平成26年第3回議会定例会閉会あいさつ

 本日(9月17日)、9月1日より開催されておりました、平成26年坂城町第3回議会定例会が閉会しました。

 以下、閉会の挨拶を掲載させていただきます。

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平成26年第3回議会定例会閉会あいさつ>

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平成26年第3回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。>

 9月1日に開会されました本定例会は、本日までの17日間の長きにわたりご審議をいただきました。提案いたしました、人事案件、条例の一部改正、平成25年度一般会計・特別会計決算の認定、26年度一般会計・特別会計補正予算、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、誠にありがとうございました。>

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さて、去る9月3日、第2次安倍政権発足後初となる内閣改造が行われ、安倍首相は、引き続き経済最優先でデフレからの脱却を目指し、成長戦略の実行に取り組むことを表明いたしました。>

 このような中、最大の課題として「元気で豊かな地方の創生」が掲げられたことは、地域経済活性化のための強い追い風になるものと思われます。>

 少子高齢化をはじめ、地方が直面する課題への実効性のある政策を期待するものであります。>

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次に、敬老の日に合わせ、町内各地区で祝賀行事が行なわれておりますが、今月11日から本日まで上田創造館で、網掛の塩野入大賢さんが日本画展を開催されています。今年米寿を迎えられましたが、いまだ現役で活躍されております。>

私も9月6日に敬老訪問を行いましたが、それぞれの高齢の皆さんが、農業、芸術、スポーツなど目標を持ち活動を続けられており、それぞれ大変素晴らしいお顔をされておりました。>

人生に目的を持ち、生きがいを持って現役でがんばっておられる姿が、明るい町づくりに繋がるものと考えます。>

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さて、町では、この9月7日をもって「交通死亡事故ゼロ」が、1000日に到達いたしました。>

千曲交通安全協会坂城支部、町交通指導員、ヤングドライーバーズクラブの皆さん、警察等各関係機関、地域の方々と協力して、交通事故の撲滅に取り組んで参った成果であり、皆さま方の大変なご尽力に心より感謝申し上げます。>

 ただし、この「1,000日」というのは一つの通過点であります。>

 これからも、2,000日、3,000日を目指して皆さま方と一緒に、交通安全の町として啓発に努めて参りたいと考えております。>

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なお、9月21日(日)から30日(火)までの10日間、「秋の全国交通安全運動」が実施されます。期間中30日には、国道18号線田町交差点において交通指導所を開設し、交通安全の啓発を行います。>

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味覚の秋、実りの秋にふさわしいイベントも目白押しです。>

9月27日(土)「さかき地場産直売所あいさい」において、『きのこ祭り』を開催いたします。>

同日JAちくまぶどう部会坂城支部が中心となって主催する『ぶどう祭り』も開催されます。>

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同じく27日(土)坂城町商工会商業部会が主催する『ふーど市』が坂城駅前の169系電車の隣のスペースで行われます。当日は、町内の商店が共同し、肉、魚、野菜、果物等の生鮮品や菓子、惣菜などを販売いたします。この「ふーど市」は、10月18日(土)、>

11月15日(土)と併せて3回の開催を予定しております。>

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なお、11月15日(土)は、『第6回ねずみ大根祭り』を「さかき地場産直売所あいさい」をメイン会場として開催いたします。>

毎年好評のおしぼりうどんの振る舞いやねずみ大根の収穫体験を行います。>

 多くの町民の皆さんに会場へお越しいただきたいと思います。>

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さて、今週末には、坂城小学校、南条小学校の運動会が開催されます。また、坂城中学校の「大峰祭」、町内3保育園、坂城幼稚園の運動会とスポーツの秋、文化の秋、芸術の秋を迎え、数多くのイベントが開催されます。

                

