坂城町 今年の3ニュース(信濃毎日新聞による)

本日(12月30日)、恒例の信濃毎日新聞による各自治体の3大ニュースが発表になりました。

各々の自治体とすると、どんな3大ニュースになるのか気になるところですが、坂城町今年の3大ニュースは以下の内容でした。

坂城町 令和2年3大ニュース

(1)県内初の犯罪被害者等支援条例を制定

(2)デイリーフーズの 見澤正さんが名誉町民に

(3)さかきモノづくり展がオンラインで開催

新型コロナの中大変な一年でしたが、皆さまの素晴らしいご尽力でいろいろな新たな取組みをしていただきました。

(1)犯罪被害者等支援条例は、今年5月の悲惨な事件を受け急遽制定した条例ですか、長野県全県での条例制定を進めていただきたいと思っています。

(2)名誉町民になられた 見澤正さんには今後ともますますのご活躍をお祈りいたします。

(3)オンラインモノづくり展は、テクノセンター依田理事長始め関係スタッフの素晴らしいアイデアとチャレンジで実現しました。あらためて感謝と喝采を送ります。

来年はもっと素晴らしいニュースが取り上げられるよう祈念いたします。

坂城町長 山村ひろし

令和2年 坂城町役場 仕事納め

本日(12月28日)、坂城町役場で恒例の年末仕事納めを行いました。

最近では、仕事納めの式を行わない自治体も増えてきましたが、職員数約140名の坂城町では、業務上、差し障りのない範囲で、職員が集合し、今年一年間の業務を思い起こし皆で体験した事項を共通で認識することは大変重要だと思っています。

ただし、今年は、参加人数を少なくするため、管理職の皆さんのみにお集まりいただきました。

今年は、昨年の東日本台風の復興から始まりました。

職員一丸となって一刻も早い復興を目指し、ほとんどの事業が年度内に終了いたしました。 職員の皆さんに感謝です。

ところが、春先からの新型コロナウィルスの蔓延には予想もつかぬ対応の連続でした。

しかし、その中でも、ご苦労された町民の皆さん、企業等への支援策の対応や、休業となってしまった学校でのイーラーニングの取組など新たなチャレンジにもしっかりと取り組んでいただきました。これも素晴らしいことでした。

来年は、「辛丑」(かのとうし しんちゅう)です。

この年は、「多少の傷もリスクも覚悟しながら、しっかりと新たなチャレンジを行う年」です。 来年はいわば《捲土重来》の年にしなくてはなりません。

坂城町役場では、これもクラッシックなことと言われますが、全員で思い出を込めてダルマの目入れを行います。 一人一人が思いを込めて目を完成することも大切なことと思っています。

今年は全員での目入れは取りやめ、私、副町長、教育長の3人で行いました。

坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団歳末特別警戒出発式

昨夜(12月27日)、坂城町役場講堂で令和2年坂城町消防団歳末特別警戒出発式を行いました。

例年ですと、出発式の後に各分団を回り、各々で訓示を行うのですが、今年は新型コロナの影響を配慮し、各分団長に役場講堂にお出でいただきました。

ご来賓としては、横林千曲坂城消防長、松島千曲警察署長、山田坂城消防署長、小山交番署長さんが来られ、ご挨拶をいただきました。

また、各消防分団には、坂城町消防団長ならびに埴科消防協会長から激励金を交付いただきました。

今年は新型コロナウィルスの影響により、ポンプ操法大会が中止になるなど、今まで通りの消防団活動が困難な年となりましたが、坂城町総合防災訓練への参加や消火栓・防火水槽の点検など、消防団員の皆さまには地域住民の安心・安全の確保のためご尽力いただきました。

坂城町としても、移動系ディジタル防災行政無線の更新や、第1分団の軽積載車購入、第2分団の詰所建替えなど、消防活動を支援し、地域の防災力向上に取り組んでいます。

消防団の皆さんには、新型コロナ警戒の中、寒い中での活動となりますが、体調を整え、詰所や車両の換気、マスクの着用、手洗い、消毒、人との距離を確保するなどして、地域住民が安心して良い年を迎えられるよう、ご尽力いただくことをお願いいたしました。

