平成27年第1回議会定例会閉会あいさつ

 本日(3月17日)、平成27年坂城町第1回議会定例会が閉会いたしました。

 今議会は私にとって、1期目最後の議会です。

 4年間、多くの皆様に大変お世話になりました。

 以下、閉会のあいさつを掲載させていただきます。

                         

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平成27年第1回議会定例会閉会あいさつ>

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平成27年第1回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。>

 3月2日に開会されました本定例会は、本日までの16日間の長きにわたりご審議をいただきました。提案いたしました専決報告、条例の新設、条例の一部改正、27年度の一般会計・特別会計予算、さらに、追加議案でお願いいたしました、一般会計・特別会計の補正予算、条例の改正、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜りありがとうございました。>

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さて、平成27年度当初予算は、町長並びに議員の改選期ということから骨格編成といたしましたが、南条小学校の建設などを始めとした、継続事業や子ども医療費の無料化に係る給付範囲の拡大、保育料の細分化に伴う負担軽減など、子育て世代を応援する施策を積極的に盛り込むとともに、住民生活や町政運営に支障が生じないよう各事業が滞りなく展開できる予算編成に努めたところであります。>

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 国は、「まち・ひと・しごと創生法」を施行し、各自治体に平成27年度から5年間で取り組む人口減少対策や、平成32年時点の達成目標を盛り込んだ「総合戦略」の策定を求めております。>

坂城町といたしましは、現在の「まちづくり推進室」を「まち創生推進室」と改め、人口減少対策等の坂城町の総合戦略を立て、推進してまいりたいと考えております。>

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 さて、私が平成23年、議員の皆様ともども町民の皆様のご支援を受け町政を担当させていただいてから、あっという間に4年間が経過し、今任期における最終議会となったところであります。>

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私が坂城町長に就任させていただいた時期は、坂城町の産業、特に工業の分野においては最悪とも言える状況下でありました。>

東日本大震災の直後であり、また、極端な不況、デフレ、円レートが75円台という、厳しい経済状況でありました。>

そのような中、坂城町の将来を考え、いくつかの提案をさせていただき事業に着手いたしました。>

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 議員の皆様を始め町民の皆様のご理解をいただく中で、数多くの事業を達成させていただきました。>

私が掲げた公約の4本の柱のテーマごとに実現した、若しくは、方向づけが成された主な事業について申し上げますと、>

まず、産業の活性化を中心とした活力あふれた元気な町づくりに向けた取り組みにつきましては、

テクノセンターでは、3Dプリンターの導入、また、テクノハート協同組合とも連携する中、町内企業のもつ高い技術や能力を広く内外に発信した「さかきものづくり展」の開催支援や受注機会及び販路開拓をサポートするため、工業展示会への出展支援拡充、さらに、町内に集積する様々な技術や知識を活かした新たな価値創造や新製品開発などを支援する「コトづくりイノベーション補助」の創設、商工会と始めた経営革新塾など、いずれも企業や若手経営者の活力UPに寄与できたものと考えております。>

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 この地域の発展に欠くことのできない信越線、その花形電車であった169系が平成25年に引退し、そのトップナンバーとラストナンバーの1編成車両をしなの鉄道から譲り受け町に静態保存し、現在も全国からファンが訪れておりますが、その活用の一つとして、商工会商業部会の「ふーど市」がスタートいたしました。生鮮3品の販売などをする中で、商業の活性化や賑わいの創出にも繋がっております。>

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6次産業化に向けた取り組みの「さかきワイナリー構想事業」は、試験圃場を確保すると共に若い担い手を募集し、町に適したワインぶどうの栽培実証を進めました。24年度からは、坂城町産の巨峰を使ったロゼワイン、スパークリングワインの委託醸造も行い、定着をしてきたと感じているところであります。>

また、東御市を中心とした広域ワイン特区に入ることにより、投資を呼び込むチャンスも増え、夢を持てる事業に弾みがつくものと考えます。>

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また、東日本大震災の電力危機を契機に、エネルギーの効率的な利用による持続可能な「まちづくり」に向けた「坂城スマートタウン構想」を立ち上げ、地域全体の電力の有効利用や再生可能エネルギーの活用に向けて取り組んでまいりました。>

テクノさかき工業団地においては、企業のご協力をいただく中で、データ収集や実証実験などを行い、「電力の見える化」によるスマート工業団地実現に向けて取り組んでおり、さらに、役場庁舎に県内の自治体に先駆け、バイオマスボイラーを導入することによりCO2の削減などに取り組んでおります。>

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 松くい虫防除対策につきましては、空中散布を中止した3年間に松くい虫被害が拡大し、看過できない状況になっておりました。>

