坂城町役場の ミニ・ギャラリー

坂城町文化協会の皆様にお願いをして、坂城町役場の1階から2階に上がる階段に数点の絵画を置いていただきました。

今後とも作品を入れ替えて展示する予定です。

役場にお出での際に、ご覧いただければ幸いです。

作品は左から 中島隆人さんの「赤そばの里」、内堀君子さんの「砂浜」、林志津子さんの「森」です。

坂城町長 山村ひろし

老子の続き(第23章)

さあ、この章もなかなか厳しいものですね。 「希言こそ自然なれ」あるいは「信足らざれば不信ある」 などと、余計なおしゃべりなどせず、誠を尽くしなさいということです。

希言自然。飄風不終朝、驟雨不終日。孰爲此者。天地。天地尚不能久、而況於人乎。故從事於道者、道者同於道。徳者同於徳。失者同於失。同於道者、道亦樂得之。同於徳者、徳亦樂得之。同於失者、失亦樂得之。信不足、焉有不信。

 

希言(きげん)こそ自然なれ。 飄風(ひょうふう)は朝(あした)を終(お)へず、驟雨(しゅうう)は日を終へず。 孰(たれ)か此(これ)を為す者ぞ。 天地なり。 天地すら尚(なほ)久しきこと能わず。 而(しか)るを況(いわ)んや人に於(お)いてをや。 故に道に従事する者は、道ある者には道に同じくし、 徳ある者には徳に同じくし、失(うしな)へる者には失へるに同じくす。 道に同じくすれば、道あるものも亦(また)之(これ)を得るを楽しむ。 徳に同じくすれば、徳あるものも亦之を得るを楽しむ。 失(うしな)へるに同じくすれば、失へるものも亦之を得るを楽しむ。 信(まことた)らざれば、焉(ここ)に不信有るなり。

 聞き取れないような静かな言葉こそ自然な言葉なのです。 例えば、騒がしい暴風雨は半日も続きません。 また、激しい豪雨も一日中続くということはありません。 誰が自然をコントロールしているかと言えばそれは天地なのですが、この天地ですら長く続けることが出来ないようにいつまでもぺらぺらと話し続けることは出来ません。 道に従い無為自然に行動する人は、道を体得している人に対しては同じように振る舞い、徳を体得している人には同じように振る舞い、徳を失っている人に対しても同じように振る舞います。 道を体得した人からは得るものがあり楽しむことができます。 また、徳を体得した人からも得るものがあり楽しむことができます。 さらに、徳を失っている人からもまた得るものがあり楽しむことができるのです。 一方的に言葉多く誠実さのない発言ばかり多くては不信のみが残ることになります。
     
この章には、よく「虚無」というタイトルがつけられます。 
余計なおしゃべりをせず、自分の中にあるもの(「道」の心持)で相手の立場をわきまえて自然に対応せよ。 誠心誠意に対応しなさいということです。 時にはじっくり相手の言うことを、静かに真心を持って、聞いてあげましょう。
    
坂城町長 山村ひろし

イトーヨーカドー・セブンイレブンの移動販売開始

坂城町でのイトーヨーカドーさんとセブンイレブンさんの移動販売が始まりました。

イトーヨーカドーさんは3トン車の改造車、セブンイレブンさんは軽トラの改造車です。

イトーヨーカドーさんは全国でも初めての試み。 セブンイレブンさんは長野県で初めての試みとなります。

これで、買い物にご不自由を感じられておられる方々の一助になればと思います。

  

ARIO上田店での出陣式を終え、イトーヨーカドーさんは月見区の集会所で販売を開始。

セブンイレブンさんは、役場横の駐車場で販売を開始しました。

両社の坂城町巡回スケジュールは以下の通りです。 

http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1001000000519/index.html

今回の取り組みは、夏ごろに私が両社にご相談してから、わずか3ヶ月で実現しました。 素早い取り組みに感謝いたします。

坂城町長 山村ひろし

ねずみ大根祭り

一昨日(11月19日) 「ねずみ大根祭り」が開催されました。

雨の中でしたが、大勢の方々にお出でいただき盛大に開催されました。

開会式の中で、マスコットキャラクターの命名式も行われました。

800を越す ご提案の中、選ばれたのは 「ねずこん」 です。

なかなかかわいらしい名前ですね。 子供たちから多くご提案いただきました。

今後とも、可愛がっていただければ幸いです。

  

