村上小学校にグランド・ピアノ寄贈

先週の土曜日(1月28日)に、私が以前関係をしていた、(財)日本オペレッタ協会様(理事長:山本時雄氏)からヤマハのコンサート用グランドピアノが寄贈されました。

村上小学校の音楽室のグランド・ピアノが破損し、長い間使用不能になっておりましたが、(財)日本オペレッタ協会様の御好意により素晴らしいピアノが入り一安心です。

ヤマハのグランド・ピアノ(S4)は、なかなかの名品で音楽室にこのようなピアノを置いてある小学校はめったに無いと思います。

子供たちの音楽の勉強に大いに使っていただけることを期待します。

いずれ、近いうちに(財)日本オペレッタ協会の方にも来ていただきて、贈呈式をしていただこうと思っております。

                      

坂城町長 山村ひろし

田口佳史先生出版記念講演会

一昨日(1月27日)、東京で田口佳史先生の出版記念講演会があり参加しました。

(田口佳史先生)

田口先生には来る2月10日(金)午後、坂城テクノセンターで開催される「新春経済講演会」に講師としてお招きしており、その打ち合わせも兼ねて記念講演会に出席しました。 

私も弟子の一人としてお祝いのご挨拶もさせていただきましたが、会場一杯、約300人の人で溢れておりました。

(ご挨拶する山村)

(左から:奥様、田口先生、ゲスト歌手 小川マキさん)

小川マキさんに「絆」を歌っていただきました。(「絆」作詞:田口佳史、作曲:小川マキ)

田口先生はこの一年の間に、「老子の無言」「論語の名言」「孫子の至言」「リーダーの指針 東洋思想」を立て続けに出版されており、そのエネルギーに感銘をうけております。 今、日本が正に混迷をしているときに力強いメッセージを出し続けていただいております。

なお、田口先生の講演会は、2月10日(金)午後3時から、「新春経済講演会」として坂城テクノセンターで開催されます。 (主催 (財)さかきテクノセンター:理事長栗林邦夫氏)

講演テーマ:「大転換期における経営の本質を考える

経営のイノベーション戦略に向けて~」

 多くの方のご来場をお待ちしております。

 

  坂城町長 山村ひろし

町政懇談会(男女共同参画センター)

本日(1月26日)、男女共同参画センターにて、坂城男女共同みんなの会、坂城町女性団体連絡会共催の町政懇談会が開催され、副町長、教育長ともども出席しました。

本日は男女共同参画のテーマのみならず、町政全般にわたる取り組みについて参加者の皆さんと大いに議論いたしました。

私からは、昨年来取り組んできた種々のテーマについてお話ししましたが、皆さんからは、子育ての問題、教育問題、産業の問題、エネルギー問題、福祉健康の問題、あるいは自治体としての区のあり方など、幅広い問題点について質疑がなされました。

詳細は省きますが、今後の施政に大いに参考にさせていただきます。 

誠にありがとうございました。

                                              

坂城町長 山村ひろし

直木賞 葉室麟氏 「蜩ノ記」(ひぐらしのき)

 以前、前回の直木賞受賞作 池井戸潤氏の 「下町ロケット」をご紹介しましたが、今回の葉室麟氏 「蜩ノ記」も誠に素晴らしい作品でした。 

  
         
 切腹する日を迎えても淡々と家譜編纂を続ける戸田秋谷とそれに関わる、家族、友人、あるいは狡猾な家老に対して「凛」とした武士としての態度を貫く主人公の生きざまに大変感銘を受けました。
 決して派手なストーリ転換もありませんが、久々に大変完成度の高い小説の出現だと思います。 今回、芥川賞は2作(円城塔氏「道化師の蝶」、田中慎弥氏「共食い」)受賞しました。こちらはまだ読んでいませんが、多少歯ごたえのあるものを期待したい。(前回は受賞該当者なし)
 前々回の芥川賞受賞者の朝吹真理子さん(受賞作「きことわ」)のような鮮烈な作品が続くと良いですね。
                                  
 坂城町長 山村ひろし
 

坂城町国際交流協会米国研修(ホノルル)

坂城町国際交流協会(会長:安島ふみ子さん)の研修旅行が米国(ホノルル)で開催され(1月11日~16日)、皆さん無事に帰国されました。

総勢18名で5名の子どもたちも含まれ、米国文化、ハワイの文化、サバイバル・イングリッシュ(生活に必要な英語訓練)などなど有意義な研修を受けられたとのことです。

(歓迎のボード)