被害現地で専門家から「今ならまだ間に合う」という力強いお言葉をいただき、リスクコミュニケーションの強化を図り、平成24年から空中散布を再開いたしました。>

 さらに、26年度には、地域の要望を受け無人ヘリによる散布を実施いたしました。今後も、樹種転換、松の植樹など総合的な防除対策に取り組んでまいります。>

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町特産のねずみ大根のキャラクター「ねずこん」の誕生につきましては、23年度の「ねずみ大根祭り」において、公募により命名をいたしました。2回目の挑戦となった「ゆるきゃらグランプリ2013」では、全国で95位、県内の市町村では1位を獲得し、今では町のイメージキャラクターとしてすっかり定着し、ぬいぐるみ、ピンバッチなど各種グッズが坂城町のお土産としても喜ばれております。>

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続いて、子どもたちの教育や学習などを通じた人の輝く町づくりでは、村上小学校の耐震改修、2年の歳月をかけて検討した地域のシンボルとしての南条小学校の建設に着手、教育環境の整備や安心安全の学校づくりを進めたところであります。>

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また、グローバル社会に対応した人材育成に向けた英語教育のため、教える教師が自信を持って教壇に立てるよう英語研修をメニュー化、26年度からは中学校に加え、小学校に先駆的な取り組みとしてALTを配置し、さらに、27年度は増員をしてまいります。>

また、高度情報化社会を生き抜く子どもたちの「情報活用能力」の育成に向けた、ICT(情報通信技術)教室も開催いたしました。>

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続いて、高齢者や子供たち、ハンディキャップのある方も、安心して暮らすことができる笑顔の町づくりにつきましては、バリアフリー化の象徴として坂城駅にエレベーターの設置を実現させました。利用した方から「階段の上り下りがなく楽になった。」「ベビーカーのまま利用できて便利。」等の声をお聞きし、私自身大変うれしく思っております。>

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子育て支援につきましては、全保育園を子育て支援センターの分室と位置づけ、どの園でも専門的な子育て相談が定期的に受けられる体制を整えると共に、新たに村上保育園でも一時預かりを開始し、利便性の向上を図りました。>

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さらに、子育て推進室を中心に、臨床心理士、家庭児童相談員、教育コーディネーター、保健センター、保育園、教育委員会などが関わり、連携を取りながら、5歳児「すくすく相談」、6歳児「すくすくらんど」を立ち上げ、子ども達の成長を促し就学に向けての充実も図りました。>

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また、児童福祉法の改正により、27年度から3児童館に補助員を増員、さらに、町独自に小中一貫の教育・心理カウンセラーの配置、子育て支援センターにおいても、家庭児童相談体制の充実を図り、子ども達の健全育成並びにサポート体制の充実を図ってまいります。>

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子育て世帯の負担の軽減にも取り組み、第3子以降の保育料について、上の子の年齢にかかわらず半額とする新たな軽減措置を制度化したほか、27年度からは、所得階層の細分化による保育料の軽減や子どもの医療費の無料化対象年齢を中学生まで拡大いたします。>

また、不妊治療のための助成制度も創設し、様々な側面から出産、子育てを支援する方策を取り入れました。>

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町民の皆さんの健康づくりにつきましては、保健師の増員、「40歳スタート検診」や各自治区を訪問する「健康づくり講座」を開催するなど、すべての町民の皆さんが健康で長生きできる「健康なまちづくり」に取り組んでおります。>

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 高齢者の皆さんへの生活支援では、「第6期坂城町介護保険事業計画」の策定に合わせ、27年度から地域包括支援センターに社会福祉士を増員し、生活支援サービスの体制整備、認知症対策等の充実を図り、また、保険料を細分化し、年金所得者にも配慮をいたします。>

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町循環バスの運行につきましては、上田医療センターへの便を創設したほか、車両1台を高齢者や障がい者の方に配慮し、安全性を高めたバリアフリー車両に更新いたしました。>

町民の皆さんが利用しやすいよう、バス停の増加、運行ルートや運行時間の見直しなどの工夫を重ねました。今後も町民の皆さんに利用していただけるよう努めてまいります。>

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町税や下水道料金の納入につきましては、「コンビニ収納」を開始し、休日、夜間を問わず、いつでも、どこでも、全国のコンビニで納めることができるようになり、町民の皆さんの利便性とともに収納の機会の拡充を図りました。>

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自然災害が増える中、防災対策にも力点を置き、Jアラート(全国瞬時警報システム)の自動発信システムの構築と複合的なメール配信システムの整備を進め、登録型配信メールサービス「坂城町すぐメール」の運用を開始する中で、安心・安全で災害に強いまちづくりにも努めております。>

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 昨年の大雪を教訓として、26年度から県と協定を結び、県の大型除雪車、融雪剤散布車も使って県道と主要町道を一体とした除雪を行うことにより、除雪の迅速化及び効率化による除雪体制の強化を図りました。>