なお、歳末特別警戒は30日まで続けていただきます。 感謝です。

▼写真:山村、横林消防長、松島警察署長、小宮山消防団長ほか

坂城町長 山村ひろし

(株)桜井製作所様が「地域未来牽引企業」に選定

この度、株式会社桜井製作所(中之条)様が「地域未来牽引企業」に選定されました。

地域未来牽引企業とは、経済産業省が地域経済牽引事業の担い手となり得る事業者を選定するもので、

(1)高い付加価値を創出していること等の企業情報のデータベースに基づく定量的な指標

(2)自治体や商工団体、金融機関等の関係者からの今後の地域経済への貢献等が期待される企業の推薦

という2つの方法により、外部有識者委員会の検討も踏まえて選定され、これまでに全国約4,700社が選定されています。

地域未来牽引企業には、長野県内で134社が選定されており、町内ではこれまでに(株)都筑製作所様、デイリーフーズ(株)様が選定されています。

昨日(12月21日)、桜井雅史 代表取締役社長と児玉久雄 常務取締役が役場に来庁され、選定の報告をいただきました。

すばらしいですね。

▼左から:山村、桜井社長、児玉常務

桜井製作所地域未来牽引企業選定

坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団第1分団に新しい積載車(デッキバンタイプ)を整備

この度、坂城町消防団第1分団に新しい軽四輪駆動積載車が整備され、昨日(12月21日)、入魂式が行われました。

新積載車は、後部座席に屋根があるデッキバンタイプで、乗員の安全性が向上するほか、悪天候時の移動の疲れを軽減することができます。

このタイプの積載車の配備はこれで3台目になります。(第8分団、第11分団に配備)

新積載車01

坂城町長 山村ひろし

筑波大学院生の皆さん来訪 

先日(12月15日)、筑波大学社会工学域大澤義明教授と大学院生の幸坂麻琴さん、高瀬陸さん、西美佳さんがお見えになりました。

筑波大学社会工学域の大澤教授を中心としたグループでは、大学生の皆さんと高校生との地域連携事業をいろいろ手掛けられております。

最近では、天塩高校(北海道)、豊岡女子学園高校(東京都)、潮来高校(茨城県)、日立北高校(茨城県)、竜ケ崎第一高校(茨城県)、茗渓学園高校(茨城県)などと連携して種々のリサーチ、提言、シンポジウムの開催などをされておられます。

この度、「坂城高校・筑波大学・坂城町」での地域連携事業ができないかとのご相談をいただきました。

いろいろお話を伺うと、若い皆さんの目で見た、新たな地域おこしの可能性がいっぱいありそうです。

坂城町の地元の高校として活発に活動をされている坂城高校とも連携をし素晴らしいプロジェクトが出来ればと思っています。

来年度に向けて関係者で調整したいと思っています。

▼左から:坂城町清水教育長、山村、高瀬陸さん(筑波大修士2年)、幸坂麻琴さん(筑波大修士1年)、西美佳さん(筑波大修士2年)、この度のお話の仲介をしていただいた筑波大学卒でしなの鉄道専務の岡田忠夫さん、大澤義明教授

坂城町長 山村ひろし

千曲警察署 年末特別警戒出発式

昨日(12月15日)、千曲市の「ことぶきアリーナ千曲」で、「令和2年年末特別警戒における地域安全パトロール出発式」が行われました。

千曲警察署、千曲市・坂城町防犯協会、千曲少年警察ボランティア協会、連合会女性部など多くの関係者が出席されました。

私は更埴防犯協会副会長として出発式のあいさつをさせていただきましたが、坂城高校軽音楽ロック部による演奏、屋代高校書道部パフォーマンスのなどがあり盛大に出発式が行われました。

坂城高校軽音ロック部の演奏は、自作のロックで、Rockならぬ、鍵掛のLockにかけて、「Lock n lock Bicycle」というもので演奏も素晴らしいかったですが、歌詞もすばらしい。以下の通りです。

1.ボクの大事な自転車 キミの大事な自転車

昔から愛されてる みんなの大事な自転車

盗まれたら 終わりさ ロックしよう

2.ボクの大事な自転車 キミの大事な自転車

ロックしなくても 大丈夫だと

そのまま立ち去ったんだ

あの自転車はもうここにはない

3.ボクの大事な自転車 キミの大事な自転車

ひとつじゃ足りないから 二重にしたのさ

踏み出す一歩で ロックしよう

4.ロックをしよう! ロックをしよう!