また、当日、別会場の「ねずみ大根畑」では東京や長野から大型バスでお出でになった方々が、雨の中、「ねずみ大根」の収穫をされ両手に一杯 「ねずみ大根」をお持ち帰りいただきました。

当日の詳しい様子は以下のサイトをご覧ください。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1001000000172/index.html

坂城町長 山村ひろし

最近、坂城町役場に来られた 坂城町のヒーロー

最近、坂城町役場を訪問された、坂城町のヒーローお二人をご紹介します。

一人目は、10月の山口国体(第66回国民体育大会)のボーリング成年男子個人の部で長野県代表として出場され、見事優勝された、KYB-YS にお勤めの野崎新市さん。 

   二人目は、長野県卓越技能者表彰(信州の名工)に選ばれた、 日精樹脂工業にお勤めの中沢義治さんです。

詳細につきましては、次の坂城町のホームページをご覧ください。

http://www.town.sakaki.nagano.jp/www/contents/1001000000172/index.html

    坂城町長 山村ひろし

国道18号バイパス早期完成への陳情活動

昨日(11月18日)、坂城町の国道建設要望活動として国道18号バイパスの早期完成を目指して、坂城町宮島祐夫議長、塚田忠議員他とともに大宮の国土交通省関東整備局、国土交通大臣、民主党幹事長室、長野県選出各議員を訪れました。

国土交通省関東整備局 池田道路部長殿(左)と

左から、坂城町塚田忠議員、平山幸司民主党副幹事長、羽田雄一郎民主党参議院国対委員長、山村町長、坂城町宮島議長、荒川建設課長

国土交通省津島政務官と

北澤俊美議員と

小坂憲次議員と

若林健太議員と

国道18号バイパスにつきましては皆様ご存知の通り、今年度、調査費が付けられ事業が開始しております。 しかしながら、工事完成までにはこれから10年とも言われております。 地元の交通渋滞を考えると一刻も早く完成をしていただかなくてはなりません。 防災上の観点、病院への救急搬送などの問題からも粘り強く関係諸機関への訴えを続けていきます。

皆様方のご協力が何より必要です。 宜しくお願いいたします。

坂城町長 山村 ひろし

瀬口清之さんの講演会

先日(11月15日)、長野信用金庫さん主催の講演会が上山田ホテルで開催され、私も共催者として参加しました。 瀬口さんは元々は日銀マンですが、米国ランド研究所、北京事務所長などを歴任されたあと、現在は キヤノングローバル戦略研究所の 研究主幹として活躍されています。 しばしば、テレビ討論会で田原総一郎さんと議論したり、世界を股にかけて活躍されておられる、中国問題に関しての第一人者です。

  

  

   

 私とは、以前、杉並師範館で一緒に教育問題に取り組んだことがあり、このたび、「中国経済の構造変化と日本企業のビジネスチャンス」というテーマで講演をしていただきました。

 相変わらずエネルギッシュな語り口で、中国を脅威と考えるのではなく、日本の経済パートナーとして如何に大切なものであるかについて実に明快に語られました。

 瀬口さんのご経歴、最近の論文、レポートについては以下のサイトをご覧ください。

http://www.canon-igs.org/fellows/kiyoyuki_seguchi.html

 

  坂城町長 山村ひろし

 

老子の続き(第22章)

この章も、通俗の価値基準を真っ向から否定する鋭い言葉が続きます。 出だしの「曲なれば即ち全く」もすごい文ですね。 つまり 「まっすぐに伸びた木」は、一見素晴らしいようであるが、あっという間に伐採されてしまう。 だが、「多少曲がって生えた木」 の方は伐採されてしまうことなく一生健やかに生きられる、ということです。 これもなかなかすごいことではないでしょうか。

    曲則全。枉則直。窪則盈、弊則新。少則得、多則惑。是以聖人抱一、爲天下式。不自見、故明。不自是、故彰。不自伐、故有功。不自矜、故長。夫唯不爭、故天下莫能與之爭。古之所謂曲則全者、豈虚言哉。誠全而歸之。

