坂城町の「鉄の展示館」では、4月27日〜6月16日の予定で平櫛田中展が開催されています。
今年は故宮入行平刀匠(人間国宝)が生誕100年の節目を迎えるということもあり、生前親交があつく、刀剣と彫刻という分野を越えて生涯の師と仰いだ近代日本彫刻界の重鎮で文化勲章受章者「平櫛田中」の展覧会を特別に開催しております。
また、私が以前から懇意にさせて頂いている、平櫛田中さんの一番弟子とも言える文化功労者の橋本堅太郎先生にもお出でいただき講演会を開催する予定です。(6月8日(土)午後2時より)
以下、展示会の案内をご覧ください。
また、同時期には、「さかき千曲川ばら公園」で 「第8回ばら祭り」 も開催中ですし、坂城駅前には「169系」車両も展示されるなどいろいろな催しが予定されています。
ぜひ、足をお運びください。
今年、生誕100年を迎える故宮入行平刀匠(人間国宝)が、刀剣と彫刻という分野を越えて生涯の師と仰いだ、近代日本彫刻界の重鎮で文化勲章受章者「平櫛田中」の展覧会を開催します。
日本の伝統的な彫刻に西洋流の彫刻を融合し、古彫刻の彩色技法や寄木造を研究して写実表現を追求した平櫛の作品は、仏像や肖像、身辺彫刻など多岐にわたります。本展では、東京都小平市の平櫛田中彫刻美術館の全面的な協力により、こうした平櫛の選りすぐりの作品を一堂に展示します。
また、平櫛は宮入が手掛けたノミや小刀などの道具を使って、数多くの名品を制作する一方、宮入と一緒に全国各地の展覧会へ出かけるなど、二人は親子のような関係でもありました。こうした両者の深い交流についても宮入宛に出された平櫛の書簡60通余りを通じて紹介します。
平櫛田中
- 「いまやらねばいつできる、わしがやらねば、だれがやる」「六十、七十、はなたれ小僧、男盛りは百から百から」と、107歳の人生を最後まで現役で貫いた日本が世界に誇る不世出の彫刻家です。
開催期間
- 4月27日(土)~6月16日(日)
開館時間
- 午前9時~午後5時
入館料
- 500円(中学生以下は無料)
期間中のイベント
記念講演会
平櫛田中門下で現代彫刻界の最高峰にあり、日本の美術界を背負われている文化功労者の橋本堅太郎先生の講演会です。
- 日時 6月8日(土)午後2時
- 会場 中心市街地コミュニティセンター(鉄の展示館隣)
- 聴講料 無料(申込み不要)
学芸員のギャラリートーク
- 日時 5月18日(土)、6月15日(土)午前11時~
※申込み不要 - 会場 鉄の展示館
- 料金 無料(鉄の展示館への入館料が必要です)
問い合わせ先
鉄の展示館
TEL 0268 82 1128
有線 82 1128
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坂城町長 山村ひろし