米中戦争は日本に漁夫の利(瀬口清之さんから)

 
 キャノングローバル戦略研究所主幹研究員の瀬口清之さんから最新のメッセージが届きました。

皆が心配している、「米中戦争」 は日本にとって、「漁夫の利」 のチャンスとのことです。

以下、ご覧ください。

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米中摩擦で日本に漁夫の利、各市からラブコール~中国地方政府様変わりの実態を大連市と上海市に見る~

≪キャンノングローバル戦略研究所主幹研究員 瀬口清之≫

内容は以下のサイトをご覧ください。

https://www.canon-igs.org/column/network/20190531_5806.html

坂城町長 山村ひろし

第13回TOPOS(トポス)会議

本日(5月30日)、六本木ヒルズで、国際会議、第13回TOPOS会議が開催され私も参加しました。

今まで、野中郁次郎名誉教授、紺野登教授を中心に12回にわたり議論を展開してきました。

今回は、ある意味では原点に戻り、”人間性” にスポットをあてて議論されました。

最近の政治、経済、社会、教育、全てに共通しているのはこの、”人間性” についての問題ではないでしょうか。

以下、ご覧ください。

今回のテーマは、「~ヒューマニティ・ベースト・ビューから考える:人間不在の日本の ”人間性” を問い直す~」 という大変大きなテーマでした。

いくつかのキーになるなコメントを以下記します。

● ヘンリーミンツバーグ(マギル大学教授) :

世界の中で”人間性”が求められている。 子どもは人間性が高く、Communityship (コミュニティーシップ)がより求められている。 *Communityship はミンツバーグが使い始めた造語。

● 加護野忠雄(神戸大名誉教授) :

日本の企業は多くがコミュニティーを持っていたが、現在は崩壊の危機にある。多くが外国資本の影響を受け短期的な目標を追い求める会社と成ってしまった。SDGsなどで新たな目標を選び、コミュニティー化を図ることも大切。

● 野中郁次郎(一橋大学教授 TOPOS会議発起人) :

コミュニティーを形成するには、「共感」が必要である。「共感」を持つには、「文脈力」が必要である。 人は非言語的な暗黙知、身体的な共振、共感、共鳴によって察知する。これらの関係を察知し新たな関係を補完したり、転換したり、創発されたりする力を「文脈力」という。他者の心の中で何が起こっているのかを予測し、その意味を総合的に解釈する、こうした働きを適時かつ適切に行えるのが文脈力のある人と言える。

主催者のメッセージは以下の通りです。

≪いまの日本企業を見ると、ずいぶん前から「人間不在」「人間性軽視」が常態化していないだろうか。かつては日本企業を範としていた、あるグローバル企業のCEOは、こんな苦言を呈している。「いつの間にか、人間を大切にする経営から、利益や効率ばかりを考える経営に変わってしまった」。

そこで、脱機械論・人間中心の経営を訴えてきたマギル大学教授のヘンリー・ミンツバーグ氏を招聘し、神戸大学名誉教授の加護野忠男氏、そして代表発起人の野中郁次郎の3人が、コミュニティシップ、プルーラルセクター、共感といったコンセプトを交えながら、人間・人間性を大切にする経営、さらには経営の普遍性について議論する。

人工知能(AI)やロボットにまつわる議論では、自動化による人件費の削減、それに伴う労働生産性の向上といった効率主義が強調されており、AIと人間、ロボットと人間の新たな共存関係や共進化についてはなおざりにされている。これらの問題について、人間中心の社会デザインを考えるIT/AIの研究家にして実業家、免疫を研究する生命学者にして実業家、そして義足のアスリートが健常者のチャンピオンよりも速く走るという目標を掲げる義足エンジニア、といった賢慮の実践者たちと一緒に考える。

病院経営者、グローバル企業のダイバーシティ担当役員など、リアルな実践者たちを招いて、人間中心・人間性重視の実践知について、あらためて議論の場を設ける。そこでは、人間尊重を起点とした多元的なオープン・コラボレーション、人間性と経済性を両立しうるソーシャル・エンタープライズといったトピックが浮上してくる。