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小網地区においては、県営水道の送水管からの分岐が認められ、配水管が3年かけて全域に引かれ、これで県営水道の布設計画による、町内すべてに水道を整備することができました。>

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さて、空き家が町内でも目立つ状況となり、住環境対策、活用、定住促進などの検討を始めたところですが、まずその対策の一環として、空き家情報バンクを設置するため、昨日、長野県宅地建物取引業協会上小・更埴支部と協定を結び、来月からホームページ等を活用し、空き家情報の提供を始めてまいります。>

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また、平成24年度で開館10周年を迎えた、びんぐし湯さん館のリニューアル工事を実施し、キッズスペースやいす席による食堂の新設など、より多くの皆さんに気持ちよくご利用いただける施設づくりに心掛け、好評をいただいております。>

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続いて、芸術文化の振興による誇れる町づくりにつきましては、文化協会を中心とした実行委員会にご尽力をいただき、坂城町の自然を中心に、誰もが歌いやすい「坂城町の歌」と、町のイメージキャラクター「ねずこん」を可愛く元気に歌にした「ねずこんの歌」が誕生いたしました。どちらも末永く歌い継がれるものと期待いたしております。>

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鉄の展示館の開館10周年記念企画展では、坂城町出身の新進銅板画家「小松美羽展」を開催し、大勢の若者で賑わいました。これを機会に小松さんを坂城町特命大使に任命し、メディアをはじめ国内外の出展時に、ふるさと坂城への想いと共に、町の情報発信にお務めいただいております。>

 引き続き、小松美羽さんを始め若い芸術家を応援してまいりたいと思います。>

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そのほか、びんぐしの里公園で開催された2回の「薪能」を支援するとともに質の高いクラシック音楽を町民の皆さんに聞いていただく機会を定期的に設けるなど、文化芸術の振興を図ってまいりました。>

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4年間という期間は短く、今後に繋がるいくつかの課題も残っているところではありますが、改めて、心温まるご支援をいただきました町民の皆様並びに議員の皆様のご理解に深く感謝申し上げるともに、厚く御礼を申し上げます>

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 また、私も含め、この4月の選挙に立候補される皆様におかれましては、ご健闘をいただき、再び、この場で会えることを願っております。勇退される方には、これまでのご労苦に厚く感謝申し上げます。

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 最後に、私と一緒に事業の推進並びに課題解決のため、共に考え、悩み、行動してくれた、副町長、教育長、また、この席にいる課長、係長、そしてすべての職員に心から感謝を申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。>

 4年間本当にありがとうございました。

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 坂城町長 山村ひろし>

坂城町のニュース二つ

 本日(3月16日)の坂城町のニュースから二つご紹介します。

 「空き家バンクに関する協定」 と 「トンネルでの小水力発電」です。

 以下坂城町ニュースからご覧ください。

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空家バンク運営協定締結

空き家バンク協定

▲左から、(一社)長野県宅地建物取引業協会上小・更埴支部 柳澤善治総務財政理事、柴崎秀之副支部長、樋口盛光支部長、山村町長、宮下副町長、小林弘行副支部長

  3月16日(月)、町と一般社団法人長野県宅地建物取引業協会 上小・更埴支部との間で、「坂城町空き家バンク」の運営に関する協定が締結されました。

  町では、町内で増加傾向にある空き家を有効利用するため、空き家の所有者と利用希望者に、町のホームページ等を使って情報を提供する「坂城町空き家バンク」の運用を4月1日から開始します。

  今回の協定により、空き家バンクを開設した際は、所有者の相談に町とともにのっていただき、空き家の状況や不動産取引のアドバイスなどをしていただけるようになります。

  登録は4月から、申込書類は町ホームページからダウンロードできるようにする予定ですので、空き家を有効利用したい方は、ぜひご登録ください。

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坂城中3年生が小水力発電

 

坂中小水力発電

  3月16日(月)、坂城中学校3年3組が、この一年間総合的な学習の時間に活動を進めてきた、五里ヶ峯横坑トンネル内の地下水を利用した小水力発電の成果発表会が行われました。

  プロジェクト名は、「プロジェクトS  ~地球温暖化を防ぎ、地域に貢献する若者たち~」。生徒たちは、昨年4月に国内の主力発電である火力発電が温室効果ガスの増加をもたらしていることを知り、自然エネルギーによる発電の必要性を感じました。そこから、町が進める「スマートコミュニティ構想普及支援事業」を学び、町内に小水力発電機を設置し、地域にエネルギーの供給をすることを目標に活動を開始。信州大学教育学部の村松浩幸教授や、おーい原木会、埴科精機(有)様、公益財団法人さかきテクノセンター、町の協力を得て、自転車の車輪とハブダイナモを用いた発電機を作り、キノコの栽培などをしている五里ヶ峯横坑トンネル内に設置しました。