また、10月3日、4日と坂城テクノセンター開館20周年を記念して、町内企業の優れた技術と製品を紹介する「さかきものづくり展」が開催されます。久々の取組みとなります「さかきものづくり展」は、坂城町の企業のものづくり力を内外に発信していく絶好の機会となりますので、町といたしましても企画運営などの支援を行っておりますが大勢の方々のご入場を期待いたします。

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10月5日(日)には、「第54回町民運動会」が開催されます。町民運動会は、昨年度からバリアフリーの町づくりの取組みの一環として、障害をお持ちの方々も参加いただけるよう競技を工夫し、今回はブラインドサッカーに関係する種目を取り入れます。あわせて、文化センター体育館では、障害や年齢に関わらず、どなたでも気軽に参加いただけるレクリエーション・軽スポーツ交流ブースを開設いたしますので、楽しく体を動かし、交流を深めていただきたいと思います。>

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10月13日から16日までの4日間、中国上海市の実験小学校の児童12名と教育関係者が坂城町を訪れます。当町の3小学校で教育・文化交流を行うと共に、今年7月に訪中した児童の家庭でホームステイをいたします。子供たちの友好が一層深まることを期待いたします。>

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10月25日(土)、26日(日)の2日間にわたり、文化センターを主会場として、「したしむ・つくる・ふれあう・ささえる」をテーマに、「第43回坂城町文化祭」が開催されます。あわせて、「第32回坂城町消費生活展」及び「町表彰式」が開催されます。>

図書館では、「図書館まつり」も行われます。文化祭初日の午後には、チエリストの海野幹雄さんをお招きし、クラシックコンサートも開催いたします。多くの町民の皆さんにお出かけいただきたいと思います。>

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さて、ここで「ねずこん」に関しまして、発表がございます。>

昨年の『ゆるキャラグランプリ』で、長野県下市町村で第1位に輝いた「ねずこん」ですが、今年の『ゆるキャラグランプリ2014』に参加せず、独自のPR活動を展開することにいたしました。>

まずは、「ねずこん」を使ったグッズや「ねずこん」を活用したアイディアを募集する「ねずこんアイディアコンテスト」略して「ねず・コン!」を開催し、全国に発信いたします。>

「未来のアイテム」「遊び心いっぱいのグッズ」「ありそうでなかったイチオシグッズ」「ねずこん極上スイーツ」などなど、アイディアあふれる作品をお待ちしております。>

募集開始は9月下旬、詳細は追って発表いたします。入賞作品は、先ほど申しあげました11月15日(土)の『ねずみ大根まつり』において表彰をいたします。「ねずこん」ファン、「ねずみ大根」ファンにはたまらない豪華賞品を用意いたしますので、ふるってご応募をいただきたいと思います。>

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次に、「ねずこん」と「ねずこん」が大好きな皆様が交流できる、「ねずこん公式サイト」も立ち上げます。>

「ねずこん」の近況情報をお届けすると共に、フェイスブックやユー・チューブ(YouTube)による皆様からの投稿で作る「ねずこんルーム」です。>

内容も日々充実させてまいります。まだまだ未完成の箇所もございますが、皆様と一緒に作る「ねずこん」の物語は、本日午前10時すぎに「ねずこん公式サイト」にアップいたしました。(http://www.nezukon.info/

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また、町内はもとより県内、県外のイベントにも積極的に出演いたします。いろいろなイベントや思いもよらない場所で、がんばっている「ねずこん」に出会ったら、是非「ねずこん公式サイト」に投稿して「ねずこん」の活躍ぶりを紹介してください。>

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 坂城町のアイドル「ねずこん」は、皆様の応援に応え、これからもっともっと活躍いたします。全国に発信する新たな「ねずこん」を今後ともよろしくお願いいたします。>

なお、このあと議会終了後「ねずこんアイディアコンテスト」略して「ねず・コン!」の記者会見を行います。>

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 議員の皆様、町民の皆様も今年は「ねずこん」が、『ゆるキャラグランプリ』に参加しないのか心配されていたと思います。>