(JAIMS正面玄関にて)

(JAIMSのMBA学生たちとの交流)

(ハワイ文化の勉強:ビショップ・ミュージアム)

研修をした場所は、日米経営科学研究所(JAIMS)で、ハワイ、ホノルルにあるMBAスクール(経営修士号の学校)です。 このビジネススクールは私が昔(20年前)、経営に関与していた学校で、今回の研修にあたり昔の仲間にお願いしお世話になりました。 なお、このビジネス・スクールの所長は日本を代表する国際的な経営学者の野中郁次郎(一橋大学名誉教授)さんです。

今回のプログラムは坂城町国際交流協会の新しい取り組みですが、今後とも国際交流協会の皆さまの益々のご活躍を期待します。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第31章)

この章も前章に続き、老子の戦争論です。 過剰な武力の戒め、武力を持たざるを得ない場合にも 「恬淡(てんたん)とすべき」また、「勝ちて美とせず」 など重い言葉ですね。

夫佳兵者不祥之器。物或惡之。故有道者不處。君子居則貴左、用兵則貴右。兵者不祥之器、非君子之器、不得已而用之、恬惔爲上。勝而不美。而美之者、是樂殺人。夫樂殺人者、則不可以得志於天下矣。吉事尚左、凶事尚右。偏將軍居左、上將軍居右。言以喪禮處之。殺人之衆、以悲哀泣之、戰勝以喪禮處之。

                                      

 夫(そ)れ佳兵(かへい)は不祥の器なり。 物或(つね)に之を悪(にく)む。 故に有道者は處(を)らざるなり。 君子處(を)りては即ち左を貴び、兵を用ふるときは則(すなわ)ち右を貴ぶ。 兵は不祥の器、君子の器に非ず。 已(や)むを得ずして之を用ふるも、恬淡(てんたん)を上(じょう)と為す。 勝ちて美とせず。 而(しか)るに之を美とする者は、是れ人を殺すを楽しむなり。 夫れ人を殺すを楽しむ者は、則ち以て志を天下に得る可(べ)からず。 吉事には左を貴び、凶事には右を貴ぶ。 偏将軍は左に處り、上将軍は右に處る。 喪礼を以てこれに處るを言ふ。 人を殺すことの衆(おお)きときは、悲哀を以て之に泣き、戦い勝ちては喪礼を以て之に處る。

                             

 優秀な武器というのは不吉なものです。 常に憎まれているものなのです。従って、道を修めた者は軍備に携わるようなところにはおりません。 君子は普通は左席の将軍を尊びますが戦時には右席の将軍を尊びます。 そもそも武器は不吉なものなのです。 君子が用いるものではありません。 やむを得ず使う場合でも必要最小限、あっさりとした使い方でなくてはなりません。 勝ってもそれを素晴らしいこととしてはなりません。 そのようなことになれば殺人が素晴らしいということになってしまいます。 人殺しを楽しむ様な者は天下を支配することはできません。 吉事には左将軍を尊び、凶事には右将軍を尊びます。 通常、軍事では副将軍が左席にいて正将軍は右席にいますが、これは葬礼の形式に習っているからです。 人を多く殺さなくてはならない悲哀を持ち、たとえ戦いに勝っても葬礼の様式に則っているからなのです。

                                

 かつて佐藤栄作総理がケネディ大統領にこの老子の一節を渡したと言われています。 必要最小限の武力は持たざるを得なくてもその使い方への戒めですね。 

                       

 坂城町長 山村ひろし

坂城町ワイン事業のスタート(キックオフ)

坂城町では、巨峰を中心としたぶどう作りは町の基幹農産物として発展をしておりますが、今後の10年、20年を考えた場合、ぶどう作りの高齢化、後継者不足、遊休荒廃地対策など深刻な問題が横たわっております。

昨年6月の定例議会での所信表明でも申し上げましたが、坂城の農業の伝統、土壌などを考えた場合に一つの大きな可能性として、ワインぶどう作りがあげられます。

農業委員会の皆さん、関係団体、有識者の方々、役場スタッフの皆さんと種々お話を進めて参りましたが、いくつかの進展がありました。

その一つとして、農業委員会で海外のワイン作りの視察をすることになりました。 行き先は米国カリフォルニアのナパです。 ナパでのワイン作りはここ30年で大きく飛躍し、国際的にも大変高く評価されるようになりました。 これからワインを始める坂城町にとっても大変参考になるものと思われます。 今月25日から29日までの日程で、総勢15名で出かけて参ります。(私は行きませんが)