  本日の発表会では、生徒たちが発電機を設置すると、車輪に取り付けた羽が水を受けて勢いよく回り出し、2.0~3.0Vの電圧を得てライトが辺りを明るく照らしました。

  生徒たちは、「車輪に取り付けた羽を固定するのが大変だったが、この灯りでトンネル内の作業がしやすくなればうれしい」と、地域に貢献することの喜びを述べていました。

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 坂城町長 山村ひろし

若麻績通明さんのお話

 本日(3月12日)、坂城町中之条にある西念寺の若麻績(わかおみ)実豊さんと奥様の節子さんがお見えになりました。

左から:若麻績節子さん、山村、若麻績実豊さん

            

 お二人は、3月4日、オーストラリア南東部カウラ市の日本人墓地に埋葬されている、叔父の坂城町(元中之条村)出身、元陸軍准尉若麻績通明さん(1918年―45年)の墓を訪問されました。

 元陸軍准尉の若麻績通明さんが、昭和19年にニューギニアで戦死したと伝えられておりましたが、実は捕虜となった後、オーストラリアに移送され、死後、カウラの日本人墓地に埋葬されていたことが分かりました。

           

若麻績通明さん

                

 昨年、明治学院大特命教授の山田真美さんがカウラの墓地のリストに若麻績通明さんの名前を発見し、知人の若麻績姓の男性に連絡したことなどから、通明さんであることが判明しました。

 昨年8月に若麻績節子さんの妹さんの林康子さんとご主人の誠さんがカウラを訪問し墓地を確認されたそうです。

 今回のカウラ訪問でオーストラリア国立大学研究員の田村恵子(日豪関係史の研究者)さんともいろいろお話もしカウラ市のビル・ウェスト市長とも会い、分骨などのお願いをされたそうです。

 若麻績さんによりますとこの日本人墓地は大変大切に管理されており、戦没者以外でも、戦時中強制キャンプに収容された人々(抑留民間人)も含めてオーストラリア各地で亡くなった方々、500人がこの墓地に収容され埋葬されているとのことです。

 昭和30年ころに、この事実が日本政府に伝えられたのですが、遺族への連絡等は一切なかったそうです。

             

カウラの日本人墓地

          

日本人墓地の献花台と墓標   

                 

billwest

カウラ、ビル・ウェスト市長

          

 カウラ市は大変親日的で桜の植樹なども積極的に行っていただいているようです。

 戦時中、海外で無くなった方々のお墓をこのように丁重に維持管理していただいていることに心から感謝したいと思います。

 また、若麻績通明さんの分骨の話などが進展しましたら改めてご紹介したいと思います。

 まだまだ戦後は終わっていないのだなと思いました。 また、本件についての日本政府のいままでの対応についてはいささか残念ですが、オーストラリア、カウラ市の大変、心温まるお話を伺い胸を打たれました。

             

 坂城町長 山村ひろし

「おとわの会」主催の講演会

 坂城町で長年、視覚障害の方々への種々のサポート活動をされておられる、「おとわの会」 の主催で理学療法士 古川正雄さんの講演会が開催されました。

 タイトルは 「全盲の人生  ~その見えない目で見えるもの~」 です。

 私は議会開会中のため参加できませんでしたが、素晴らしいお話をしていただいたようです。

 以下、坂城町ニュースより

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古川正雄さん 全盲の人生を語る

古川正雄さん

▲写真上、古川正雄さん

  3月11日(水)、老人福祉センター夢の湯で、音訳ボランティアサークル「おとわの会」主催による講演会が開催されました。

  講師には、理学療法士で生まれつき視覚に障がいを持たれている古川正雄さんをお招きし、「全盲の人生  ~その見えない目で見えるもの~」と題してご講演をいただきました。

  古川さんは、幼少期にはほとんど目が見えない状態となり、小学3年生から盲学校に通い、理学療法士の資格を取得するため、鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院に就職し、40年間勤務されました。現在は、社会福祉法人敬老園に勤めながら、趣味のマラソンや読書などをし、妻子やお孫さんと触れ合う生活をされています。

  その人生には、視覚に障がいを持つがゆえに、数々の困難があったと古川さんは言います。小学2年生まで通っていた通常学校で受けたいじめや、理学療法士の資格試験、生活をする上での問題など、さまざまなエピソードを話されました。しかし、就職してからは、「患者の皆さんから評判の良い理学療法士になること」「職場の皆さんから悪く思われないようにすること」「職場の皆さんができないことで、自分にできることは積極的にやること」を心がけて定年まで勤め、今は平凡ながらも感動のある生活ができているとのことです。古川さんは人生を振り返りながら、キーボードでの弾き語りも披露され、最後には「皆が小さな気配りや小さな行動を心がけて生活すれば、何かあたたかいものが生まれるのではないか」と訴え、講演を締め括られました

