人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会

 本日(12月5日)、坂城町文化センターで、「人権を尊重し豊かな福祉の心を育む町民集会 ~共に認め合い、共に支え合う社会をめざして」が開催されました。

 南条小学校の子供たちの発表、「う~み」さんの講演・演奏はとても素晴らしく胸をうたれました。

 以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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 この集会は、一人ひとりが、共に認め合い支え合う人権感覚を養うとともに、福祉への理解を深め明るく住みよい人権・共生のまちづくりの実現を目指して毎年開催されています。

 はじめに、南条小学校の児童7名による小学生人権作文の発表が行われました。

 今年度南条小学校で取り組んだ「人権の花運動」について、花の生育を通して生命の大切さを感じたことや学年の異なる児童と一緒に花の世話をして仲が深まったことなどについて発表がありました。

 次に、記念講演として、シンガーソングライターのう~みさんを講師にお迎えし、「じんけんコンサート~あなたに会えてよかった~」という演題でご講演いただきました。

 う~みさんは、幼少の頃、自身の持つ絶対音感などにより周囲と溶け込めず悩み、また、バスケットボールの練習中には事故で頸椎を損傷し、障がいを負いました。生きる希望がない中、音楽漬けの生活を通して、自分が心身ともに回復していることを感じた経験から、多くの人々に音楽の素晴らしさを伝える活動をされています。

 自身が作った曲をピアノで演奏しながら、「悩むことは悪いことではなく大切なこと」「自分が好きなことをたくさんやること」など、実体験をもとに「命の大切さ、命は繋がっている」ことについてお話しいただきました。

 また、童謡の「紅葉」や「ふるさと」を会場の皆さんと合唱する場面もあり、講演会が終わるとう~みさんに盛大な拍手が送られていました。

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▼「うーみ」さん講演・演奏会の様子。子供たちは人権作文を発表していただいた南条小学校の皆さん。また、手話と口述筆記をしていた皆さんとの写真も。

坂城町長 山村ひろし

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