盗まれたくないのだったら

ロックをしよう!!

ワンチャリ ツーロック バイシクル

5.ロックをしよう! ロックをしよう!

盗んだり 盗まれていい 自転車なんてない

二重ロックで Lock n lock

二重ロックで Lock n lock

二重ロックで Lock n lock

屋代高校書道部の閔さんのパフォーマンスも素晴らしく、リズムに乗って、「安心安全な 千曲市・坂城町のため みんなで結ぼう 地域の 絆」と書いていただきました。

▼手前から:山村、松島千曲警察署長、小川千曲市長

坂城町長 山村ひろし

坂城町 令和2年年末の交通安全運動

本日(12月15日)、年末の交通安全運動の一環として、朝7時から田町交差点で恒例の交通安全指導を行いました。

交通指導所の開設に当たっては、千曲警察署、坂城町交通指導員、千曲交通安全協会、ヤングドライバークラブ(竹内製作所さん、都筑製作所さん、日精樹脂工業さん、KYB-YSさん、宮後工業さん、坂城町役場)の皆様のご協力を得て実施いたしました。

雪の降る寒い中、大勢の皆さまに参加していただきました。

坂城町の交通事故の状況については昨年同期(1月1日から11月30日まで)と比べて、件数が―12件(33件)、死者は0人で前年同様、傷者は-24人(40人)です。

また、交通死亡事故「0日」は現在、959日経過です。

1,000日を目指して活動をしております。

また、坂城町の地区別、死亡事故「0日」は以下の通りです。

坂城地区:3,738日、中之条地区:959日

南条地区:2,241日、村上地区:6,617日(18年以上!)

交通指導所開設の後、パトロールカーで坂城町を巡回し、通学中の子どもたちに交通安全の声かけを行いました。

年末交通安全運動は今日から12月31日まで実施されています。

年末、何かと忙しく交通事故も多く発生します。

交通事故の無い、「安心安全で住みよい町」を目指して、交通安全に努めてまいります。

今年のスローガンは:「思いやり 乗せて信濃路 咲く笑顔」です。

例年ですと交通安全のパンフレットなどを配布するのですが、新型コロナの影響もあり、交通安全のボードや旗を表示して啓発活動を行いました。

坂城町長 山村ひろし

令和2年第4回坂城町議会定例会閉会あいさつ

本日(12月14日)、令和2年第4回坂城町議会定例会が閉会いたしました。

今議会での補正予算、一般会計の歳入では、新型コロナ禍のなかの厳しい企業環境のなか法人町民税収の減額を見込み、反対に、ふるさと寄付金の増額などを見込みました。

また歳出では、新生児応援臨時特別給付事業として、4月28日以降、来年4月1日までにお生まれになった新生児の方へ10万円を支給をする追加策、町道除雪作業の経費、しなの鉄道への負担金、学校・保育園・給食センターなどの感染予防対策費などの増額などについてご決議いただきました。

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令和2年第4回議会定例会閉会あいさつ

令和2年 第4回 坂城町議会定例会の閉会にあたり一言あいさつ申し上げます。

12月1日に開会されました本定例会は、本日までの14日間ご審議をいただきました。

提案をいたしました、条例の制定、一部改正、公の施設の指定管理、一般会計及び特別会計補正予算と、すべての議案につきまして原案どおりご決定を賜り、誠にありがとうございました。

さて、12月4日、県では、独自に定める新型コロナウイルスの感染警戒レベルについて、当町を含む長野圏域をレベル4からレベル3に引き下げ、発令していたアラートも「特別警報」から「警報」に切り替えました。

