子第32章)

 道常無名。朴雖小天下不敢臣。侯王若能守之、萬物將自賓。天地相合以降甘露、民莫之令而自均。始制有名。名亦既有、夫亦將知止。知止所以不殆。譬道之在天下、猶川谷之與江海。

 道は常に無名し。 朴(ぼく)は小なりと雖(いえど)も、天下あえて臣とせず。 侯王(こうおう)若(も)し能くこれを守らば、万物将(まさ)に自ら賓(ひん)せんとす。 天地は相い合して、以(も)って甘露(かんろ)を降し、民は之に令する莫くして、自ら均(ひと)し。 始めて制(さ)けて名有り。 名も亦(また)既に有れば、それ亦た将に止まるを知らんとす。  止まることを知るは殆(あや)うからざる所以(ゆえん)なり。道の天下に在(あ)るを譬(たと)うれば、猶(な)お川谷(せんこく)の江海(こうかい)に與(くみ)するがごとし。

 道はいつも無名で言い表す名前はありません。自然の朴(あらき)は小さくともそのままではそれを使いこなすことはできません。 もし諸侯が政治を行う上で素朴な有り様を大切にするならばあらゆるものが敬意を表することになるでしょう。 天地が相和して恵の雨を降らせ人民は命令されることなく整いおさまります。 朴を細かく分け(道具などができ)名が付けられ始められます。 名ができはじめると更に細分化され留まることを知らなくなり、どんどん技巧に走ったりするようになり困った状態になります。ある段階でとどまることを知れば危うい状態から免れることができます。 道が 天下にあることを例えれば大きな河や海が数多くの河や谷の水を滔々と集めるようだと言えます。 

 朴(あらき)のような人材を育て伸ばすことが我々の仕事だと思っています。 坂城町には逸材が豊富にいます。 期待したい。 

 坂城町長 山村ひろし

ワイナリー事業視察研修団帰国

坂城町ワイナリー事業視察研修団の皆さんが無事、帰国されました。 坂城町では、町の新しい取り組みとしてワイナリー事業の可能性を検討しております。

その第一段として、坂城町農業委員会、JAちくま、役場職員など、15名で1月25日〜1月30日の間、米国、カリフォルニア州ナパのワイナリーならびにサリナスの農業経営について視察をし、無事、全員帰国しました。

今回の視察研修の成果を大いに役立てていただき「坂城ワイナリー」のキックオフとしていただければと思います。

以下、お送りいただいた写真を掲載させていただきます。

サンフランシスコ到着 ゴールデン・ゲイト・ブリッジを背景に

ロバート・モンダヴィ ワイナリー入口

ロバート・モンダヴィ ワイナリー

ロバート・モンダヴィ ワイナリー テイスティング

広大なサリナスの農園 レタスなど

サリナス農場での説明を聞く

以前、私が若干の寄付をした スタインベック記念館で YAMAMURA-FAMILY のサインを探しているところ

中央に H&H YAMAMURA FAMILY と記されています。 懐かしい。

今回の視察研修は誠に短期間のものでしたが、これからがスタートです。 坂城に適したワインぶどうの選定、試験圃場の確保、事業母体の検討などなど多くの課題があります。 長期的視野を持ち種々の手を打ちたいと思っております。

坂城町長 山村ひろし