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 坂城町長 山村ひろし

南長野運動公園総合球技場オープン

 昨日(3月8日)、改修工事の終了した、南長野運動公園総合球技場がオープンし、長野広域連合(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、小川村、飯綱町)の一員として竣工式に招待され、参加しました。

 小雨まじりの天候でしたが、植え付けたばかりの芝には良かったのではないかと思います。

 この総合球技場は2年前から改修工事を始め、長野地域では初めての国際規格、J1・J2の基準を満たす総合球技場で、ラグビーやアメリカンフットボールも可能な球技場として新たに誕生いたしました。

 

 これで、日本プロサッカーリーグJ3に所属するAC長野パルセイロの拠点スタジウムとしてJ1としても活用されることになります。

          

竣工式で挨拶する加藤長野市長

          

 

        

 施設は地上4階で、フィールドは天然芝(寒冷地型のケンタッキーブルーグラス)、収容人員は15,491名です。

 この施設には、ほかの球技場には見られない、授乳室、キッズコーナー、桟敷のようなテラスデッキ、11人まで入れる個室・個席がセットとなったマルチボックスなど競技を楽しむ以外の工夫もなされていました。

 昨年には上田市にサントミューゼがオープンし、総合的な芸術の場ができました。

 今回は、長野市の総合球技場のオープンです。 このような大型の施設を坂城町独自で持つことは難しいのですが、上田広域、長野広域、両者に属している坂城町のメリットも生かして有効に活用していければと思っています。

              

         

 坂城町長 山村ひろし

坂城町防災会議

 本日(3月5日)、坂城町防災会議が坂城町役場講堂で開催されました。

            

坂城町防災会議にて挨拶する山村

            

 この防災会議には、坂城町の他、国土交通省長野国道事務所、千曲川河川事務所、長野県地方事務所、千曲建設事務所、上田水道管理事務所、千曲警察署、千曲坂城消防組合、坂城町消防団、しなの鉄道、東日本NTT、坂城郵便局、中部電力、陸上自衛隊、県自主防災アドバイザー、坂城町婦人消防隊、坂城町日赤奉仕団、坂城町区長会、坂城町民生児童委員会など多くの関係機関が参画しています。

                      

 本日のテーマは 「災害時要援護者計画」 を平常時も含めた活動も考慮して 「要配慮者支援計画」 と改定することに関するものです。

                      

 あらかじめ、独り暮らし高齢者、介護保険要介護認定者(3から5)、身体障害者(1級、2級)、療育手帳(A交付者)、精神障がい者(保健福祉手帳1級、2級)、重症難病患者などの方々をリストアップし避難支援がスムースに行えるように改定するものです。 (ただし、平常時における情報提供は要支援者ご本人の同意を必要とします。)

                  

 また、情報の伝達に関しては、災害発生時、携帯端末を活用した 「さかきまちすぐメール」 「緊急速報メール」 や上田ケーブルによるFM臨時災害放送局等を活用するなど、複数の手段を組み合わせることによる情報伝達を行うことなどの確認も行いました。

        

 坂城町長 山村ひろし

坂城小学校での「キャリア教育」

 先日(3月3日)、坂城小学校で、地元の経営者、お寺のご住職、千曲警察署など地元の先輩からお話を伺う、キャリア学習 「地域の先輩から学ぼう」 の授業がありました。

 このように地域の皆さんが地域の子どもたちを育てるという素晴らしい取り組みです。

 以下、坂城町のニュースよりご覧ください。

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坂城小6年生が地域の先輩から学ぶ

坂小キャリア学習

  3月3日(火)、坂城小学校6年生が、地域でご活躍されている大先輩や憧れの職業に就いている方の話を聞くキャリア学習「地域の先輩から学ぼう」が行われました。

  これは、卒業が近づいてきた6年生が、夢や目的をもって生きることの素晴らしさを知り、地域を誇りに思い、意欲を持って巣立っていけるように実施されたものです。

  講師にお招きしたのは、(株)大門製作所 代表取締役社長  宮澤興道さん、(株)西澤電機計器製作所 代表取締役社長  西澤孝枝さん、満泉寺 住職  斎藤智是さん、千曲警察署 生活安全課巡査  佐藤真紀子さんの4名です。児童たちは、4グループに分かれてそれぞれの職業の皆さんの仕事内容や思いを聞き、将来に向かって夢や希望を持つことの大切さを学んでいました。

  なお、授業の最後には、3年生が栽培したねずみ大根で作ったドレッシングがお礼に手渡されました。

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 坂城町長 山村ひろし

上巳の節句

 今日(3月3日)は五節句の一つで、「上巳(じょうし)の節句」 です。この季節は桃の花が咲く頃であることからから、「桃の節句」 と言われていますが、期限は平安時代以前とも言われています。