二つ目として、「第1回坂城町ワイナリー形成事業検討会」が開催されました。(1月20日)

これは、いわばワイン事業を始めるにあたってのキック・オフ・ミーティングです。 坂城町で以前からぶどう作りに関与されておられる方々、長野県地方事務所、ちくま農協、坂城町商工会、これからワイン作りを本格的にはじめようとされておられる方、など様々な方にお集まりいただいて今後の方向性について議論していただきました。

今年度中には坂城町でのワイン作りに関する方向性を出せればと思っております。

単にワインぶどうを作るだけでなく、製造加工、流通、販売をし、いわゆる6次産業化を目指したいと思っております。 また、レストラン、観光も視野にいれた夢のある産業としても育てたいと思います。 皆様方の種々なご意見を賜れば幸いです。

坂城町長 山村ひろし

坂城町循環バスの上田市への乗り入れ

坂城町では10年以上前から、町の重要な「交通のインフラ」として循環バスを委託運営しております。 しかしながら、町内には総合病院が無いことから、お年寄りや足のご不便な方々から上田市の総合病院へ循環バスを乗り入れてもらえないかとのご要望を承っておりました。 このたび、上田市の地域公共交通会議のご了解もいただき、本年4月から上田市への乗り入れが可能となりました。

詳細につきましては種々詰める必要がありますが、北回り、南回りそれぞれ一便づつを信州上田医療センターへ回すように致します。

内容が固まりましたら詳細スケジュールをご案内しますが、是非、ご利用ください。

坂城町長 山村ひろし

「お話の会」

昨年のクリスマス会の時にもお邪魔しましたが、本日(1月14日)坂城図書館で開かれた、「お話の会」(代表:氷沢清美さん)に参加しました。 この会は昭和61年(1986年)から始められ、今年で26年目を迎えました。

今日は紙芝居、紙細工、などの指導もありましたが、私は新年ということもあり十二支の話をさせていただきました。

 (私の使った十二支のカード)

紙芝居などの後の切り紙細工。 今日は龍の切り絵です。

(龍の切り絵作成中)

(作品見本)

(依田 よう 君の素晴らしい作品)

                       

今日は15名程度の子どもたちがお話の会に来ましたが、もっと多くのお友達に来てもらいたいですね。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第30章)

この章は老子の戦争観です。 また、単なる武力に関する見方だけでなく、人生観にも通ずる所があります。

以道佐人主者、不以兵強天下。其事好還。師之所處、荊棘生焉。大軍之後、必有凶年。善者果而已。不敢以取強。果而勿矜。果而勿伐。果而勿驕。果而不得已。果而勿強。物壯則老、是謂不道、不道早已。                           

 道を以(も)って人主(じんしゅ)を佐(たす)くる者は、兵を以って天下に強くせず。 其の事好く還る。 師の処(お)る所には、荊棘(けいきょく)生ず。 大軍の後には、必ず凶年(きょうねん)有り。 善なる者は果(くわ)なるのみ。 敢えて以って強(きょう)を取らず。果(くわ)にして矜(ほこ)る勿(なか)れ、果にして伐(ほこ)る勿れ、果にして驕(おご)る勿れ、果にして已(や)むを得ざれ、果にして強なる勿れ。 物壮(さかん)なれば則(すなは)ち老ゆ。  是を不道と謂う。 不道なれば早く已(や)む。           

 道を心得て君主を補佐するものは決して武力をもって強圧的な統治は行いません。なぜならばそのようなことを行うとかえってそれが跳ね返って来るからです。 軍隊のいるところは耕地としての手入れが出来ないので荊(いばら)などの生えた荒れた土地となってしまいます。 大きな戦いの次の年は必ず凶年が訪れます。道を心得たものならば勝って成果をあげたのならそれで良しとします。 相手に対しそれ以上の強圧的な態度は取らず、尊大な態度も取らず、武力で脅かすこともせず、傲慢にもならず、やむを得ずそうなったと言うような態度を持ち、脅かすようなことはしないのです。 何事も激しくやりすぎてはいけません。人間でもあまりにも強壮がすぎれば早く衰えてしまいます。このような行いを不道と言い道に逆らう行いです。不道の行いを続けていればたちまちに滅亡をむかえることになります。                     

 これは、用兵の極致でもありますし、「強壮」「強引」への批判でもあります。「不道なれば早く已(や)む。」、道のありようから外れてしまうといずれ滅びてしまうということですね。         

 坂城町長 山村ひろし