瀬口清之さんの中国レポート

 キャノングローバル戦略研究所研究主幹)瀬口清之さんから最新の中国レポートが来ました。

 いつものことですが、瀬口さんのように頻繁に現場を足で歩いて体感されるレポートには迫力があります。

 日本ももたもたしていられません。 以下、ご覧ください。

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2017.06.29

中国で突然生まれる超巨大市場を見逃すな~インフラ整備の遅れが逆に最先端市場を拓く「馬跳び」型発展~

JBpressに掲載(2017年6月19日付)

瀬口清之さん:中国経済・日米中関係の第一人者

瀬口 清之

上海のタクシー事情から実感するスマホ社会

 2、3年ほど前から上海出張時に流しのタクシーがつかまえにくくなった。この10年、出張で年数回以上、上海を訪問しているが、以前は上海でタクシーをつかまえるのは難しいことではなかった。料金も安く、気軽で便利な交通手段だった。

 北京や地方都市では流しのタクシーを拾うのは以前からかなり難しかったため、面談場所に時間通りに到着するには地下鉄を利用するか、ハイヤーを雇う必要があった。しかし、上海では比較的容易にタクシーがつかまえられていたので、その必要を感じなかった。

 ところが、2、3年前から事情が変わった。ある日、タクシーが拾えなかったために、1日のうち3回も面談に遅刻した。以後、上海でも市内移動にはハイヤーを雇うことにした。

 この間、北京のタクシー事情はさらに悪化し、以前であれば夕食会が終わった後、10分から20分待てば拾えていたタクシーが、今は1時間待っても拾えないことが珍しくない。このため、最近は夕食会の後は地下鉄で移動するしかなくなった(北京の場合、最寄りの地下鉄の駅まで1キロ前後歩くことがよくある)。

 このような変化の背景にあるのはスマホを利用したタクシー配車サービスの普及である。

 都市に住む一般の中国人はこの2、3年、タクシーを呼ぶのにスマホを使うのが当たり前になっている。このため、客を乗せていないタクシーもスマホで呼ばれた客のところに向かっていることが多く、手を挙げても止まってくれない。流しのタクシーをつかまえるのは非常に難しくなった。

 中国で高い市場シェアを有する中国版ウーバー(ウーバー自身は昨年中国市場から撤退)である「滴滴出行」のアプリを使えば、タクシー以外にも自家用車やハイヤーも呼べる。ただし、タクシー以外は現金決済が認められていないため、出張者の利用は難しい。

 中国人は、タクシーがつかまりにくい夕食後の時間帯は、このサービスを使ってタクシー以外の車をつかまえている。その場合、決済は現金ではなく、中国系クレジットカードまたはスマホの決済アプリで行う。

 外国人出張者は中国の金融機関に口座を持っていないため、これらの決済手段を利用することができない。

 以上のようなサービスがこの2、3年の間に北京、上海などの主要都市で急速に発展したため、スマホを持っていないとタクシーが拾えなくなってしまったのである。中国人にとっては利便性の大幅な向上であるが、決済手段が限られている外国人にとっては以前の方が便利だったように感じる。

日本の方が遅れているIoTベースの各種サービス

 上記で紹介したタクシー配車アプリはほんの一例である。中国ではスマホの決済機能の発達やeコマースの普及を背景に経済活動のIoT化が老若男女を問わず、社会全体に浸透しており、以下のような現象が起きている。

●名刺を持たない(スマホをかざし合って情報交換)

●インターネットメールを使わない(スマホのSNSで代替)

●現金を持ち歩かない(スマホ決済で代替)

●クレジットカードを使わない(スマホ決済で代替)

●農村部では商店がなくてもeコマースで買い物(代金はスマホ決済)

●食事代の割り勘は一瞬にしてスマホで決済

●スマホ決済を前提としたレンタル自転車乗り捨てサービス(モバイク)の普及

●スマホ決済履歴を通じた個人信用力審査に基づく消費者ローンの提供

中国でこれらのサービスが急速に普及した主因は、以下のような元々の経済活動上の不便さにあると考えられる。

 第1に、中国ではかつて、固定電話が普及する前に携帯電話が普及したため、固定電話のない家庭が多い。このため、老若男女を問わず、携帯電話の利用が急速に広がった。

 第2に、中国では、都市郊外や農村部には商店があまり発達していないため、買い物が不便だった。そこにeコマースが登場したため、商店があまり多くない地域の消費活動の利便性が大幅に向上し、eコマースをベースとしたものへと一気に移行した。