 季節の変わり目に、身の汚れをはらい、無病息災で暮らせるようにと川で身を清める神事も行われたようです。

 その後、平安時代に宮中の女の子どもたちの「ひな遊び」 と結びつき紙人形などにけがれを移して川に流し、健康と幸せを願ったのがひな祭りの起源だといわれています。
 現在のように、人形を飾るようになったのは江戸時代からで徳川家康の孫娘 「東福門院」 が自分の娘のために作った男女一対の内裏びなが始まりとされています。(ウィキペディアなどより)

 現在、坂城町では、「第10回坂城古雛まつり」が、坂木宿ふるさと歴史館、鉄の展示館などで盛況に開催されています。

 毎日、全国各地から多くのお客様が来られています。

 まだ、ご来場いただいてない方は早めにお出で下さい。(4月5日までです。)

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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貴重な古雛が競艶  第10回坂城古雛まつり開催中!

第10回古雛まつり坂木宿ふるさと歴史館

▲坂木宿ふるさと歴史館

  第10回坂城古雛まつりが、坂木宿ふるさと歴史館、鉄の展示館などで、4月5日(日)まで開催されています。

  今年の古雛まつりは10回目の節目を迎え、過去出品した中で選りすぐりの雛人形を展示し、過去最大の展覧会となっています。
  坂木宿ふるさと歴史館では、1階全フロアで坂城町と近隣から選りすぐりの古雛が並び、押絵雛や現代の吊るし飾りが彩りを添え、鉄の展示館では、長野県内で伝来した豪華で貴重な享保雛や古今雛が並び、特に県内最古と考えられる享保雛や県内最大級の双子の大型享保雛が競艶するなど、これまでにないスケールの内容となっています。

▼鉄の展示館

第10回古雛まつり鉄の展示館

  期間中は、ふるさと歴史館での抹茶無料接待や、坂木宿とお雛様をめぐるガイドツアー、添釜席などのイベントも行われますので、ぜひご来場ください!

▼イベントの様子

第10回古雛まつりイベント

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 坂城町長 山村ひろし

薔薇人(バラード)の会総会

 先日(2月28日)、坂城町の薔薇の愛好団体、「薔薇人(バラード)の会」総会が開催されました。

 この会は坂城町の町花 「バラ」 の愛好会で、坂城千曲川バラ公園の手入れをボランティアで行っていただいている団体です。 

 今回も、次回のばら祭りを迎え、熱心にご議論いただきました。 

                        

中央:挨拶される塚田晃久会長

         

挨拶する山村  

                          

 坂城千曲川バラ公園で毎年開催されている 「ばら祭り」 も今年で第10回を迎えます。 昨年は、36,000人が来られました。

(昨年のばら祭りの様子)

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=36304

                      

 今年の 「ばら祭り」 は5月30日(土)から6月14日までの16日間開催されます。

 今年も 「薔薇人の会」 の皆様の絶大なるご支援を得て開催されます。

 坂城千曲川ばら公園は、アルプスを遠望し、山に囲まれ千曲川を足元に見る、大自然に囲まれた素晴らしいばら公園です。  是非、お出でください。

                 

バラ公園画像

坂城千曲川バラ公園の「ばらゲイト」 写真スポット

 

  また、「薔薇人の会」 の会員数は現在67名ですが、当会では随時会員を募集していますので、バラにご関心をお持ちの方は坂城町役場までご連絡ください。

(Tel:0268-82-3111)

            

 坂城町長 山村ひろし

平成27年第1回坂城町議会定例会招集あいさつ(1)

 本日(3月2日)、平成27年第1回坂城町議会定例会招集され以下のあいさつを申し上げました。

 長文ですが、ご覧ください。

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平成27年第1回坂城町議会定例会招集あいさつ>

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 本日ここに、平成27年 第1回 坂城町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様全員のご出席をいただき開会できますことを心から御礼申し上げます。>

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 さて、先月3日、閣議決定された国の平成26年度補正予算に、各自治体における地方創生にむけた総合戦略の策定や、消費喚起、生活支援に活用できる交付金が盛り込まれました。>

国の総合戦略にもとづく地方創生につきましては、>

1.地方における安定した雇用を創出する。>

2.地方への新しいひとの流れをつくる。>

3.若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。>

4.時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、>

 地域と地域を連携する。>

とあり、安心して暮らせる環境形成などの展開を図り、魅力あふれる地方創生の施策展開を図るというものであります。>

 町といたしましても、国の交付金を有効に活用する中で、より暮らしやすく魅力ある坂城町を目指す「坂城町版総合戦略」の策定と施策の推進を、早期に取り組んでまいりたいと考えております。>

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 さて、ここ最近の日本経済の状況を見ますと、国内全体としては、生産の持ち直しや個人消費の伸びにより昨年10月から12月期の国内総生産(GDP)が3期ぶりにプラス成長となり、回復の動きも出てきております。>