以上のように、第13回トポス会議では、「人間性の視点」、言わばヒューマニティ・ベースト・ビューから、経営やビジネス、コミュニティや社会の行方について考える。≫

● セッション1:経営における人間性

● セッション2:技術における人間性

● セッション3:コミュニティにおける人間性

● 総括 : 野中郁次郎名誉教授

登壇者 : 遠藤 謙(Xiborg 社長)、井上 浄(リバネスCTO)、加護野忠男(神戸大名誉教授)、亀田信介(亀田総合病院院長)、松田雄馬(アイキュベータ代表)、ヘンリー・ミンツバーグ(マギル大学区教授)、中里悠里(富士通研究所AI研究員)、バーバラ・ワイ(インテルVP)、カトリーヌ・マラブー(キングストン大学教授)、都筑沙矢香(キャスター)、紺野登(多摩大学教授 TOPOS会議発起人)、野中郁次郎(一橋大学教授 TOPOS会議発起人)

▼左:野中郁次郎先生

坂城町長 山村ひろし

第10回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会授賞式

昨日(5月25日)、第10回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会が坂城町 鉄の展示館で開催されました。

坂城町での開催はこれで通算6回目となります。 いよいよ坂城町が日本刀の ”聖地” となってきました。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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第10回新作日本刀研磨外装刀職技術展覧会授賞式

 5月25日(土)、中心市街地コミュニティセンターで、公益財団法人日本刀文化振興協会と町の主催による「第10回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の授賞式が開催されました。

本展は、作刀、研磨、外装という日本刀制作技術を一同に集め、技術の向上、人材育成を図るとともに、その成果を広く公開して、総合芸術である日本刀文化の理解を深めてもらうため、平成22年から開催されているもので、鉄の展示館で8月25日(日)まで開催されています。

作刀、研磨、外装の各部門に優秀な作品が出品され、厳正な審査の結果、坂城町在住で宮入刀匠の一門である河内一平さんが2年連続で『経済産業大臣賞』、同じく、宮入刀匠の一門の根津 啓さんが『金賞第二席』を、作刀部門でそれぞれ受賞されました。

 本展開催期間中は、日本刀に関するさまざまなイベントも開催されますので、ぜひご来館ください。詳しくは、鉄の展示館ホームページをご覧ください。

▼授賞式の様子

新作日本刀展03
新作日本刀展02
新作日本刀展01
▲(左)作刀部門金賞第二席を受賞された根津啓さん (右)経済産業大臣賞を受賞された河内一平さん
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 坂城町長 山村ひろし

第14回ばら祭りが始まりました。

昨日(5月25日)、さかき千曲川ばら公園で、「第14回ばら祭り」 が始まりました。

好天に恵まれ素晴らしいスタートです。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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第14回ばら祭りが始まりました。

ばら祭り開会式01

 5月25日(土)、さかき千曲川バラ公園で、恒例のばら祭りがスタートしました!今年のばら祭りは、6月9日(日)まで開催します。今年もボランティア団体「薔薇人(バラード)の会」の皆さんに多大なご協力をいただき、330品種、2,300株以上の色とりどりのばらが皆さんをお迎えします。

 バラ公園の開花状況は下記ライブカメラから確認できますのでご利用ください。

 期間中は、様々なイベントやばらの育て方相談、挿し木講習会、押し花・レカンフラワー・アートプリント体験会などが行われ、町のオリジナルローズ「さかきの輝(かがやき)」の鉢植えやばら苗木、町の特産品も販売されます。

 ばら祭り開会式では、『「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰』を受章された薔薇人の会への感謝状の授与、国際ソロプチミスト上田の皆さんからイベントパラソル1式の贈呈があり、また、開会式終了後には、坂城高校の皆さんによるソーラン節、四ツ屋長寿会の皆さんによる踊りが披露され、ばら祭りをより一層盛り上げました。

ばら祭り開会式04

ばら祭り開会式05

坂城町長 山村ひろし


朝の清掃活動

今週末は好天にも恵まれ、各種のイベントが花盛りです。

5月25日(土)、朝6時から、坂城町村上交差点近くで、坂城ライオンズクラブ、商工会青年部、商工会女性部合同の早朝の道路ゴミ清掃活動を行いました。

30名以上の皆さんが参加し、各々コースを分けて行動いたしました。

私を含む坂城ライオンズクラブの皆さんは村上交差点から竹内製作所方向に向けての県道沿いを約1時間かけてしっかりと行いました。

清掃の途中で、軽乗用車が運転を誤り、村上セブンイレブンの前で道路から田圃に半分突っ込み、大変困っておられるところを皆でトラクターなどを使って引き上げました。

今年は大変大きな、”ゴミ” ならぬ貴重なものを引き上げました。幸いなことにけがをされた方はいませんでした。  この軽自動車の写真は掲載しません。

以下、道路クリーン作戦の様子をご覧ください。 皆さんお疲れさまでした。

坂城町長 山村ひろし

169系電車ボランティア清掃 参加者募集!