しかしながら、最近の県内の感染動向は職場や家庭内での感染が増加し、12月に入っても減少の気配が見られず、当町においても8月以来となる陽性者の確認がされ、まだまだ予断を許さない状況が続いております。

特に、これからの年末年始にかけては、人の移動や会食等、人の集まる機会が増えてまいります。町民の皆様には、マスクの着用や手洗い、3密の回避に加え、室内の定期的な換気など、会食の機会や職場、ご家庭での感染防止の取組みを再度徹底していただくようお願いいたします。

また、日増しに寒さが厳しくなり、体調を崩しやすい季節でもあります。検温等の健康チェックを毎日行い、自身の体調管理にもご留意いただきますようお願いいたします。

こうした中、たとえウイルスに感染しても、誰もが地域で笑顔の暮らしを取り戻せる社会になるようにとの願いから、愛媛の有志により「シトラスリボンプロジェクト」が生まれました。

感染された方や医療従事者等が、それぞれの暮らしの中で「ただいま」「おかえり」と受け入れられる雰囲気をつくり、思いやりがあり暮らしやすい地域づくりを目指すもので、当町もこのプロジェクトに賛同しています。

町民の皆さんにおかれましては、引き続き、不当な差別や偏見等が行われないよう、正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いいたします。

さて、12月4日夕方から、恒例となりました坂城駅前のイルミネーション点灯と169系電車のライトアップが始まっております。

(株)まちづくり坂城の皆さんが飾り付けたイルミネーションが、来年1月末まで色鮮やかに点灯し、169系電車のライトアップは3月末までお楽しみいただけますので、大勢の皆さんにご覧いただきたいと思います。

12月5日、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会」を文化センターにて開催し、南条小学校の児童による人権活動の発表やシンガーソングライターの「う~み」さんをお招きして、ご自身の体験と歌を交えて記念講演をいただきました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数制限による開催となりましたが、上田ケーブルビジョンのご協力により、年明け1月に集会全編の放送をいただける予定でありますので、ご覧いただければと思います。

さて、これから、新年度に向けての当初予算編成作業が本格化してまいりますが、歳入の見通しにおきましては、税制改正による通年での法人町民税の税率引下げや新型コロナウイルス感染症の影響による世界経済の減速など、一般財源を含む歳入の確保は容易ではないと考えているところであります。

こうした厳しい状況下、事務事業の一層の効率化を図りながら、令和3年度を初年度とする町第6次長期総合計画や、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略などの計画に基づき、将来のまちづくりに向けた施策展開が図れるよう取り組んでまいりたいと考えております。

さて、コロナ禍ではありますが、慌しい季節でもあります。

12月15日から31日まで、警察、防犯指導員、千曲交通安全協会、交通指導員などの皆様と連携し、防犯、交通安全の啓発を強化する年末特別警戒及び交通安全運動を実施します。

年末年始は、犯罪や交通事故の増加する時期でもあり、引き続き、犯罪被害や交通事故、飲酒運転の防止に向け、さらなる啓発活動に取り組んでまいります。町民の皆様には、特殊詐欺など犯罪や交通事故の被害に遭わぬよう、一層のご注意をお願い申し上げます。

また、12月27日からは、町消防団による歳末特別警戒が行われます。コロナ禍という状況の中で、夜間の警戒に当たっていただく消防団には感謝を申し上げるとともに、住民の皆様におかれましては、年の瀬の寒い時期でもあり、大切な生命、財産を守るため、火の取り扱いには十分注意されますよう重ねてお願い申し上げます。さて、来年、令和3年は、「辛丑(かのと うし・しんちゅう)の年であります。