 第3に、中国では金融機関の利便性が低く、現金も偽札が多く、日常的な資金決済の利便性が日本ほど高くなかった。そこにスマホアプリを介した便利で安心な決済手段が登場したため、スマホによる決済が急速に普及した。

 このように、元々各家庭に固定電話がなかったために携帯電話やスマホが普及し、便利な商店がなかったためにeコマースがそれにとって代わり、便利な金融機関が存在していなかったため、フィンテックが急速に発展した。

 利便性の高い新技術の登場により、ある段階の技術を飛び越えて、次世代の先進技術が一気に普及する現象は「馬跳び(Leapfrog)」型発展と呼ばれている。

 Frogはカエルを意味するので、Leapfrogを直訳すると「カエル跳び」であるが、英語では「馬跳び」(前かがみした人の背中を跳び越す子供の遊び)を意味する。日本でも小切手があまり普及せず、金融機関決済が普及したのはこの一例である。

 「巨龍」と呼ばれる中国が「馬跳び」というのはややしっくりこないが、巨龍の馬跳びが技術力を誇る日本企業ですら、追いつけない世界を生み出している。

次の「馬跳び」型発展は何か?

 今後中国で「馬跳び」型の急速な発展が予想される分野は遠隔医療サービスである。

 中国では医療機関の不足が深刻であり、主要都市の有名病院の1日当たりの来訪患者数は数千人から1万人に達する。そうした病院のロビーの様子は朝夕の新宿駅のラッシュのような状態であり、日本の病院の風景からは想像もつかない状況におかれている。

 このため、一般の患者は満足度の高い充実した医療サービスを享受することができない。治療が間に合わず、病気が悪化し、命を落とすことすらある。

 そうした事態を早期に改善するには、地道に病院建設を増やしていくだけではとても間に合わない。そこで考えられている有効な解決策は遠隔医療の導入である。

 健康診断の指標をスマホを通じて病院に送り、そのデータを医師がきちんと分析し、疾病予防に必要な指示を出す。病気が判明した場合には、さらに必要な検査を実施し、診断する。

 そのうえで処方し、医薬品を提供するといった本格的な遠隔医療サービスの導入が、中国の病院不足問題の抜本的解決策になることが期待されている。

 ただし、現時点では中国でも日本同様、遠隔医療は法律で禁止されている。しかし、現在の劣悪な医療事情を考慮すれば、近い将来において遠隔医療の導入は不可欠であり、いったん導入が始まれば、日本のレベルをはるかに超えて、「馬跳び」型発展を生み出すことは明らかである。

加速する日本企業の二極分化

 日本国内に大きな市場が存在しない先進的産業分野でも、日本企業の技術力を持って必死に努力を継続すれば、市場ニーズに適合した質の高い製品・サービスを生み出すことは可能である。

 ただし、その大前提は、日本企業自身が中国現地の国内市場の中に入り込み、中国企業・個人のニーズを的確に把握することが不可欠である。日本国内では経済・社会生活に定着していない先進技術であるため、日本国内にとどまっていれば、市場ニーズを全く把握できないのは当然である。

 上記のような中国国内市場ニーズに適合した製品開発を行うための努力は、「馬跳び」型発展を遂げる産業分野のみならず、自動車、家電、食品、各種素材などの従来型産業においても実は同じである。

 これらの分野でも、中国国内のニーズは日本国内とは異なっているため、中国のニーズに適合した独自の製品開発・生産効率向上が不可欠である。

 最近の中国国内市場における自動車、建設機械、スマホ関連、液晶関連、高付加価値日用品、eコマース関連などの分野において、好調を続ける日本企業の共通点は、現地ニーズの的確な把握、そのニーズにきちんと適合する製品開発、消費者の手の届く価格を実現する生産効率化努力等の継続である。

