本日(7月18日)、坂城町 鉄の展示館で 「居合道演武と公開古式鍛錬」 が行われました。
これは今年5月30日から8月2日まで開催中の、「日本刀の匠たち 第6回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」 のプログラムの一部として実施されたものです。
本プログラムは昨年に続き2回目の試みですが、坂城町内外から100人ものお客様が来られ満員の状況でした。
開会にあたり挨拶する山村
以下、坂城町ニュースからご覧下さい。
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居合道演武と公開古式鍛錬
▲居合道演武(写真上 :小宮山克巳さん)
7月18日(土)、鉄の展示館で開催中の「第6回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」のイベント「居合道演武と公開古式鍛錬」が開催されました。
居合道を披露してくださったのは、夢想神伝流居合道教士の小宮山克巳さんと長野県剣道連盟の宮原さん、上小剣道連盟の酒井さんの3名です。居合とは、敵の不意の攻撃に対して、直ちに居合わせ抜刀し、鞘放れの一瞬に勝負を決める武術として創始されたもので、小宮山さんたち3名は、居合の12の形を披露しながら、居合の作法、形の説明、身体の動きなどを解説してくださいました。
会場の中心市街地コミュニティセンターには、約100名ものお客様が来場され、普段なかなか見れない居合道と、日本刀の「動」の部分の魅力に引き込まれていました。
居合道演武に引き続き、宮入鍛刀道場に会場を移して、宮入小左衛門行平刀匠と一門の皆さんによる、熱した鋼と鉄を槌で叩いて鍛える古式鍛錬が行われました。
炎で熱した鋼を槌で叩くと、「カーン」という綺麗な音とともに火花が飛び散り、何度も叩いている間に鋼が変形していくその様は、人の力強さも感じられ、見る人を魅了するものでした。また、鋼の鍛錬以外にも、刀の研磨など「日本刀ができるまで」の工程の一部を見ることができ、見学に訪れた方は、宮入刀匠や一門の皆さんに様々な質問をされていました。
▼公開古式鍛錬
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坂城町長 山村ひろし