 日本銀行松本支店の2月発表の「金融経済動向」によりますと、県内においても、緩やかに回復しつつあるとしております。>

 また、町内企業の1月の経済状況調査では、前年同期と比較して、全体的には回復しているとする企業が多い状況でありました。>

 このような経済の好循環の兆しがみられる中、地域経済が更に活性化し、持続的に成長していくことを期待いたします。>

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 それでは、平成27年度の一般会計当初予算について申し上げます。

ご案内のとおり27年度は統一地方選挙の年ですので、制度によるもの、継続事業などを計上する骨格予算ではありますが、26年度から工事に着手しております、南条小学校の建設事業を当初予算に計上いたしておりますので、予算総額は26年度対比プラス15.1%>

9億4,000千円の増額となる69億10,000千円となり、過去最大の当初予算計上となりました。>

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まず、歳入でありますが、町の財政の根幹を担う町税につきましては、回復基調の経済情勢や、昨今の株価の推移等を勘案する中で、法人町民税については、税制改正の影響はあるものの堅調な推移を見込み前年度対比プラス80%、3億60,000円千円を計上し、個人町民税についても0.5%の増加を見込み、町民税全体では1億63,000千円の増額となる10億23,600千円を計上いたしました。>

一方、固定資産税については、評価替えの結果を反映する中で、マイナス2.2%、29,000千円の減となる12億60,000千円を計上しております。>

町税全体では、前年度対比5.9%、1億37,000千円の増額となる24億48,049千円といたしました。>

地方交付税につきましては、国における総額が前年度対比マイナス0.8%、1,300億円の減額となっていることに加え、坂城町においては、26年度の法人町民税についての増収実績、27年度の堅調な見込みを勘案すると、一定の減額が見込まれることから、>

50,000千円の減額を見込み8億円を計上いたしました。>

普通交付税の振り替え分となる臨時財政対策債につきましても、国における総額が前年度対比マイナス19.1%と大きな減額となっていることなどを勘案し、2億50,000千円の計上といたしました。>

財政調整基金からの繰入金につきましては、2億27,000千円、南条小学校建設事業に伴う文教施設整備基金からの繰入金については、8億50,000千円を繰り入れいたしますので、繰入金全体では、109.5%の増となる、11億37,316千円を計上いたしました。>

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次に歳出でありますが、投資的経費につきましては、南条小学校建設、町道A01号線事業や橋梁修繕事業といった継続事業の進捗に伴い増額となっておりますことから、プラス117%、15億>

22,614千円を計上いたしました。>

また、義務的経費といたしましては、人件費11億71,822千円、扶助費6億63,535千円を計上いたしており、それぞれ若干の増額を見込むところであります。>

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それでは、平成27年度の主要施策について申し上げます。>

最初に、最大の事業であります、南条小学校建設事業につきましては、昨年12月から度々降雪に見舞われる状況ではありますが、着々と工事を進めており、北普通教室棟及び管理・特別教室棟は、1階の天井部分までコンクリート工事がほぼ終了し、2階部分の工事に入ってきております。>

 音楽堂につきましては、柱や壁の工事が終了し、梁などの配筋作業に入り、立体的になってきており、南普通教室棟は、基礎工事を進めている状況であります。>

 28年3月末のしゅん工を目指し、鋭意工事を進めているところであります。>

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続きまして、地方創生の柱となる特徴的なまちづくり施策について申し上げます。>

坂城スマートタウン構想の推進につきましては、引き続きテクノさかき工業団地におけるエネルギー使用に係る調査研究を進めるとともに、スマート工業団地構築に向けた検討会を立ち上げてまいりたいと考えております。>

また、クールシェアやウォームシェアといった町民の皆さんのライフスタイルの変革に向けた意識啓発、住宅用太陽光発電システム導入に対する補助金交付の継続など、スマートタウン実現に向けて取り組んでまいります。>

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ワイナリー形成事業では、試験圃場の醸造用ブドウも定植から3年目を迎え、今季にはある程度の収穫を見込む中で、2~3銘柄について試験醸造による品質評価を行い、当町に適する品種選定に活かしてまいりたいと考えております。>

ワイナリー形成の基幹となる6次産業化につきましては、国の地方創生戦略による財源確保も視野に入れながら進めてまいります。>

先月21日に坂城町出身のシニアソムリエの成澤篤人さんを講師に迎えての、カジュアルワインセミナーを開催する中でも、ワインへの関心の高まりを感じたところであります。>

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さて、坂城町のワイン特区につきましては、平成25年11月>

29日に認定を受けておりますが、先日新聞報道にありましたが、東御市が坂城を含む周辺6市町村に呼びかけ、小規模ワイナリーが開業しやすくなるワイン広域特区の認定を国に申請する検討を始めました。>