 巨龍中国が「馬跳び」型発展を実現する時代において、日本から外に出ようとしない企業にはそのチャンスも見えなければ、チャンスをつかむ方法も分からない。

 一方、経営トップ自身が中国現地に頻繁に足を運び、自分の目で市場ニーズを見て把握し、市場の最前線から陣頭指揮を執って研究開発と生産効率向上をリードする企業にとってはとてつもない成功と巨額の収益が手に入る。

 中国において日本の技術レベルを超えて発展する産業分野の製品・サービスはいずれ日本国内市場にも流入する。その時に初めて、中国で勝負をした日本企業の実力の違いが中国市場にチャレンジしない内向きの日本企業にも伝わるかもしれない。

 中国の市場ニーズの高付加価値化に伴って中国市場への取り組み姿勢の差による日本企業の二極化はますます加速していく。

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坂城町長 山村ひろし

坂城町消防団ポンプ操法大会

昨日(6月25日)、平成29年度坂城町消防団ポンプ操法大会が開催されました。

ポンプ車操法の部では第2分団(金井)が優勝、小型ポンプ操法の部では第10分団(上五明)が優勝し、7月9日に同会場で開催される埴科ポンプ操法大会に出場します。 頑張ってください。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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坂城町消防団ポンプ操法大会

町ポンプ操法01

▲ポンプ車操法の部 優勝 第2分団(金井)

町ポンプ操法02

▲小型ポンプ操法の部 優勝 第10分団(上五明)

6月25日(日)、四ツ屋消防ポンプ操法訓練場で、町消防団ポンプ操法大会が開催されました。

この大会は、消防団が常時の訓練成果を発表するとともに、審査による不備欠陥を是正し、消防技術の向上発展と士気の高揚に資することを目的に行われます。大会は、ポンプ車の部(第2、4、7、9分団)と小型ポンプ操法の部(第1、3、5、6、8、10、11分団)の競技が行われ、町内の各分団が日頃の訓練の成果を披露しました。

大会の結果(入賞)は以下のとおりです

ポンプ車操法の部

  • 優 勝 第2分団
  • 準優勝 第9分団

小型ポンプ操法の部

  • 優 勝 第10分団
  • 準優勝 第11分団
  • 第3位第6分団

▼各分団

町ポンプ操法03

▲第1分団(鼠・新地)

町ポンプ操法04

▲第3分団(入横尾・町横尾・泉)

町ポンプ操法05

▲第4分団(中之条)

町ポンプ操法06

▲第5分団(四ツ屋・御所沢・田町・戌久保)

町ポンプ操法07

▲第6分団(南日名・北日名・和平)

町ポンプ操法08

▲第7分団(横町・立町・込山・旭ヶ丘)

町ポンプ操法09

▲第8分団(日名沢・大宮・新町・坂端・苅屋原)

町ポンプ操法10

▲第9分団(網掛・小網・月見)

町ポンプ操法11

▲第11分団(上平)

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坂城町長 山村ひろし

行方不明の方が無事発見されました。(関係者に感謝!)

6月24日(土)午後6時頃から行方不明となられていた坂城町大字坂城の87歳の女性の方が、25日(金)午後3時頃無事に発見されました。

一昼夜経過し、途中、大雨にも見舞われた中、無事に発見されたことでほっといたしました。

千曲坂城消防本部、千曲警察署、坂城町消防団の皆さんに心より感謝申し上げます。

坂城町長 山村ひろし

平成29年度坂城町防犯協会総会

先日(6月23日)、坂城町役場講堂にて、平成29年度坂城町防犯協会定期総会(防犯協会会長:山村、防犯指導員会長:中嶋博隆さん)が開催されました。

各団体を代表される約70名の皆さんがお集まりいただきました。

当防犯協会は防犯知識の普及、安全な地域づくり、青少年の健全育成、振り込め詐欺や悪質商法に対する高齢者の防犯対策などの活動を推進し、安全で明るく住み良い地域社会の実現を目指して活動するボランティア組織で昭和31年に組織され以来60年以上活動されています。

坂城町での犯罪発生状況では、昨年に比べ全体の件数自体は減少しておりますが、詐欺事件などの発生件数が増加傾向にあります。 これからも皆様方のご協力をお願いいたします。