坂城町からのお知らせ。 何と、坂城駅前近くに設置されている、「169系電車」 の掃除をしていただける方を募集しています。(共催:169系電車保存会、坂城町)

昨年も大勢の方に参加していただきました。 めったに出来ない経験です。 いかがでしょう。

以下、お知らせです。

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坂城町と169系電車保存会共催で下記のとおり「169系電車ボランティア清掃」を開催します。
 ご参加いただいた方には、169系電車オリジナルピンバッジをプレゼントします。
 大勢の方のご参加をお待ちしています。

日時

  • 令和元年6月8日(土曜日)
  • 受付…午後1時30分~2時
  • 清掃…午後2時~4時

場所

  • 坂城駅前多目的広場 169系電車

持ち物

  • ぞうきん・バケツ・モップなどの清掃用具(洗剤等は事務局でご用意します。)

申込み

  • 坂城町役場「企画政策課まち創生推進室」までお電話ください。
    代表:0268-82-3111(内線223) 課直通:0268-75-6211

その他

  • ご参加いただいた方には、169系電車オリジナルピンバッジをプレゼントします。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1468981409500/index.html
 

坂城町長 山村ひろし

元気の出る話(武者先生の講演会)

本日、(5月22日)、第61回 けんしん坂城信栄会通常総会が開催されました。(今回から新会長に柳沢浩さんが就任)

長野県信用組合さんの後援会(ユーザー会)の けんしん坂城信栄会の実に61回目の総会です。

総会の後に、武者リサーチ代表の武者陵司さんの講演会がありました。

武者さんは長野県出身で長野高校卒業の後、横浜国立大学を経て大和証券、ドイツ証券の副会長を務められた後に武者リサーチを設立され、現在、日本を代表する金融アナリストです。

本日は、「前人未踏環境(米中対抗、新技術、異次元の金融市場)下の投資戦略」というテーマでお話を伺いました。

どんな内容になるのかと思いましたが、奇想天外、びっくりする内容でした。

令和に向かって自信の持てる大変元気の出るお話でした。

まず、項目をピックアップして以下に記載しますが、令和の日本は、大いに期待できる素晴らしい時代になるそうです。これからの日本に期待が持てそうです。

SMAPではないが、日本は 「No.1」ではなく、「Only 1」での重要性がますますはっきりとしてきている。 米中戦争も日本にとって漁夫の利となる絶好のチャンスだそうです。

日経平均の株価も、来年は3万円が期待でき、令和15年には株価は、「10万円」が期待できるとのことです。 すごいですね。

(以下、レジメの項目)

・米中通商合意必至、そのあとの投資環境好転

・米中持久戦、米中並立の時代局面→米国は中国を兵糧攻めするしかない

・金融の大激変、プレーヤーの変化→銀行金融から株式(市場)金融へ

・平成の回顧と令和の展望→価値創造の仕組みの崩壊と再構築

・国際競争の要諦、→国際分業中での希少性・各国の要素賦存の条件

・投資展望→楽観論、政策(英知)に対する価値が必須

・令和15年、日経平均10万円に

・欧州情勢

坂城町長 山村ひろし

男谷燕斎の巻物

 先日、私の友人を介して男谷燕斎の巻物を入手しました。

 長さは約6メートルあります。

 原典は南宋の詩人、羅大経の随筆「鶴林玉露」で、唐の詩人、子西の詩を引用した部分のようです。

 坂城町学芸員の本間さんに書き下し文を作っていただきました。

 大変長文なので、以下に、冒頭部分と文末部分を掲載します。

 いずれ機会がありましたら、鉄の展示館で展示をしたいと思っています。

 男谷燕斎の書を随分見てきましたが、このような長尺の巻物は初めてです。

 男谷燕斎が坂城から新天地の越後水原へ転勤となり早速、張り切って求めに応じて書いたものと思われます。

 内容は、いかにも燕斎の好む自然観が書かれています。

 文末に 「文政辛巳 十月 書於水原任所 為上田子及」とありますので、まさに坂城の中之条代官所から越後の水原(現在の新潟県阿賀野市)へ移った年(1821年)に書かれたものです。