 「ねずこん」は、町のキャラクターとして新たな第一歩を踏み出しますので、皆様方のご支援をよろしくお願いすると共に、議員の皆様におかれましても、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。

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 坂城町長 山村ひろし

 

アルクマが坂城町役場へ来訪

 昨日(9月16日)、長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」がゆるキャラグランプリ2014のキャンペーンで坂城町役場に来訪しました。

 

「ねずこん」とともに役場職員が歓迎

                  

 さて、わが町の 「ねずこん」 は今年のゆるキャラグランプリ2014には出場しておりません。

 昨年のグランプリでは皆さま方の熱烈なご声援・ご支持のもとに見事に、長野県ではアルクマに次いで2位、長野県市町村では第1位に輝きました。 ありがとうございました。 「ねずこん」もお疲れさまでした。

 ということで、今年は「ねずこん」には全く別のキャンペーンをお願いしております。

 詳細については、本日、午後、記者会見なども行い発表します。

 乞う、ご期待! よろしくお願いいたします!

                        

 以下、昨日のアルクマ歓迎の様子を坂城町ニュースよりご覧ください。

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アルクマがゆるキャラGPの投票PR

アルクマとねずこん

▲左から、ねずこん、山村町長、アルクマ

  9月16日(火)、「ゆるキャラグランプリ2014」にエントリーしている長野県観光PRキャラクターの「アルクマ」が、投票のPRのため、坂城町を訪れました。

  「ゆるキャラグランプリ」は、全国各地のご当地キャラクターを集め、お気に入りのキャラクターに投票するインターネット上のイベントです。昨年は、我町のねずこんも参加し、皆さんの応援のおかげで全国で95位、長野県内で2位となりました(グランプリは、栃木県佐野市の「さのまる」)。今年は、県内のキャラクターのために一肌脱いで、応援団長となっています。

  アルクマは、現在58位。「今年こそはグランプリになる!」と、「必勝」のハチマキを巻いて県内77全市町村をPRして歩いているそうです。「アルクマがグランプリになれるよう、投票をお願いします!」と、ねずこんも言っていると思いますので、皆さんの応援をよろしくお願いします。

ゆるキャラグランプリ2014

  • ゆるキャラグランプリ2014ホームページはこちらをクリック
  • 主催    ゆるキャラ(R)グランプリ実行委員会
  • 投票期間    平26年10月20日(月)まで

アルクマ

▼じゃれ合うねずこんとアルクマ

ねずこんとアルクマ

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 坂城町長 山村ひろし

「放課後キッズ」 関戸直子さんの表彰

 昨日(9月15日)、(公)日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会 第45回長野ブロック大会が千曲市更埴文化会館(あんずホール)で開催されました。(ホスト役は科野青年会議所:田中秀樹理事長)

 私もお祝いの挨拶をさせていただきましたが、同大会で、8年にわたり、ご自宅で「放課後キッズ」の活動を続けてこられた関戸直子さん(坂城運輸社長関戸啓司さんの奥様)が「信州人大賞 最優秀賞」を受賞されました。

 長年の活動に対して敬意を表します。

                         

 *その後の審査で、さらに、最優秀賞の中から 「信州人大賞・特別賞」 を受賞されたそうです。 おめでとうございます。 (会場内で一人だけ選出されたそうです。)

                       

右から:関戸啓司さん、山村、関戸直子さん、武居 力さん(「放課後キッズ」のメンバーの一人)

                     

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 坂城町長 山村ひろし

村上小学校のピアノ

 以前、村上小学校の音楽室のグランド・ピアノが破損し、長い間使用不能になっていた際に、(財)日本オペレッタ協会様の御好意により素晴らしいピアノが寄贈されたことを記載しました。(平成24年1月)

 その後、オペレッタ協会の皆さんにお出でいただき見ていただくことができませんでしたが、昨日(9月14日)、元理事長の山本さん、元事務局長の清水さんに村上小学校音楽室に来ていただきました。