ご挨拶される千曲警察署長高橋亨さん

坂城町長 山村ひろし

第21回機械要素技術展

昨日(6月21日)から、東京ビッグサイトで、第21回機会要素技術展が開催されています。(23日まで)

今年は、坂城町から8社が展示を行っています。

出展企業は、(株)アルプスツールさん、(株)エスプリさん、(有)エフディ企画さん、(株)ケーエムケーさん、(株)シンコー工業さん、(株)長野大崎製作所さん、ミクロン精工(株)さん、(株)ヤマザキアクティブさんです。

私も毎年お邪魔していますが、今年は特に盛り上がっていたように感じます。

商談をがっちり手にしていただけるとよいですね。

以下、坂城町ニュースよりご覧ください。

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町内企業8社が出展

第21回機械要素技術展

機会要素技術展01

坂城町出品者協会では、本日6月21日(水)から23日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されている『日本ものづくりワールド2017「第21回機械要素技術展」』に参加し、町内企業8社が出展しています。
 日本ものづくりワールド2017は、「第21回 機械要素技術展」「第28回設計・製造ソリューション展」「第8回医療機器開発・製造展」「第25回3D&バーチャルリアリティ展」の4つの専門展で構成される世界最大級のものづくり専門展で、国内外の2,400社が出展、83,000名の来場が見込まれています。
 坂城町からは、(株)アルプスツール、(株)エスプリ、(有)エフディ企画、(株)ケーエムケー、(株)シンコー工業、(株)長野大崎製作所、ミクロン精工(株)、(株)ヤマザキアクティブが出展しており、新規受注及び販路拡大のため、各社製品のPRに励んでいらっしゃいます。

『第21回機械要素技術展』の詳細については、 公式サイトをご覧ください。

機械要素技術展02 機械要素技術展03

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坂城町長 山村ひろし

第40回坂城町民まつり(坂城どんどん)実行委員会

本日(6月20日)、坂城町役場講堂で「第40回町民まつり実行委員会」が開催されました。(大会長:山村、実行委員長:山 区長会長)

今年の町民まつり(坂城どんどん)は8月5日(土)午後2時から午後8時30分まで坂城町の横町、立町通り、坂城駅前等で開催されます。 あと1ヶ月半となりました。

今年の町民祭り「坂城どんどん」は第40回目という記念すべき年にあたり、また、坂城が誇る戦国武将「村上義清」の没後444周年にもあたります。

そこで、この節目の年に村上義清のダンボール甲冑行列などを行います。

また、メインステージでは午後4時から小松美羽さんの 「世界の小松美羽 凱旋!! ライブペイント」が行われます。 これは大変な見ものですね。

どんな作品が舞台で創られるのでしょうか。大いに楽しみです。

おどり連、フリーマーケットなどへの大勢の皆様のご参加を期待します。

会場いっぱいに、坂城町各団体の代表者の皆さんで会議が行われました。

お問い合わせは、

町民まつり事務局:坂城町役場 産業振興課 商工観光係まで

Tel: 0268-82-3111(内線:154)

Fax: 0268-82-3138

坂城町長 山村ひろし

「高齢者元気応援システムーKIZUKI」の応募者募集

坂城町では、長野県企業局および民間企業と共同で、高齢者の皆さんの新しい見守りシステムの実証実験に取り組んでいます。

「高齢者元気応援システム KIZUKI 」は、水道メーターで水道の利用状況を把握して、お一人暮らしをされている高齢者等を見守ります。

毎朝水道の使い始めに配信される 「元気メール」、水道を8時間以上使っていない、または2時間以上の連続使用が確認された場合に配信される 「異変メール」 で、ご家族に高齢者の安否をお知らせします。 特別なことをしていただく必要はなく、高齢者ご本人のプライバシーにも配慮して、そっと見守りができるシステムです。

高齢者ご本人様及び離れて暮らすご家族の不安を少しでも減らすために、こちらのシステムのご利用をお勧めします。

月額千円以内で利用できるシステムですので是非ご検討ください。

なお、このシステムは全国でも始めての取り組みです。

詳細は以下のサイトをご覧ください。 ↓↓↓

http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1490574988490/index.html

(以下、ご案内のパンフレット)