 また、上田子及と言う人物に送られたもののようですが、この人物については不明で現在、調査中です。

(以下のサイトは昨年12月に開催された男谷燕斎展記念講演会(田口佳史先生)の様子です。)

https://yamamurahiroshi.sakura.ne.jp/?itemid=47991

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(冒頭部分)

山静似太古、

日長如少年。

余家深山之中、

毎春夏之交、蒼蘚盈堦、

花落(落花)満径、門無剝啄、

松影参差、禽聲上下、

午睡初足、旋汲山泉、

拾松枝、煮苦茗啜之。

(冒頭部分 読み下し文)

山は静かにして太古に似たり

日は長くして少年のごとし

余は深山の中に家し

春夏のかわるごと、蒼蘚は堦に盈ちる

落花小路に満ち、門に剝啄なし

松影参差として、禽聲上下す

午睡して初足、たちまち山泉を汲み

松枝を拾い、苦茗を煮てこれを啜る

(文末部分)

人能真知此妙、

則東坡所謂無事此静坐、

一日如両日、

若活七十年、便是百四十、

所得不已多乎。

文政辛巳 十月

書於水原任所

為上田子及

燕齋孝

(文末部分 読み下し文)

人よく真に此の妙を知らば、

すなわち東坡の所謂事無くしてここに静坐し、

一日は両日のごとく、

若し七十年を活きれば、便ちこれ百四十、

得る所已に多からざらんや

文政4年(1821) 10

水原の任所において上田子及のために書す

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(巻物の写真)

(冒頭部分)

(文末部分)

 坂城町長 山村ひろし

アカマツを植える。

先日(5月18日)、坂城町の 「上平親林協働整備協議会」 (会長:辺見政嗣さん) 、ならびに地元上平区の皆さんと一緒にアカマツの植樹を行いました。

この活動は今年で6年目となります。

今年は抗体性のアカマツ50本を植樹しました。

松くい虫から松林を守るには、松くい虫に冒された松の抜倒処理、薬剤の樹幹注入、空中散布を含む薬剤の適正な散布など種々の対策を総合的に進める必要があります。

坂城町ではこれらのすべての施策を実施していますが、松林を守る、究極の対策は何といっても、 「松の植樹」 です。

上平地区では皆さんと共にこのような活動を積極的に行っています。

6年前に植えた若い松は隆々と4メートル以上の高さに育っています。

「先人樹を植え、後人その涼を楽しむ」 とありますが、まさに、「先人松林を植え、後人そのマツタケを楽しむ」 となりたいものです。

全員、植えた松の苗に自分の名前を付け記録しました。(後日、ラミネート加工します。)

坂城町長 山村ひろし

坂城町 春のスポーツ大会

本日(5月19日)、坂城町文化センターグランド のA,B会場他3つの会場で、分館対抗のソフトボール、ビーチバレー が行われました。

 今回で43回目です。

 選手登録は567名、関係者を入れると700名近い皆さんが参加されました。 すごいですね。

 私は開会式、始球式を行った後、村上小学校で行われたソフトボールに上平チームの一員として出場しました。(対戦相手は立町チーム)

 私はピンチヒッターで出場し見事内野安打。 しかしながら接戦の末、チームは敗戦。残念でした。

あとは坂城町ニュースをご覧ください。

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春のスポーツ大会

春のスポーツ大会01

春のスポーツ大会02春のスポーツ大会03

春のスポーツ大会04春のスポーツ大会05

5月19日(日)、文化センター及び町内のグラウンドで、坂城町公民館主催の第43回春のスポーツ大会が開催されました。

この大会は、町民の皆さんが広くスポーツに親しみ、お互いの親睦と融和を深めることを目的に、分館対抗で行われ、男性がソフトボール、女性がビーチボールに出場します。今年は、ソフトボールの部に23分館、ビーチボールの部に20分館30チームが参加しました。

 ソフトボールでは、力強い打球を飛ばしたりベースに向かって懸命に走ったり、また、ベンチから大きな声で応援する様子が見られました。

ビーチボールでは、点が入る度にハイタッチをしたり、ラインギリギリのボールに飛び込んだりと、白熱した戦いが繰り広げられました。

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坂城町長 山村ひろし