 神尾校長、上原教頭から使用状況についてご説明もしていただきました。

左から:元事務局長の清水實さん、元理事長山本時雄さん、山村

           

奥様もご一緒に。

                  

 また、子供たちがこのピアノを使ってコーラスの練習をしている風景もビデオで見せていただきました。

 以前のブログをご覧下さい。

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平成24年1月30日

村上小学校にグランド・ピアノ寄贈

 先週の土曜日(1月28日)に、私が以前関係をしていた、(財)日本オペレッタ協会様(理事長:山本時雄氏)からヤマハのコンサート用グランドピアノが寄贈されました。

               

 村上小学校の音楽室のグランド・ピアノが破損し、長い間使用不能になっておりましたが、(財)日本オペレッタ協会様の御好意により素晴らしいピアノが入り一安心です。

             

 

 

                      

 ヤマハのグランド・ピアノ(S4)は、なかなかの名品で音楽室にこのようなピアノを置いてある小学校はめったに無いと思います。

 子供たちの音楽の勉強に大いに使っていただけることを期待します。

 いずれ、近いうちに(財)日本オペレッタ協会の方にも来ていただきて、贈呈式をしていただこうと思っております。

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 坂城町長 山村ひろし

葛尾城址記念塔の写真

 以前、かつては葛尾城址(山頂)と姫城址に各々記念塔があったと記述しました。

                      

http://blog.valley.ne.jp/home/yamamura/?itemid=35283

                         

 この二つの塔は、いずれも、村上義光(よしてる)公 600年祭(昭和7年)の際に建設されたものですが、その記念塔がどのくらいの大きさのものなのかイメージが分かりませんでした。

 昨日(9月11日)、理容オビナタ(大日方敏直さん)に伺ったところ、お父上が戦前撮られたアルバムを拝見しました。

 その中に、葛尾城址記念塔の写真がありました。

                        

 昭和10年頃のものと思われます。

 塔自体としてはそれほど大きなものではありませんが、葛尾山頂の上に立っていることを思えばなかなか壮大なものであったと思います。

 「エッフェル式記念塔」として建てられたタワーに当時の坂城町民の意気込みを感じますね。

                         

 坂城町長 山村ひろし

千曲警察署で作った「おまわりさん(ひまわり?)のタネ」

 昨日(9月10日)、千曲警察署金子署長さんから、千曲警察署の庭で作られたヒマワリの種を入れた啓発用のチラシをいただきました。

 大きさは封筒大の大きさのものですが、中には千曲警察署で咲いたヒマワリの種が入っていて裏面には「回覧板」として、・交通事故に注意しましょう。・家の戸締りをしましょう。・息子と名乗る電話に注意しましょう。という標語が書かれています。(あん姫とねずこんも。)

 表には、ヒマワリならぬ「おまわりのタネ」と書かれています。

 これから敬老会のシーズンになります。 千曲警察署からいくつかいただいたので、景品に差し上げようと思っています。

                    

 

                       

 坂城町長 山村ひろし

坂城町交通事故死亡ゼロ1,000日達成

 先日も記載しましたが、さる9月7日(日)、坂城町で交通事故死亡ゼロ 1,000日が達成されました。

 本日(9月10日)、交通事故防止にご尽力いただいている関係団体の皆様に感謝状をお渡ししました。

                    

左から:坂城町役場ヤングドライバークラブ 安宅 誠さん、坂城町交通指導員会長 中嶋博隆さん、千曲交通安全協会坂城支部長 塩野入 猛さん、山村、千曲警察署 金子署長

 以下、坂城町ニュースからご覧ください。

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交通死亡事故ゼロ1,000日を達成しました!