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坂城町長 山村ひろし

平成29年第2回坂城町議会定例会閉会あいさつ

本日(6月16日)、平成29年坂城町議会定例会が閉会しました。

以下、閉会のあいさつを掲載させていただきます。

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平成29年第2回議会定例会閉会あいさつ

平成29年第2回坂城町議会定例会の閉会にあたり、一言あいさつを申し上げます。

 6月5日に開会されました本定例会は本日までの12日間にわたりご審議をいただきました。

提案いたしました人事案件、条例の一部改正、一般会計補正予算、さらに、追加日程でお願いいたしました契約の締結を含め、全ての議案に対して原案どおりご決定を賜り、ありがとうございました。

さて、12日、13日には、坂城高校の政治経済を選択している3年生(43名)が一般質問を傍聴に訪れました。

選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受け、昨年に引き続き授業の一環として実施されたもので、今年度は、これに先だつ526日に町選挙管理委員会職員と議会事務局職員が坂城高校への出前講座で、選挙制度や町の議会制度について説明を行ないました。若者の政治への関心の高まりを期待するものであります。

先月27日(土)に開会した「第12回ばら祭り」につきましては、6月11日(日)をもちまして幕を閉じました

今年は、昨年より遅い開花となったため、開会当初は、昨年より少なめの来場者数でありましたが、その後、好天にも恵まれ、気温の上昇に伴い一気に開花が進み、1週間後には満開となり、6月3日(土)・4日(日)には、イベントも開催したこともあり9,000名ほどご来園いただき、たいへんな盛り上がりをみせました。ばらの花も、適度な降雨と、夜の気温が低くなったことから、きれいな花が咲き、花持ちも良く、最終日を迎えても次々とバラが開花し、きれいなバラを楽しんでいただきました。

また、ラジオ・テレビ・新聞などマスメディアでの情報発信を強化するなど、集客に努め、多くの方にご来園いただき、特に土日には、特別に用意しました臨時駐車場からのシャトルバスもフル活用しての送迎を行いました。

平日には近隣の福祉施設などから、多くの方にご来園いただき、障がい者用の駐車場が連日満杯になりました。

また、ご来園いただいた方の中には、是非、募金をしたいという方も多くおられ、今年は昨年より多い64,880円の募金が集まりました。

今年から、来園者の導線を考慮し、総合案内所の場所を、河川敷の駐車場からの入口に変更したことにより、順路も分かり易くなり、ウォーキングステーションのインターロッキングなどの通路も、車椅子を利用される方やお年寄りの皆様などから好評をいただきました。

また、バラ公園に訪れた皆様に、町の観光施設への誘客を図るため、観光ガイドブックや割引券つきのパンフレットなどを配布し、初めての方にも分かり易い案内図を作成しご案内しました。

一般質問の中でもご説明いたしましたが、ばら祭り期間中、配布した割引券をご利用いただき、「鉄の展示館」に、入館いただいた人数は242名、「びんぐし湯さん館」へ割引券を利用し入館いただいた方は大人532名、小学生29名計561名で、また、「入館料・タオル・食事付きセット」として企画しました「さかきばら祭りセット」をご利用いただいたお客様は412名でございました。

地場産直売所「あいさい」では、約1,900名のお客様にご利用をいただきました。ばら祭りが町内の商業、観光の振興に貢献したものと思います。

今回のばら祭り期間中は、昨年より多い約41,000人のお客様にバラ公園にお越しいただきました。これもひとえに日ごろからご尽力いただいております「薔薇人の会」をはじめ、出店者の皆様、実行委員会の皆様のお陰と心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。

併せて、ばらまつり期間中、建設課をはじめとし、ほぼ全員で運営に携わっていただいた町職員にも感謝いたします。

本日、追加議案で請負契約締結の議決をいただきました下水道工事につきましては、南条谷川南側から鼠区会地早雄(おおぢはやお)神社前までの国18号の車道内に管渠を布設するもので、谷川南側から南条郵便局付近までを1工区、同じく南条郵便局付近から会地早雄神社前までを2工区に分け、交通量が減少する夜間の午後9時から翌朝6時までの時間帯で片側交互通行の規制をして工事を実施してまいります。

工事期間が、平成30年3月23日までと長期間に渡るため、沿線の皆様はじめ、通行される皆様にも大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