  

    曲(きょく)なれば即ち全(まった)く、枉(わう)なれば即ち直(なお)し。 窪(わ)なれば即ち盈(み)ち、敝(へい)なれば即ち新なり。 少(しょう)なれば即ち得、多なれば即ち惑ふ。 是(ここ)を以って聖人は一(いつ)を抱き、天下の式(しき)と為る。 自ら見(あらわ)さず、故(ゆえ)に明らかなり。 自ら是(ぜ)とせず、故に彰(あきら)かなり。 自ら伐(ほこ)らず、故に功有り。 自ら矜(ほこ)らず、故に長(ちょう)たり。 それ唯(た)だ争わず、故に天下能(よ)くこれと争う莫(な)し。 古(いにし)えの所謂(いわゆる)曲(きょく)なれば即ち全しとは、豈(あ)に虚言(きょげん)ならんや。 誠に全(まった)くして之を 歸(かへ)すなり。

  

  曲がりくねった木のほうが伐採されることもなく長生きすることができるのです。 尺取り虫のように曲がっていれば伸ばすこともできます。 窪みがあるからこそ水がたまることができるのです。 古着のようにぼろぼろになれば新しくなることもできます。財産が少なければこれからさらに得ることができますが、財産が多いとかえって困ることも多くなります。 このようなことからも聖人と言われる人は、道の考え方をもって人々の手本となっているのです。 つまり、自分を目立たせるようなことはしないのに、かえって人々にとって大きな存在となり、みずからその正当性を主張するわけでもないのに人々から認められ、自ら自慢するわけではないのに皆から功ありと認められ、みずから偉そうにしないのにリーダー役を頼まれ、人々と争うことが無いので誰からも争いを挑まれることもありません。 昔から曲がりくねった木は長寿を全うできるというのは本当のことです。 まことに身を全うしてわが身を大自然に戻すことができるのです。
  
  
   どうですか。 通俗的な社会常識の中で汲々として生きるのか、大自然の「道」とともに堂々と生きるのか。 問われています。
  
     坂城町長 山村ひろし
 

東京坂城会

昨日(11月13日)、東京坂城会に参加しました。

東京坂城会は坂城町ご出身の方々で、東京中心に、関東地区にお住まいの方々の会です。 (会長:玉井修治氏)

    (東京坂城会 玉井修治会長)

会場は小石川後楽園内の「涵徳亭」で、今回は第16回目の開催となりました。

ご高齢の方もいらっしゃいましたが、皆様お元気で約40名ご参加いただきました。

坂城町を東京から支えていただいている誠に頼もしい皆様です。

私は、小石川後楽園のすぐ近くの湯島天神の近くで生まれ育ちましたので、今回の東京坂城会にご招待いただき、誠に感無量でした。

今後とも、皆様方の益々のご活躍を祈念いたします。

坂城町長 山村ひろし

「南条小学校金管バンド」の活躍

坂城の子供たちが頑張っています。

今日、ご紹介するのは南条小学校金管バンド部です。 8年ほど前に結成されたそうですが、依田先生のご指導もあり、メキメキ腕を上げ、金管バンドのコンクールでは常連となって全国的に活躍しています。

先日(10月29日)、岐阜県飛騨高山ビッグアリーナで開催された、第15回東海小学校バンドフェスティバル(第30回全日本小学校バンドフェスティバル〔予選〕)に出場し、銀賞を獲得しました。 惜しくも全国大会への出場権は逃したものの、素晴らしい結果に部員の皆さんは喜んでいます。

同部はこれまでも、3度の全国大会最高賞を受賞しているほか、その他にも様々な賞を獲得するなど、輝かしい成績をおさめてきています。

本日(11月10日)、坂城町役場へ報告に来ていただきました。

左から、南条小学校・山田利幸校長、依田吉志子先生(金管バンド部顧問)、三井智子さん(同部部長・アルトホルン)、坂元愛梨さん(副部長・ドラムス)、山村町長

今後、ますますのご活躍をお祈りします。

(本ニュースの詳細は、町のホームページ、広報誌にも掲載される予定です。)

坂城町長 山村ひろし