交通死亡事故ゼロ1000日

▲写真左から、千曲警察署 小池交通課長、山村町長、坂城町役場ヤングドライバークラブ 安宅 誠さん、千曲交通安全協会坂城支部長 塩野入 猛さん、坂城町交通指導員会長 中嶋博隆さん、千曲警察署 金子署長、坂城町交番 清水所長

  平成23年12月以来続いていた、町内の交通死亡事故ゼロが、9月7日(日)に1,000日を達成し、本日(9月10日)、町と千曲警察署から関係団体が功労表彰されました。

  町では、千曲交通安全協会坂城支部、町交通指導員、町内各企業のヤングドライバークラブ、関係機関、地域の方々と協力して、交通事故の撲滅に取り組んでおり、この度の「1,000日」達成には、これらの団体の皆さんに大変なご尽力をいただきました。感謝申し上げます。

  交通死亡事故ゼロが2,000日、3,000日と続くよう、これからも、一人ひとりが「交通事故に遭わない、起こさない」ように交通ルールやマナーを守り、安全運転を心がけましょう。

表彰団体

  • 千曲交通安全協会坂城支部
  • 坂城町交通指導員会
  • ヤングドライバークラブ
    中島オールプリシジョン(株)
    (株)竹内製作所
    (株)都筑製作所
    日精樹脂工業(株)
    (株)KYB-YS
    坂城町役場

交通死亡事故ゼロ  地区別経過日数
(平成26年9月7日現在)

  • 南条地区  1,000日(約2.7年)
  • 中之条地区  3,237日(約8.9年)
  • 坂城地区  1,447日(約4年)
  • 村上地区  4,326日(約11.8年)

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 坂城町長 山村ひろし

坂城町 「交通死亡事故ゼロ」 1,000日達成

 先週の日曜日(9月7日)、坂城町全体で  「交通死亡事故ゼロ」 1,000日を達成いたしました。

 3年近く前の年末の南条 鼠の国道での痛ましい死亡事故、以来、続いてきました、「交通死亡事故ゼロ」 が1,000日に到達しました。

 坂城町では、千曲交通安全協会坂城支部、町交通指導員、ヤングドラーバークラブの皆さん、各関係機関、地域の方々と協力して、交通事故の撲滅に取り組んできました。

 皆さま方の大変なご尽力に感謝いたします。

                  

 ただし、「1,000日」は一つの通過点です。

 これからも、2,000日、3,000日を目指して皆さま方と一緒に、交通安全に努めていきたいと思います。

                                            

 交通死亡事故ゼロ 地区別経過日数(9月7日現在)

  • 南条地区     1,000日
  • 中之条地区   3,237日
  • 坂城地区     1,447日
  • 村上地区     4,326日

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 村上地区の4,326日というのはすごいですね。

 引き続きの安全運転、宜しくお願いいたします。

                             

 坂城町長 山村ひろし

平成26年度十六夜フェスティバル

 昨日(9月7日)、十六夜観月殿(いざよいかんげつでん)と網掛公民館を使って 「十六夜観月フェスティバル」 が開催されました。(代表:金子敏夫網掛区長)

  この十六夜観月殿は元中年間(1384~1392)に村上満清が建立をしたと言われていますが、その後、戦火に会って焼失し、寛永年間(1624~1645)、郷人によって再建されました。

 また、「十六夜観月殿」は月見堂ともいわれ、千曲川を眼下に望み、坂城町全域を一望におさめることのできるまさに景勝の地に建っています。

                       

十六夜観月殿

                       

以前にもご紹介しましたが、貞亨5年(1688年)8月16日、芭蕉が十六夜の月を詠んでいます。

               

 「いざよひもまだ更科の郡かな」(更科紀行)

                                                    

 ここでの句会は数百年続けられておられるとのことですが、多くの子どもたちも参加して開催されておられることに大いなる敬意を表します。

 今回は、フランス人で、俳人、エッセイストのマブソン青眼さんが特別に参加され、講演と俳句の選者役もされました。

                 