役場庁舎につきましては、昭和5812月に完成して以来、33年が経過しております。この度、正面玄関北側の町章を設置した、庁舎の象徴でもあるアーチ形壁面の外壁タイルの修繕工事を実施いたします。

工法としては、タイルの浮いた部分をアンカーピンにより躯体と固定させ、透明樹脂により面で支えることでタイルの剥落を防止するものです。現在のタイルの風合いを残し、周りとの調和を維持することができる工法であり、併せて町章の化粧直しも行ないます。

7月に着工し工期は概ね3ヶ月程度を見込んでおり、工事期間中は足場が立ち上がりますのでご注意いただきますとともに、ご協力をお願いいたします。

国民健康保険に加入されている40歳から74歳のみなさんの生活習慣病の予防・改善を図るために実施している、特定健診の集団健診につきましては、既に5月に4日間実施し、6月につきましても14日から本日16日まで保健センターで実施しております。

本日16日は、健診の受付時間を午後7時半までとして、仕事などで昼間健診を受診できない方のための、夜間健診となっております。

今後は、1210日と11日にも実施を予定しており、1210日は休日健診として、日曜日の健診となっております。

12月の健診に向け、引き続き、まだ受診されていない方への個別勧奨と、「広報さかき」やホームページ、有線などによる受診勧奨をしてまいります。 

機械要素や加工技術を一堂に集めた展示会「第21回機械要素技術展」が、6月21日(水)から23日(金)まで東京ビックサイトにて開催されます。

この展示会は世界最大級の規模で機械要素や加工技術を一堂に集めた展示会で、国内外2,400社以上が出展し、町内からも製造業8社が出展いたします。

期間中は、約9万人の来場者が見込まれており、設計、製造、生産技術部門等の製造業ユーザーも多数来場し、出展社との商談を行い、新規取引先や受注が獲得できることを期待しております。

6月25日(日)、町操法訓練場において、町消防ポンプ操法大会が開催されます。地域を守る消防団員が、有事の際の機敏な対応や消防技術の向上を目指し、日頃の訓練の成果を発表いたしますので、多くの町民の皆様の応援をお願いいたします。

なお、この大会の優勝分団とラッパ分団は、7月9日(日)に坂城町で開催されます、埴科消防ポンプ操法大会及びラッパ吹奏大会に出場いたします。会場は町操法訓練場でございますので、併せて応援をお願いいたします。

6月25日(日)、午後2時から文化センターにおきまして、さかきふれあい大学教養講座を開催いたします。今回は、長野市出身のタレントで手相占い芸人の島田秀平さんをお迎えし、「島田秀平の開運手相トークショー」と題して、3万人の手相をみてわかった「強運」の鍛え方や「正しい運の貯め方」を楽しくトークしていただきます。入場は無料ですので、大勢の皆様のご参加をいただきたいと存じます。

7月1日(土)の午前中から地域交流や日頃の文化活動等の発表を行う隣保館交流フェスティバルを開催いたします。第1部につきましては、隣保館で作品展示とグループ発表を行い、第2部のコンサートについては、多くの皆さんに鑑賞いただけるよう中心市街地コミュニティセンターで開催いたします。

出演は、工藤亜紀子さん(くどうあきこ オーボエ)、工藤淳子さん(くどうじゅんこ ファゴット)、石川菜緒さん(いしかわ なお ピアノ)のトリオによる木管アンサンブルコンサートで、入場は無料です。

1部、第2部とも大勢の皆さんの参加をお願いいたします。

坂城の夏を彩る町民祭り、「第40回さかきどんどん」が8月5日(土)横町・立町通りで開催されます。今回は、第40回を記念して、また、地元の武将 村上義清が没後444年の年に当たるため、手作りの甲冑を着た甲冑行列を行う予定となっております。他にもステージ発表や子ども達が楽しめるイベントを企画しておりますので、夜の部のおどり流しを含め、大勢の町民の皆さんのご参加をお願いいたします。