「辛(かのと・しん)」は「辛い」「厳しい」ということや「革新」という意味があり、「丑(うし・ちゅう)は、強く掴むことや始まりを意味します。

これらから、
来年の「辛丑」は「多少のリスクも覚悟しながらしっかりと新たな試みを始める」年とされ、いわば「捲土重来」の年であります。

しっかりと強い覚悟をもってスタートを切りたいと思います。

さて、年明けの事業につきましては、1月1日の元旦マラソンは、屋外イベントであることから、参加者の限定や事前申込制などの新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応を図り、準備を進めておりますが、明日15日時点における長野圏域の感染警戒レベル(感染警戒レベル2以上の場合は中止)により、開催の可否を判断させていただきます。

現時点で圏域レベル3(警報)でありますことから、開催は厳しい状況かと思いますが、実行委員の皆さんと協議の上速やかに決定し、お知らせしてまいります。

なお、例年1月4日に開催しております新春賀詞交歓会、席書大会及び書初展は、県内の新型コロナウイルス感染状況を鑑み、関係団体とも協議の上、中止することとなりました。

また、1月9日に坂城テクノセンターにて開催を予定していました「ライフ・ステージエコー2021」につきましても、同様に中止といたしましたが、その代替策として、「さかきふれあい大学」での音楽講座ができないか検討をしております。

1月24日には、町消防団の出初式が、参加人数を限定するなど3密を避ける対策を行った上で挙行されます。街頭行進や消防活動などにご尽力いただいた方々を表彰し、防火、防災への新たな決意をする予定となっています。

2月9日には、国際金融経済学者である愛知淑徳大学の真田幸光教授(真田家の末裔)をお招きし、坂城テクノセンターにて新春経済講演会を開催いたします。

バイデン政権の誕生による新たな世界秩序や新たな経済環境の行方などについてご講演いただく予定ですので、大勢の皆さんにご聴講いただきたいと思います。

さて、例年、2月中旬から開催しております、住民税及び確定申告の申告相談会につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、受付や待合室の密集・密接を避けるため、事前予約制とさせていただき、2月1日から専用電話により予約受付を開始いたします。

申告相談会にお越しの際は、新型コロナウイルス感染症予防の取組みにご協力をお願いいたします。

さて、例年とは異なり、3密を避け、新しい生活様式で、年末、年始を迎えることとなります。議員各位におかれましても健康に十分留意され、新しい年をお迎えいただきますようお祈り申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。

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坂城町長 山村ひろし

人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会

 本日(12月5日)、坂城町文化センターで、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会 ~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして」が開催されました。

 南条小学校の子供たちの発表、「う~み」さんの講演・演奏はとても素晴らしく胸をうたれました。

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 この集会は、一人ひとりが、共に認め合い支え合う人権感覚を養うとともに、福祉への理解を深め明るく住みよい人権・共生のまちづくりの実現を目指して毎年開催されています。

 はじめに、南条小学校の児童7名による小学生人権作文の発表が行われました。

 今年度南条小学校で取り組んだ「人権の花運動」について、花の生育を通して生命の大切さを感じたことや学年の異なる児童と一緒に花の世話をして仲が深まったことなどについて発表がありました。

 次に、記念講演として、シンガーソングライターのう~みさんを講師にお迎えし、「じんけんコンサート~あなたに会えてよかった~」という演題でご講演いただきました。

 う~みさんは、幼少の頃、自身の持つ絶対音感などにより周囲と溶け込めず悩み、また、バスケットボールの練習中には事故で頸椎を損傷し、障がいを負いました。生きる希望がない中、音楽漬けの生活を通して、自分が心身ともに回復していることを感じた経験から、多くの人々に音楽の素晴らしさを伝える活動をされています。

 自身が作った曲をピアノで演奏しながら、「悩むことは悪いことではなく大切なこと」「自分が好きなことをたくさんやること」など、実体験をもとに「命の大切さ、命は繋がっている」ことについてお話しいただきました。

 また、童謡の「紅葉」や「ふるさと」を会場の皆さんと合唱する場面もあり、講演会が終わるとう~みさんに盛大な拍手が送られていました。

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▼「うーみ」さん講演・演奏会の様子。子供たちは人権作文を発表していただいた南条小学校の皆さん。また、手話と口述筆記をしていた皆さんとの写真も。

坂城町長 山村ひろし