十六夜観月殿でのマブソンさんの講義(小林一茶について)

                  

絶景の千曲川を眼下に句をひねる              

                     

作品の講評をする、マブソン青眼さん

               

 以下、入選作をご紹介します。(上位入賞作のみ)

            

 (兼題) 大人の部は 「初秋・枝豆」 子供の部は 「相撲・朝顔」

           

  大人の部

  金賞:初秋のニュース悲しき土石流(宮入宗乗)

  銀賞:初秋や窓開ける夜と閉じる夜と(宮嵜ひろみ)

  銅賞:初秋や快適増して歩をのばす(辺見一輝)

                       

 子供の部

  金賞:相撲見るおじいちゃんとお茶を飲む(塩野入美紫)

  銀賞:あさがおはいろとりどりに花がさく(金子はると)

  銅賞:ゆうゆうと花道かえる勝ち相撲(宮嵜優花)

                      

            

 (席題) 大人の部は 「無月・菊」 子供の部は 「秋の山・いも」

                      

 大人の部  「無月」

  天位:亡き父と杯を重ねる無月かな(石倉淳二)

  地位:見わたせば穂波ざわめく無月かな(浅野井和子)

  人位:帰り道そぞろ歩きも無月かな(金子敏夫)

                     

 大人の部 「菊」

  天位:被災地や慰霊の墳の菊たわわ(宮入宗乗)

  地位:労作の鉢並ぶなり菊花展(塩野入猛)

  人位:父の忌や姉妹揃いて菊日和(宮崎郁子)

                      

 子どもの部 「秋の山・いも」

  天位:あきの山すきまにながれるちくま川(山崎ひな大)

  地位:おいもさんはゆくでてきてつちのなか(もとじまりさ)

  人位:秋の山おけしょうしている葉っぱたち(金子あゆみ)

                      

 以上、いずれも秀句ばかりですね。

 

 今回は、入賞作の選考が行われている間、「マジカル鈴木」さんの手品と「オラホ・バンド」による楽しい演奏がありました。

千曲市、長野市をベースに活躍する「オラホ・バンド」

            

 その後は恒例の懇親会が開催され大いに盛り上がりました。

老若男女の懇親会

                               

 なお、私の作品は選考の対象にはなりませんでしたが、「無月」で一句。

 「無月」とは曇りだとか雨のために月が見えないことを言います。

 そこで、私の句は、宴会でだいぶ酔っ払い、夢うつつで「無月」を求める句を作りました。  失礼。(なんだかよくわからない句ですね。)

                   

 「酒夢の里 無月を見むと 雲に入り」

                  

 坂城町長 山村ひろし

坂城勤労者総合福祉センター「センター祭」

 芸術、スポーツの候、本日(9月7日)、坂城勤労者総合福祉センター(理事長:山村弘)で「第16回 センター祭」が開催されました。

 この「センター祭」は会員の方が日ごろ受講されている種々のプログラムの発表の場で、年々華やかになってきています。 坂城町内外から多くの方が参加されています。

 本日もステージ発表として、オカリナの演奏、トーンチャイム、太極拳、ハーモニカ演奏、子供ジャズダンス、カラオケ、フラメンコダンス、ダンスエアロ、ハワイアンダンス、社交ダンスなどが披露されました。

 また、展示会場では、パッチワーク、絵手紙、ビーズステッチ、水彩画、陶芸、ガーデニング、ちろめん細工、古布のリメイクなど会場を華やかに彩っていました。

トーンチャイムの発表

 

太極拳:左は扇、右は剣を使っての演武

          

 坂城勤労者総合福祉センターの各種プログラムに参加されたい方は、以下までご連絡ください。

        

坂城勤労者総合福祉センター
〒389-0603長野県埴科郡坂城町大字南条4910-14
TEL 0268-81-1234 / FAX 0268-81-1235

                   

 坂城町長 山村ひろし