8月19日(土)には、第3回坂城びんぐしの里薪能がびんぐしの里公園開催されます。3回目となる今回も、町の特命大使、能楽師重要文化財総合保持者の松木千俊師、狂言師の野村萬斎師をお招きし、改装された屋外ステージで日本屈指の演者の仕舞が披露されます。町の文化・芸術の振興、また伝統文化の継承のためにも、大勢の皆様にご来場いただき、夏の夜の幽玄の世界を堪能していただければと存じます。

これから暑さが増してまいります。議員各位におかれましても、健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。

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坂城町長 山村ひろし

男谷燕斎の書をご寄贈いただきました

 先日、貞方陸奥子様から男谷燕斎の書を坂城町にご寄贈いただきました。

 誠にありがとうございました。(右の書)

(男谷燕斎については今までにも何回か記述してきました。ブログ右下の四角いボックスに 男谷燕斎 と記入して検索してみてください。)

 左の書は以前にもご紹介した燕斎の書で、中島英雄様から昭和58年に旧格致学校移設の際に坂城町にご寄贈いただいたものです。

 両書は同文の詩で、北宋時代蘇軾の門人(蘇門四学士の1人)「張耒」(ちょうらい 1054年―1114年) の詩です。

 「漱井消午醉 掃花坐晩涼 衆緑結夏帷 老紅駐春妝」

(井の水で午酔を漱ぎ、花を掃き、夕の涼に座し、夏の帳(とばり)から庭を眺むればそこには老紅木がいまだ春のよそおいをとどめ、静かに佇んでいる。)

素晴らしい詩ですね。男谷燕斎はこの詩を好んで書いたようです。

左の書は、男谷燕斎が坂城の中之条の代官として在職中に書いたものと想定され、また、襖の桟の後があったりします。 かなり酩酊して襖に書いたものと思われます。(40歳前後に書かれたものでしょう。)

「結」という字を書き忘れ、小さな字で「結 入・・・」と書き加えています。面白いですね。

一方、右の書は軸裏に天保7年(1836年)3月の記述があり、男谷燕斎が59歳の時の書と特定できます。 素晴らしく枯れた、しっかりした書体です。

また、燕斎老人との銘があります。 

軸裏に「大納言様書御師範旗本男谷 男谷彦四郎之書」とあり、この大納言も尾張藩第10代藩主徳川斉朝と特定できました。

中島英雄氏寄贈           貞方陸奥子氏寄贈

  

 今回ご寄贈いただいた書によって、新たな男谷燕斎の側面があらわれてきました。

 ありがとうございました。

 これからも男谷燕斎についていろいろご紹介したいと思っています。

坂城町長 山村ひろし

「第12回ばら祭り」終了

5月27日から開催しておりました、第12回ばら祭りは6月11日で終了いたしました。

おかげさまで大盛況のうちに開催できました。

今年の来客数は昨年を上回る、41,000人もの方にお出でいただきました。

薔薇人(バラード)の会の皆さんをはじめ、各実行委員会の皆様の大きなご尽力に心より感謝申し上げます。

また、全員で運営の補助を行った坂城町役場職員の努力にも感謝いたします。 ありがとうございました。

今年のばらは若干遅れ気味でスタートしましたが、途中から一気に咲き誇りました。

今月末までは十分に満開のばらを楽しめると思います。

素晴らしい天候の中で、東京方面から来られたお客様と。

前列中央、私の左側に塚田実行委員長(薔薇人の会会長)

以下、坂城町ニュースより最終日(6月11日)の様子をご覧ください。

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6月11日最終日

【ばら祭り】サックスミニコンサート

サックス

▲ミスト・サクソフォン・アンサンブルの皆さん

6月11日(日)、第12回ばら祭り最終日を飾る、サックスミニコンサートが開催されました。

演奏していただいたのは、坂城町や千曲市、長野市などに住むサックスが大好きなメンバーで結成した「ミスト・サクソフォン・アンサンブル」の6人です。

クラシックや演歌など、一度は耳にしたことのある名曲や昨年大ヒットしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌・『恋』、信濃の国などの素晴らしい演奏が響き渡り、公園を訪れた皆さんを楽しませていました。

第12回ばら祭りは本日で終了となります。今年も大変多くの方にご来園いただき、誠にありがとうございました。

バラ公園01 バラ公園02

バラ公園03 バラ公園04

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坂城町長 山村ひろし