「水道見守りシステム」の紹介(スウェーデン大使館)

昨日(2月14日)、スウェーデン大使館主催(駐日大使:マグヌス・ローバック氏)で福祉問題に関する事例発表会(シンポジウム)がありました。

このシンポジウムは、「日本―スウェーデン国交150周年」に際してスウェーデン大使館が主催して行われたものです。

日本・スウェーデンで取り組まれている斬新的なシステムが7例紹介されました。

そのトップに昨年から坂城町で実証実験が始まった「水道メーターを使った見守りシステム」が紹介されました。

(見守りシステムについては以下のサイトをご覧ください。)

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=45747

ローバック大使はシンポジウム後のレセプションでも、坂城町の水道メーターを使った「見守りシステム」は大変素晴らしいと再三述べられていました。

挨拶される、駐日スウェーデン大使:マグヌス・ローバック氏

坂城町の事例を紹介する、長野県公営企業管理者小林利弘氏

各々の発表内容はいずれも素晴らしい取り組みでした。

プログラム内容は以下の通りです。

イベント概要

ソーシャルイノベーション・ダイアローグ

日本とスウェーデン- ソーシャルイノベーションの試験台として

主催:スウェーデン大使館
協力:SKL(スウェーデン地方政府連合会)
後援:厚生労働省、総務省、読売新聞社、全国知事会、自治体国際化協会
スウェーデンと日本の国交樹立150周年事業の中でも大使館が主催する最初のイベントです。両国のケア分野でのソーシャル・イノベーション事例(ソフト・ハード両方)を発表し、高齢化社会はじめ両国がかかえる様々な社会的課題へのソリューションを考えます。日本から3事例、スウェーデンから3事例、共同研究を1事例、計7事例をとりあげます。
Hosted by the Embassy on occasion of the Anniversary year, Social Innovation Dialogue provides a forum for exchanging the latest developments on innovative methods and technologies to meet today’s societal challenges, including an aging population. Three cases from Japan; three from Sweden and one joint study case, to present seven cases in total.

https://youtu.be/hKSl5kPrI_g

シンポジウムプログラム Symposium Programme

開会の挨拶
Opening remarks

駐日スウェーデン大使 Mr Magnus Robach(マグヌス・ローバック)
厚生労働省 大臣官房総括審議官(国際保健担当)池田千絵子様 Senior Assistant Minister for Global Health, Ministry of Health, Labour, and Welfare

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冒頭のことば
Introductory remarks

SKL CEO Ms Vesna Jovic(ヴェスナ・ヨヴィック氏)

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事例1
Japan

「見守り」について長野県坂城町の事例と埼玉県入間市の事例発表
(長野県公営企業管理者 小林利弘様、入間市副市長 友山宏一様)
Two cases of Watch Over initiatives from Nagano Pref. and Iruma City

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事例2
Sweden

地方自治体のアイディア・ハブ~地方自治体のイノベーション能力を高める (Mr Jonny Paulsson, Vinnoca) Idea hubs in municipalities – Enhancing innovation capacity in municipalities

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事例3
Japan

IoTやロボットのケア分野への導入-スマート保育園 (ユニファ代表取締役 土岐泰之氏)
Introduction of IoT and Robots in the care sector- Smart Nursery

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事例4
Sweden

スウェーデンの電動車椅子で広がる世界 (Permobil ぺルモビール株式会社日本支店長加世田忠二氏)
Expandingyour world by Swedish electric wheelchair

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事例5
Japan

複数自治体連携型大規模健幸ポイントプロジェクト(筑波大学大学院人間総合科学研究科 久野譜也先生)
Active ageing Wellness Point Project in municipalities

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事例6
Sweden

へき地の医療に関する技術的ソリューション(Dr Peter Berggren, CEO of the Center for Rural Medicine in Storuman, Västerbotten)
Technical solutions for medical care in remote rural areas

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事例7
Joint study

活力ある高齢社会の実現にむけた国際連携型リビング・ラボの創出(東京大学高齢社会総合研究機構 秋山弘子先生)
Creation of Transnational Living Lab in view of realizing active ageing society

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パネルディスカッション Panel

発表者による感想、ディスカッション
Reflections and discussion by presenters

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コメント
Comment
舞浜倶楽部CEO グスタフ・ストランデル氏のコメント
Comment by Mr Gustav Strandell, CEO Maihama Club

シンポジウム後のレセプションでローバック大使ご夫妻と

坂城町長 山村ひろし

武市海里(みどり)さんの講演会

先日(2月13日)、武市海里さん(株式会社BOA代表取締役社長、一般社団法人日本ワークライフバランスサポート協会理事長)の講演会が開催されました。

主催は企業人権同和教育推進協議会(会長:山村)で、今回はこの協議会のメンバーに限らずオープン講演会として開催しました。

ダイナミックに活躍されておられる武市さんの講演は大変説得力があり、多くの貴重なヒントをいただきました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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企業人権同和教育推進講演会

企業人権同和教育講演会

企業人権同和教育講演会02 企業人権同和教育講演会02

2月13日(火)、文化センターで、平成29年度企業人権同和教育推進講演会が開催されました。講師として、株式会社BOA代表取締役社長、一般社団法人日本ワークライフバランスサポート協会理事長の武市 海里(たけいち みどり)さんをお招きし、『ダイバーシティー・多様性が創る、みんなde子どもを育てる社会』と題してご講演いただきました。

武市さんは、仕事・家庭・育児をこなしながら、子連れ出勤奨励や産休・育休で辞めた女性のお帰り雇用制度の創設など、女性の活躍支援を行っています。また、シニア世代の就労支援をはじめとした多様な人材の活用に積極的に取り組んでいます。

本日は、ご自身の経験を踏まえながら、就職や会社内での困難をどのような方法で解決したかや子どもを育てる社会にはさまざまな人材が必要であることなど、わかりやすくお話しいただきました。また後半はグループに分かれ、女性や障がい者、LGBTなどの方が活躍している社会とはどんな社会であるか、というテーマについてそれぞれ話し合いました。

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坂城町長 山村ひろし