 この広域特区に入ることにより、投資を呼び込むチャンスも増え、6次産業化へも弾みがつくと考えます。>

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町花バラによる「まちづくり」につきましては、国道18号線沿いの苅屋原、鼠地区、田町仮眠所、インター線沿いや坂城大橋の公園、また、びんぐし公園など町内各地で、町内外の皆さんに楽しんでいただいております。その中心に、自然景観に囲まれた「さかき千曲川バラ公園」があり、今年で10回目を迎える「ばら祭り」では、今まで以上に楽しんでいただけるよう、公園の顔となる入口アーチの改修や、園路の新設を図るなどバラ公園の充実を図っております。>

なお、「ばら祭り」は、実行委員会の皆さんにより、5月30日から6月14日までの16日間の日程で開催されます。>

ご来場の皆さんにバラ公園をお楽しみいただくとともに、「ばらのまち坂城」を町内外に発信してまいりたいと考えております。>

 マイナンバー制度に関しましては、現在、システム改修作業を中心に準備を進めており、本年10月から町民の皆さん一人ひとりに個人番号がふられ、お手元にカードが配布されますので、平成28年1月からは、税や福祉の申請手続などにおいて、添付書類を省略するなど、手続の簡素化や事務の効率化が図られます。>

 また、将来的には他市町村との情報連携も始まり、国全体で個人番号を使った利便性の向上や公平・公正な社会の実現に向けて、民間分野のサービスにも利用を拡大していく方向性が示されております。>

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続きまして、子育て支援・教育力向上の施策について申し上げます。>

子どもの福祉医療事業につきましては、少子化が進行する中、子育て家庭の経済的負担を軽減し、より安心して子育てをしていただけるよう、平成24年度から小学生までとしている子どもの入院外の福祉医療費の支給範囲を、27年度より中学生まで拡大し、子育て支援の拡充を図ってまいります。>

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平成27年4月から国の子ども・子育て関連3法の改正により、全国一斉に「子ども・子育て支援新制度」がスタートいたします。>

これを受け、27年度からの保育料につきましては、保育園等運営委員会でご議論をいただき答申をいただく中、町として保育料の段階を現在の9段階から16段階に細分化し、保護者の経済的負担の軽減を図ってまいります。>

 また、子育て支援センターにおいては、家庭児童相談体制の充実を図ってまいります。>

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昨年4月の消費税率の引上げに伴う負担軽減のために実施されました、臨時福祉給付金並びに子育て世帯臨時特例給付金の給付事業につきましては、当初の申請期間を12月26日まで延長し、臨時福祉給付金は2,000人、子育て世帯臨時特例給付金につきましては、1,683人への支給を行いましたが、27年度においても金額を見直し実施されることになりました。>

27年度におきましては、できるだけ多くの該当者の皆さんに申請いただけるよう、広報活動に努めてまいります。>

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「放課後児童健全育成事業」につきましては、「子ども・子育て関連3法」の改正による児童福祉法の改正により、4月から対象児童が「保護者が仕事等で、昼間家庭にいない小学校6年生まで」に拡大されます。町では3児童館において、補助員を増員配置し、子ども達の健全育成に努めてまいります。>

 また、教育・心理カウンセラーを配置し、小中学校一貫の教育相談(カウンセリング)業務を行い、不登校対策事業の推進を図ってまいります。>

 加えて、南条小学校及び坂城小学校の学習習慣形成支援員を増員し、サポート体制の充実を図ってまいります。>

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平成25年12月、国は、小学校における英語コミュニケーション能力と初歩的な英語運用能力の向上を図るため、「英語教育改革実施計画」を公表いたしました。坂城町においては、この計画を先取りし、平成26年度から中学校に加え、小学校にも外国語指導講師(ALT)を配置し、グローバル化に対応した教育環境づくりを進めてまいりました。27年度は、さらにALT1名を増員し、2名体制で3小学校の低学年からの外国語活動の推進を図り、坂城町の特色ある教育の推進に努めてまいります。>

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昨年7月、3小学校の体育館において、天井等の落下を未然に防止するための緊急点検を実施いたしました。この点検の結果、吊り天井方式で施工されている各小学校の天井について、落下防止対策が必要という報告がなされており、「天井の撤去を中心とした落下防止対策」を実施するため、設計等の経費を計上し対応を図ってまいります。>

子供たちの安心・安全に加え防災面での地域の避難所にもなるため、より確実な耐震安全性を確保してまいります。>

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さて、延期となっておりました中国上海市嘉定区との教育交流事業につきましては、5月14日から17日までの4日間の予定で、実験小学校の児童12名が坂城町を訪れ、教育・文化交流事業を行う計画であります。>

今回訪れる児童は、昨年7月に町からの訪問団の受入れをしていただいた皆さんですので、一層の友好の輪が広げられるのではないかと考えております。